小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

ロンドンは燃えているか~アーセナル、CLQFをユーヴェと

2006-03-29 03:07:25 | スポーツ
先週は調子よく更新を続けましたが、余裕でいたら週末にそのつけが。しかしそれも今日の夕方に片づき、今夜は今までにない最高の状態でCLの朝が迎えられそうです。
先週日記の番でしたが、今日は今夜書かねばならぬアーセナルのCLのことから。

思えば、レアルとの死闘だったベスト16。恐ろしく忙しく、録画しながらテレビのスイッチさえ入れればみられるのに背を向けて涙を飲んで原稿を書いたり、HDで息づくホットなゲームを尻目に電車に乗り込み、隣のサラリーマンの「夕刊フジ」が、塾でとっている夕刊が目に入らぬよう細心の注意で臨んだのに比べると嬉しくてたまらぬ。いや、幸福とはこういう時のことをいうのだ。

気分はすっかりハイバリー。さっきI君が来たのでブックメーカーでオッズを確かめたり、帰って今はロンドンからオンラインの Virgin radio をきいている。さっきスポーツニュースが始まってハイバリーとかいい始めたら、原因不明に音が途切れ、マンU、ファーガソンの話になっていた。よく聞き取れんのだからよろしく頼むぞ。

相手はユーヴェ。まだ海外のクラブチームについてよく知らなかった頃、最初に好きになったのはプラティニがいたユーヴェだった。現在もデル・ピエロはじめ好きな選手は多い。だが欧州サッカーをよくみるようになってアーセナルの素晴らしいフットボールに出会って以来、ユーヴェはただのイタリアの名門でしかなくなってしまった。

強敵なのは覚悟の上だ。ホームの今日でさえ、ウィリアムヒルのオッズは、ユーヴェ2.50、ドロー2.90、アーセナル2.62 だ。
われわれがもうすぐ見るのが1ヵ月前のアーセナルなら、はっきりいってどうやれば勝てるのかあまりイメージはできない。しかしここ数週間、新生アーセナルは動き始めている。

正月頃、私は語ったものだ。ヴィエラの穴は大き過ぎた、ケガが多過ぎる、結局、若手が育ってない、メッシみたいなやつがなぜ来ない。だが、ヴィエラのことはともかく、残りはすべて撤回したい。

セスクが、センドロスが、フレブが急速によくなってきた。若手だけではない。アンリも少し前より明らかにいいし、ピレスやリュングベリらに若手を加え、昨年までの美しいリズムが戻りつつある。
さらにいえばレーマン。ファンを呆然とさせてきたドイツの大口叩きが、口だけでないことを見せ始めてきた。やつを見ていると、西部劇で主人公が酒場何かいうと、「ワーハッハッハ。こいつは愉快だ。~だってよー」などといい、その途端、C・イーストウッドみたいな主人公にバキュンとやられる、そういうキャラクターを思い出してしまう。はたしてどの映画でみたのだろう。米ブッシュ大統領にも似ているが、やればできるじゃないか、大口野郎。

そしてベルカンプ。あれは00-01シーズンだったか、ハイバリーでのユーヴェ戦の美しいゴールは忘れないぞ。本当に来シーズンにはその勇姿がみられないのなら、残りのゲームでみせてください。

おお、もうこんな時間に。夏時間で早まったんだった。UEFAコムでメンバーを確認。あれ、リュングベリがいない、デル・ピエロも。
何だか、まとまりなくつまらぬ話ばかりになったが興奮のあまりしかたない。そろそろ風呂に入らねば。

ロンドンは燃えているか。
新世紀、夢のように美しいフットボールを創造してくれたアーセナル、そしてプロフ・ベンゲル、残された仕事は勝利だけだ。

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