満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

陶芸作品 おっ茶碗

2010-04-28 | 作り物のハチャメチャ
久々の陶芸作品である。

そう…まだ、ちゃんと行っておる(アハハハハハ)

今年の陶芸教室からの年賀状に…
「継続は力なり!です。待ってますね~」
なんぞと書いてあった。
いかに私が行ったり行かなかったりしておるかってのが、大変良く解る物言いである

最近は週に1回、月だと4回の陶芸だと少々時間的にキツイので
3ヶ月間フリーで行けるチケット制に登録を変えた。
値段は少し高くなってしまったのだが、無駄が無くなった分、私にとってはお得だと思う



しばらくぶりに作ったのは「お茶碗」(笑)
陶芸では「茶碗」は基本中の基本での~コレが作れたら一人前なんじゃが…



「男性用」



「女性用」



それと時間が少々余ったので、こぶりな湯飲みを一つ
湯飲みは少し釉薬を薄く掛けたので「貫入(冷却時に釉にヒビが入る)」が綺麗に入った。
窯出ししてみれば、良く出来た作品だったので、もそっと大きく作れば良かったな~(笑)

どれも信楽の土を使い、素焼き後に弁柄を塗ってから透明釉をかけた。
何時もと違うのは、焼成を「還元」にしてみただ

何時もは「酸化焼成」=酸素が沢山ある状態で焼く
今回の「還元焼成」とは、上の焼き方に比べると窒息状態で焼かれている

面白いのは釉薬によって「酸化」と「還元」では色がまったく違って焼けるのだ
特に織部なのどは「酸化」だと緑だが、「還元」だと赤く発色することがある
どちらかと言えば渋い色目が出るし、窯を開けてビックリってな作品が出るので
私は好きである(笑)

今回作ったお茶碗や湯飲みで言えば…
本来なら白い色の部分に、少々青味が出ておるのが「還元」らしい部分である

どれも手びねりらしく、軽い湾曲をいれてみた(笑)
このほうが、使っているうちに手に馴染むでな~~~

まったく正確に美しく作陶すると、見事なんだが味気ない(笑)
多少湾曲していたり、歪んでいたほうが味わい深く、飽きがなく長く使える
っと私は思うのだが、人と陶芸は似ておるの~(アハハハハ)

ま、作っておる本人がチャランポランな人間なので、
それが作品にもよく表れていると言った方が、もっとシックリするがの(笑)

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みぞれ 作:重松 清

2010-04-27 | 本の紹介


考えたら…「重松清さん」の本を紹介するのは、初めてだの…(笑)
彼の本が面白くないってな訳ではなく、まったくその逆なんだが
読み終わった後に心に軽い脱力感を感じるもんで、色々と書くのが面倒になるんじゃ

まず、軽く「重松氏」のプロフィールをば
1963年に岡山県でオギャーと生まれる。(オギャーと言ったかどうかは解らんがの)
出版社に勤務し、その後作家活動に入る。(よくあるパターンだの)
91年に「ビフォア・ラン」でデビューし、01年に「ビタミンF」で直木賞を受賞

彼の作品は何作か読んだが…「流星ワゴン」が好きかな(笑)

今回読んだ「みぞれ」は、地味なお話しが短編で11個載っている
地味と言っては身も蓋もないか…「身近なお話し」っと置き換えた方がエエかもしれん。

人は生きていると、ちょっと嫌な出来事に沢山ぶつかる(笑)
自分で招くこともあるが、人との繋がりや、仕事関係などの縁から起こる嫌な事もある
嫌なことだからと言って、目を背ける訳にも行かず
かといって解決出来る策がある訳でもなく…
気が付けば時の流れと共に心に大きくのしかかってくる

こういう事に転機というモノがあるのかどうかは解らないのだが
心に大きく重くのしかかっていた「嫌な出来事」が、ある日ストンっと落ち着く時がある
解決はしていない。
なるようになったとしか言えない状況なのだが、それでも少し気持ちが軽くなる。

そんなお話しが11編載っているのだ(笑)

「石の女」
子供の居ない夫婦が、犬に人間の名前を付けた
年賀状に「○○も3歳になりました」と書いてしまったことがキッカケで
子供が居ることになってしまった。
本書ではウソと書いてあるが、私は決してウソを言った訳ではないと思うな
ただ本当の事が言えなかっただけ。そういう時もある(笑)
ところがその友人が家に訪ねてくると言う。さて、困った、どうしよう~

