小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

夏休みの宿題、2回目のねこの場面

2024-08-21 07:41:01 | FUKAYANOUTOPIA

 画像はXより

議会の話と深谷シネマの話です。

7月30日に議会改革員会があり、議員定数や報酬、費用弁償、政務活動費などに関する意見交換がありました。議長の角田さんからの諮問という形式です。
どの議員にとっても重大なテーマ。長期欠席の報酬カットなどが話し合われたこれまでより活発な意見が出ておもしろくききました。全員に意見を出してもらおう、いや、会派ごとじゃないか、と意見が分かれる中、8月19日までに全員が意見を書いて提出しようということに。わたしは最後に、こうして議論が白熱するのはなぜか議場より議会だより編集委員会もそうだが委員会室だ、議会だより編集員の仕事は紙の「だより」をつくることだけではなく広く議会の動きを伝えることではないか、委員会のやり取りを個人のブログなどで発信していいのかときき、公式な意見交換だしそれはかまわないということになりました。

その日の発言でうなったのは、田島さんの「それを書くのが議員の仕事です…今件は市民の関心が強いと思うので、議会広報にどんな議論をしているか(途中経過を含め)載せるべき」(本人SNSより)。その後、田島さんは「夏休みの宿題…終わったかい?w」として回答の画像を投稿しています。この投稿へのレスポンスとして、わたしも全文コピー&ペーストを。

そして8月11日、深谷シネマで『映画 ◯月◯日、区長になる女。』を鑑賞し、監督ペヤンヌマキさんの舞台あいさつがありました。市政から遠いところにいたペヤンヌさんが自宅を通る道路計画を知ったのをきっかけに新区長支持に加わっていき、そこでの体験のドキュメント。ここでも、とくに多くは女性だった観客からシリアスな質問がありましたが、最後のひとりで手があがらなかったので「投票率約13%で2年前に当選した地元市議です」と前置きして、映画の中でいちばん印象的だった、告示直前で自分と選挙との関わり方を自問する「2回目のねこの場面」の撮影のことをききました。19日に提出した回答には、その内容も書いています。

いずれにしても、議会のあり方を自問し始めた深谷市議会。9月定例会が近いですが、おもしろくなってきました。

田島さんのSNSより
7.30 https://www.facebook.com/reel/1664197114363983

7.31 https://www.facebook.com/reel/842613637833650

8.15 https://www.facebook.com/hideoki.tajima.90/posts/pfbid0Sr6uE5THyH1ot26mqMbYtNp8UkowvhwxZJQprMruZZpSKtbGHabo7nCwXQ6bakNUl

 

小林真 Xより(区長になる女。』リポスト付)
https://x.com/quarante_ans/status/1822820554141020542

「長文です」とつけて19日に提出した回答全文コピー&ペースト

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

諮問1:議員定数と議員報酬、その他待遇、政務活動費の使途基準の見直しについて

氏名( 小林 真   )←匿名も可。その場合は(匿名)と記入。

設問1.議員定数について
◯増やす ・ 減らす ・ 現状維持 ←←いずれかに〇をつけてください。
意見があればお書きください。                                        

 全回答の考えは設問5にまとめて書きます。
 現行の24から、28、または26、25へ。複雑な社会状況では、さまざまな意見が市政に反映されるように議員の数は多いほうがいいと考えています。定数は漸次的に増加が望ましいでしょう。                                

設問2.議員報酬について
増やす ・ ◯減らす ・ 現状維持 ←←いずれかに〇をつけてください。
意見があればお書きください。                                        

 定数を増やす分だけ報酬減。定数28にして財政負担を変えないとなると約15%減ですが、議会へのコストを漸次的に低減させるため20%減を提案します。         

設問3.費用弁償、厚生年金、その他特別手当などについて 
意見をお書きください                                        

 費用弁償は議会、委員会その他招集のあった日にはキロ数に応じて支払うべきと考えます。「公務員の特別職」地方議員の待遇には長く議論されてきましたが、ふだんの市庁舎への訪問 でなく、招集のあった日は勤務と考えるのが妥当であり一般の職員と同等が望ましいでしょう。                                 

 厚生年金は希望により加入できるのがいいでしょう。議員の生活手段は多様ですが、議員になってそれまでの厚生年金に加入できなくなる人も少なくないでしょう。      歴史的に議論が交わされてきたという期末手当は、議員報酬の総額が市民に伝わりにくい。年俸制・均等支払に更新したほうがいいのではないでしょうか。     

設問4.政務活動費の使途基準について
    意見をお書きください。                                       

 使途基準に関しては、現状では議論になる広報での政党としての活動の広報は、当議員が一員として活動しているなら計上していいと考えます。しかし議員活動は当議員の日常生活と切り離せないと考えるので、とくに「経費の範囲」を定めて交付すること自体に違和感を持たざるを得ません。政務活動費分を報酬に 含め活動使途の報告は任意、確定申告で必要経費として控除する、が法的に認められていませんが感覚的にはしっくりきます。

設問5.他に提案などあれば意見をお書きください。                                       

 全設問を通して、1)深谷市だけでなく全国的な課題である市民と議会の距離、3)インターネットはじめコミュニケーション技術の発達、3)現在だけでなく数十年後の議会・民主主義像を考えに入れて回答しました。せっかく字数制限なく意見を書ける機会ですので、議会に関する考え方を記して市民のみなさんと共有します。

