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小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

会派小林ミルク議会レポートを新聞折込しました

2025-08-07 05:53:00 | FUKAYANOUTOPIA

史上最暑の夏が続いています。
8月6日(火):一部7日(水)、会派小林ミルク、6月議会レポートを折込みました。
これまでは各議会の一般質問直前のタイミングで折込んでいましたが、市民の注目度の高かった6月議会を市の「議会だより」とほとんど同じタイミングで発行することになりました。
フォーマットのある「議会だより」と読み比べもぜひ。
深谷市議会だより79号

以下、小林分テキスト全録です。
・・・

リヤカーに乗せられたもの、家族連れの和やかな
投票風景など案外関心の高さがうかがわれていた

「市政に対しては、考えながら、学びたい」(公共施設)

 冒頭の引用は、戦後初の選挙を伝える埼玉新聞から。当時のモビリティ、家族のリヤカーで投票に向かう光景、参政権行使の晴れがましさです。
 公共施設の廃止案など市民の関心が高い議案や請願が多かった6月議会。署名提出もあった公共施設廃止をめぐっては新聞報道もあり、いつもより多くの傍聴者を集め、多くの反対・賛成討論が行われました。わたしも、わんぱくランド、くれよんかん、はたらふれあい館の廃止に反対討論、国会へのインボイス廃止の意見書提出の請願に賛成討論しましたが、採決はいずれもわたしの意見と違う結果になっています。
 すでに委員会でも同じ審議結果が出ている。今議会の一般質問で再質問を原稿を書いて望んだことでリアリティが失われたと感じたこともあり、定量的でなく定性的な価値を伝えようと、いつもの「子どもの権利条約・意見表明権」といったメモだけのスタイルで臨みました。
 今回、とくに公共施設廃止をストップしようとしたみなさん(「存続の会」とまとめます)からは、多くを学んでいます。親しんだ施設がなくなるのはさびしい。声を上げる心情はよくわかります。周辺市町でも最近、大手カフェの出店計画や体育館建設計画が市民の声から見直されました。
 会の方々の発言です。「わたしたちはここのよさがわかってるけど、来たことがない人はどうでもいいはず。だからよさを伝えるのがいちばん」「令和14年までに廃止の計画なら、それまでに一年でも長く使わせてほしい」「ネット署名で署名を増やそう」「名前を書けばいいのではなく、ここを残す気持ちになって署名してほしい」「障害者や障害児にとって同じ場所に来ることは大事」。こうしたことばの中、わたしも含めて多くの市民がこれら施設の価値を再確認できたのは皮肉ながら「よかった」といえるでしょう。
 最終日直後、会の方から届いたメッセージを一部引用します。「あんなふうに、純粋に利用者の声を代弁して、取り上げてくださり、本当に使えなくなるという事実が、寂しく残念な気持ちになりました…ガイドラインに沿ったつまらない説明より、ずっと救われた気がしています。今日は、残念な結果になりましたが、今後とも、市政に対しては、考えながら、学びたいと思っています。ありがとうございました」。こちらこそ救われた気がします。

「公共とは何かを問い直す」(公共交通)

 一般質問その1は「公共交通」。3年前に関越道花園ICバス停活用と同じく、埼玉県北で公共交通を考える「すいっとプロジェクト」のアイディアが別のかたちになりました。 わたしもよくすれ違う「深谷北・籠原北線バス」。廃止路線を、大里看護専門学校のスクールバス運行会社の提案で延ばしたものです。そこから、岡部公民館から東方まで深谷市を横断する妻沼高校バスなどを路線バスにし、「くるリン」や熊谷「ゆうゆうバス」と接続できないか。さらには、たとえば意外に多い太田市尾島地区から上武道路経由での籠原駅利用者が乗れるコミュニティバスリレーや、故・堀田力さん発案の「ふれあい切符」にかわって地域通貨のポイントを制度とウーバーのようなアプリを使ったボランティアによる「公式ヒッチハイク」、道の駅の公共交通ハブ化など話題を広げました。 市の市内交通の充実優先の交通政策からすれば実現はまだまだ先。ですが「広域的な取組」限定の国交省「モビリティ人材育成事業」の存在も知れ、すいっとプロジェクトのメンバーも盛り上がっています。また、この質問をみていた市の部門から「公共とは何かを問い直す質問でしたね」という声がきかれたのは大きな収穫でした。

「小林議員のいう『イージー』っていう
意味がわかりましたよ!」(市民 DX)

 「まなびポケット」のような学校DXをはじめ、日常のさまざまなシーンでの提案。3つの部からの答弁になり、過渡期だけに多くの課題と可能性が同時にみえます。 まず、市民団体などから保護者あて印刷物のペーパーレス化。紙の配布、掲示を含めて学校による対応の違いはありますが、これは校長裁量とのことでした。学校の個性につながる独自性は大事ですが、たとえば市民活動サポートセンター登録など条件を広げてほしいところです。 タブレットで個別に進めるドリルの活用。文科省の掲げる「個別最適な学び」に合致しているが、この方向が全員一斉での繰り返しが子どもたちのやる気を削ぐ「漢字練習」はなくなるだろうかと質問すると、教育部長は「紙とのハイブリッドが必要。書いておぼえる面もあるので漢字練習は必要」、教育長は「その子に合ったやり方を支援するのが学校」と自分のことばで答弁してくれました。 次に自治会や学校での集金や団体への寄付などの地域通貨ネギー活用。対面でない集金は現行のシステムではできないが、今後はセキュリティを含めて研究したい。しかし寄付は法的にできないとの答弁でした。 最後に市民のICTサポートの状況。これには市民団体「ITサポーター深谷」と公民館の協働で公式ラインやネギーの使い方のほか、学習会で個別の相談にも対応しているとの答弁でした。他自治体で模索している対面とネット空間ハイブリッドのまちづくりラボなど、さらに協働を進める取組を提案にして終わりました。再質問打合せ中、ICT推進室長の「こう話してみて、小林議員のいうイージっていう意味がわかりました」とのことば。きいたわたしの方も、すごく腑に落ちました。 今回の質問も、現在はむずかしい、夢の話かも知れません。でも少しずつ理解されていけば、いくつかは実現に向かうのではないでしょうか。

一般質問メモ



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6月18日(水)午後、一般質問は「公共交通」と「DX」。6月議会あれこれ

2025-06-16 06:13:48 | FUKAYANOUTOPIA

6月議会開催中。今日から一般質問で、今回も21人が通告しています。
小林真一般質問はいつものようにトリ高田さんの前、18日(水)6人目なので午後14〜15時くらいから。テーマは「公共交通」と「DX」になりました。どちらもこれまでも取り上げたテーマです。

前回に続き議会、委員会とも、傍聴、反対・賛成の討論も多く、市民、メディアの注目が集まっています。
わんぱくランド、くれよんかん・はたらふれあい館の廃止議案と反対する署名、「慎重な議論と再検討を求める」請願は埼玉新聞でも記事になりました。ほか、深谷市民の日制定、医療・介護の人員増と処遇改善の意見書、インボイス制度廃止の意見書提出、計6つの請願が提出され、わたしはインボイスの紹介議員となっています。
各委員会では、「市民の日」以外は否決。最終日20日の本会議ではいつもより多くの市民の傍聴、議員による討論が予想されます。
なお、田口議長、柿澤副議長が就任したのをはじめ委員会も改編。わたしはこれまで通り、福祉文教委員、議会だより編集委員のほか、村川さんと交代で議会運営委員会にも入りました。

議案が話題になり、傍聴者が多いのはよろこばしい。今週の議会にご注目ください。

一般質問メモ、リンク集
請願趣旨説明録画(小林自身の説明は31分50秒頃から)

