虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

秋の新番組2

2008-12-06 23:47:48 | アニメ・コミック・ゲーム

 もう12月で、いくつかのアニメは終盤に向けクライマックスを迎える頃ですね。なので今回と次回に分けて超特急でレポっていきます。

・「テイルズ・オブ・ジ・アビス」
 大人気を誇るロングセラーRPGゲーム・テイルズシリーズの一作品がTVアニメ化。テイルズシリーズはよく耳にしていたのですが、シリーズが多いこともあって、どれから手をつければいいのかわからず、ゲームの方には手を出していなかったので、今回のアニメをきっかけにテイルズに触れてみようと思って見ました。その後テイルズシリーズの歴史を調べると、1995年にシリーズ第一弾がスーパーファミコンで出ていたのですね(「テイルズオブファンタジア」、98年にPS版で、2003年にGBA版でリメイク、そして2006年にPSPでフルボイス版が出ています)。今回アニメ化されたこの「テイルズ・オブ・アビス」は2005年にPS2で発売されたテイルズシリーズ10周年記念作だとのことです。テイルズシリーズ全体を大まかに見通して見ると、剣と魔法の世界を基調とした世界観で、主人公が様々な仲間たちと出会い、世界を巻き込む大事件へと首を突っ込んでいくというのが基本フォーマットのようです。本作の主人公・ルークも、とある事情で少年時代の記憶を失っているという生い立ちを持ち、ヒロインである女剣士・ティアと出会ったことで突如見知らぬ土地へと飛ばされてしまい、その途中で導師イオンやミュウ、ジェイドやアニスといった仲間達と出会い、戦いに巻き込まれるという、上記の基本フォーマットに乗っ取った出だしでした。どうやらアニメ版は原作ゲームとは違った視点で描いているとのことなので、これを機にテイルズシリーズのゲームの方にも触れてみたいと思います。各作品の詳細はこれから調べていきますが、作品同士の世界観が繋がっていないのであれば、最新作のDS版から触れて見るのもいいかも知れません。

・「あかね色に染まる坂」
 feng原作の恋愛アドベンチャーゲームのTVアニメ化です。なんと、アニメ業界に数々の伝説を残した超怪作「School Days」のスタッフが再結集しているとのことで、またも悲劇が起きないかちょっと心配な作品です(笑)。物語は主人公・長瀬準一が街で男たちに絡まれていた少女を助けたところから始まります。ちなみにこの準一、とある事情でかつて「ジェノキラー」と呼ばれ恐れられていたため、少女に絡んだ男たちは逃げていきました。翌日登校してみると、なんとその助けた少女・片桐優姫が転校してきます。彼女は最初こそおしとやかで清楚なイメージのお嬢様だったのですが、とある経緯で準一が彼女にキスをしたことにより(経緯は説明が長くなるので公式ページ等で確認を)短気な本性を現し、しかも彼女は準一の許嫁として彼の家に嫌々ながら同居するという、何とも羨ましいくらいにベタな展開を見せてくれます。優姫はとにかくツンデレのテンプレートを地で行く、まさにツンデレ萌え♪の方は悶絶しそうなくらい可愛い子です。そんな優姫を演じるは、「とらドラ!」の大河同様、ツンデレキャラを演じれば右に出る者無しの釘宮理恵さん!!なお優姫の他にもヒロインは数名出てきますが、彼女と双璧を為すもう一人のメインヒロインが、準一の妹である長瀬 湊です。この子も良く出来た子で、お嫁さんに欲しい度ナンバー1を地で行く可愛い子ですが、少々兄に対して兄妹愛を越えた感情を抱いている素振りも見せてくれます。こんな可愛い少女2人と同居とは、準一羨ましい!!ちなみにその他の学園側のヒロインの中でも一押しはやっぱり白石なごみです。左目が髪の毛で隠れる鬼太郎ヘアの子で、いわゆる電波系な不思議ちゃんですがその存在感は他のヒロインを圧倒するほどで、ファンの間では彼女が一番人気が高いようです。うん、いいですね♪こういう奇人変人が集まる学園ラブコメは大好きです。