 3)では2018年の「町村議会のあり方に関する研究会報告書」で提示された<集中専門型><多数参画型>が参考になります。深谷市の環境や上記 1)2)、そして22年1月の初当選で議員になってからわたし自身が感じていることから、「多数参画型」を民主主義像を理想と考えました。多様な議員が活発に意見交換しながら合意を形成していくカジュアルな議会、自分たちのまちに関心を持った人が気やすく立候補できる選挙風土、そんなあり方です。

 定数や報酬は、それだけで議論できるものではありません。性格が違うといわれるかも知れませんが、育児や介護、裁判員制度などのように同時に制度が整わないと社会的な歪みが生まれるでしょう。

 議員定数は多い方がいい。衆院選では小選挙区比例代表制にシフトした1993年以降、とくに20代の投票率が低下しています。議員の少数化は「一部の人たちの政治」感が強まり、政治への無関心につながっているのではないでしょうか。

 定数を増やす分だけ報酬は減じなければなりませんし、高報酬は議会の敷居を高くするでしょう。 

 長く議論されてき費用弁償や諸手当。志願して多くない報酬を受け取って活動する性格を考えれば、個人事業主のような経済形態と考えます。

 日本の民主主義にも選挙制度にも、多くの矛盾がある。自分の中にもあるもっとも大きいそれは、同じ選挙区の社会への志が高い人に「あなたも立候補しませんか」といいにくいことです。ほかのことなら「いっしょにやろう」といえるのに。「いっしょにやろうといえない気分」は日本の政治を窮屈にしていませが、それは選挙の宿命なのでしょうか。 先日、「ミュニシパリズム(地域主権主義)」を掲げた岸本聡子さんが当選した2022年の東京杉並区長選を描いたドキュメント映画を監督したペヤンヌマキさんと話す機会がありました。「いっしょにやろう」といえない感じ、選挙の持つ独特の高揚感など、民主主義の雑感の中、23年の統一地方選時に多くの女性立候補があったことの驚き、可能性を話しました。杉並は杉並、深谷は深谷ですが、民主主義は地続きです。

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7月2日(火) 15時からFMクマガヤ、映画『ゲバルトの杜』公開記念番組 「政治の季節」 いかに語る

2024-07-01 22:06:21 | 映画

 ※画像は小林草案

明日7月2日(火) 15時からFMクマガヤの映画『ゲバルトの杜』公開記念番組に出ます。1972年早稲田大のゲバルト事件を描いた作品の監督は、熊谷出身代島治彦さん。話が始まったのが6月20日だから放送まで十日ちょっとの間、1969年の熊谷高校服装自由化のことを知ろうとしたことは、昨年、地元明戸地区での関東大震災時の出来事を知っていったのと同じような「歴史の時間」でした。知らなかったことだから、今の自分と地続きだからこそ味わえる時間と空間の交差点。
このおもしろさを多くの人と分かち合いたい。そう思って、新たなプロジェクト「県北 after 1945」を起ち上げます。まずは明日の番組を。

FMクマガヤ告知

代島監督X投稿

毎日新聞 6.28 「政治の季節」いかに語る 隈元記者

 

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熊谷・すず鬼 スタ満ラーメン

2024-06-28 06:37:59 | 食語り

小林真食レポリターンズ。おもしろい食文化発信再開です。

昨日、シアターエフの事業報告を北部地域センターに持っていたので、そうだと思い寄りました。
もやし屋らに語っているように、ここ数年の県北フードイノベーションベストワン。今世紀人気の胃にヘビーラーメンに県北のごわごわ麺、それとこれも21世紀ニューカマー肉汁うどんのエッセンスを加えた絶妙なバランス感です。従来たしか二度の訪問で、これだけ迫るパーツだらけなのになぜかすっきりしている食後感にまいっていました。全国区の潮流に県北エリア感のアドベンチャーなミクスチャーということでは、いまはなき名店「福は内」と様子は違いますが共通です。

FMクマガヤがかかっていることも、役員としてうれしい限り。やってた番組で石原に新社屋という葬祭業者のベンチャースピリットに触れ、こういうのがコミュニティFMと感じ入りました。
「お水を持ってお好きな席に」「紙エプロン使ってください」といういつもながらのパーフェクトな接客に今回はトッピング「全部お願いします」とこたえてしまいました。鬼ルッキングな丼姿もチャーミングです。
いやあこの麺、両サイドのにんにく、しょうがをセンターの背脂になだれ込ませる。辛いので水もどんどん飲みます。あっという間の一杯。満足です。

帰り途、そうだと思って来週の企画のため母校熊谷高校図書館へ。18の時以来だから42年ぶりの記念館です。帰ってから家人に、「何食べたん、そんなくさいのでひとにあっちゃだめだよ。今度あったらあやまりな」。はい、次回はしょうがだけにします。

#県北ラーメン #すず鬼 #福は内 #スタ満

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一般質問動画 「だが、みんながちゃんとしているというのは、いったいどういうことなのだろうか?」〜「15万人の誰ひとりとして踏まずに生きられる者はいず、土は必ずわたしたちを支えてくれる」

2024-06-21 15:15:43 | FUKAYANOUTOPIA

本日、6月議会が閉会。19日の一般質問の録画が早くもアップロードされました。最後、教育長と市長の答弁も圧巻です。

録画

以下、前後に議場できいた声:
「おもしれんだけど、何いってんだかわかんねんだよな。ライターなんだから、文書いてっから読めばいんじゃねん」(いや、書いてたらブレがないじゃないですか)「はい、どうぞ、っていわれても…」「わかりやすい質問お願いしますっていっちゃいますよ」「えっ、今(質問)増やすんですか?」
「パソコンがマイクに当たって音が出てました」「あいかわらず何いってるかわかんないけど、最後のコラムはよかったわね」「不登校を議会で話題にしてくれて一歩前進です」「いろいろよくまとまってたね」