[原稿]
わたしは令和5年3月議会の請願でも賛成討論をしました。インボイス制度の現状は今読み上げた請願書のとおりですので、わたし自身のことばを付け加えましょう。
この請願を支持する大きな理由は、インボイス制度が小規模事業者に与える事務負担増です。大企業のように専門の事務部門を持たない小規模事業者、とくに個人事業者、フリーランサーは、慣れない事務作業を自分でやらざるを得ません。税負担が増えるだけでなく事務負担も大きくなるこの制度は、小さなビジネスの作業単価を下げ大規模事業者との格差を拡大するでしょう。制度をきちんとするのは重要です。しかし規模に関わらず均一の手間が必要になることは、息苦しさとなって社会全体を疲弊させるのではないでしょうか。
低成長の時代を経て2025年の日本社会では、はたらき方、人生を模索する人がどの世代でも増えてきました。本業のほか好きなことを複業として始める人、非営利活動の形態に加わってスタートする人、さまざまですが、戦後80年を迎える今、多様な仕事観が並立することは高度成長の時代とは違うかたちで、日本社会を豊かにしていくのではないでしょうか。
そうした生き方にとってハードルとなるインボイス制度。経過措置から1年半が過ぎて制度そのものへの疑問の声は高まるばかりです。柔軟なウーダループの考え方が志向される現代、試行段階を経ての廃止も社会の大きな経験として蓄積されるでしょう。
ご審議よろしくお願いします。

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会派・小林ミルク「議会レポート」発行しました

2025-05-22 06:35:06 | FUKAYANOUTOPIA

 うちは21日、ウェルシアとアオキの間でした

20日(一部21日)の朝刊に会派・小林ミルク「議会レポート」を折り込みました。
これまで一般質問の直前発行でしたが、今回は村川さんが議会前に署名運動の状況を知ってもらいたいということでこの時期発行になりました。
二人ともいつも通りの長文。じっくりお読みください。

===小林分===

たった一つの
声から生まれる、
明日の深谷のための
情熱的議論

 今回冒頭の引用は2月発行の「市議会だより」、深谷出身入江悠監督『室町無頼』のポスターコピーのパロディから。決して大きくはない3つの声をもとに、一般質問しました。

メガソーラー

 声の主は、比企地方で太陽光発電のあり方を研究しているグループのメンバー。県北でも熊谷市、本庄市などが制定している「メガソーラー条例」を、深谷市も制定してほしいという声です。
 同テーマで令和4年9月にも質問しました。メンバーによれば、その後、業界は稼働施設を売買する「セカンダリー市場」が形成されつつあり、同時に住民説明会が形骸化するなどの問題が起こりやすくなっているといいます。その後2年半の市内太陽光発電と設置の状況と、現在のガイドラインから一歩進んだ条例制定の可能性をききました。
 及川環境水道部長の答弁をまとめます。令和4年9月以降、市内でメガソーラーは1基も建設されず、発電量の伸びも鈍化している。開発事業者との大きなトラブルもなく、昨年「再エネ特措法」改正されたこともあって従来のガイドラインで十分で条例は考えていない。
 平地がちな深谷市民の多くに、メガソーラーは身近ではありません。2月の認定事業者変更説明会があった市内本田の発電所は倉庫や事業所ばかりで措置法が定める300m以内の「周辺地域の住民」はほとんどなく、説明会は熊谷市内で開催されました。
 最近話題になる鳥獣被害など環境課の担当範囲は広く、こうした小さな説明会はフォローしきれません。有志で参加したいというなら、市外の団体であってもチェックしてもらうのは一つの協働のかたちではないでしょうか。

制服・学用品のリサイクル・コモン化

 次は子育て世代の声から。中学校入学で制服高いよねという嘆きに利根川を挟んだ伊勢崎市の公民館での回収の情報、民間のリサイクル業者も出てきているけど、やはり市が取り組んでくれるのがいちばんということになり、わたしも以前から思ってきた学用品の共有(コモン)化をセットで質問しました。重いランドセルの改善にもなるでしょう。小中学校入学の準備費用から質問しました。
 松村教育部長の答弁は、提案に好意的といえるでしょう。費用は小学校8万8000円程度、中学校9万2000円程度。市内中学5校が卒業生からの寄付制服を校内での着替用などに活用していて、今後は民間との協働などのかたちで全校に広がるようにはたらきかけたい。学用品のコモン化も、状況を確認しながら研究していく。
 伊勢崎市内の公民館に問合せたところ、PTAなど地域の協議会から始まった取組とのこと。協働でいいかたちがつくれればと思います。

中央土地区画整理―「夢とロマンの話」

 同会派の村川議員含め4議員が取り上げた本テーマ。わたしは計画決定のプロセスをとくに歴史的建造物を考慮したかと、仮換地の現状から、再質問含め多岐にわたる内容になりました。
 吉田都市整備部長のていねいな答弁から一部抜粋しましょう。平成9年度に施行区域を都市計画決定し、平成10年度に設計内容や施行期間、資金計画などの事業計画を決定。区画整理法95条第4項で「重要文化財又は史跡名勝天然記念物」は移転に必要を生じないように換地を計画しなければならないが、この地区には該当する建造物がなかった。
 つまり、飯島本陣跡も七ツ梅酒造も考慮されていない。これは当時の風潮や状況を考えると無理はないでしょう。ですが時代は変わり、この15年の深谷町は思わぬ展開をみせている。だから、少しだけ計画を見直してこの場所を長く使えるようにしてはどうかと、この3年間わたしは訴え続けています。さらに行田市のスターバックス問題などに触れ、それぞれ主張する側が相手の話をきこうとせず分断が進んでいる状況を、冒頭と同じく『室町無頼』のセリフを引用しながら、何とかならないかとたずねました。
 ⻆田議長が思わず「テーマに沿ったわかりやすい質問を」と呼びかけた質問にも、小島市長は見事な答弁。一部抜粋です。「小林議員の夢とロマンの話にききいっちゃいました…物事には理想と現実があって市民全員の声をきいて市政を進めていければいいけども、現実的にはそれをやったら事業は前に進まない。立ち止まって考えることはしない、今この時期的にはやっぱりこのスピードを落とすべきでないと私は思ってます。そんな中でまた行き詰まることがあったら、その時はまたみなさんの声をきいて考えたい、根拠はないけど感じてます…」
 市長が自分の頭で考えたことが、ぐっと迫ることばでした。

「考えろ、おのれの頭で」
    (映画『室町無頼』より)

 村川議員の面にもあるように6月議会に向けた署名活動や請願の動きもあり、わたしもいろんな話をきいています。その中で感じるのは、自分の頭で考えること、最近よくいわれる市政を「自分ごと」と感じられることの大切さ。自治体や議員にまかせるというより、自分でまちをつくっていく姿勢です。
 6月議会の一般質問で考えているのは、目標地図ができた農地の問題、教育コミュニケーションDX、多様な地域の再編など。ぜひ、議場で、配信で、ご注目ください。議会だより最新号の将棋盤面、深谷の「王将」は「市民」です。

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「清野ストリーム」を荒川扇状地に広く

2025-04-23 11:04:33 | FUKAYANOUTOPIA

 初めて清野くんに会った2022年10月行田編「議員カフェ 3rd impact」の時(画像は羽生・斎藤万紀子議員のブログより)

20日の秩父市長選で41歳の清野和彦候補が僅差で当選しました。
FMプラプラで特番をききつつ寝床に入った23時過ぎ、おやこで「やった!」の騒ぎ。ドラマチックで感激な瞬間でした。
16日(水) 一日だけ応援に行き、事務所や応援議員のみなさん、そして同じ小3児をもつ奥さんと子育て話ができたのもいい経験です。
深谷地元でも何人かに清野くんのことをきかれ、20歳くらい年下だけど、「話をしたこのへんの議員の中じゃ政治家の資質ナンバーワン」とこたえてます。市長として思う存分、力を発揮してほしい。考えてみれば、首長になる前から話したことがある人が首長になったのは61年の人生で初めてのことでした。
同日行われた、深谷の北のとなり太田市長選でも若手候補が当選。ここ数年、世代交代の波が続いています。
荒川源流で生まれた「清野ストリーム」が、流域全域に荒っぽくでも広がっていくことを期待します。
清野夫人もスタンダードという、二度空振り「珍達そば」もいつの日にか。

NHKニュース

4月16日、選挙事務所で

 

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清野和彦さんを秩父市長に

2025-04-15 18:01:48 | FUKAYANOUTOPIA

 3月31日。左から、熊谷の小林拓朗さん、臼杵健さん、清野さん、小林真、日高の松尾さん

4月20日投票の秩父市長選にずっと若い友人清野和彦さんが立候補しています。
20歳年下で熊谷高校の後輩。でも市議3期はずっと先輩で、なんと高校生くらいから政治家をめざしていたそう。議員、議会はどういうものかをいつも考えさせられる、本格的な政治人です。