「メグちゃん危機一髪」
業務縮小のため営業一課と二課が合併される。
それぞれの課に課長はいるが、合併されれば課長は一人しか要らない。
同期のどちらかがリストラされることになった
おりしも都会の川には、アザラシのメグちゃんが登場し、メディアは湧き上がっていた
40歳。家も買ったし、子供も居る。地方に飛ばされるかリストラか…
「メグちゃん可愛い~」と脳天気に騒ぐ世間が疎ましい~

「みぞれ」
親が好きな酒を絶って、爪に火を灯すような生活をし
子供だった自分のためにお金を使ってくれた記憶はまったくない
むしろ、金も無いのに酒だけはきらさず、好きな様に生きてきた親父である。
自分も親を当てになどせず、自分の力で頑張って生きてきた。
だからと言って親を恨んだことなどない。今ならソレもイイ経験だと思う。
足腰の弱った父母を妹夫婦が引き取ることになり、リフォーム費用も少しだが出した
ところが親は、古い我が家がイイと勝手に戻ってしまう

子供に関しちゃウチも居ないんだが、居ると言ってしまった事は一度もない(笑)
ただ年賀状に「○○も3歳になりました」と書かれていたとして
イコール子供が居るとは思わんな(アハハハハ)一行だけのその文章では解らんもんの

多摩川にタマちゃんが登場していた時も、一度も可愛いと思ったことなんぞない。
川沿いに人が沢山集まり騒いでいる風景は、なんだか変な感じがしたな(笑)
エサをやる・やらない、捕獲する・しないで論争を呼んでいたのをテレビで見た時に
平和日本を痛感した。

親に関しては…こりゃ困った問題だの
ウチの親も、子のためにお金は一切出してはおらん。っと思っておったが…
友達と比べれば全然劣るのだが、食うものも、着るものもあったし
学校にも通わせて貰ってもいた(途中から自力になったがの…笑)
それに楽しい思い出も結構ある。

だから親にも、最後まで好きなようにさせてあげたい気持ちの方が強い。
とはいえ、足腰が弱って、自力で病院にも通えない状況の父母を放っても置けん
ウチも親は北海道だし、私は神奈川に住んでいる
「頼むよ、ワガママなんぞ言ってる場合じゃないっしょ」っと言いたくなる気持ち
ものすご~~く、良く解る。
この話を読んで泣いた人が居るらしいが…私しゃ泣くどころじゃなかった
いずれ来る老々看護の実態を考えると泣く前に呆れた…
どう考えても、ウチの親もやりそうな事が書いてあったもんで
こんな事くらいで、心が折れないようにしようっと心に誓った(笑)

まるで身近な話ばかりだし、嫌な出来事からスタートするので
最初の読み始めはウンザリする。
でも、読み終わると気持ちがホ~っと暖かくなっているので…また次の話も読んでしまう
(アハハハハハ)
そんな不思議な文章を書ける人なんだな、「重松さん」って(笑)

通勤電車に揺られながら読むには持って来いな本だと思います
機会があれば、一読あれ~(笑)


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髪を切った

2010-04-26 | 美健なハチャメチャ
関東エリアでは、4月に雪が降った。
20度を超えるほど暖かくなった次の日には、10度を切るほど寒くなる。
巷で言われておるように、野菜の値段が倍になった。
私が行っている安売りスーパーでは、そもそも野菜を仕入れるのを辞めたらしい。
ガラ~ンと空いた野菜売り場の台が、なんだか物悲しく横たわっていた。

フっと思い出したのだが、こんな光景は子供の頃に冬場よく見かけた風景であった。
今ほどビニールハウスでの栽培が活発でなかったあの頃
冬に葉物の野菜は白菜くらいしか見かけんかった。

テレビでは主婦達が「食べないわけにはいかなくって」っと…
値段の高いキャベツを買っていた(少しの間、食べなくても死にゃ~せんがの~笑)
キャベツの芯をくり抜いて、濡れた新聞紙を詰めて使っていますという主婦も居た
何時もは捨てている表面の2~3枚部分も、大事に食べていますという主婦も居る

テレビのインタビューってのは、本当に上手に作るのな。

「野菜? 大根だって人参だってタマネギだって他に沢山売ってますからね
 無理に高い野菜なんぞ買いませんよ~」っと言った主婦の話は却下されたのだろう

で…値段が高いけど、買わない訳にはいかないので工夫して食べているってな意見だけを
繰り返し、繰り返し、いろんなニュースでやっておった(笑)

なんぞと前置きが長くなったが…(はい。こんなに長いのに前置きです…笑)

