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れっつ、すっぴん、トーク

照る日曇る日色々あるけれど、素直なすっぴんな気持ちで過ごしたい。お気軽にお立ち寄りくださいね。

大人になって忘れていたこと

2006-06-14 10:58:42 | Weblog
昨日のことだ。

娘が夕方、厨房に突然顔を出した。
開口一番「ねえ、今日お泊まり会してもいい?」
これには面食らった。

夫は「だめに決まってるだろう?それに明日はテストなんだから。」と言った。
確かにその通り。
でも、娘は言い出したら中々諦める子ではない。
「どうして、どうして?」といつまでも言っている。

だんだん、うるさくて嫌になってきた。
そのうち、夫が「部屋も片付けられないのに、何言っているんだ。」と言い出した。
娘は「じゃあ、部屋を片付ければいいんでしょ。」と言い、部屋へ戻った。

私は娘の思う壺になりそうな嫌な気配を感じた。

友達が一人来ていて、何と泊まる用意までしてある。
部屋は二人で片付けたらしい。

でも、子供同士で言っていることだから、友達のお母さんにも聞いてみようと思った。
娘の友達のお母さんに電話がつながった。

どうも子供の話しと違い、仕事から帰宅したら置き手紙が置いてあったらしい。
そして「申し訳有りませんが、家の子に帰るように言って下さい。」とのこと。

そのあと、友達は母親としばらく押し問答をしていた。
そして、諦めて帰る気になったらしい。

私は掃除を手伝ってくれたり、置き手紙をしてきたその子がいじらしくなった。
帰る時に「ありがとうね。また、土曜日とかで都合が良かったら来てね。」と私は言った。何だか可愛そうになってしまった。

そう言えば、私も娘くらいの時期に友達の家に泊まることに憧れていたなあ。
友達に、授業中に手紙をこっそり渡していたなあ。

少女の頃の淡い思いでを娘が時に再現しているのかも知れない。