・「鉄のラインバレル」
チャンピオンREDにて好評連載中、あの「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の安彦良和先生や「ファイブスター物語」の永野 護先生から推薦を貰ったことでも話題になったリアル系バトルアクションロボットマンガのTVアニメ化です。いじめられっ子だった中学生の少年・早瀬浩一がある日突然、巨大ロボットという「力」を手にしてしまったことで性格が一変してしまいます。それ以前にも浩一は、自分にはいつか隠された力が目覚めると思っていた節があり、悪く言えば中二病的なカンジだったのですが、ここで「力」を手にしてしまったからさぁ大変、手にした巨大ロボ・ラインバレルに乗り、襲い来る謎の敵ロボット軍と戦うのですが、その戦い方はあまりに独善的かつ周囲の被害を考えない乱暴そのもの。勝利したらしたらで「今日の正義完了!」と、一体幼い頃何を見てどんな正義を学んだのかが凄く気になる電波っぷりを見せてくれます。しかしやがて、多くの人との出会いを通して「力」の使い方や「正義」の意味などで葛藤していくことになります。ラインバレルと一緒にやってきた少女・城崎絵美がメインヒロインですが、この作品は勿論ヒロインたちも充実しています。でもそれ以上に次回予告の度に発せられる「あなた、最低です!」がこの作品の名文句になっている気がします。

・「しゅごキャラ!どきっ」
 大人気の「しゅごキャラ!」が何と2年目に突入決定!!基本的な内容は同じですが、スタッフの一部が一新されているとのことです。新番組扱いですが、話数はそのまま前作からの通し番号になっているため、単にタイトルが変わっただけの印象も強いですね。最初の2話はこれまでの総集編的なカンジで(52話があむちゃんたちガーディアン視点から、53話がイクトや歌唄ちゃんなどイースター関係者たちの視点からの回想でした)、物語自体は3話目(54話)からスタート。今回は新キャラとしてイースター側にルル・ド・モルセールというアニメオリジナルキャラが登場。ルルはフランス貴族出身の有名シェフの父と、日本人で女優の母を持つハーフで、その高貴な出で立ちと高飛車な性格とは裏腹に感情が高ぶると名古屋弁が出る面白さを持つ少女で、しゅごキャラのナナもそのゴージャスな女性貴族っぽい姿とは裏腹にコテコテの名古屋弁を話す面白キャラです(笑)。今回は彼女らが暗躍し、自分の夢に迷いを持つ子供にジュエリーを渡してこころのたまごを抜き出し、「謎たま」という不思議なたまごに変貌させ、さらにその子供をキャラ持ちでないにも関わらずキャラなりさせ、その夢を歪んだ形で叶えさせます。それをあむちゃんたちガーディアンが阻止するのが今回の基本フォーマットとなっていますが、歌唄ちゃんのライブ活動のためにあむちゃんたちが奮闘したり、持ち主が行方不明になってしまったしゅごキャラを、しゅごキャラ総出で探したりなどのエピソードもあるため、この辺はプリキュアなどのバトルヒロインものとの棲み分けが出来てると言っていいでしょう。今後気になるのはバイオリンをイースターに奪われてしまったイクトの動向ですね・・・。

・「かんなぎ」
 コミックREXにて連載中のほのぼの伝奇コミックが原作です。あの名作「らき☆すた」の第1~4話を監督したものの、「その域に達してない」という理由で降板させられた山本 寛氏が「その域に達した」のかついに監督として復帰、「初監督作品」と言ってたらしいので「らき☆すた」初期4話は黒歴史?脚本は「かみちゅ!」でお馴染み倉田英之氏、まさに神様ネタをやるにふさわしい、この秋最大の話題作です。主人公・御厨 仁が御神木から作った木彫りの精霊像が、突如自らを神様だと言う女の子・ナギになってしまうのが導入部ですが、よくありそうな「空から女の子が降ってくる」「モニターから女の子が出てくる」を通り越した、「御神木で作った木彫り像が女の子になった」という素敵ネタ、全国からナギ様目当てで御神木が斬り倒される事件とかがあったら大変なことに(笑)!?ナギはケガレ退治の使命を持っているものの、元となった御神木が既に斬り倒されているため(彼女はこれを「バラバラ殺神事件」と称して怒ってました)、仁の力を借りなければケガレを祓うことが出来ません。そんな形で仁とナギは同居することに。くぅ~!こんな可愛い神様の女の子と同居だなんて羨ましい!!ナギは仁の前ではもの凄い傍若無人ぶりを見せますが、仁以外には猫を被ったような態度で接するという、面白い二面性を持っています。この二人のやりとりだけでも面白いのですが、仁の友人たちも一癖、二癖のある連中ばかり、さらにナギと仲の悪い妹・ざんげちゃんとのやりとりなど、とにかく同じ倉田氏が手がける神様日常劇「かみちゅ!」とは別ベクトルな面白さがある作品です。ちなみにオープニングは最近流行っているダンスムービーです。山本監督が得意とする分野で、「涼宮ハルヒ」や「らき☆すた」で確立されたとも言われています。オープニングは本編とは関係のない、ナギのアイドルサクセスストーリー的なムービーになっていて面白い上、主題歌がとてもノリがいいカンジです。

 今回はこれまで!!予想以上に長くなってしまったので、残りは次回簡潔に!!


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