先週土曜日に久々に「美容室」へ行った。
ココも昔は「美容院」と呼んでいたのだが、最近は「美容室」が主流となっている
辞書には「美容院」と載っているが「美容室」とは載っていない。
言葉が変化し、受ける印象が変わってくる。そうして時代が変化し違和感を感じた者が年寄りとなる(ハハハハ)



こんな髪型にしてくれっとネットのフリーカタログから引っ張ってきた写真を持参した。

出来れば彼には正直に言って欲しかった。「僕…そんな技術は持って無いんです…」と。

なんかやたら切るな~とは思って見ておったが、出来上がった髪型を見て仰け反った。

「どうして、この写真のイメージから
ちびまるこちゃんスタイルになるんだ…!?」

ってな出来上がりであった(アハハハハハ)

確かにどちらも前髪も裾もギザギザカットだが…長さが違うじゃろう?
せっかく髪を伸ばして行ったのに…いや…引っ張ったって伸びないから…。
何?少し伸びたらこうなる!?(アハハハハハハハ)
ま、3ヶ月くらい経てば、そうなるかもの~(笑)

クールな女のイメージで梅雨を乗り切ろうっとした私の思惑は、見事に砕け散った。

さて…そんな私の隣で、最近のニュース番組のようなオバちゃんが居た(笑)
話す内容のリピート率が100%なんである。

友人が還暦を迎えるのでお祝いを贈ろうと思っているのらしいのだが
まず、その友人の彼女は夫に先立たれ一人身であること
以前は浴びるように酒を飲んでいたが、最近はパッタリと辞めたらしい
酒を飲んでいた頃は、酒さえ贈っておけば良かったのだが、今回は悩んだそうな
高級枕…と思ったがアレは本人の首や頭の寸法を計らねばダメだし
食器類とも思ったが、人それぞれの趣味があるし
そこで、パジャマと兼用できるような「部屋着」ならいけるっと思ったそうな

ほ~。色々と試行錯誤したが、まぁ無難な線で落ち着いたね~
そんな風に思いながら、私しゃ美容師に促されながらシャンプー台へと向かった

シャンプーから戻ってくると…なにやら聞いた話が聞こえてくる。
「んっ?」っと思って見れば、またあのオバちゃんが話しておる。

「彼女ね、昔は浴びるようにお酒を飲んでいたのよ
「その頃ならね、お酒さえ贈っておきゃ喜んでたんだけど
「高級枕も素敵かな~っと思ったんだけど、アレは本人が買わなきゃね
「ほら、コーヒーカップだって、趣味ってもんがあるでしょう
「だから私、部屋着がイイんじゃないかと思ったのよ

全ての言葉尻が語尾上がりの年齢にそぐわない話っぷりってのも驚くが
まるで、さっきと同じ話をしておる。本人は気づいていないのか?

「ほら、彼女って酒豪だったじゃない

エッ!?

「高いお酒を持って行ったら喜んでたんだけどな

その後、私と美容師さんは…
壊れたテープレコーダーのような彼女の話を繰り返し聞かされ続けた(笑)

新手の新興宗教のような繰り返しの語りってヤツを、ズーっと聞いていると
なんだか帰りに部屋着を買って帰りたくなった(アハハハハハ)

テレビでの街頭インタビューで、ディレクターが気に入った話だけを編集した
同じような会話ばかりを繰り返し耳にしていると、いつしか私の頭も操作され
「野菜が高くて困ったわ~。食べない訳にもいかないし…」とか思うのかもの

それにしても…この「ちびまるこ頭」。まいったな~~

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開けたら締める

2010-04-23 | 会社のハチャメチャ
最近、我が社のあらゆる所が微妙~に、開いておる。

トイレの便座

食器棚の扉

引き出し

受話器のフック

何でキチンと締めないんだろう? 気になって仕方が無い。

トイレの便座は、多分汚いので触りたくないのかもしれんが
常時温めておる部分なんで、蓋は閉じておいてくれないと電気代が勿体無いし
次に座る人がヌルイ(笑)

受話器はガチャっと戻すのが嫌なのかもしれんが
その後「フックが上がっておるぞ~」の警告音が鳴り出すんで、ドキっとする

あらゆる所の扉は…何故か薄く1~2センチ開いておる(アハハハハハ)
ピチっと閉めると指でも挟むってな恐怖があるんだろうか????

