バッグを探して

もう降らないだろう、とたかをくくっていました。
それが、まさかの局地的な大雪。
今は、日陰は凍っているし、買い物も一苦労。
自転車で転ぶのはこりごりなので、危ない場所は降りて引く。
そう、肝に銘じています。

思い起こせば、２２歳で結婚した私はお世辞にも豊かとは言えない生活を送って来た。

結婚した当初は新所帯で何もないので、安いお店で台所用具やら日常必需品を揃えるしかなかった。
息子もすぐに産まれたので、知り合いの方から頂いた服や、子供服が安いお店を教えてもらって買い揃えた。
娘の時は、姉の娘が二つ上なので、お下がりをもらえたので助かった。

健康であれば、子供も大きくなったのでパートへでも出ているであろう、私。
でも、生涯付き合っていくしかない病なのでそれも出来ない。
そんな私を案じて母は時々荷物を送ってくれている。
本来ならば、私が母にお小遣いを渡すのが普通だと思うと情けない。

日常的な買い物は、夫が休みの時に安いお店へ車で一緒に行ってもらっている。
四人分なので、重い調味料やお米などとても助かっている。
私も行ける範囲で自転車で行くようにはしている。

我が家は私の病気もあり、家計は必要に応じて夫が所定の封筒に入れるか、手渡しでくれる。
以前、何かの統計で見たが財布のひもを握っているのは、世間的には圧倒的に妻が多いらしい。
私には無理だと思うので今のやり方が合っているのだろう。

さて、長い前置きになった。

先日、夫がこんなことを言ってくれた。
「今の会社に入ってもうすぐ一年。ささやかだけどボーナスのような物が出るんだ。
何か欲しい物があったら買ってあげるよ。」と。。。

でも、はたと考えた。
そんなに欲しい物ってあるだろうか？
昔からブランド物には興味がないし。

そこで、「バッグが欲しいかも？」と思いついた。

以前愛用していた肩から斜めに提げるタイプのバッグは穴が開いたので捨ててしまった。
でも、両手が開くのでとても便利だった。
かといって、リュックは電車や人ごみで邪魔になる。

なので、今、色々なお店でバッグを探している。
一つ、候補に挙がったのは近くのお店で見た軽いバッグ。
サックというメーカーの物でお値段は５０００円弱。
問題は使い勝手がいいかという点だ。

みなさまは、何か欲しいと思って思いを巡らせている物ありますか？

体は正直

寒い風に身を縮めながら、図書館へ来ました。
一年で今が一番寒い時期なんですよね。
先日の大雪にもびっくりしました。

さて、最近自分の感覚ではず～っと忙しかった。
さっき、すごく久しぶりに家の掃除をしてきた。
ほこりのすごいこと！
マット類を洗濯し、布団も干して来た。
ただ、バイトが休みでいつ起きだすか分からない娘の布団は無理だったけれど。

私の場合、出かける用事が続くと体が内なる叫び声をあげてくる。

それがやっと少し休めるようになって、昨日は久しぶりに昼寝をした。
そしたら、本当によく眠ってしまった。

昨日は、一昨日誕生日を迎えた娘の誕生日パーティーの日。
家族全員の都合がいい日を選んだ。

なので、昼寝から起きてからはすごく頑張った。
幸い、息子も家にいたのでケーキは息子に担当してもらった。

私は、混ぜご飯、ポテトサラダ、豚肉の生姜焼きなどを作った。
混ぜご飯は娘の大好物。小さい頃から好きだった。
私は、白米ともち米を半々にしたのを炊飯ジャーで炊き、具は鍋でこしらえる派。
ごぼう、にんじん、れんこん、こんにゃく、鶏肉などを入れた。
根菜は、火が通るのに時間がかかるのでたいへんだ。

私が作るおかずは全て薄味になるので、監修（？）を息子にたのむ。

ケーキはいちごケーキ。
料理プラスケーキ作りはとても手間がかかるので、息子がやってくれて大助かり。

楽しい食事だった。
娘よ、１９歳おめでとう。

でも、やはり疲れたのだろう。
夜は熟睡で、今朝もやっと起きた。

眠れる時にはぐっすり眠る。
もう、若くないのだから。

３０年経ったんだ。。。

みなさま、明けましておめでとうございます。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

今年の冬は特に寒さが身に沁みる。
この寒い中、夫と二人で極寒のりんご王国に行った。

４日の夜の１１時頃に到着した。
雪は思ったよりも少なかった。
逆に雪があった方が寒さは厳しくないかもしれない。

６日の夜、ものすごい冷え込みだった。
茶の間でストーブを二つも出してガンガン暖めていても、一向にきかない。

そんなさぶ～い中、私は高校時代の友達と会う為に電車に乗った。
この電車、学生が利用するから残っているのかも？
だって、三両編成で一両に三人しか乗っていないのだもの。
何となく、（千と千尋の神隠し）のあの場面を思い出した。

一人の友達は、時々会っている人。
でも、もう一人は何と１０年振りくらいだった。
懐かしい。そして、変わっていない。

お店に腰を落ち着けて、料理と飲み物をたのむ。
でも、三人とも昼食が遅く空腹ではない。
大根サラダ、揚げ出し豆腐、肉じゃがを頼み、私はウーロン茶を頼んだ。

そして、話が止まらなくて。
高校時代の友達の近況とか、先生のこととか、お互いの夫との馴れ初めとか。。。
時に大笑いしながら、食べるよりも話しに熱中した私たち。

あれから、３０年も経ったんだ。。。
感慨ひとしおである。

みんな、笑顔の陰にはそれぞれ山越え谷越えの人生だっただろう。

外はしんしんと冷えていたが、私は元気をもらえた。
みんな、ありがとうね。

そんな、りんご王国の一夜だった。