初めて会ったのは行田の野本翔平さんが開いた「議員カフェ 3rd impact」で、2022年10月でした。その時のテーマで印象的だったのは「なぜ会派を始めたか」。この時、お互いに知っていたものの初対面だったやはり秩父市議の小松穂波さんと「新政ちちぶ」を組織したばかりで、当時無会派だったわたしは、その時はまだ市議ではなかった現熊谷市議・臼杵健さんととも大きな刺激を受けていました。わたしも臼杵さんもよく会派不要論を唱えていて、現在は臼杵、小林ともに新設の会派を起ち上げています。

清野さんとの次のつながりは、彼が主宰する「荒川流域自治体議員勉強会」。議員カフェの一月後の11月、清野さんのホーム秩父で荒川や森林を考える集まりはたいへん興味深く、その後の参加メンバーとのネットワークの広がりは貴重な財産になっています。自治体枠を越えて流域で交流する。わたしが県北でずっと唱えてきた「赤城おろし文化圏」構想と同じ、自然な連なりです。
そんな清野さんの、満を持しての市長選立候補。応援します。


清野さんは丁寧で、秩父人らしいおもてなしスピリットにあふれた人。
荒川勉強会での訪問先でのにこやかなやり取りでも、関係部署からのあつい信頼を感じます。
また、清野さんは熟考の人。3期の議員活動を経て自分の会派を組織した過程は、そう感じさせられるものです。先月31日に行われた応援議員の決起会には年齢が倍近い周辺議員が集合し、清野さんがひらく秩父の新時代への期待の高さがうかがわれました。

そんな清野さんが掲げたキャッチフレーズが「スピードと実行力」。
荒川上流のようにスピーディな流れで、流域全体をうるおしてほしい。わたしにとって川は利根川ですが、ここ妻沼低地は荒川扇状地の末端。秩父から始まる世代交代の流れに期待します。
秩父の方もその他のみなさんも、20日までの清野さんの動きにご注目ください。
わたしも明日16日、応援に行きます。

清野さんホームページ

秩父市長選挙、候補者2人の第一声は?(東京新聞)

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13日(木) 5人目一般質問は、メガソーラー、学校用品リサイクル、区画整理。小林ミルク議会レポート発行しました

2025-03-12 20:16:35 | FUKAYANOUTOPIA

3月議会が始まっています。
明日13日(木)が一般質問最終日で5人目。テーマは、メガソーラー、学校用品リサイクル、区画整理です。傍聴で、ネット中継でお付き合いください。

ネット中継

いつものように会派・小林ミルク議会レポートも11日、12日で新聞に折り込みました。


全文掲載します。
・・・・・・

世の中はとても臆病な猫だから 他愛のない嘘をいつもついている 包帯のような嘘を見破ることで 学者は世間を見たような気になる 中島みゆき『世情』

中心市街地の道路・公園が「空いていること」でできることがあるか
 何度も質問してきた区画整理。今回は近く17号まで開通するレンガ通りはじめ全体がみえつつある道路と、まだ何もないけど4か所計画されている公園がテーマです。
 きっかけは9月に市内で行われたまちづくりワークショップ。道路や公園など公共空間を、まちの歴史や市民のたとえば環境への考えを表現する場にしていくポートランドや姫路などの事例とその反応です。
 吉田都市整備部長の答弁をおおまかにまとめると、「道路の設備は、これから考えていきます。公園の整備は、事業の終盤になる予定でまだ先」。市民の声をより活かす方法を考えてほしいこと「中央」というからには周辺だけでなく、地区外住民の声も取り入れてほしいことをお願いしました。近年、自治体域を越えた「まちづくりファン」層も生まれつつあります。キャリアもモチベーションも豊富な彼らの力は大きな力になるし、他市のまちづくりに関わった経験は、深谷の今後に大きな力となるでしょう。

「登録を要しない運送」は福祉と社会の「すき間」を埋められるか
 きっかけは以前から知る市民グループが行う「生活支援」。さまざまなメニューの中、おもに高齢者を介護保険外で病院や商店への移動を伴う付き添いサービスが好評とききました。
 これまでいわゆる「白タク」扱いだったのが、R6年3月に「登録を要しない運送に関するガイドライン」が公になりました。たとえば「30分800円」で、通院や子どもの習いごと送迎などを代行する「暮らしの助っ人」サービスです。ライドシェアなど従来にない試みが始まる中、身近な自家用車が他人の生活の足となれれば、ずいぶん便利になるでしょう。

 熊谷の市民活動支援センター時代に、ある自治会から受けた相談を思い出しました。自治会が持っている軽トラでお年寄りの買いものにいっしょに行くことがあるが、ほかの草むしりサービスのように有償ボランティアにしたいが「白タク」なのでだめといわれる。ですがこのガイドラインで、合法とみなされたわけです。いろんな福祉サービスが生まれるかも。そう思って、同様のサービスの実状と、市の地域公共交通会議で取り上げられるかをききました。
 答弁をまとめると、「介護保険外での高齢者移送サービスは、大手介護事業者など7事業所を把握しています」(清水福祉健康部長)、「協議対象は交通空白地での有償輸送。全域にデマンドバス運行の本市では協議できません」(吉田都市整備部長)。前者は介護保険の、後者は道交法の、どちらも対象外なのだから役所の論理としてはもっともです。
 団体での活動以外は事業所で働くプロの市民団体メンバーは、こう話してくれました。「気持ちいいんです。介護の仕事をしていると、保険制度ではできないんですといわなければならなくて悔しいことが多いけど、保険外のサービスではそれがないですから」。いっしょにいた地域包括支援センターのスタッフからも、保険では届かない利用者さんを相談することが多いとききました。
「通院も買い物も送迎だけだとだめ、通院を待っていると料金が上がってしまう」など課題が多い生活支援。ただ、制度が産む「すき間」を「気持ちよさ」で埋められるなら、社会を変える力があるでしょう。

ワクチン問題で浮かび上がった
「分断の大きな溝」は小さくできるか
 最後はレプリコンなどワクチン問題。多くの人が、推進派、アンチワクチン派両方の意見をきくことがあり、どっちが正しいかわからないまま接種の決断をしていたのではないでしょうか。双方の話から、自分の観点を通して質問しました。問答をまとめます。
 R6年度新型コロナワクチン全体の接種率は、対象者の約10%、レプリコンワクチン接種はいません。これまでのコロナワクチン接種による健康被害救済制度の申請数と認定数は、令和3〜6年で申請13名、認定7名うち死亡者2名。また、ワクチンに関する安全性などの問合せも一定数ありました。泉大津市のようにワクチンへの市独自の見解を示したり、市民による意見交換の場への情報提供はむずかしい。市HPの情報は国によるもので、市独自のものではありません
 前出・清水部長は、ことばをていねいに択びながらこたえます。国の政策で、個人の意見とは関係なくワクチン接種を進めていく。先のわからないコロナ禍の状況の中、市のやり方として間違っているとはいえません。ワクチン懐疑派のあるある方は、「市民の健康を考えて、情報を収集し提示するのが本来の自治体」といいますが、多くの人がほんとうのことがわからないテーマでは判断はむずかしい。だから、せめて分断のないように意見交換の場、それがしやすい空気がほしかったけど、「コロナもこわいけどワクチンもこわい」とはいえない雰囲気が確かにあり、接種を見送った自分の家族の話もしました。

 分断から感じる空気を議場に持ち込むのに使ったのが、亡くなったばかりの谷川俊太郎を通して質問前後に引用した中島みゆき『世情』。同夜開催された懇親会でも名曲を知る同世代の職員さんが「歌詞が出た時、みんなババババって検索し出してましたよ」と笑ってました。


こたえまで長くかかること、小さなこと、長くかかってしまったこと
 3月議会の一般質問は、2年半前にもテーマにした「メガソーラー」、広がりつつある「学校用品リサイクル」、何度も取り上げている「区画整理」。市民の小さな意見から論議の場をつくりたい。議論はきっと、すっきりしたものではないでしょう。 13日(木)5人目。3人目の村川議員ともども、傍聴、配信でお付合ください。

