好き嫌い

今、思えば子供の頃は食べ物に関して管理されていた。
禁止食材？が結構あった。

例えば、スナック菓子、インスタントラーメン、でんぶ、コカコーラ、e.t.c.
それらが、よその家の子供たちには食べてもよい物だとは思いもしなかった。

あと、子供の時は「大嫌い」で食べられなかった物が、時を経て好物になった場合もある。

大根煮物、卯の花、みょうが、うど、う～ん、色々あるなあ。。。
味覚は変化してゆくものなのだろうか？

クリスマスのケーキもバタークリームの物だった。
最初はおいしいのだが、すぐに飽きてしまう。

私は食い意地が張っているからか、あまり好き嫌いはない方だと思う。
でも、レバー、トコロテンは大嫌い。
昔から継続して苦手な物だ。

長男を妊娠していた時は、ここぞとばかりに禁止食材を食べていた時期があった。
夫も仕事で帰りが遅かったので、それを言い訳に自分を甘やかした。

長女を妊娠していた時は、長男が既にいたのでそれなりに調理した。
なので、娘は煮物など和風の物が好きだ。

母が私達子供のためを思って禁止していた食材。
それを焦がれて食べた時期があった私。

今は飽食の時代なので、何でも手に入るし食べることが出来る。

子供たちが大人になって思いだす母の味はどんな物だろうか？

ちょっぴり怖くて、それでいて興味深い。