モニター投映の資料

人・農地プランから地域計画へ

今回冒頭引用は、古田足日『宿題ひきうけ株式会社』から。
ここ数日、交くんと読んでいて、1章の最後のこの一節を何度も繰り返して味わいました。質問内でもいってるように、自分にとって最初の社会派小説。数年前に読んだ全集版あとがきで鴻上尚史が「小学生の時に勇気をもらった」と書いてて、『ゲバルトの杜』の劇映画部部分にもつながっています。

1時間の議会シアター。ご意見お寄せください。

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19日(水) 一般質問は「地域計画」と「不登校支援」。小林ミルク・議会レポートを発行しました+小学校のミストファン

2024-06-18 03:06:14 | FUKAYANOUTOPIA

6月議会が始まっています。
初日の3日、議長選挙があり角田議長、福嶋副議長が就任しています。ほかに先がけて決議されたのが、小学生の熱中症対策として導入のミストファン。効果、安全性などをめぐって質疑、討論が多く出ましたが、すでに各メディアにも登場しています。

NHK首都圏ニュース

埼玉新聞

わたしはいくつか質疑したあと賛成しました
動画(わたしの質疑は 20:22〜)

「なんだろう」って感じで半信半疑でしたが、小2の長男含め子どもたちは意外なほど喜んでいます。

17日から一般質問も始まっており、今回のわたしのテーマは「1.農地の地域計画」と「2.不登校支援」。1は昨年12月議会、22年6月議会の続編といえます。1は2月に行われた農家の意向調査、2は4月に行われたフリースペース“アミティ”主催のシンポジウムなどを経ての質問です。
19日(水) 5人目ですから午後のスタートです。

またこの一年、一般質問初日に新聞に折り込んでいる会派・小林ミルク「議会レポート」。今回も17日に折り込みました。


pdf
https://bit.ly/kobamilk240617

小林記事全文:
「映画に“政治的”じゃないカットなどない。どのワンカットも“政治的”だ」(大島渚)

 今回の引用は映画監督・大島渚。現役の監督・脚本家の井上淳一さんの引用をきいて膝を叩いてから、これまで何度も孫引きしています。
 22年の最初の補欠選以来、議会をもっと身近にと訴えてきました。政治と生活の距離。とくにおかしいなと感じたのは、この十年の熊谷での経験です。
 まず「NAOZANE」のライターとして19年の県議選時、候補者の政見を特集しようとして県選挙管理委員会から「事前活動にあたるので」とストップがかかったこと。同誌が新聞折込版だった20年ほど前には掲載可能だった内容がNGになってしまったことに違和感を抱き、読者の意見も掲載した巻頭記事「レッツ・トライ・トゥ・ヴォート」をヒストリー連載「After 1945―熊谷の選挙」とセットで書きました。
 その1年前の18年、アイドルグループとコラボ開催だった熊谷市民活動のニャオざねまつりで、九条の会などいくつかの市民活動支援センター登録団体が参加できなかったこと。当時支援センター周辺で交わされた議論を、「ニャオざねまつり&市民活動 11年のみち・まがりかど」という巻頭記事で書きました。
 自治体が推進する市民活動と根拠法のNPO法が「政治・宗教・営利」を排していることの議論は絶えません。「イデオロギーのない市民活動なんてありえないじゃない」とは、市民活動のフィールドで精力的に活動するある女性の言。とはいえわたしも運営者ですから、「◯◯首相やめろ」と書かれた七夕短冊を撤去したり、支援センターイベントで占いは可か、協賛事業者の広告物設置は可かなどスタッフ、利用者とああでもないこうでもないと繰り返した議論はいまや大きな財産です。
 さらには、約2年半の議員生活で感じている違和感。いくつかのメディアから「ほかの役職はいいですけど、小林議員とはいえないんです」といわれたことは、中立を志向するメディアの自主規制が民主主義にブレーキをかけていると感じています。
 バックヤード(背景)が長くなりました。一般質問冒頭で指摘したように今回の議会でも、エレベーターの営業マンでもある岡議員、ブロッコリー生産者の角田議員ら自らのバックグラウンドからの言説が議会のことばを彩っています。わたしもNPO支援とライターの経験から、今年度が市教育委員会直営最後の年となる公民館と主権者教育を通して、政治離れをテーマに質問しました。議会でのやり取りは録画、議事録を参照してもらうとして要約のみ。ここではフットノート(脚註)を記します。
 ◇ ◇ ◇
 公共施設は、多様な使い方ができる方が市民の利益になる。そう考えます。
 松村教育部長の答弁冒頭のように深谷市は「規模的・機能的に全国でも有数の優れた公民館」を持っている。近隣の市民からうらやましい、よく利用しているという声をよくききます。一方で「稼働率約3割とまだまだ活用できる余地」がある。「公民館が営利事業に関わることを全面的に禁止するものではない」とする18年の文科省依頼などを経て、21年から営利企業の利用が可能になっています。ただ、利用申請者が公民館での活動で収入を得ている場合、スポーツ教室や文化教室の講師が自ら生徒を募集し会費や月謝を徴収している場合は営利利用であり、例としてNPO法人が特定非営利活動である学習支援を行う場合も「営利」とみなされる実態をききました。たとえば、コーラスグループなど教育サービスを受ける側が講師を招いた場合は非営利になることと齟齬がないか。そう思って「ニワトリが先かタマゴが先か」と疑問を呈しています。
 最近、他自治体では「公民館でビアガーデン」などという事業も増えていますが、現在のところ深谷市の公民館は「物品の販売や商品の紹介、実演、契約行為などの行為が伴う場合は、個人・団体・法人を問わず」利用不可。それぞれの活動のための資金づくりという観点からも考え直してほしいです。
 次に宗教、というか価値観の多様化から増えている占いやスピリチュアルと呼ばれるさまざまな活動は利用可能か。答弁によればここ2年、宗教的な理由で利用できなかった例も、占いフェスタのようなイベントの開催例もないとのことでした。
 それは、政治的な活動も同様。布教や選挙に関わるものでなければ、宗教団体の会議や政党の報告会なども行われています。
 なお、事業計画の柔軟な変更やこの議会レポートのような印刷物の公共施設への配置に関しても質問しました。これらに関しては、予算内での計画変更や配置は各施設ごとに判断している。配置はスペースの関係などもあるから配置できない場合もあるとの答弁でした。質問を挟んで若年層などの意見を運営に取り入れる公民館運営審議会の公募をきくと、現在は公募のシステムはないが、必要なことでもあるので研究していきたいとの答弁。実現してほしいです。
 ◇ ◇ ◇
 もう一つのテーマは主権者教育。学校では、地域の現状を知る社会科資料集「新しいふかや」の活用や模擬選挙、学級会などの活動を通して実践し、社会教育の場では地域を知るや公民館主催の地域行事に参加することが主権者教育につながっているとの答弁を得ました。
 再質問では社会教育法22条の公民館の事業の最初に「討論会」と書かれていることに着目して、現在討論会を行うことがあるかと。松村部長の言は「討論会として行われていることはないが、ふだんの会議の場などで討論は行われている」。わたしはこういった討論をもっと深め、その議論をうまく市民に発信していくことが必要と、議会だよりの表紙デザインにも触れながら訴えました。
 最後に、主権者教育に関して小栁教育長に意見を求めています。これまで何度も深い答弁を返してくれた教育長は3月で退任し、これが最後の答弁になりました。要約します。
 主権者教育の出口である投票率の低下はそれが混乱していることで、混乱した時は原理原則に戻ること。戦後民主主義の息吹の中で何とか平和で民主的な国家を形成しようとする国民を育てようとして始まった公民館ですが、経済が発展し社会の構造の変化で人と人とのつながりが薄くなったことから、公民教育的な政治的なものを遠ざける風潮すら生まれてきました。そんな中、公募による若い人の登用は民主主義に沿うこと。いずれにしても「由らしむべし知らしむべからず」という政治の世界になるのは困る。人類の叡智がたどり着いた民主主義というシステムは大事にしていきたい
 学校勤務のブラック化、関東大震災朝鮮人虐殺事件の伝え方、ヘルメットなどの問題に関して、教育長はいつも歴史的な切り口から答弁をくださいました。感謝のことばとともに戦後間もない映画『カルメン故郷に帰る』に描かれていた学校への憧れと、自分がかつて業界紙で一主婦が政治に関わっていく過程をドキュメントした記事のエピローグを引用して締めくくりました。