「議会改革委員会」と「議会だより編集委員会」
 議会改革委員会は「定数現状のまま」、「報酬は審議会で検討」などで答申案がまとまり、これで6号連続で表紙案を担当させてもらっている「議会だより」も発行されました。深谷出身入江悠監督映画『室町無頼』をモチーフにした表紙は、新聞にも取り上げられ好評。変わった提案にも、「わたしは前の『ビジランテ』に出てます」という⻆田議長はじめ、これまででいちばん意見が活発な委員会でした。

シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため(同)





 

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今日11日(水) 一般質問のテーマは、中心市街地の道路・公園、登録の要らない移動サービス、コロナワクチン。会派・小林ミルク議会レポート発行

2024-12-11 06:28:28 | FUKAYANOUTOPIA

今年も残り二十日ほど。深谷市議会12月定例会が開催中で、今日11日(水)、ここ数回と同じようにラス前5人目に一般質問をします。

テーマは中心市街地の道路・公園、登録の要らない移動サービス、コロナワクチン。時間はわかりませんが午後になるでしょう。
傍聴で、LIVE配信 でぜひ。

関連リンク

また、10日、11日の市内新聞朝刊に会派・小林ミルク議会レポートを折込みました。
小林分だけ全文コピー&ペーストします。

============

9月議会の一般質問

Take in the sheets ―シーツを取り込んで(映画『オッペンハイマー』より)

 今回は「原爆の父」を描いた24年アカデミー賞受賞映画から。妻に当時の実験成功を伝えるメッセージがシーツで伝えられたことが印象的で、先端技術と日常的な感覚との切り離しようのなさの例として引用しました。

 まず「1福祉社会を生きる市民の希望のために」。日常生活用具、ストーマ装具(人口肛門・膀胱の糞尿袋)の給付補助基準額を、値上げに対応して引き上げてほしいという市民の声を取り上げました。以前に鈴木議員、今回は小泉議員も質問していて、平成18年の設定以来一度も変更されていないそうです。

 障害福祉課の答弁は「優先順位や実施時期等を考慮し検討する」。引き上げをお願いし、ストーマ使用の方の声を伝えました。いわく、「あまり使われてない小学生のミストファンや、期間限定の新札イベントの予算の少しでも回してもらえれば、これから一生ストーマを使わなければならないわたしたちにも明るい光がさします」。現在のような袋状ストーマの国内発売は1960年代。健康のための大きな技術です。

 続いて「2 DX過渡期をコミュニティ更新のチャンスとするために」。いまや紙資料をほとんど使っていないという埼玉県庁などの例から、DXはじっくりききたいと思っていたテーマでした。シニアの多い市民活動支援の仕事でもコロナ禍で苦肉の策としてオンライン化が進み、その過程でQR決済でのポイントバックなどITを使う楽しさが普及に威力を発揮しています。新たな技術がとくに旧い価値観と交差する過渡期こそ、コミュニケーションのかたちからコミュニティを更新するチャンスではないか。そう思っての質問です。

 深谷市は時事総合研究所「全国自治体DX推進度ランキング2023」で県内2位(全国96位)。検索すると市ホームページ(以下「HP」)以外の紹介も多く、市発情報とそれら外部情報をミックスして質問しました。情報が多い分、質問内で自身こぼしたように「こんな細かいことばっかりきいてどうすんだ」という感じになりましたが、おもなキーワードをピックアップします。

書かない窓口・ワーキンググループ 新庁舎オープンの目玉の一つだった、ユーザーである市民から窓口でききとって本人は署名だけでいい「書かない窓口」を市民課から1階横方向に広げている。プロジェクトを進めた「ワーキンググループ」は複数課から組織され、市としてはデジタルに強い人材を育てて全職員に波及させる方向。

OODA(ウーダ)ループ デジタル化推進に「絶えず行動を微調整しながら進める手法」。パソコン上の業務を自動化する「RPA」、書かれた文字をデータ化する「AIーOCR」などのツール導入で採用した。開発などの分野では「アジャイル」と呼ばれ、展開がスピーディになる。小林は「4サイクルでなくロータリーエンジンのような」とたとえた。

LoGoチャット LINEのように手軽なビジネスチャット。現在1300アカウントが外部関係者を含めて発行され、すぐに本題に入るLINEのように役所に多い形式的な記述が減って効率化に役立っている。

公式LINE ユーザーの「欲しい情報」に合わせ絞りこむ「セグメント配信」で、現在7千以上ある既存HPへのアクセスを増やしている、登録者は8月末日で1 万2363人。

紙印刷・業務時間の削減 紙印刷は4年度比で6年度末までに20%削減が目標のところ、実績は5年度末時点で14%削減。「業務のデジタル化」では前出RPA、AIーOCR、音声テキスト化などの活用で、5年度実績で9120時間の業務を削減している。

最後の引用はP・K・ディック1968年のSF作品から。1982年公開の映画『ブレードランナー』の原作としても知られる名タイトルを、DX過渡期の印象として引用しました。

質問後、荻野企画財政部長にあいさつに行くと「こちらも勉強になりました」。最後、「DXでできた時間に何をしますか」という質問への「相談業務もわたしたちの大きな仕事。できた時間は市民の声をきくことにあてたいです」という部長の答弁は、傍聴にきてくれたとなり町市議が「あれには、正直、感動しましたよ。満額回答、というか。うちの市職員からは聞かれない答弁です〜深谷市職員の幹部、自分の言葉で語る姿は良かったです。公務員の矜持を感じましたよ」と感想を送ってくれました。

議会改革
定数、議員報酬、議会・委員会の公開・発信などを調査・検討する議会改革委員会が11月で6回目になりました。定数は次回選挙まで現状のままというように、意見がまとまりつつあります。議員24人の委員会は議場より意見も活発でおもしろく、ここでの議論も市民にもっと伝えたいです。

農福連携
最初の当選直後、22年に始めた「議員カフェ」をきっかけにした県北市議のグループで、10月に熊谷市の農福連携拠点2か所を視察。11月には、この地域の関係者が交流した埼玉農福連携コンソーシアムに、昨年県南部に加えて深谷で農業二拠点生活を始めた方と参加しました。事例発表はどれも現場の苦闘ぶりと、何より農業と福祉の組合せで広がる楽しみにあふれていて、大きな刺激になっています。

議会だより
編集委員として表紙原案を担当するようになって5号目。1984年にジャンルを越えたミュージシャンが個性派ジャズピアニストの曲を取り上げた『セロニアス・モンクに捧ぐ』のジャケットを参考した今回はいちばん気に入っていて、もっとも修正も少なかったデザイン。議員改革委員会でも議会の発信は話題になっていて、もっと内容の更新を進めたいと思っています。

 

12月議会の一般質問は11日(水)4人目。テーマは中心市街地の道路・公園、登録の要らない移動サービス、コロナワクチンです



ハル・ウィルナ―のプロデュース作はほかにニーノ・ロータ、クルト・ワイルなど

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小林真ミルク議会ニュース発行。24日(火)一般質問は障害者福祉とDXがテーマ

2024-09-20 05:44:26 | FUKAYANOUTOPIA

小林真ミルク議会レポートを市内20日朝刊に折込みました。うちはジョイフィットとオザムの間です。
ミルク082=村川さんと二人とも、一般質問は連休明け24日(火)。4人目、わたしのテーマは、市民の声からの障害者福祉と一度メインでじっくりときいてみたかったDXです。

傍聴で配信でお付合ください。

・・・小林分ニュース・全文コピー・・・

みんなが、ちゃんとしてれば、ぼくたちだって宿題ひきうけ株式会社なんか、やらなかったさ。
タケシは心のなかでそうつぶやいて、ああそうかと思った。話しわすれたのはそのことだった。
だが、みんながちゃんとしているというのは、いったいどういうことなのだろうか?

