伊那箕輪町の赤蕎麦畑が一面にピンクの絨毯を敷き詰めたようになりました
この場所は少し以前までは赤蕎麦の栽培実験場でしたが
現在は全国から多くの方々が大型バスで訪れる名所になりました
久しぶりの好天で大勢の方々がそば畑を訪れて賑わって居ました
駐車場では地元農家の農作物なども販売されています
その中に玄蕎麦が売られていました
収穫されたままの実を玄蕎麦と言い 外側の黒い皮の部分を取り除いた実をぬき実と呼びます
このぬき実(そばの実)を茹でこぼして 鰹出汁でコトコト煮て蕎麦雑炊を作りました
その昔 お米の収穫できない山間の地等では代用食として食べられていましたが
今では普段食することのない貴重なメニューになりました
サラサラしたお茶漬けのような食感で おなかにもたれることは無く
蕎麦とは一味違った美味しさがあります
秋茄子の浅漬けと良く合いますヨ
★ 余談になりますが昨日噴火した木曽・御嶽山の裾野(ロープウエー乗り場付近)でも
数年前に赤蕎麦が一面に植えられているのを見ました
おそらく 現在は噴煙で覆われてしまったと思われますが
大きな災害にならない事を心から願って居ます