政治は偏在して暮らしに強く結びつき、どちらもあるもので間に合えばそれがいい(2016年7月『関東古ハウスユースコネクション』より)

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『市民シアター・エフ PART Ⅱ』始まる………二代目理事長になりました

2024-06-02 16:20:19 | 映画

 


 総会前、剣道稽古待ちでシネマに来ていた長男に映写室を案内する竹石さん

5月28日(火)の総会を経て、6月1日に認定NPO法人市民シアター・エフの二代目理事長になりました。
創業者で理事長・館長を22年続けてきた竹石研二さんは引退で理事、名誉館長に。理事長と館長を分離して、理事長はわたし、館長は一回り若い小林俊道さんのダブル小林体制となりました。4月から公募で入った新スタッフ、数人の新理事も加わっています。
よく話しているように、46歳だった移転前の2009年にドキュメントを書かせてくださいと一観客だったシネマに来たのがいわゆる「地域デビュー」。それからとなりまちの本庄、熊谷でも活動して「市民活動・NPO」コーディネーターが専門分野のひとつになって子どももできて、15年経ったらNPOによる日本初の映画館運営NPOの代表になっていたわけですからわからないものです。
このところ繰り返しているのは、22年続いてきた映画館業務以外の「映画を中心とした文化を通したまちづくり」業務を広げていくのが自分の役割ということ。NPO20分野の「五 農業支援」「十九 市民活動の中間支援」を加えた定款変更も視野に入れています。これまでやってきた「まちづくり・中間支援」に「深谷シネマの運営母体」というブランド力は国内最高レベルでしょう。楽しみなこと、この上ありません。

以下、総会後の竹石さん慰労会での自分のことば要約(かなり修正)と、当日思いついて編集した2010年時点の企画書+サンプルテキストの予告編を含む、シネマ&七ツ梅関連の各メディア発表文集「Kenji Takeishi whitten by Makoto Kobayashi」の pdf です。
………
竹石さん、深谷にこんないい場所をつくってくれてほんとうにありがとうございました。
これからシアター・エフのパート2が始まります、と、映画館のNPOですから、思い出すのは映画のパート2作品です。みなさんパート2といえばどの作品ですか。(場内)「ゴッドファーザー!」。そう、われらの世代ならやっぱり『ゴッドファーザー』ですね。でも、今朝検索して知った10年くらい前の何だったか海外雑誌が選んだベストは『エイリアン』でした。
わたしにとってもパート2ナンバーワンは『ゴッドファーザー パートⅡ』。その魅力は何でしょう。いろいろありますが、やっぱりパートⅠには出てこないロバート・デ・ニーロが出てくること。タータララーラララー…と、現在のアル・パチーノ=マイケルから若きデ・ニーロ=ビトーが重なるシーンは、名作ばかりのデ・ニーロ出演シーンでも一、二を争う完璧さです。
パート1にはいないスーパー俳優が華やかにするのがパート2の名作。きっと『シアター・エフ パート2』でも、今日はここにいない誰かがデ・ニーロとなって深谷シネマの物語をさらに魅力的にしてくれるでしょう。
おたのしみは続きます。