(古田足日『宿題ひきうけ株式会社』1966より)

 春頃、小2の子どもと読んでいた児童文学の名作です。約五十年前。おそらく最初に読んだ社会派小説でした。
「みんながちゃんとしている」。わたしたちはみんな、ちゃんとしてきました。なのに、困ったことになっている。じゃあ、この土地でどうしたらいいんだろう。そう考えての質問でした。

「1.農地の地域計画」は農地のコモン化をテーマにした昨年12月議会の続編で、2月に行われた「農業者の意向調査」をうけて。「2.不登校支援」は教育相談など保護者と公教育機関のコミュニケーションを問うた22年6月議会の続編で、4月の「フリースペース・アミティ」発足記念シンポジウムなどを経ての質問です。ともに重奏低音は「人口減社会」。人口が減るのは、よりクリエイティブに、より一人ひとりに合わせて、いままでの社会を編み直していくチャンスではないでしょうか。
 執行部との問答は、録画や議事録、議会だよりがあるので、ここには質問の註釈、背景を記します。

田園風景と農業の未来のために
 農水省HPの「人・農地プランから地域計画へ」。今年度中に作成される「目標地図」は、農業者などの話し合いから「10年後の農用地1筆ごとの耕作者」を示したものだそうです。資料で「協議の場」での「意⾒が⾔いやすい雰囲気づくり」に言及していることが、このテーマ全国共通のムードを感じさせました。

 今年61歳、農村住民でもほとんどが非農業者の同級生たちの多くも、親から引き継いだ農地をどうにかしてくれと悲鳴をあげています。一方、長く農業を続けてきた人にも、コスト高騰や変わらない農業市場に見切りをつけて農地、ハウスを手放す人が出てきました。
「協議の場」は始まっています。7月から12月まで、市内25地区で2回ずつ開催。3月までに「目標地図」を取りまとめ、縦覧を経て公告。目標地図なしには来年度以降の補助金がないそうで、その後の変更はあるにしても令和6年度内に完成させねばなりません。農水省HPでは協議の場に話し合いスキルを持ったコーディネーターの活用もすすめられていますが、深谷市では地元関係者だけの協議とのこと。現状では農地の「出し手」と「受け手」のバランスが心配ですが、経営強化やアグリテックで改善されていくのでしょうか。
 考えたのは「所有」ということ。非農家の所有者は農地をもてあましている。うちの1反の田も近所の人に耕作してもらっていますが、平成初期の耕地整理で受け継いで祖父が晩年の何年か稲作しただけで思い入れもそれほどありません。所有しないでいいから、有効に使ってもらった方がいい。その時、新聞で読んだ鷲田清一『所有論』の三浦雅士評を思い出し、参考資料として共有しました。「≪所有≫を<受託>として捉えかえ」す。農地が農業のための受託なら、まち中の商業地も商業のための受託。商業をやりたい人が使いやすく、と考えを広げられるでしょう。市街地のあり方の再考にもつながる協議の場、目標地図づくりに期待します。

ばらつきのある教育機会創造のために
 子どもには、学校に行ってほしいと思っています。でも、どうしても学校に行けない、行くのがいやだというなら無理して行かなくていい。不登校に悩む人たち、十代の頃学校に行けなくてもその後は社会で元気に暮らす人たちと話すうちにそう思うようになりました。

 他の議員も、不登校対策をよく取り上げています。でもわたしも含めて、数は何人かとか、どんな対策をしているかというきき方になってしまう。そして全校に設置の「アプローチルーム」など、深谷市の対策は県内でも先進的といいます。
 ですが当事者の声をきくと、学校(≒市≒教育委員会)に相談に行ってもちぐはぐなことが多い。来てほしい学校、まず状況を変えたい保護者、いやなものはいやな子ども。「なぜ行けないか」原因を考える方法では、噛み合わないように思えます。
 学校は学校で、百五十年で築いてきたあり方がある。時代に合わせて変わることも大切だが、ここは別の、オルタナティブなあり方、場所を活かす複線化がいいのではないか。小栁前教育長発言を引用すれば「自前型の学校から助っ人型の学校教育へと転換」、協働型の教育への移行と、現場の多くの声でもある学校の息苦しさの緩和を提言しました。共有参考資料は、「遊びに行くから」はなんでダメ? という保坂亨『学校と日本社会と「休むこと」』の岩間陽子評と自分が書いた1997年神戸事件時の記事です。
 最後、不登校などさまざまな状況に「かっこいいことばでいうと負けたくない」と学校、教員の姿勢を明言しつつ、ロープと網の譬えで民間との協働の必要性を語った片桐新教育長、「わたしも学校が嫌いな時もあったし好きな時もありました。それもよく考えてみれば人なんですよ。…ここは人のために議論するところじゃなく制度ですよ」という小島市長の答弁もききごたえありました。最後の引用は自作『深谷の土』から。いい忘れましたが、県北の俳人金子兜太は育った場所を「産土(うぶすな)」と呼んでいました。

15万人の誰ひとりとして踏まずに生きられる者はいず、
土は必ずわたしたちを支えてくれる
Seien2020年11月号「オールタイム深谷―深谷の土」より

議員定数、報酬の議論開始

  議会改革員会で、議員定数や報酬、費用弁償、政務活動費などに関する意見交換が始まりました。提出したわたしの意見から抜粋します。

 1)深谷市だけでなく全国的な課題である市民と議会の距離、2)インターネットはじめコミュニケーション技術の発達、3)現在だけでなく数十年後の議会・民主主義像を考えに入れて回答しました。2018年の「町村議会のあり方に関する研究会報告書」で提示された<集中専門型><多数参画型>から「多数参画型」をベターと考えます。多様な議員が活発に意見交換しながら合意形成していくカジュアルな議会。自分のまちに関心を持った人が気やすく立候補できる選挙風土です。
 議員定数は多い方がいい。議員の少数化は「一部の人たちの政治」感が強まり、政治への無関心につながっているのではないでしょうか。定数を増やす分だけ報酬は減じなければなりませんし、高報酬は議会の敷居を高くするでしょう。 
 日本の民主主義、選挙制度の多くの矛盾。自分の中にもあるもっとも大きいそれは、同じ選挙区の社会への志が高い人に「あなたも立候補しませんか」といいにくいことです。それは選挙の宿命なのでしょうか。先日、「ミュニシパリズム(地域主権主義)」を掲げた岸本聡子さんが当選した22年東京杉並区長選を描いたドキュメント映画を監督したペヤンヌマキさんと話す機会がありました。「いっしょにやろう」といえない感じ、選挙の持つ独特の高揚感など、民主主義の雑感の中、23年の統一地方選時に多くの女性立候補があったことの驚き、可能性を話しました。杉並は杉並、深谷は深谷ですが、民主主義は地続きです。

 

「キャッチコピー」登場

 議会だより編集委員会では、表紙を小林原案〜委員全員の意見を経て完成パターンでもう4号目。今回は念願のキャッチコピーも入れられました。議会改革委員会との連動の声も多く、今後が楽しみです。

一般質問のためのメモ(リンク集)
https://docs.google.com/document/d/1F2aWxqYpbzKP3YL7vFiNBkxp6QV5t_puiRUH8BsFT_8/edit?usp=sharing

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今日12日(木)〜13日(金)決算特別委員会、24日(火)に一般質問

2024-09-12 06:29:02 | FUKAYANOUTOPIA

9月議会始まってます。
今日12日(木)〜13日(金)決算特別委員会、24日(火)に一般質問。通告が掲載されたので投稿します。詳しくはまた。

全議員の一般質問
https://www.city.fukaya.saitama.jp/material/files/group/2/202409ippanshitsumon.pdf

 

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夏休みの宿題、2回目のねこの場面

2024-08-21 07:41:01 | FUKAYANOUTOPIA

 画像はXより

議会の話と深谷シネマの話です。

7月30日に議会改革員会があり、議員定数や報酬、費用弁償、政務活動費などに関する意見交換がありました。議長の角田さんからの諮問という形式です。
どの議員にとっても重大なテーマ。長期欠席の報酬カットなどが話し合われたこれまでより活発な意見が出ておもしろくききました。全員に意見を出してもらおう、いや、会派ごとじゃないか、と意見が分かれる中、8月19日までに全員が意見を書いて提出しようということに。わたしは最後に、こうして議論が白熱するのはなぜか議場より議会だより編集委員会もそうだが委員会室だ、議会だより編集員の仕事は紙の「だより」をつくることだけではなく広く議会の動きを伝えることではないか、委員会のやり取りを個人のブログなどで発信していいのかときき、公式な意見交換だしそれはかまわないということになりました。