出入り口のドアは、ある程度まで閉めると自然に閉まるので
その感覚が身に付き、引き戸や引き出しにも応用しておるんかの~

別に厳重注意点でもないので、こんな閉まりのないヤツぁ~誰ぞ?程度に調べておると
一人じゃない事が発覚した

一人は最近よく登場する30代主婦のキャピ子ちゃん。
更衣室で彼女がお着替え中に、薄くドアが開いておったので解った(笑)
自分が着替えておる時くらい、ガチャっと閉めたら良いのにの
見せたい訳ではないと思うが微妙に外から見える(アハハハハハ)

更衣室はマズイだろうっと思い注意しておいたが、その後も薄く開いておる。
何でキチンと閉められないのだろうか?……理由が解らん(笑)

本社から時々来る女子も、どうやら仲間らしいことが発覚した

昔我が家で飼っておった猫の「ゴエモン」(雌猫、20歳で他界)は
器用に引き戸や引き出しを開けておったが、閉めることが出来なかった
アレと一緒か?(アハハハハハハ)

先日スーパーで、冷凍食品ケースの引き戸が薄く開いておるのを発見した

これは…我が社だけの問題ではないらしい(笑)

それから外でも引き戸や引き出しが気になってしかたがない(ハハハハハ)
注意して見れば、開いている扉の、なんと多いことか…。

決してガバっとは開いておらん。微妙に1~2センチだけ薄く開いておる
だから外からパッと見ただけでは解らんのだが、完全に閉まってはいないのだ

今朝もマンションのゴミ集積場の引き戸が薄く開いておるのを発見した
カラスも猫も入れる程は開いてはいないのだが、ガチャンとは閉められてはいない

これは…閉める時に指を挟みたくないってな恐怖と
ガチャン・バタンっという音を聞きたくないという気持ちもあるのだろうか?
はたまた次に開ける人が指を引っ掛け開けやすくする為の、いらぬお節介か?(笑)

あまりにも気になるので、身近なキャピ子ちゃんや本社女子の動向を探っておった
そこで解ったのだが、彼女たちは引き戸や引き出しを変な指の動きで閉めておる
親指の腹、もしくは手の平で押し付けるように閉めておるのだ

おっ、もしや…ロングで金の掛かっておる「付け爪」のせいかも…

そう思って見れば、全てに納得がいった
彼女たちは、閉めないのではなく、閉められないのであった(アハハハハハ)
次に開ける時も薄く開いてた方が爪が痛まないからであった(ガハハハハハ)

そうか~、爪が折れたりしちゃ~嫌だもんな~~~~。。。。って…。

そうそう納得出来るような結果ではないが
一般ピープルが爪を長くしているのだから、そういう弊害も出るのは当然だの~(笑)

そういえば…
猫の「ゴエモン」も爪が長かった…


ま、スーパーの冷凍食品のスライド扉と受話器は頑張って閉めた方がエエ。
個人の趣味にケチは付けんが、人に迷惑を掛けるような行為は治した方がエエだ(笑)

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秘密(トップシークレット) 作:清水玲子

2010-04-22 | 漫画紹介
「秘密1~3」前の記事はコチラをクリック
っと言っても…あまり大した記事は書いてないな~(ハハハハ)


警察庁の法医・第九研究室、通称「第九」では
犯罪被害者の脳が記憶している映像を見て捜査する「MRI捜査」が行われている
被害者が殺される寸前に、犯人の顔なんぞを見ておれば簡単に逮捕できるのである

第九の室長は、「薪剛(マキ・ツヨシ)」という少々風変わりな警視正。
年齢不詳だが、30歳は超えているハズなのに少年のような雰囲気を持つ(漫画だし…笑)

部下には、読唇術が出来る「青木一行」
脳の映像は音声が付かないので読唇術は不可欠なのである。それで配属されて来た彼だが
正義感が強く真っ直ぐな性格が、第九のような人の心の奥まで踏み込む捜査には
不向きではないかと室長に思われている…が…素直で可愛いと私は思う(笑)

元捜査一課の敏腕刑事「岡部靖文」
ごついゴリラのような風貌を持つ男だが、心根が優しい
このような、顔が岩石で、怒ると怖く、腕もたつのに、心が優しいってな男。
好きである

ほかにも部下は大勢いるが、あまり前に出てこないので解らん
出てきても顔の造詣が雑なので…彼らに、目が止らない(笑)

さて、そんな第九がどうやって事件を解決していくか?一話完結のお話しである
オモロイよん(笑)