英エンパイア誌が「史上最高の続編映画50本」を発表。第1位は?(2009.9)

深谷シネマホームページ

『Kenji Takeishi whitten by Makoto Kobayashi』 pdf (冊子化・販売検討中)

上記の一部である『埼玉県北ニアベンチャー 2010’s』



 竹石研二さん慰労会で入江悠監督から


 ネームタグは小林俊道新館長が作成してくれた


 記念品のひとつ新札名刺

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Seien 6月号発行+「深谷市少年少女合唱団」くすだま大作戦

2024-05-22 06:47:23 | FUKAYANOUTOPIA

5月3日に情報提供を呼びかけたピーアイピーのフリーペーパー「Seien」6月号が発行されました。巻頭特集タイトルは「7月3日まで進行中! 深谷史上最大のカウントダウン 新一万円札がやってくる」です。


5日の記念館前のいきなり取材に応じてくれた旭川・岩手から来深の姉妹はじめ、深谷(関係)人のたくさんの声が2ページに詰めこめました。ありがとうございます。
加えて取材の副産物がふたつ。新一万円札名刺の自分版と、新札発行市歌替歌(一部)です。前者はトップ画像に使うことにした中里商店製を話をきいているうちに、じゃあ、わたしもと。後者は市担当にくす玉大作戦のことを詳しくきき、子どもの画像がほしいと思ってこの春から長男が参加している少年少女合唱団に持ちかけてできた子どもたちと先生たちのハーモニーです。本文ラスト一行は、実は最終稿で思いついて挿入しました。フリーペーパー記事が創り出すささやかな現実。創刊号巻頭のタイトル「深谷現創学」は展開しています。

「深谷市少年少女合唱団」ホームページ

巻頭特集 pdf

創刊号(2020.10)巻頭「深谷現創学」

 

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Seien 6月号「渋沢新一万札発行」特集のネタを募集します

2024-05-03 18:18:19 | FUKAYANOUTOPIA

いよいよあと2ヶ月になった「渋沢新一万札発行」。Seien 6月号巻頭はこの深谷市史上最大のカウントダウンを特集します。市主催の数々のイベントともに、市民や各団体による関連イベントや商品、個人的な思いコメントなどを紹介します。
自分たちでも、知ってる誰かでも、何でも大歓迎。本投稿へのコメント、SNSのDM、メール、電話でご連絡ください。内容によっては対面か電話で取材。できる限り掲載します。
ぜひ、ご協力ください。

Seien ライター・小林 真
090-9108-5785
SNS、メールはこちらから
https://lit.link/makoto3660021

この記事のイメージです。
2021年4月号「二〇二一年春。栄一、プレゼンツ…」
https://bit.ly/seien202104

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3月31日(日)、会派小林ミルク議会レポート「令和5年度総集編」発行

2024-04-02 06:57:19 | FUKAYANOUTOPIA

3月31日(日)、年度最終日に会派小林ミルクの議会レポート「令和5年度総集編」を新聞に折り込みました。

議員一人月額2万5000円の政務活動費、年間55万円(2万5000円×2人×11ヶ月)を全額レポートの印刷と折込料に使って少し自己負担しています。2人両面だと1枚あたり3.3円の市b運販売店に支払う折込料金が半分ですむので9月(6月議会編)、12月、3月に2回の4回発行できました。視察も少し考えましたが、それはあんまり遠くでなくちょこちょこ行こうよ、ということでのレポート発行。少しずつ反響もでてきました。ぜひご一読ください。

pdf
https://bit.ly/kobamilkreport240331

===小林分テキスト===

 ミルクおやじさんと同じく3月議会一般質問は6月発行の次号で詳しくということで、この号は今年度の議員活動総集編。6月、9月、12月、3月議会をテーマ別にリミックスします。

文化とまちづくり
 6月議会で100年目になる関東大震災時の流言蜚語事件を、12月議会でこれまで何度も取り上げている旧七ツ梅と区画整理をテーマにしました。
 ともに提案が主旨なので、質問になりにくい。とはいえどちらも訴えたい、多くのみなさんに伝えたいこと。どちらもきっかけは映画です。
 関東大震災は深谷出身の若手映画監督入江悠さんが、近2作で言及していること。映像作品を通しての「忘れてならない」というメッセージをこのまちにフィードバックさせるため、現在の小中学校で事件がどうおしえられているか問いました。語りにくいテーマを授業で若い世代に伝える難しさを、この3月で退職する小栁教育長の熱意のこもった答弁が印象強く残っています。
 そして旧七ツ梅と区画整理では、難しいという計画変更が実際はどう難しいのか問いました。ライフラインの埋設や換地。初めて知る内容から、ではわたしたち市民はどうするか、の考えが深まりました。
 文化とまちづくり。深谷市総合計画では「渋沢栄一の精神とSGDsの視点を踏まえたまちづくり」を掲げています。栄一スピリットはもちろん広げたい。でも今世紀に入って日本有数の「映画のまち」にもなった深谷では、映画をベースにしたまちづくりは効果的ではないか。まちづくりは、一人ひとりが得意なことをして積み上げていくもの。「まちづくり」というより、丸山真男を援用して「まちなり」といった方が近いかも知れません。そう思うとともに、参加しているアート議連の研修で触れた「文化芸術が不要不急といわれないために、アートは福祉でもあるという視点が欠かせない」(要約はおおよそ)という考えをしっかりと心に置いて考えて続けています。

