★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

早春の庭

2022-03-14 12:55:36 | 我が家の庭
先日、菜の花の辛し和えを料理した際、
蕾が少し色を見せていた一枝をコップにさしておきました。
菜の花を目にすると、春を実感します。



今日は信州も暖かく、今年初めて暖房が必要のない朝でした。
庭の北側の日陰に残って居た雪もすっかり融けました。
早春の陽を浴びてヤマシャクヤクや牡丹・バイモ等が発芽しています。


ヤマシャクヤクと開花した花の様子。

       
                  2021.4.23写


赤い綺麗な発芽をする底紅の牡丹と花の様子。

       
                 2009.5.13写


江戸時代から植えられていると伝承されている牡丹の発芽と花の様子。

      
                2009.5.13写



気が付けばバイモは蕾を掲げています。まもなく開花しそうな様子です。

        
                 2021.4.23写





シモバシラ出現!

2021-11-30 09:32:12 | 我が家の庭


ここ数日、零下の朝が続いています。
気が付けば、今年初めて庭のシモバシラ(シソ科)の花の根元に
見事なシモバシラが立ち上がって居ます。
茎の根元に立ち上がる氷の花はシモバシラの根から吸い上げられた水分が
枯れた茎からしみだし、冷たい外気に触れて
凍って出現する仕組みです。



気温が氷点下でなければ出現しませんし
気温が低く過ぎても、また雪が降っていたり
風が強い日も氷の花は出来ません。

      

何度か氷柱が立ち上がって水分が蒸発して行くので
氷柱は水分の多い、出来始めが一番スケールが大きく見事です。
1ケ月位は見られますが徐々に茎の水分が減少するので
氷柱は痩せて行きます。







シモバシラの花 (シソ科) 2021.9.16写




庭のチロリアンランプ

2021-10-09 08:30:02 | 我が家の庭
殆ど花が終わった庭で、チロリアンランプが開花し始めました。
春と秋の2期咲なのでしょうか?
チロリアンランプはウキツリボク(浮釣木)の別名が在り
アオイ科イチビ属(アブチロン属)でブラジル原産です。



吊り下げたランプに見立てられる赤と黄色の花が
庭を華やかにしてくれています。




何処からか飛んで来てくれた素敵なシュウメイギク。
垣根に開花して初めて存在を知りました。


金木犀は今年は9月初旬、早目の開花でした。
強い雨が降って小さな花弁がすっかり散ったと思って居たのですが・・・
気が付けば9月初旬より花が沢山ついています。
気のせいか香りは9月初旬より、少し遠い気がします。





オッタチカタバミ

庭にはカタバミと少し小ぶりのカタバミが咲いています
小さなカタバミはオッタチカタバミだそうすが
シコタンソウの鉢植えに入り込んで
色変わりしています。(紅葉?)
まるで高山植物が咲いている様な不思議な光景に見えます。
ピンクの花の様に見える部分は葉です。



カタバミが咲くので庭にはヤマトシジミも飛来しています。

   

トンボがあちらこちらに止まっているのですが、名が判りません。
ご存知の方は教えて下さい。

身体が黄金色。

身体は赤く、横線は青い・アキアカネ?

身体は黄金色で、羽の斑点部分が極小。ウスバキトンボ?


オツネントンボ
冬を越す場所を探して居る様で、オツネントンボは庭に出ると
必ず数匹飛び舞います。
枯れた草木にしがみついていますので見つけにくいです。


ホウチャクソウの実・チゴユリ科ホウチャクソウ属


レナリア(オオバンソウ・ゴウダソウ)
アブラナ科の実が沢山出来ました。

      
           2021.4.30 写


花が終わって結実したばかりの様子。


今年最後の茗荷の花です。

アサギマダラ飛来

2021-09-15 09:03:37 | 我が家の庭


我が家の小さな庭にアサギマダラが飛来しました。
アサギマダラは高原のヨツバヒヨドリやフジバカマの花を好み
吸蜜する事は良く知っているのですが・・・
現在,我が家の庭に咲いている花は殆どありません。
以外にも駐車場に咲いている二ホンハッカ(シソ科)の花で
吸蜜しています。




