墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

消さないで

2007-03-04 19:17:40 | 駄目
 そんなで、前の話の続きであるが、一度アップしたネットの記事の削除権限は著者にはないと思う。
 もちろん無理矢理に言っているだけで、冷静な意見ではない。ただ、消すなと泣きそうになりながら懇願している。

 てか、俺は一度出したもんは消さない主義だ。
 現実でも、ネットであろうが一度出しちゃったもんは、取り返しのつかないものだと俺は思う。ログは消せても、見た人の記憶は消せない。

 後になってから、あぁやっぱり良くなかったと削除するのは男らしくないし女らしくない。お前らチンコやマンコついてんのかと問いただしたい。だいたい一度出した精子や子供は取り返しがつかないもんだろう。

 とくに『大好きよ』と書かれた記事は消してはいけない。
 それを心の糧にして毎日を生きていこうと思っている馬鹿もいる。

 何故、人を殺してはいけないのか?
 本能的に、人は人を殺すと自分が壊れてしまうと知っているからだ。人を殺せば全てがぶち壊しになる。自分さえ壊れる。それが本能的に恐ろしい。 


なんだね

2007-03-04 18:26:59 | お絵描き
 平成のヘンリー・ダーガーを目指す俺です。
 俺は平成のヘンリー・ダーガーにきっとなる。
 俺以外の誰にも平成のヘンリー・ダーガーは名のらせない!

 てなわけで、ファション誌の『ノンノ』を見ながらお絵描き。

 ダーガーは、カーボン紙やワックス紙を使ったトレスを使い作品を仕上げた。
 妄想する者に『著作権』は関係ない。他者の作品であっても己が妄想に定着したイメージはもう自分自身の妄想であり、それを具現化するならオリジナルだ。頭の中の妄想に境界線はない。

 思うのだが、当たり前の事だけど、著作権とは著作を利用して金儲けする権利の事ではないのかと思う。そして、著作そのものは一度世間に向け公表されたなら人類共通の『知的財産』になるのだと俺は思う。
 
 作品を利用して金儲けする権利は著者の物であるが、公表された作品自体は公許物であると思うのだ。
 公表した作品はもう著者の物ではない。ただそれを使って金儲けをする権利だけが与えられている。
 それは、親の生んだ子供の人権が親にあるのではなく、子供にあるように。

 言い訳にしか聞こえないだろうな。まぁいい。

 そんなでファッション誌の気に入った写真を見ながらお絵描きした。(そう、例えばファッション誌のモデルと同じ格好をするのは著作権の侵害であろうか?)

 作品そのものは侵害してはならないと思うが、画風の真似や模写に罪はないと思う。トレスさえ罪にならない。
 という俺の考え方が忌々しい方々もおられるであろうが。

070304_1


日曜の朝

2007-03-04 06:02:20 | 日常
 朝の3時に目が覚めて眠れなくなる。

 寝なおそうと睡眠薬(ビール)を買いにコンビニに行く。

 かなり薄着の軽装で表に出たが、寒さは感じない。
 丸くて黄色い月が西の空にあり、俺の移動にともない建物の影に隠れて見え隠れする。

 うふふ、シャイなお月様。
 俺に見つめられるのが恥ずかしいのかしら?

 などと思いながらコンビニでビールを購入して部屋に戻る。

 部屋に戻ってパソコンを立ち上げてネットを徘徊すると、相変わらずネットの世相は『悲観的』である。
 多くの若者が、この国を終わりかけていると感じ、自分自身の価値さえ見つけられずにいる。

 未来への絶望に激しい自己否定。

 被害妄想に自殺願望。

 乾ききった攻撃的な笑い。

 俺には妄想癖がある。
 しかも、現実もよく見えていないし激しい逃げ癖もある。
 だけど思う。
 若者達を救いたいと。
 てか、今まで隠していたが(隠し事が多いな俺も)。
 希望をなくした若者や子供達に生きる力を与えたいというのが、俺の最大の妄想である。
 俺の妄想世界では、俺は若者や子供達を絶望から救う白馬の騎士である。ナイトなんである。そうありたいと常に妄想している。

 俺にとっては妄想こそリアル。
 金も女もいらぬ(すごく欲しいけど。てか欲しいよ。くれ!)と心に決め、ビールを盾に果敢にパソコンに向かう俺こそ現代のドンキホーテである。
 目指す敵は若者や子供達を惑わすこの時代。

 だが、若者や子供達に、大人の一切のキレイゴトや情熱は通じない。受け付けない。若者や子供達に通じるのは、ギリギリまで削った本音の言葉に大人自身の生き様だけである。
 
 生き様。
 俺はイタい親父として徹底的に痛く生きようと決めた。無駄に萌え無駄に恋しふられ、職場では怒られっぱなしの低賃金労働者。あさましくも醜く、誰もがこうなりたくはないという惨めな生き方を徹底しよう。そのくせ、ノホホーンとのんきに反面教師として生き抜く。
(そういう生き方しか出来ないしな!)

 本音の言葉。
 とことん、無駄をはぶいたスリムな本音である。
 その視点でこそ若者達の心を苦しめるモノの正体にせまれるはず。
 本音を吐く為には無責任にキーボードを叩くしかない。
 もちろん、俺はたんなるドンキホーテなので俺の向かう相手はたぶん『風車』だ。しかし若者達の賢い者が、俺が間違えて向けた矛先に潜む『敵』の正体に気がついてくれるはずだろう。

 今はまだ、修練が足らず満足な結果を出せていないが、そのうちなんとかする。したいと妄想する。