その日の発言でうなったのは、田島さんの「それを書くのが議員の仕事です…今件は市民の関心が強いと思うので、議会広報にどんな議論をしているか(途中経過を含め)載せるべき」(本人SNSより)。その後、田島さんは「夏休みの宿題…終わったかい?w」として回答の画像を投稿しています。この投稿へのレスポンスとして、わたしも全文コピー&ペーストを。

そして8月11日、深谷シネマで『映画 ◯月◯日、区長になる女。』を鑑賞し、監督ペヤンヌマキさんの舞台あいさつがありました。市政から遠いところにいたペヤンヌさんが自宅を通る道路計画を知ったのをきっかけに新区長支持に加わっていき、そこでの体験のドキュメント。ここでも、とくに多くは女性だった観客からシリアスな質問がありましたが、最後のひとりで手があがらなかったので「投票率約13%で2年前に当選した地元市議です」と前置きして、映画の中でいちばん印象的だった、告示直前で自分と選挙との関わり方を自問する「2回目のねこの場面」の撮影のことをききました。19日に提出した回答には、その内容も書いています。

いずれにしても、議会のあり方を自問し始めた深谷市議会。9月定例会が近いですが、おもしろくなってきました。

田島さんのSNSより
7.30 https://www.facebook.com/reel/1664197114363983

7.31 https://www.facebook.com/reel/842613637833650

8.15 https://www.facebook.com/hideoki.tajima.90/posts/pfbid0Sr6uE5THyH1ot26mqMbYtNp8UkowvhwxZJQprMruZZpSKtbGHabo7nCwXQ6bakNUl

 

小林真 Xより(区長になる女。』リポスト付)
https://x.com/quarante_ans/status/1822820554141020542

「長文です」とつけて19日に提出した回答全文コピー&ペースト

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

諮問1:議員定数と議員報酬、その他待遇、政務活動費の使途基準の見直しについて

氏名( 小林 真   )←匿名も可。その場合は(匿名)と記入。

設問1.議員定数について
◯増やす ・ 減らす ・ 現状維持 ←←いずれかに〇をつけてください。
意見があればお書きください。                                        

 全回答の考えは設問5にまとめて書きます。
 現行の24から、28、または26、25へ。複雑な社会状況では、さまざまな意見が市政に反映されるように議員の数は多いほうがいいと考えています。定数は漸次的に増加が望ましいでしょう。                                

設問2.議員報酬について
増やす ・ ◯減らす ・ 現状維持 ←←いずれかに〇をつけてください。
意見があればお書きください。                                        

 定数を増やす分だけ報酬減。定数28にして財政負担を変えないとなると約15%減ですが、議会へのコストを漸次的に低減させるため20%減を提案します。         

設問3.費用弁償、厚生年金、その他特別手当などについて 
意見をお書きください                                        

 費用弁償は議会、委員会その他招集のあった日にはキロ数に応じて支払うべきと考えます。「公務員の特別職」地方議員の待遇には長く議論されてきましたが、ふだんの市庁舎への訪問 でなく、招集のあった日は勤務と考えるのが妥当であり一般の職員と同等が望ましいでしょう。                                 

 厚生年金は希望により加入できるのがいいでしょう。議員の生活手段は多様ですが、議員になってそれまでの厚生年金に加入できなくなる人も少なくないでしょう。      歴史的に議論が交わされてきたという期末手当は、議員報酬の総額が市民に伝わりにくい。年俸制・均等支払に更新したほうがいいのではないでしょうか。     

設問4.政務活動費の使途基準について
    意見をお書きください。                                       

 使途基準に関しては、現状では議論になる広報での政党としての活動の広報は、当議員が一員として活動しているなら計上していいと考えます。しかし議員活動は当議員の日常生活と切り離せないと考えるので、とくに「経費の範囲」を定めて交付すること自体に違和感を持たざるを得ません。政務活動費分を報酬に 含め活動使途の報告は任意、確定申告で必要経費として控除する、が法的に認められていませんが感覚的にはしっくりきます。

設問5.他に提案などあれば意見をお書きください。                                       

 全設問を通して、1)深谷市だけでなく全国的な課題である市民と議会の距離、3)インターネットはじめコミュニケーション技術の発達、3)現在だけでなく数十年後の議会・民主主義像を考えに入れて回答しました。せっかく字数制限なく意見を書ける機会ですので、議会に関する考え方を記して市民のみなさんと共有します。

 3)では2018年の「町村議会のあり方に関する研究会報告書」で提示された<集中専門型><多数参画型>が参考になります。深谷市の環境や上記 1)2)、そして22年1月の初当選で議員になってからわたし自身が感じていることから、「多数参画型」を民主主義像を理想と考えました。多様な議員が活発に意見交換しながら合意を形成していくカジュアルな議会、自分たちのまちに関心を持った人が気やすく立候補できる選挙風土、そんなあり方です。

 定数や報酬は、それだけで議論できるものではありません。性格が違うといわれるかも知れませんが、育児や介護、裁判員制度などのように同時に制度が整わないと社会的な歪みが生まれるでしょう。

 議員定数は多い方がいい。衆院選では小選挙区比例代表制にシフトした1993年以降、とくに20代の投票率が低下しています。議員の少数化は「一部の人たちの政治」感が強まり、政治への無関心につながっているのではないでしょうか。

 定数を増やす分だけ報酬は減じなければなりませんし、高報酬は議会の敷居を高くするでしょう。 

 長く議論されてき費用弁償や諸手当。志願して多くない報酬を受け取って活動する性格を考えれば、個人事業主のような経済形態と考えます。

 日本の民主主義にも選挙制度にも、多くの矛盾がある。自分の中にもあるもっとも大きいそれは、同じ選挙区の社会への志が高い人に「あなたも立候補しませんか」といいにくいことです。ほかのことなら「いっしょにやろう」といえるのに。「いっしょにやろうといえない気分」は日本の政治を窮屈にしていませが、それは選挙の宿命なのでしょうか。 先日、「ミュニシパリズム(地域主権主義)」を掲げた岸本聡子さんが当選した2022年の東京杉並区長選を描いたドキュメント映画を監督したペヤンヌマキさんと話す機会がありました。「いっしょにやろう」といえない感じ、選挙の持つ独特の高揚感など、民主主義の雑感の中、23年の統一地方選時に多くの女性立候補があったことの驚き、可能性を話しました。杉並は杉並、深谷は深谷ですが、民主主義は地続きです。

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一般質問動画 「だが、みんながちゃんとしているというのは、いったいどういうことなのだろうか?」〜「15万人の誰ひとりとして踏まずに生きられる者はいず、土は必ずわたしたちを支えてくれる」

2024-06-21 15:15:43 | FUKAYANOUTOPIA

本日、6月議会が閉会。19日の一般質問の録画が早くもアップロードされました。最後、教育長と市長の答弁も圧巻です。

録画

以下、前後に議場できいた声:
「おもしれんだけど、何いってんだかわかんねんだよな。ライターなんだから、文書いてっから読めばいんじゃねん」(いや、書いてたらブレがないじゃないですか)「はい、どうぞ、っていわれても…」「わかりやすい質問お願いしますっていっちゃいますよ」「えっ、今(質問)増やすんですか?」
「パソコンがマイクに当たって音が出てました」「あいかわらず何いってるかわかんないけど、最後のコラムはよかったわね」「不登校を議会で話題にしてくれて一歩前進です」「いろいろよくまとまってたね」

モニター投映の資料

人・農地プランから地域計画へ

今回冒頭引用は、古田足日『宿題ひきうけ株式会社』から。
ここ数日、交くんと読んでいて、1章の最後のこの一節を何度も繰り返して味わいました。質問内でもいってるように、自分にとって最初の社会派小説。数年前に読んだ全集版あとがきで鴻上尚史が「小学生の時に勇気をもらった」と書いてて、『ゲバルトの杜』の劇映画部部分にもつながっています。

1時間の議会シアター。ご意見お寄せください。

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19日(水) 一般質問は「地域計画」と「不登校支援」。小林ミルク・議会レポートを発行しました+小学校のミストファン

2024-06-18 03:06:14 | FUKAYANOUTOPIA

6月議会が始まっています。
初日の3日、議長選挙があり角田議長、福嶋副議長が就任しています。ほかに先がけて決議されたのが、小学生の熱中症対策として導入のミストファン。効果、安全性などをめぐって質疑、討論が多く出ましたが、すでに各メディアにも登場しています。