今迄何種類かの蝶が飛来していますが
アサギマダラが飛来したのは初めての事です。
ニホンハッカの蜜の味はあまり美味しくなかったのか・・・
(かなりきついハッカの香りがする)
みさと64様のフジバカマの庭の様に乱舞する事も無く
早々に退散してしまいました。



別の日、ヒョウモン蝶が飛来しました。
ヒョウモン蝶は判別が難しくて名が判りません。
googleで調べたところ「ミドリヒョウモン蝶」と出ました。
合っているでしょうか?


近くの公園で写した蝶ですが・・・
ミドリヒョウモンに酷似しています。




googleしてみるとやはりミドリヒョウモン蝶と・・・

ジャノメチョウ

ヤマトシジミチョウ


丁子草の種に擬態しているオツネントンボ。

我が家の小さな庭では丁子草がかなり大株に育っています。
沢山の細長い実はオツネントンボにソックリの形状をしています。
この時期、株に近付くとオツネントンボが湧いてくるように飛び立ちます。
晩秋には株を根元から切ってしまいますので、
我が家の庭でオツネントンボが年を越す事はありません。


          丁子草の花 2021.5.10写


ナミアゲハ

        

         ネットよりお借りしています。


シオカラトンボ♀(?)







庭の紫陽花

2021-06-29 18:16:41 | 我が家の庭
大した怪我でもありませんのに、お見舞いのお言葉をお寄せ頂き
誠にありがとうございました。
少し傷が在った場所が化膿・浮腫して靴が履けない日が続いていました。
治療に通っておりますのでそう遠く無い日に治癒するものと思われます。
ご心配頂き感謝しております。



この処の梅雨の雨で、庭のアジサイが急に発色を始めました。
何時庭に植えたのか?
記憶が確かでは無いのですが、たった一株なのに、年月を重ねて
大人2人で一抱え程もの大きさに育っています。
花の彩もそれぞれ花の咲き場所によって違って居て、
昔ながらの名無し(?)の紫陽花です。
地質や含有物によって発色が違うと言われて居ますが・・・
同株なのに色が混ざり合って梅雨らしい風情です。





葉が斑入りのガクアジサイも咲き始めています。

ピンクのガクアジサイ(母の日のプレゼント)

周囲の花弁に見える部分は装飾花で、花の中央部分は両性花と真花。



庭のウメモドキ

2021-06-20 14:46:52 | 我が家の庭


2階のベランダから見ると、ウメモドキの花がイッパイ咲いています。
花は5㎜位の極小で樹高が3m位あり、花の様子が良く判りません。
枝を引っ張って小さな花を写してみました。
ウメモドキは雌雄異株で実をつけるのは雌株だけだそうですネ。
幸、我が家は沢山実をつける雌株であって良かった!
晩秋に沢山の実をつけます。


雌蕊の周りには雄蕊が立ち上がっているのが見えます。
丁度色が出始めた紫陽花の葉にオバナを付けたまま
小さなウメモドキの花弁が散って居ます。







メモドキの根元に散っている小さな花弁を集めてみました。








美人に咲く条件

2021-05-31 17:12:46 | 我が家の庭
我が家の小さな庭には牡丹が4株と日本芍薬(一重)2株と
普通の芍薬が3株咲きます。


5月の連休に開花を始めた日本芍薬(一重)と普通の芍薬


開花した花に雨が降ると、重みで花が倒れます。



何とか無事に咲いた一輪


一重の日本芍薬はもっと雨に弱いです。





薄いピンクの日本芍薬は、運良く雨に合わずに綺麗な開花をしました。




濃い赤紫の色の芍薬も一部、無事に開花出来ました。


ピンクの芍薬は蕾で雨の日を過ごしました。
開花する寸前の雨は花弁を痛めます。


白い芍薬は開花してから雨に合いましたので残念な姿です。


この芍薬は南米産の芍薬です。
例年、バラと見まごう程に美人ですが、雨の日が続き
今年はうどんこ病になってちょっぴり残念な姿です。
雨に濡れてしまった花を放置して置くと、うどんこ病の原因になります。
蕾を残して、開花している花は花枝から切り取りました。



