虹色雑談

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デ・ジ・キャラット再び!

2006-08-22 23:00:23 | アニメ・コミック・ゲーム

 1ヶ月半ぶりのブログ更新です。そんな久しぶりのブログのお題は、前回も話題にした「ギャラクシーエンジェルⅡ」と、ブロッコリーの大黒柱「デ・ジ・キャラット」について。GAⅡは前回多く書いたので、今回はでじこを中心に書こうと思います。

 「デ・ジ・キャラット」は1998年、ブロッコリー並びにゲーマーズのマスコットキャラとして、店の情報冊子フロムゲーマーズの4コマ漫画「げまげま」の2回目から登場したキャラ。当初はゲーマーズの妖精という設定で、ちょっとうかつな性格が魅力的で、水面下で人気を獲得、1999年からは、ゲーマーズのCMにも登場して、一気に知名度を上げました。僕もゲーマーズのCMで始めてでじこを知りました。そして瞬く間に人気を上げたでじこは、同年5月に声優決定、ラジオ展開、そして年末にはアニメ化と、破竹の勢いで基本的なメディアミックスをこなしました。それから数年間、キャラを少しずつ増やし、断続的にアニメ放映とイベント開催を繰り返し、ゲーマーズ並びにブロッコリーのメインを成す重要なキャラへとなっていきました。
 デ・ジ・キャラットことでじこは、黄緑色の髪にネコ耳、両耳の上と首に着けた鈴、メイド服にネコしっぽと、まさに「ハイブリッドネコ耳娘」の名にふさわしい愛らしい格好、さらに語尾に「にょ」を付ける喋り方が特徴という、この上ない設定。しかし、声優がついた頃から、でじこの性格は、その愛らしさを大きく裏切る腹黒さを持ち始めました。まるで天使のような笑顔の裏に、狡猾で生意気な小悪魔の顔があるという、それまでのファンを裏切るような性格。しかしファンはでじこのこの性格に逆に惹かれ、むしろファンが一気に増大しました。アニメではその持ち前の性格を大きくウリにし、でじこのアニメは多くのファンに支持されました。2003年には「デ・ジ・キャラットにょ」というタイトルで、一般の子供向けにも作られましたが、裏番組にかの「アストロボーイ鉄腕アトム」があったことや、放映局がテレビ東京系ネットだったことなど、様々な悪条件が重なり、視聴率が思うようにとれず、残念な結果になりました。作画も話も結構優れていた方ですが、それまでのでじこアニメがいかんせんアクの強い作品だったことから以前の方がよかったというファンや、新たなでじこ像を築き上げ、独特の作風を作り出したのが良いというファンもいるので、その評価は賛否両論です。この「デ・ジ・キャラットにょ」を最後に、でじこのアニメは休眠しました。メイン展開の座こそ「ギャラクシーエンジェル」など他の作品に託したものの、ブロッコリーのマスコットであることに変わりはなく、でじこは今やクイーンと呼ぶにふさわしい存在になっています(ゲーマーズ10周年記念のイラストが、クイーンっぽい格好したでじこでした)。
 そして今年2006年、再びでじこがアニメとして帰ってきます。タイトルは「ウインターガーデン」。「デ・ジ・キャラット」から10年後の設定で、20歳になったでじこの恋愛ものという、これまでのでじこ作品とは全く異なる作品になります。単発スペシャルという情報がありますが、詳しい情報はまだわかりません。大人になったでじこたちがどのような物語を繰り広げるのか、今から楽しみです。

 もう一つのブロッコリー最新アニメ「ギャラクシーエンジェルⅡ」は、前回も書いた通り、やはりドタバタものになりそうな予感です。何せ監督が「マジカノ」を手がけた岸 誠二氏ですし、様々な雑誌にドタバタものだと記されているので、もはや腹をくくるしかなさそうです。しかしながら、原作であるゲームより先にアニメになった前作と異なり、今回はゲームが出てからアニメ化という形なので、前作のようにキャラの性格が極端に違う心配は少ないと信じたいです。


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