NHK首都圏ニュース

埼玉新聞

わたしはいくつか質疑したあと賛成しました
動画(わたしの質疑は 20:22〜)

「なんだろう」って感じで半信半疑でしたが、小2の長男含め子どもたちは意外なほど喜んでいます。

17日から一般質問も始まっており、今回のわたしのテーマは「1.農地の地域計画」と「2.不登校支援」。1は昨年12月議会、22年6月議会の続編といえます。1は2月に行われた農家の意向調査、2は4月に行われたフリースペース“アミティ”主催のシンポジウムなどを経ての質問です。
19日(水) 5人目ですから午後のスタートです。

またこの一年、一般質問初日に新聞に折り込んでいる会派・小林ミルク「議会レポート」。今回も17日に折り込みました。


pdf
https://bit.ly/kobamilk240617

小林記事全文:
「映画に“政治的”じゃないカットなどない。どのワンカットも“政治的”だ」(大島渚)

 今回の引用は映画監督・大島渚。現役の監督・脚本家の井上淳一さんの引用をきいて膝を叩いてから、これまで何度も孫引きしています。
 22年の最初の補欠選以来、議会をもっと身近にと訴えてきました。政治と生活の距離。とくにおかしいなと感じたのは、この十年の熊谷での経験です。
 まず「NAOZANE」のライターとして19年の県議選時、候補者の政見を特集しようとして県選挙管理委員会から「事前活動にあたるので」とストップがかかったこと。同誌が新聞折込版だった20年ほど前には掲載可能だった内容がNGになってしまったことに違和感を抱き、読者の意見も掲載した巻頭記事「レッツ・トライ・トゥ・ヴォート」をヒストリー連載「After 1945―熊谷の選挙」とセットで書きました。
 その1年前の18年、アイドルグループとコラボ開催だった熊谷市民活動のニャオざねまつりで、九条の会などいくつかの市民活動支援センター登録団体が参加できなかったこと。当時支援センター周辺で交わされた議論を、「ニャオざねまつり&市民活動 11年のみち・まがりかど」という巻頭記事で書きました。
 自治体が推進する市民活動と根拠法のNPO法が「政治・宗教・営利」を排していることの議論は絶えません。「イデオロギーのない市民活動なんてありえないじゃない」とは、市民活動のフィールドで精力的に活動するある女性の言。とはいえわたしも運営者ですから、「◯◯首相やめろ」と書かれた七夕短冊を撤去したり、支援センターイベントで占いは可か、協賛事業者の広告物設置は可かなどスタッフ、利用者とああでもないこうでもないと繰り返した議論はいまや大きな財産です。
 さらには、約2年半の議員生活で感じている違和感。いくつかのメディアから「ほかの役職はいいですけど、小林議員とはいえないんです」といわれたことは、中立を志向するメディアの自主規制が民主主義にブレーキをかけていると感じています。
 バックヤード(背景)が長くなりました。一般質問冒頭で指摘したように今回の議会でも、エレベーターの営業マンでもある岡議員、ブロッコリー生産者の角田議員ら自らのバックグラウンドからの言説が議会のことばを彩っています。わたしもNPO支援とライターの経験から、今年度が市教育委員会直営最後の年となる公民館と主権者教育を通して、政治離れをテーマに質問しました。議会でのやり取りは録画、議事録を参照してもらうとして要約のみ。ここではフットノート(脚註)を記します。
 ◇ ◇ ◇
 公共施設は、多様な使い方ができる方が市民の利益になる。そう考えます。
 松村教育部長の答弁冒頭のように深谷市は「規模的・機能的に全国でも有数の優れた公民館」を持っている。近隣の市民からうらやましい、よく利用しているという声をよくききます。一方で「稼働率約3割とまだまだ活用できる余地」がある。「公民館が営利事業に関わることを全面的に禁止するものではない」とする18年の文科省依頼などを経て、21年から営利企業の利用が可能になっています。ただ、利用申請者が公民館での活動で収入を得ている場合、スポーツ教室や文化教室の講師が自ら生徒を募集し会費や月謝を徴収している場合は営利利用であり、例としてNPO法人が特定非営利活動である学習支援を行う場合も「営利」とみなされる実態をききました。たとえば、コーラスグループなど教育サービスを受ける側が講師を招いた場合は非営利になることと齟齬がないか。そう思って「ニワトリが先かタマゴが先か」と疑問を呈しています。
 最近、他自治体では「公民館でビアガーデン」などという事業も増えていますが、現在のところ深谷市の公民館は「物品の販売や商品の紹介、実演、契約行為などの行為が伴う場合は、個人・団体・法人を問わず」利用不可。それぞれの活動のための資金づくりという観点からも考え直してほしいです。
 次に宗教、というか価値観の多様化から増えている占いやスピリチュアルと呼ばれるさまざまな活動は利用可能か。答弁によればここ2年、宗教的な理由で利用できなかった例も、占いフェスタのようなイベントの開催例もないとのことでした。
 それは、政治的な活動も同様。布教や選挙に関わるものでなければ、宗教団体の会議や政党の報告会なども行われています。
 なお、事業計画の柔軟な変更やこの議会レポートのような印刷物の公共施設への配置に関しても質問しました。これらに関しては、予算内での計画変更や配置は各施設ごとに判断している。配置はスペースの関係などもあるから配置できない場合もあるとの答弁でした。質問を挟んで若年層などの意見を運営に取り入れる公民館運営審議会の公募をきくと、現在は公募のシステムはないが、必要なことでもあるので研究していきたいとの答弁。実現してほしいです。
 ◇ ◇ ◇
 もう一つのテーマは主権者教育。学校では、地域の現状を知る社会科資料集「新しいふかや」の活用や模擬選挙、学級会などの活動を通して実践し、社会教育の場では地域を知るや公民館主催の地域行事に参加することが主権者教育につながっているとの答弁を得ました。
 再質問では社会教育法22条の公民館の事業の最初に「討論会」と書かれていることに着目して、現在討論会を行うことがあるかと。松村部長の言は「討論会として行われていることはないが、ふだんの会議の場などで討論は行われている」。わたしはこういった討論をもっと深め、その議論をうまく市民に発信していくことが必要と、議会だよりの表紙デザインにも触れながら訴えました。
 最後に、主権者教育に関して小栁教育長に意見を求めています。これまで何度も深い答弁を返してくれた教育長は3月で退任し、これが最後の答弁になりました。要約します。
 主権者教育の出口である投票率の低下はそれが混乱していることで、混乱した時は原理原則に戻ること。戦後民主主義の息吹の中で何とか平和で民主的な国家を形成しようとする国民を育てようとして始まった公民館ですが、経済が発展し社会の構造の変化で人と人とのつながりが薄くなったことから、公民教育的な政治的なものを遠ざける風潮すら生まれてきました。そんな中、公募による若い人の登用は民主主義に沿うこと。いずれにしても「由らしむべし知らしむべからず」という政治の世界になるのは困る。人類の叡智がたどり着いた民主主義というシステムは大事にしていきたい
 学校勤務のブラック化、関東大震災朝鮮人虐殺事件の伝え方、ヘルメットなどの問題に関して、教育長はいつも歴史的な切り口から答弁をくださいました。感謝のことばとともに戦後間もない映画『カルメン故郷に帰る』に描かれていた学校への憧れと、自分がかつて業界紙で一主婦が政治に関わっていく過程をドキュメントした記事のエピローグを引用して締めくくりました。

政治は偏在して暮らしに強く結びつき、どちらもあるもので間に合えばそれがいい(2016年7月『関東古ハウスユースコネクション』より)

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Seien 6月号発行+「深谷市少年少女合唱団」くすだま大作戦

2024-05-22 06:47:23 | FUKAYANOUTOPIA

5月3日に情報提供を呼びかけたピーアイピーのフリーペーパー「Seien」6月号が発行されました。巻頭特集タイトルは「7月3日まで進行中! 深谷史上最大のカウントダウン 新一万円札がやってくる」です。