ハナガラは市で収集される大型のごみ袋にイッパイになりました。
牡丹も、芍薬も日本を代表する美人の形容になって居ますが
完璧な美人に咲く条件は天候に左右されて難しいです。



高原のシコタンソウとシオヤキフウロウ他

2021-05-21 12:31:27 | 我が家の庭
梅雨の時期になると我が家の庭にはホウチャクソウはじめ
決まって極小の花・シコタンソウ(ユキノシタ科)
シオヤキフウロソウ(フウロソウ科)・チゴユリ(ユリ科)
カサスゲ(カヤツリグサ科)が咲きます。
シコタンソウは鉢植えで、かなり以前に野草園から買いましたが
殆ど手入れもせず、鉢植えのまま放置状態ですが
例年小さな花を咲かせています。
遠目には白い花ですが、近付くと小さな赤い斑点が散りばめられた
愛らしい花です。

シコタンソウ・ユキノシタ科

シコタンソウ

シオヤキフウロウ・フウロソウ科



一方、シオヤキフウロウも、梅雨を前に小さな1㎝に満たない花を
所狭しと咲かせています。



数年前から、我が家の駐車場周りの
僅かな隙間に在る土の部分でも繁茂しています。
とても生命力の在る植物で、極寒の真冬でも青い葉を見せています。
先日、草取りをして居て、真っ赤に燃えている
シオヤキフウロウの新芽を発見しました。


繁茂しすぎて困るので、草取りをすると、少々不快な臭いがします。
これが、塩を焼いたような匂い?
シオヤキフウロウの名に繋がっているのか・・・と実感しましたが
実際には塩を焼いた事はありません。
もしかしたら、塩を焼いた匂いより不快感が強いのではないかしら?


花後の姿はフウロソウやゲンノショウコの様にお神輿の形にはなりません。
素朴この上ない種(実)です。



チゴユリ・ユリ科




カサスゲ・カヤツリグサ科



白いボタン

2021-05-10 07:57:26 | 我が家の庭


ピンクのボタンに遅れる事、約10日
我が家の庭では白いボタンが次々開花し始めています。
牡丹の花は開花を始めると一気に咲きますが
雨や強風に弱いので、開花期間は天候に左右され
花芯に雨が当たれば、美しい花姿は崩れて残念な結果になります。
『立てば芍薬、座ればボタン』
古くから美人の形容に使用されて居る言葉ですが、
私個人的には白いボタンが最高に美人だと思って居ます。





黄色いボタンも開花を始めています。

丁子草(キョウチクトウ科)

野生の丁子草は絶滅危惧Ⅱ類に区分されているそうですが
我が家の庭の丁子草は園芸品種で、一抱えもある大株に育っています。




紫蘭と丁子草が領域を広げ合っています。


姫ライラック・(モクセイ科ハシドイ属)

庭全体に良い香りを放っています。






ヤマシャクヤク開花!

2021-04-23 07:49:56 | 我が家の庭


我が家の野草を育てている一角で、今年も山芍薬(ボタン科)が咲きました。
今年は小さな蕾が1輪増えて4輪咲きました。
一番小さな蕾は少しうなだれてた蕾で開花が少し遅れていましたが
今朝、太陽の陽を浴びて開花し始めました。
500円玉位の小さく愛らしい花姿です。
山芍薬は全開してもカップ型で、これ以上開花しません。
花期は短く、うっかりすると開花を見逃してしまう程です。
今年も、真ん丸な蕾の頃から毎日観察して居ました。

        











気が付けばスズランがどんどん増えてグランドカバーになっています。



  


ヤマブキ(バラ科)も垣根に次から次から咲きます。





コンロンソウ・タネツケバナ科

長~い冬が終わると、春と初夏が駆け足でやって来るので
追いかけるのが大変です!