「ばらつきのある教育」と福祉
「ばらつき」は内田樹編『転換期を生きるきみたちへ』から。「ばらつき」を偏愛するという内田は「『何の役に立つかよくわからないもの』が群生しているのが知的空間としては極上」といいます。
 それで9月議会では、「なぜヘルメットをかぶらなくてはいけないのか」と子どもに問われたらどうこたえたらいいかをはじめ、発達に関する相談への対応、12月議会では小規模小中学校の統廃合、3月議会では公民館使用に関するガイドラインと、主権者教育とそれに必要なコミュニケーション学習を学校教育、社会教育の両面から質問しました。右の関東大震災もここに含まれるでしょうか。
 いずれも執行部の答弁とかみ合わないことは少なくないですが、よく考えると「決まっていること」ベースにロジックを組み立てる執行部と「ものごとを決めないこと」の意義を語るわたしの議論ですから、それは当たり前かもしれません。でも、こうしたアウトプットのばらつきこそ信じられる。そう信じています。

 

守りたい風景と環境
 ストレートに環境がテーマなのは、9月議会の「クビアカツヤカミキリ」と12月の「家庭用廃油回収リサイクル」。どちらも環境に関心のある方の声からです。それと12月の農地問題も、大きくは環境、風景につながるでしょう。
 環境に関する問題は、制度・法令や経済産業、消費社会、農村文化と数多くの問題が絡んでかんたんな解決策はありません。そしておそらく人口減社会のデメリットを、もっとも激しく被る分野なのではないでしょうか。できることをできるだけ早く進めるしかありません。

世と議会との距離
 3月議会で主権者教育を質問しましたが、議員になって2年間、ずっと感じている思わずため息が出るような「重さ」です。議員と書いてはいけない、議員として話さないで、議員はオブザーバー参加になります、という場面が少なくない。意見をいうのが議員の仕事なんじゃないんでしょうか。公職選挙法で、議員の行動は制限されています。しかたない制限もありますが、仕事としての立場や家庭人としての役割の延長にあるのが議会であり議員ではないか。決まっているわけでないのに。映画作家・井上淳一の言葉を借りれば根拠のない「脳内リスク」によって何かが生まれるのを疎外する「過剰な自主規制」は、過去を振り返ってみればここ30年くらいでずいぶん強くなっています。
 質問中も話しましたが、低投票率、政治への無関心は行政サイドが悪いわけではなく、市民みんなが共同でよくなくしている。「政治に関心を持ちましょう」といわれて、たしかにそうだ、と関心を持つ人はいません。むずかしい。
 ここでも、できることから少しずつやっていくしかありません。いちばんは意見をいったり、ひとの意見をきいたりすることの大事さ、いや、大事さより楽しさ、高揚を感じられるようにすること。次に議会そのものを、もっと関心を持ってもらうようにする。「悪くないおもしろい」論議を重ねていくことでしょう。この点がミルクおやじさん・村川議員といちばん一致する考え。それと「決まったように思われること」でも、もう一度考えようという姿勢です。3月議会でもわたしはずっと「産業会館跡にこども館」の計画に賛成でしたが、ミルクおやじさんと何度も話をするうち意見を転じて反対討論もしました。
 それと市民協働をもっと進めること。自分たちで市政を変えていける実感、空気をもっともっと広げていかなければおもしろくありません。
 また、委員会の仕事では、議会だより委員会で9月議会号から表紙の基本デザインをやらせてもらっています。編集者、サブカルチャー愛好者の経験から、ポピュラー音楽名盤ジャケットやファッション誌のデザインを参考に、中身を語る文字を多くして他の委員のみなさんの意見でリファインして好評。「議会だより編集委員の役割は、紙とPDF媒体のだよりだけでなく映像やSNSなど議会をメディア化することではないでしょうか」と提案しています。

 市外議員たちとの連携も計画中。会派・小林ミルクの令和6年度にご注目ください。

 

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4日(木) 4人目で一般質問の裏/メインテーマは「世と政治との距離」+12〜13日に深谷市内に小林ミルク議会レポート2万7100部新聞折込

2024-03-13 20:25:51 | FUKAYANOUTOPIA

このところ、Seien 原稿締切などでアップアップでしたが、12〜13日に深谷市内に議会レポート2万7100部を折込みました。3回目で花園の佐川急便で東京カラーの商品受取、ミルクさんと手分けして販売店回りのパターンもスムースです。

一般質問は今回も最終日。14日(木) 4人目なのでたぶん午後いちばんです。
テーマはR7年度から指定管理になる公民館。議員でもめったにいない指定管理経験者として、とくにグレーゾーンが多い「営利・宗教・政治」との関わりをきいてみます。裏テーマ、いやメインのテーマは、2年前の立候補の動機の大きな一つだった「世と政治との距離」。前回の『月光』に味をしめた引用は、いくつかのところで公言通り映画人のことばです。
傍聴で中継で、ぜひおつき合いください。

ネット中継

===「読む議会」テキスト===

「論理と理論の違いなんてわからなくていいけど 無知でいるのは罪か?無知でいるのは罪か?」
(The Birthday『月光』詞・チバユウスケ 2021)

