小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

思いもよらぬセミファイナルへ~日本蹴球愛好家の2006年7月3日(前編)

2006-07-04 09:11:41 | スポーツ
「7月3日にねこてれ」などと呑気なことを書いていた昨日。仕事もけっこうやったのですが、心はインターバル後の準決勝に。
そして夜、goo のニュースで知ったナカタ引退。一応、ドットネットのテキストやテレビのニュースもみました。

独>
思いもよらないベスト4。
いいいいと、さんざいってきたアルゼンチンやスペインが意外なかたちで姿を消し、ブラジル、イングランドは敗れるべくして敗れたという印象だ。

メディアは、ジャッジがどうの、守りに入ったのがどうのというアルゼンチンだが、ピッチで見せたパフォーマンスは今大会一だった。とくにお気に入りのメッシ、アイマール、テベスは若い。次回はさらに強い Albicelestes がみられそうだから、楽しみに4年間待とう。
南アフリカが楽しみという点では、燃えずに終わったブラジルも同じ。才能の出現頻度では、近年は南米に分があるだろう。

力を発揮できずに終わったイングランドは、私の中では顔ぶれだけなら今後もこれを超えるチームが現れないだろう。ちょうど結局一度も優勝できなかったラインバック・田淵・ブリーデンの阪神が、いまも心の中の最強チームであるように。どうしても、ベッカム主将のもとでの優勝がみたかったのに。

スペインでは、フランス戦でもホアキンが見せ場十分だったのが嬉しかった。フル出場してほしかったが、スーパーサブなら切れ味が増すというのも発見。ビッグクラブに行っても大丈夫だろう。もちろんベティスにいてほしいけど。プジョルよ、次も這い上がろう。

そして残ったのは、どんなに点を取っても名ストライカーとはいわれなそうなクローゼのいる、いくら勝っても強いと思えない開催国独と、周りに自分が知ってる中じゃ今回が一番弱いといい続けてきた伊、世界最高の前線プレイヤー、アンリが窮屈そうな仏と下馬評のよくなかったところばかりで、唯一力をつけているのは、C・ロナウドはじめ脂の乗った選手の多い葡という顔ぶれ。
とはいっても、残りのゲームが興ざめということはないのがW杯のすごいところ。もちろん、みたかったのはENG:ARGのファイナルだったけど。

優勝してほしい順は、いままでが嘘のように結束力が生まれてきた仏、傷だらけで負のパワーを発散する葡、独と伊はどっちでもいいけど、インザーギの旦那の大爆発をみたいので出してくれれば伊を応援します。

たとえば西仏戦。どちらも負けてほしくないから、どっちかがリードすると負けている方を応援するというのは、チャンピオンズリーグなどでもよく経験することですが、そういうみかたができるのも、遠い日本からみているからでしょう。それはそれで悪いことではないはず。

ここまで書いて力尽き、時間がなくなったので以下後編に。

(BGVはイマジカでやっていたE・ロメール『夏物語』をかけっぱなしで。実にフランス映画らしい小品)

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