怒涛の一年を振り返って

さすがに師走の風は冷たいですね。
今日は冬至です。
南瓜のそぼろ煮をこしらえて、柚子湯に入ろうと思います。

さて、前回の日記で迷っていた（りんご王国への来訪）は行くことになった。
高速バスの予約も取れたし、これでばっちりだ。
ＥＴＣ割引の影響だろうか？
いつもなら何度もかけないと通じなかった、高速バスの予約センターにも一度目で通じた。これには驚いた。

早速、夫のお兄さんのお嫁さんにこの事をメールした。
そしたら、お兄さんは都合が悪いが、お義姉さんは顔を見せてくれるらしい。
何でもお兄さん曰く「よく、あんな寒い所に来るなぁ～」との事。
確かに、寒さは覚悟しないといけない。

毎年、この時期になると一年を振り返ってみる。
この一年は、怒涛の一年だったと思う。
ホームステイのホストファミリーになったり、引越しをしたり、最後には夫の単身赴任、それも海外へだ。
あまりにも慌しかったので、来年は穏やかな年になることを切に願いたい。

今は、メール全盛の世の中だ。
確かに、便利だし早い。

でも、遠い国からはるばる届けられる一葉の葉書。
こんなに嬉しい物は他にないだろう。
繰り返し、何度も読んでは思いを馳せる。

この一年、私の拙いブログを読んで頂き、どうもありがとうございました。
みなさまと「すっぴん」で楽しい「トーク」をさせてもらい、とても楽しかったです。
来る年も、この「れっつ、すっぴん、トーク」にお立ち寄りいただけたら嬉しいです。

みなさま、良いお年をお迎えくださいね。

りんご王国からの招待

いやあ、急激に寒くなりましたね。
私の実家もりんご王国も雪がたくさん降った模様です。
やはり、暖冬とは言え、師走の風は冷たいです。

夫がいない我が家はこんなへなちょこな私でも、一応世帯主である。
何か、世の世帯主の方とは雲泥の差なのだが。
今まで、夫に依存して生きて来たので、いなくなってその存在の有難さを実感している。

支払い関係、買い物、住んでる所の草取りとか全部やることになった。
中でも、買い物はペーパードライバーなので全てママチャリで行く。これが、案外きつい。
今日は、特売の１０キロのお米と食材数点を買いに、遠くのスーパーまで行った。
お米は後ろのかごになんとか入れた。
前に、食材とバッグを入れて、よろよろと帰って来た。
この街は坂道が多く、それもきつい一因になっている。
一度に沢山買っていた昔が嘘のようだ。
でも、その分、少しは無駄な買い物をしなくなったかも知れない。
何か、衝動買いしそうになると、「それ、ホントに必要？」と内なる声が聞こえる。

大掃除の真似事も始めてみた。
昨日は、シャキ神が降臨して、ガラス拭きとお風呂のカビ取りをやった。
カビ取りはカビキラーではなく、フェリシモで買った乳酸菌の物。
カビキラーほどの威力はないが、入浴のついでにこすることも出来るのでお気に入りだ。匂いもきつくない。
音楽を聴きながらお風呂で掃除していたら、電話が鳴っている。
慌てて出たら、実家の母だった。もう。。。
大雪の報告をしたかったらしい。

夜になって、今度はりんご王国から電話があった。
まだりんごはあるか？と聞かれ、終わりそうな旨を伝えた。
そしたら送ってくれると言う。ありがたい。
義父から義母へと電話がかわり、娘の冬休みに泊まりに来ないか？と誘われた。
娘は、行きたがっている。
年末、年始はちょっと予定があるので、その前なら行けるかな？
私は「考えておきますね」と答えた。
義母は「いい返事を待ってるよ」と乗り気だった。

高速バスか新幹線かぁ。。。
親孝行しに帰ろうかな？
でも、寒いしなぁ。
いつも車を運転して帰省してくれた夫。
ああ、今まで感謝が足りなかったなぁ。

息子のカレー

徐々に日が差してきました。
昨日、こちらは一日冷たい雨が降っていました。
やっぱり、天気になると気分的に明るくなります。

先日、息子が帰省した。
あの子は、昔から計画的に物事を行う、ということが苦手だった。
今回も。。。

洗濯物がたまっているから、二泊できないと言う。
それなら、最初から汚れ物を持って来れば洗ってあげたのに、と言った。

息子は昔から癖っ毛で、普通のシャンプーでは上手く洗い上げることが出来ない。
やはり、おしゃれには興味があるので、何やら専用のシャンプーをロフトで決めて買っているらしい。
そのシャンプーを持ってくれば、お風呂に入って行けたのに。
母としては、入浴代も洗濯代も節約させたいのだが。