 オープニングは23年11月に亡くなったロック歌手、チバユウスケ作『月光』の歌詞から。2年前の発売当時、十五夜前の月光に稲穂が輝く福川沿いを子どもとききながらきいたこと、「無知でいるのは罪か」という歌詞から「知らない」ということを考えたことから三本立ての今回の質問の最初に引用しました。

小規模学校地域のよりよい教育環境のために
―小中学校の統廃合―

 わが明戸小中学校はじめ、小規模校の統廃合の話です。熊谷では長期にわたる統合計画がスタートし、おとなり大寄の高田議員も議会の合間に話していたように北部を中心に統合の噂をよくきく。7月に発表された公共施設適正配置計画では「検討していく」とされている小中学校の統廃合が現段階でどのように議論されているかを問いました。
「まだ何も話し合ってないんですよ」。質問打合せで、こたえの半分は解決しました。担当課によると、深谷市は北部の農村地帯でも学年を合わせる「複式学級」はまだない。小規模校のメリット、デメリットを教育部内で検討しているところだそうです。
 この質問の裏テーマは「民主主義」。熊谷では自分が市民活動支援センター所長になった17年に発表された統合案が、現場の教員も保護者も地域の人々もまったく知らないうちに策定されて公になりました。その後、支援センター利用者からの声、統合反対運動、妻沼地区で行われた保護者有志による大規模なアンケートが計画されなかったことなど、行政サイドと市民との分断を残念な思いでみてきたことから、深谷では同じようなボタンのかけ違えを起こさないためにどうするか、さらには大きな地域感情を集めるこのテーマでうまく合意が築ければこの土地の民主主義にとって大きな体験となる、そのための考えはあるかとききました。
 松村教育部長の答弁は、教育委員会だけでなく市長部局、地域、保護者などとの合意形成の過程を重視していきたい、その際には妻沼地区で保護者グループから提案され、最近行田市では市内全校設置の計画が発表された小中同じ敷地の義務教育校、1時間かけて歩いている子もいる現在の校区の見直しも検討するとのこと。活性化しつつあるSNS民主主義も活かしての今後に期待します。
 なお、12月議会の後、妻沼地区でアンケートを行った保護者の方の話をきく機会がありました。その時に伝えたのはここで書いたような深谷での今後のことと、熊谷の市民活動で仕事するものとしてそのアンケートをきちんとキャッチできなかった無念。よくしようという気持ちは、できるだけ大きくしたいではないですか。

食社会、リサイクルの充実のために
―家庭廃油の回収―

 藤沢地区の方の、「河川汚染の原因でもある家庭用廃油を市で集めてくれないかしら。公民館で集めてくれると理想的なんだけど」という声から質問しました。CO2排出量が少ない航空機用再生燃料「SAF」の原料としても注目が高まっているといいます。
 これにはオプションとして、わたしも風土飲食研究会として環境課と16年から継続している生ゴミを家庭で堆肥化する「ダンボールコンポスト」推進と「食と環境」シリーズでの協働事業を提案。この方法なら実現は近そうです。

農業持続と農業振興地域の再考のために
―農業の継続と農村風景の今後―

 この質問には多くの声が詰まっています。そして、冒頭の引用のように農村に住みながら自分が農地のことをほとんど知らないもどかしさ。
 声はまず、土づくりが上手で作物がおいしいと評判の農家が26年豪雪で再建したハウスが張替えをしようとしたら費用高騰で800万と見積もられ、もう続けられないと廃業を決めた話、それから60歳になった中学同級生たち非農家の農地をどうにかしてという悲鳴、そして23年3月議会でも話題にした北部、市街化調整区域の今後の3点です。
 この質問をまとめようとして議事録を読むと、経営体育成条件整備事業、農地中間管理機構、多面的機能発揮促進事業、農振除外といった用語や答弁にはそれぞれ数字があげられていますが、録画もききなおして思うのは、テーマを細分化するほど訴えたいことから離れていく実感。きっとこの問題の真ん中はどうにかしたいけどどうすることもできないやるせなさという「感情」だから、用語や数字はなじみません。質問内でこの地を離れている同級生のメールから引用しました。「農家が安定的にもうかる人気職種なら、放っておいてもみんなが競って農家をやります。それが世の中の自然の流れです。農業をやっていた両親の下で育った人間が感じているのだから、大きく外していないと思います。憲法で定められている職業選択の自由があるのに、農地法により保有する土地の利用を農地に縛られるのは疑問であり、保有者に選択する余地があるべきだと思います」。
 後継者不足は農業がなりたちにくい社会とそこに背を向けた自分たち。まわりに広がる田園風景に、祖父母からきいた戦後まもなくの農地改革から、高度成長と調整区域を産んだ都市計画法、耕地整理とバイパス開通、食管法廃止といった物語を経て、もう個人や家族ではこの風景を維持できないこと。ならば土地神話から、斎藤幸平らがいい始めた共有在「コモン」として考えていかなければならないではないか。教育や介護、保育が家庭から社会に重点を移したように。農業でいえば、ディープヴァレーのようなアグリテック、熊谷小原営農のような地域発生型農業共同体、そして「農業+X」のような複業化や農業クラウドソーシング、農具シェアリング…。
 そうした提案の後、群馬太田・尾島地区と明戸地区の50年の変化をみて、最初と同じ城北川右岸で何度も長男と繰り返した『月光』の一節で締めくくりました。

「お前の想像力が現実をひっくり返すんだ」(同)

