★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

水生植物 みつがしわ・水芭蕉

2006-04-10 07:46:25 | 季節の花











ミツガシワの名前の由来は三枚からなる葉が柏の葉に似ていることから命名されています

また、ミツガシワは氷河時代の遺存植物で1000万年も昔の地層から化石で発見されているそうですヨ

葉には薬効があり、健胃・解熱・駆虫薬として使われています

中国では今でも葉を乾燥させて「睡菜」「瞑菜」と呼び睡眠薬に使われているそうですヨ

ドイツではかつてホップの代用品としてビールの苦味に使用していたと言う歴史ある植物です

信州では雪解けの5.6月~8月頃まで高地の湿原や沼の浅い水溜りなどで良く見かけます

花に特徴があって一度見たら忘れられませんヨ

ロックガーデンの中には水生植物のコーナーもあってミツガシワが自然に先駆け満開しています

すぐ傍には水芭蕉も開花し始めていました