プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
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『傷』『峠』北原亞以子

2023-10-07 | プクニの本棚


『傷』北原亞以子/新潮文庫(2001/4)
空き巣稼業の伊太八は、
「身内に迷惑を掛けない」というのがモットーだ。
豊蔵から共謀を持ちかけられ、
目的の瓦屋に忍び込んだはよかったが、
何とそこは豊蔵の弟の家だった。
自らの信条に反する仕事をさせられた挙げ句、
あらぬ罪まで着せられてお尋ね者になってしまった伊太八──彼の運命やいかに?
元南町奉行所同心の隠居・森口慶次郎が人々の心を潤す、
粋と人情のお江戸事件簿。
~内容紹介より

慶次郎縁側日記シリーズ第一冊め。
実は気になりながらも北原さんの本を読むのは初めて。
1969年『ママは知らなかったのよ』で新潮新人賞、
同年『粉雪舞う』で小説現代新人賞佳作を受賞。
’89年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花賞、
’93年『恋忘れ草』で直木賞
’97年『江戸風狂伝』で女流文学賞をそれぞれ受賞した作家さんです。






『峠』北原亞以子/新潮文庫(2003/10)
お江戸の庶民の悲喜こもごもに、
向ける眼差しますます冴える、慶次郎シリーズ第四弾。
~帯より

2・3巻目『再会』『おひで』を飛ばして、4巻目を先に読みました。
この峠は9月に行った碓氷峠を舞台にしたお話し。
実際に行った場所は読むにも思い入れが違いますね。
この慶次郎シリーズは短編集15巻、長編1巻および外伝1巻と続きます。

TVドラマでは’04年NHK金曜時代劇で最初に映像化されて、
シリーズ1・2・3まで製作されてます。
慶次郎役は高橋秀樹さん、うんうん合ってますね。


短編集なので読みやすく
今後もこのシリーズはぼちぼち読みたいですが、
先に『深川澪通り木戸番小屋』や『恋忘れ草』を読もうかな。






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