満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

深川江戸資料館  東京オフ会②

2008-05-08 | 仲間とのハチャメチャ
さて昨日の続きである
皇居東御苑で昼飯を食い「腹も満腹」「気持ち満開」状態の一行は
ゾロゾロとナビゲーターの「夜さん」を筆頭に地下鉄に乗り込み
夜さんの「○○○円の切符買ってね~」
の掛け声に後押しされ
よく解らないままに切符を買い、よく解らないままに電車に乗り
着いた場所がココである
「将門の首塚」
いや…決して「東京ホラースポット観光」ではないのだが…(笑)
一度は行ってみたかった場所であることは間違いがない(ハハハハハハ)

写真にビビリーな満天さんの気持ちが良く現れておる(爆)
このカエルさんの右横に塚があるのだが…怖くて撮影できん(爆爆)
さっきから爆爆言っておるが
あの爆笑問題の背の高い方がコノ首塚に蹴りを入れ仕事が来なくなったり
大蔵省が元首塚の上に省を建ててしまい何人か亡くなったりとか
なにせ「祟り」話が後をたた(り)ないので~
「君子は危うきに近寄らない」のである(この場合君子は満天さんである…爆)
この首塚の横に某東京三○UFJ銀行があるが
ここに「平将門」名義の口座が開かれ首塚の運営費用に使っておる
今もしっかりと平将門さんは通帳まで持って生きておるのじゃ~

さて…すっかり背筋が寒くなったところで
ナビゲーター夜さんが「面白いところがあるのよ~」っと
連れて行ってくれたのが
「深川江戸資料館」
都営大江戸線「清澄白河駅」下車、迷って10分(笑)
ワシ等が乗ったのは…半蔵門線だったかも????(ガハハハハ)

普通のビルなもんで…見落としがちだが
入口で300円を支払い中に入ってみて驚いた!

地下一階から地上二階まで三層に渡る吹き抜けに
火の見やぐらが立ち、掘割には猪牙(チョッキ)舟
船宿があり、お店(タナ)が並び~
いっきに江戸時代へのタイムスリップである(笑)
(写真屋根の上の猫は時間が来るとニャ~と鳴き伸びをする)

「おお~~~~」っと喜び叫ぶ我らを横目に見て
ナビゲーター夜さんがしてやったりと嬉しそうに笑っておった
お見事です!夜さま~~~~

ココから階段を下りると江戸の町なのである(笑)
(階段を下りて江戸に行くのは初めてじゃ~ハハハハハ)

写真は裏長屋の井戸
湿地帯に作られた江戸は井戸を掘っても水が塩っ辛い
今でいうパイプを木で作って川や湧き水から水を引いておった
「水道の水で産湯をつかった」は江戸っ子の自慢の一つである

今にも奥から人が出て来て「今日は何にする~」っと言いそうである

こちらは船宿の台所。宿泊客に使う食器が沢山並んでいる
東の鬼平犯科帳では盗人の溜まり場
西の方ではあの薩摩過激派が利用していた寺田屋
どちらも船宿であるがココのはもっとノンビリしておる(笑)

ここは漁師さんのお宅である
正面神棚は伊勢大神宮の大神であろうと思う
(ココの漁師の親分が近所に祠を建立しておるが…)
アサリを取って来て深川飯を食べ始めたのはココの漁師達だと聞く
奥にあるお櫃が深川飯を彷彿させる~帰りに絶対買って帰ろう!(笑)

エライ背の低い屋台である(笑)
江戸のお人は皆ココにしゃがんで食べたと以前に読んだ本に書いてあったが
思ったよりも低いんでビックリした~
チョイとしゃがんでみたが…腹がつかえて苦しかった(笑)

火のみやぐら…その下には

犬がオシッコを…(ガハハハハハハ)

子供用の草履なんぞも置いてあり可愛い~~

コレは長屋のトイレである(笑)
扉の上半分が開いているのだが…
昔のトイレは汲み取り式なので
一枚扉にすると臭いので開けてある(ハハハハ)

今読んでいる平岩弓枝作の「御宿かわせみ」は大川端にある
猪牙舟に乗り大川から小名木川へ入り本所深川を突っ切り荒川へ出る
なんぞというフレーズが良く出てくるほど
江戸の庶民はコノ舟を良く利用しておった

おや?掘割にある猪牙(チョッキ)舟の向こうの空が
明るくなってきただ~~~朝かの?

驚いたことにココは25分で一日の様子が映し出される

上空天窓が開き陽光が降り注ぐのである

すずめもチュンチュンと鳴きだし朝が到来した~~
(本当に鳴くのだ~)

っとまあ~300円支払っただけで大層、楽しい資料館であった
お近くにお寄りの際は是非、行ってみるコトをオススメする
こういう資料館で写真撮影がOKなのは嬉しい
が…三脚を持って行かなかったので写真を撮るのが難しかった~
久しぶりに脇を締めて撮影して楽しかった(笑)

さて…次回は最終回
藤の花の美しさをご堪能あれ~~~


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