5日の記念館前のいきなり取材に応じてくれた旭川・岩手から来深の姉妹はじめ、深谷(関係)人のたくさんの声が2ページに詰めこめました。ありがとうございます。
加えて取材の副産物がふたつ。新一万円札名刺の自分版と、新札発行市歌替歌(一部)です。前者はトップ画像に使うことにした中里商店製を話をきいているうちに、じゃあ、わたしもと。後者は市担当にくす玉大作戦のことを詳しくきき、子どもの画像がほしいと思ってこの春から長男が参加している少年少女合唱団に持ちかけてできた子どもたちと先生たちのハーモニーです。本文ラスト一行は、実は最終稿で思いついて挿入しました。フリーペーパー記事が創り出すささやかな現実。創刊号巻頭のタイトル「深谷現創学」は展開しています。

「深谷市少年少女合唱団」ホームページ

巻頭特集 pdf

創刊号(2020.10)巻頭「深谷現創学」

 

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Seien 6月号「渋沢新一万札発行」特集のネタを募集します

2024-05-03 18:18:19 | FUKAYANOUTOPIA

いよいよあと2ヶ月になった「渋沢新一万札発行」。Seien 6月号巻頭はこの深谷市史上最大のカウントダウンを特集します。市主催の数々のイベントともに、市民や各団体による関連イベントや商品、個人的な思いコメントなどを紹介します。
自分たちでも、知ってる誰かでも、何でも大歓迎。本投稿へのコメント、SNSのDM、メール、電話でご連絡ください。内容によっては対面か電話で取材。できる限り掲載します。
ぜひ、ご協力ください。

Seien ライター・小林 真
090-9108-5785
SNS、メールはこちらから
https://lit.link/makoto3660021

この記事のイメージです。
2021年4月号「二〇二一年春。栄一、プレゼンツ…」
https://bit.ly/seien202104

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3月31日(日)、会派小林ミルク議会レポート「令和5年度総集編」発行

2024-04-02 06:57:19 | FUKAYANOUTOPIA

3月31日(日)、年度最終日に会派小林ミルクの議会レポート「令和5年度総集編」を新聞に折り込みました。

議員一人月額2万5000円の政務活動費、年間55万円(2万5000円×2人×11ヶ月)を全額レポートの印刷と折込料に使って少し自己負担しています。2人両面だと1枚あたり3.3円の市b運販売店に支払う折込料金が半分ですむので9月(6月議会編)、12月、3月に2回の4回発行できました。視察も少し考えましたが、それはあんまり遠くでなくちょこちょこ行こうよ、ということでのレポート発行。少しずつ反響もでてきました。ぜひご一読ください。

pdf
https://bit.ly/kobamilkreport240331

===小林分テキスト===

 ミルクおやじさんと同じく3月議会一般質問は6月発行の次号で詳しくということで、この号は今年度の議員活動総集編。6月、9月、12月、3月議会をテーマ別にリミックスします。

文化とまちづくり
 6月議会で100年目になる関東大震災時の流言蜚語事件を、12月議会でこれまで何度も取り上げている旧七ツ梅と区画整理をテーマにしました。
 ともに提案が主旨なので、質問になりにくい。とはいえどちらも訴えたい、多くのみなさんに伝えたいこと。どちらもきっかけは映画です。
 関東大震災は深谷出身の若手映画監督入江悠さんが、近2作で言及していること。映像作品を通しての「忘れてならない」というメッセージをこのまちにフィードバックさせるため、現在の小中学校で事件がどうおしえられているか問いました。語りにくいテーマを授業で若い世代に伝える難しさを、この3月で退職する小栁教育長の熱意のこもった答弁が印象強く残っています。
 そして旧七ツ梅と区画整理では、難しいという計画変更が実際はどう難しいのか問いました。ライフラインの埋設や換地。初めて知る内容から、ではわたしたち市民はどうするか、の考えが深まりました。
 文化とまちづくり。深谷市総合計画では「渋沢栄一の精神とSGDsの視点を踏まえたまちづくり」を掲げています。栄一スピリットはもちろん広げたい。でも今世紀に入って日本有数の「映画のまち」にもなった深谷では、映画をベースにしたまちづくりは効果的ではないか。まちづくりは、一人ひとりが得意なことをして積み上げていくもの。「まちづくり」というより、丸山真男を援用して「まちなり」といった方が近いかも知れません。そう思うとともに、参加しているアート議連の研修で触れた「文化芸術が不要不急といわれないために、アートは福祉でもあるという視点が欠かせない」(要約はおおよそ)という考えをしっかりと心に置いて考えて続けています。

「ばらつきのある教育」と福祉
「ばらつき」は内田樹編『転換期を生きるきみたちへ』から。「ばらつき」を偏愛するという内田は「『何の役に立つかよくわからないもの』が群生しているのが知的空間としては極上」といいます。
 それで9月議会では、「なぜヘルメットをかぶらなくてはいけないのか」と子どもに問われたらどうこたえたらいいかをはじめ、発達に関する相談への対応、12月議会では小規模小中学校の統廃合、3月議会では公民館使用に関するガイドラインと、主権者教育とそれに必要なコミュニケーション学習を学校教育、社会教育の両面から質問しました。右の関東大震災もここに含まれるでしょうか。
 いずれも執行部の答弁とかみ合わないことは少なくないですが、よく考えると「決まっていること」ベースにロジックを組み立てる執行部と「ものごとを決めないこと」の意義を語るわたしの議論ですから、それは当たり前かもしれません。でも、こうしたアウトプットのばらつきこそ信じられる。そう信じています。

 

守りたい風景と環境
 ストレートに環境がテーマなのは、9月議会の「クビアカツヤカミキリ」と12月の「家庭用廃油回収リサイクル」。どちらも環境に関心のある方の声からです。それと12月の農地問題も、大きくは環境、風景につながるでしょう。
 環境に関する問題は、制度・法令や経済産業、消費社会、農村文化と数多くの問題が絡んでかんたんな解決策はありません。そしておそらく人口減社会のデメリットを、もっとも激しく被る分野なのではないでしょうか。できることをできるだけ早く進めるしかありません。

世と議会との距離
 3月議会で主権者教育を質問しましたが、議員になって2年間、ずっと感じている思わずため息が出るような「重さ」です。議員と書いてはいけない、議員として話さないで、議員はオブザーバー参加になります、という場面が少なくない。意見をいうのが議員の仕事なんじゃないんでしょうか。公職選挙法で、議員の行動は制限されています。しかたない制限もありますが、仕事としての立場や家庭人としての役割の延長にあるのが議会であり議員ではないか。決まっているわけでないのに。映画作家・井上淳一の言葉を借りれば根拠のない「脳内リスク」によって何かが生まれるのを疎外する「過剰な自主規制」は、過去を振り返ってみればここ30年くらいでずいぶん強くなっています。
 質問中も話しましたが、低投票率、政治への無関心は行政サイドが悪いわけではなく、市民みんなが共同でよくなくしている。「政治に関心を持ちましょう」といわれて、たしかにそうだ、と関心を持つ人はいません。むずかしい。
 ここでも、できることから少しずつやっていくしかありません。いちばんは意見をいったり、ひとの意見をきいたりすることの大事さ、いや、大事さより楽しさ、高揚を感じられるようにすること。次に議会そのものを、もっと関心を持ってもらうようにする。「悪くないおもしろい」論議を重ねていくことでしょう。この点がミルクおやじさん・村川議員といちばん一致する考え。それと「決まったように思われること」でも、もう一度考えようという姿勢です。3月議会でもわたしはずっと「産業会館跡にこども館」の計画に賛成でしたが、ミルクおやじさんと何度も話をするうち意見を転じて反対討論もしました。
 それと市民協働をもっと進めること。自分たちで市政を変えていける実感、空気をもっともっと広げていかなければおもしろくありません。
 また、委員会の仕事では、議会だより委員会で9月議会号から表紙の基本デザインをやらせてもらっています。編集者、サブカルチャー愛好者の経験から、ポピュラー音楽名盤ジャケットやファッション誌のデザインを参考に、中身を語る文字を多くして他の委員のみなさんの意見でリファインして好評。「議会だより編集委員の役割は、紙とPDF媒体のだよりだけでなく映像やSNSなど議会をメディア化することではないでしょうか」と提案しています。

 市外議員たちとの連携も計画中。会派・小林ミルクの令和6年度にご注目ください。

 

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