気が回らない息子にため息をついた。

買い物に行く予定も狂ったので、冷凍庫の肉を解凍した。
今夜のメニューはカレーにしよう、そう、思った。
そしたら、息子は「カレーなら食べて行きたい」と言う。

夕方、早めにご飯の仕度を始めた。
今日は、息子にカレーを作ってもらおう。

横で見ていると、息子なりのこだわりがあるようだ。
玉ねぎをあめ色になるまで炒めたり、肉には塩と胡椒で下味をつけたり。。。
私は仕上げに、すりおろしたりんごを入れた。

息子に作ってもらったカレーは絶品だった。
普段、そこまでカレー好きではない娘もお代わりして食べていた。

とても、楽しいひとときだった。
ありがとうね。

以心伝心かな？

まだ、雨が落ちてこないので出かけて来ました。
テスト前で娘の部活がなく、久しぶりに朝寝させてもらいました。
至福の時でした。

夕べ、いつも聴いている坂崎幸之助さんのラジオ番組が終わった１１時頃、夫に電話をかけた。
シンガポールはマイナス一時間なので、大体１０時頃。
もう、かけてもいい時間だと思った。

かけたら、夫は「もう少しでアパートに着くから、こっちからかけ直すよ」と言ってくれた。
しばらくしたら、電話がかかって来た。

夫は金曜日の９時から１１時までは、私が坂崎さんのラジオ番組を聴いていることを知っている。
だから「幸ちゃんの番組、もう終わった？」と確認してきた。
番組中なら、私とゆっくり話せないと気遣ってくれたのだろう。

今はまだあちらのホテルはオープンしていない。
毎日、事務的な仕事をしているらしい。
でも、朝の６時台から夜の９時台までは拘束されているらしい。
大変なんだなぁ。。。

実は夫も電話をかけようと思ってくれていたことが分かり、以心伝心かも？と嬉しくなった。
多分、明日携帯電話を買って、そしたらメールのやり取りもできるようになる。

夫は私に「ありがとう」と言ってくれた。
日本にいて、何もしてあげられないのに、お礼を言われ「私、何にもしていないよ」と言った。

私からの電話をとても喜んでくれたので、また、電話をかけようと思った。

それにしても、楽しい時間はすぐに過ぎるものだ。

また、これで一週間は乗り切れそうだ。
そう、思って布団にもぐり込んだ。

呉越同舟

寒くなりましたね。
今日から、師走。一年の過ぎるのは早いです。

私は、時々夫のお兄さんのお嫁さんとメールのやり取りをしている。
同じ姓を名乗り、立場が似ているし、優しい人なので甘えさせてもらっている。

夫は、三人きょうだいの末っ子。
６歳離れたお兄さんと、４歳離れたお姉さんがいる。
お兄さんとは年が離れすぎていて、喧嘩の相手にもならなかったらしい。

日本を発つ、少し前にポツリと夫が言った。
「おれ、シスコンかも知れない」
その通り！
私は深くうなずいた。

だって、何でもまずお姉さんに相談するもの。
メールのやり取りが頻繁だもの。

私は、自分の弟のメルアドも、携帯の番号も知らない。
ついでに、姉のも知らない。
そんな私のきょうだい付き合いは、夫には謎だったようだ。

夕べ、夫のお兄さんのお嫁さんからは、とてもユニークなメールを頂いた。
親戚話なのだが、私もかねてから不思議に思っていたことを、実に的確に言い切ってくれた。
ありがとう、おねえさん。
お蔭様で、気持ちが軽くなりました。

思えば、夫婦は元は他人同士。
その二人が、喧嘩したり、協力したりしながら暮らすものだ。
そこに、親戚がからみ、時に話がややこしくなったりもする。

呉越同舟、私は時々そうつぶやいてみる。
うまくいかない時、「呉越同舟なんだもの。くよくよしない。でも、それにしては頑張っているじゃない？」
そう、胸の中で思う。
今、シンガポールにいる夫は、「その船が泥舟じゃないといいね」
そう、言ったっけ。。。