 質問を終え、「今回はいちばん内容がよくわかった」「質問と答弁がキャッチボールになってた」と他議員から好評でした。中でも同日行われた議員クラブ・部課長懇親会での角田幹事長のあいさつ、「小林議員のたんたんとした語りをみなさんじっときいている。この人はいったい何を考えているんだろう…」。会場は笑いに包まれ、その後の席で何人かの方とザ・バースデイや音楽の話をしました。
 また議会だより編集委員としては、深谷栄一の表紙デザインを提案。好評の声が多いですが、デザインの真意はファッション誌風にして審議内容の文字をできるだけ入れることで、深谷栄一のほかふっかちゃん、渋沢栄一案も出しました。3月議会でも、さらに中身を読んでもらうデザインを提案しようと思ってます。

 

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今日6日から予算特別委員会。一般質問は14日

2024-03-06 06:37:03 | FUKAYANOUTOPIA

3月議会が始まっていて、今日6日から予算特別委員会です。
一般質問は今回も21議員が通告。ともに通告書を掲載します。
詳しくはまた。

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赤城おろし音楽祭 2024 ラインナップ決定

2024-02-16 15:03:41 | 音楽

NINOKURA 恒例「赤城おろし音楽祭」まで早くもあと十日足らず。ラインナップが揃いました。初出演含む、小学校1年からの多彩な顔ぶれ。お楽しみに。

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2月14日、国際芸人集団フランポネのお笑い福祉・県北ツアー

2024-02-11 15:11:38 | Weblog

寄居で子育て講座・相談・リトミック・子ども哲学教室などを展開する「あいつなぐ」が、国際芸人集団「チームフランポネ」を埼玉県北に紹介します。
「M-1グランプリ」にも出場した吉本興業所属のフランポネは、漫才ワークショップなどを通しての福祉事業所の工賃UPなどユニークな事業を全国で展開。県北でもいっしょに芸をつくりあげてデビューをめざす福祉事業所や個人を探しています。
本庄「NINOKURA」と「NPOくまがやが」このツアーをサポートしてガイダンスを開催。12時からNINOKURA、15時台にはFMクマガヤ出演も決まり、16時から熊谷市市民活動支援センターで行います。
コラボレーションのための説明会のようなものですが、もちろんミニライブもあって見学だけでも大歓迎。ぜひフランポネに会いに来てください。

フランポネ プロフィール

東京新聞「国際芸人チームの挑戦 笑いの力で世界平和を 間違いだって個性 漫才作りで相互理解」(23.10.5)

あいつなぐサロン 子育てにほんとうに必要なこと

NINOKURA

NPOくまがや

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14年の2日間。『「深谷カルソッツ」の公共学/交響楽』を公開執筆開始。28日の「深谷ねぎまつり」で配布します

2024-01-25 13:45:58 | 深谷だらけ

先週「十日間文学」と制作を宣言したままだった『「深谷カルソッツ」の公共学/交響楽』を、公開執筆で完成させて、日曜のねぎまつりでA3印刷版を配布します。
ジャンルはととわれればノンフィクション小説で、『「深谷ねぎ」の現象学』の時と同じくGoogleドキュメント上で執筆。前日27日10時までに入稿〜ねぎまつり当日配送業者に引取〜会場パティオで配布がスケジュールです。

原稿

年表

参考・リンク集

ご意見、挿入したいネタ提供など、ぜひお願いします。

もちろん文学的なたくらみはいろいろありますが、詳しくは発表後に。なお、先行・計画3自作

『「深谷ねぎ」の現象学』

『trailer 埼玉県北・ニアベンチャー 2010s』

『パリ、テキサス。ナガサキ、カゴハラ』

がモチーフにあります。
さあ、書くぞ。
文学は「個人的な祝祭(河合隼雄)」だ。
書いてる本人がいちばんたのしみです。

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2024年1月の「ドラえもん人生ゲーム」

2024-01-05 08:52:53 | 身のまわり

あけましておめでとうございます。遅いあいさつになりました。

初めておやこ3人だけの正月。91歳・父は施設で迎えました。
外出は、数年ぶりリアル開催の恒例・高校弓道部新年会と中学還暦同窓会くらい。テレビでみえる驚きの映像のほかはごろごろしてましたが、この正月のいちばんは「ドラえもん人生ゲーム」です。
交くん5歳の時に買ったものの、まだそれほどおもしさを感じられませんでした。それが小学校1年になって、じゃんけんで「ひみつ道具カード」を取り合ったり、ルーレットと持っているカードの組合せでもらえる「DP(ドリームポイント)」が変わったりの偶然に大声を上げる。「2万+2万+1万で5万でこの5万があるから、さっきの50万に足して…」と独自の足し算でポイントを数え、「109万9,000DP」などという未知の数字に出会う。途中でわかんなくなりそうになって、紙に書いとくと間違えないんだよとおしえる。寝る前に「さっき、やんなんないで最後まで数えられてよかった」と話し合う。成長ってこういうことと、ドラえもん人生ゲームにおしえられています。

1日16時すぎの警報が鳴った後、珠洲市の一見静かなライブカメラをみながら夏に行った新潟村上瀬波温泉で会った人たちを思い出したこと。何があるかわからないから、何があってもしっかり行動するしかないと話し合ったこと。新年会、同窓会では、もてあます農地のことなど同世代ならではの問題が積み上がっていること。翌日からの倒壊する建物の映像をみて、古い建物活用に考えることが多いと思ったこと。これら一つひとつを考えながらの2024年は、決まっている仕事、始めようとしている仕事はたくさん。いくらなんでも、ジャイアンシチューを飲んでお腹を壊してマイナス21,000DPってことはないだろうし、今年もよろしくお願いします。

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