墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

若くある方法

2007-03-26 19:17:09 | 駄目
 若さは憧れだ。
 若くありたいというのは希望である。
 若くさえあれば、金も女も身長もいらない。

 そういう皆さんの為に俺は5分ほど、どうすれば若くいられるか考えてみた。その熟考の結果を発表しよう。

 若さとは何か?
 それは、比べる事。
 自分より若い奴がいるから、あなたは年寄りなんである。自分より若い奴は全て虐殺せよ! そうすりゃ、あんたが一番に若い!

 そういう極論がイヤであるなら、あとは自分を若いと誤摩化すしかない。
 例えば、そう。サバをよめ!
 2つ3つじゃなく、30年くらいサバをよむのだ!
 
 俺は37才だから、サバをよんだら7才だ!
 若いっ!!
 確実に若い!
 7才だと思い込むのだ。
 思い込みを止められる奴なんか、自分以外に誰もいない。思い込みは常に勝利する!
 7才だと思えば7才なのだ。そう自分に言い聞かせよ。
 その上に、今は『夏休み』だと思い込め!
 7才の夏休み!
 怖いもの無しだ。

 精神年齢は思い込みでカバーできるが、肉体はどうであろうか?
 体は正直で、思い込みでなんとかなるものではないが、ある程度は意思や気力で肉体の老化を防げる。
 でも、究極の若さを保つ秘訣は動かさない事だと思う。
 肉体は、良く動くところから老けていく。
 ひじ、ひざ、くび。そういう良く動く箇所から老けていく。
 良く動くと言えば、顔もそうだ。
 意外と体はまだ若いのに、顔だけ老けている人が多い。
 表情豊かな人ほどシワが多い。

 無表情に徹しよ!

 顔を動かすな! 老ける!

 何が起ころうと、眉ひとつ動かさない。まばたきも出来れば禁止!
 飯も口を動かすと口元が老けるから流動食!
 会話も厳禁!
 笑うな。怒るな。
 空気は鼻から、鼻の穴を広げないように注意しながらユックリと吸え!
 泣くな。困るな。
 何があろうと超然として表情を動かさない。

 心は7才。なるべく動かない。顔は無表情。

 コレが若さを保つ秘訣である。

 でも、そんな若者はいない。それが若さなんだろう。


艶かしく萌え

2007-03-26 18:37:09 | 駄目
 日本人は、成熟より若さを好む傾向があるようだ。

 ところで、『なまめかしい』という言葉がある。この言葉、現在ではエッチっぽい言葉として使われている。だが、過去においてはそうではなかった。『なまめかしい』の『なま』とは、未熟や不十分の意。花やかさやケバケバしさなどとは反対の概念。

 ここからは単なる持論だが、古文の『なまめかし』は、現代語の『若々しい』に変換して考えると分かりやすいような気がする。
 平安の昔から、女性の美しさの描写に『なまめかし』が多用されてきたので、いつの間にか、女性の色香を象徴する言葉に変化してしまったのだろう。
 しかし、本来の意味は「若々しい美しさ」であると思う。
(例えば『初々しい』という言葉がある。この言葉は別に少しもエッチな言葉じゃないけど、多くの人は『初々しい』と聞くと、なんとなくエッチな気分になる)

 ようするに、昔から日本人は『若さ』に価値を認め、萌えていたのだ。萌えなんて今にはじまった事じゃない。