朝の通勤電車内で一人の女性が殺された。その後次々と起こる謎の殺人事件。
被害者達の爪は、何故か黒ずんでいた。バイオテロ勃発に脳スキャンに全てが託される

もし…通勤電車内で何か事件が起こったとしたら…あなたならどうする?
犯人が「見るんじゃねぇ!」っと怒鳴った瞬間、そこに居合わせた全員が見なかった。
その後、女性を殺した犯人を含め、その場に居合わせた数名が死亡するが
事件の核心に迫る部分を見ている者が居ないので、脳スキャンも役にたたない

私がその場に居たとしても、ヒョイとは助けに行けない。
見るな!と言われれば、目をつぶるだろう。

ちょっと、初登場の法医学の監察医「三好 雪子」の言動に違和感を感じたが…
なかなか良い作品だったと思う




死を目前にした男が過去の殺人を告白した。子供を誘拐し殺害して埋めたという。
時効を過ぎた殺人事件であったが、告白にもとづき死体遺棄現場を警察は掘り起こす。
だが、そこから出てきた死体は子供のものではなく、大人の死体であった
期せずして現れたその死体は、古いものではあったが時効前の事件と推測される
果たして、脳スキャン出来るのであろうか?

何でもかんでも脳スキャンをし、犯罪をあばき、日の当たる場所へ引きずり出す必要が
本当にあるのか?っというテーマを根底に置いてのお話しだったが
どんな正等な理由があったとしても、犯罪を犯した以上、償いは必要だと私は思う。
ってな考えを押し切った監察医の「三好雪子さん」ちょっと辛い展開に…
仕事が出来る女を表現するのに、未だに自己主張を高らかに言う高慢さを使うのには
少々辟易したがの~(笑)



コンビニ勤務の女性店員による、同僚及び通行人への惨殺事件が起こった
犯人の女性は自宅風呂場で自殺した。その脳を第九がスキャンするという
当時、捜査一課のエリートだった岡部は…
現場に足も運ばず事件を解決しようとする第九に、不満を持っていたのだが
その岡部に警視総監より第九への異動が言い渡される
そして、第九室長の「薪」を見張れと言う

時間列から言えば、第一巻の前のお話しである。
そうか、岡部はこうやって第九に入って来たのかっと解る話なので面白い。

何が怖いって、鏡に映る自分の姿を虚像で見ていた女性には参った。
真実の姿より、何倍も可愛く美しく見ていたのである。
でもな~女性ならこういう傾向あるよな~っと思い至り、ちょっとドキっとした(笑)



千堂外務大臣の一人娘「咲」が誘拐された。犯人と思われた女性が自殺する
さっそく、脳スキャンを実施する第九だったが…
犯人はあらかじめ、脳をスキャンされることを予想して行動していたらしい
脳に仕掛けられた二重三重の罠を第九は見破ることが出来るのか

ついに来たかってなお話しである。
確かに警察が脳スキャンして犯罪捜査をしているっと解れば
殺害時に姿を見られてしまった犯人は、被害者の脳を壊すだろうし
警察の捜査を翻弄するために、わざと違う映像を見て捜査の撹乱を狙う犯人も現れる

今回は人一人の命の重さがテーマであったが…
たとえば船が転覆した時、子供→身重な女性→女性→男性→年寄りってな順番で
助けられている姿を見ると、命の重さにも順番があるのだの~っと思う(笑)
また時に、重要人物及び金持ちが子供より先に助けられる事もあるしの

今回の話は2重3重のトラップに、結果が2転3転し大変良く出来た話であった


という訳で…買ったはいいが積んだ状態だった本を一気に読んだ
もちろん、前の1~3巻の話をスッカリ忘れておったもんで1巻から読みかえしたがの
こういう読み方好きである。
貯めておいて一気に読む。(本当に最高な時間であった~笑)

実は、このやり方…毛ガニを食う時の私のやり方での~
全部ほじって、小鉢に山盛りにし、一気に食うのが好きなんだが…
結婚してからは、殆どこの楽しい時間が持てない
小鉢に山盛りにした毛ガニを、横から手を出して奪うヤカラが居るからである。
まったくよ。アイツの脳を一度、スキャンしてみたいもんだ・・・(アハハハハ)


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日本人の知らない日本語1.2 作:蛇蔵&海野凪子

2010-04-20 | 漫画紹介
 

好きな人に○○○○○をわたした。
誕生日○○○○○をもらった。

二つの文章に共通して入る言葉は何?……答え「プレゼント」

この5文字部分にオミヤーゲと書いた外国人留学生が居たそうな
(ハハハハハハハハ)

そんなお話しが満載なコミックエッセイである(笑)

日本語学校の講師をしている「海野凪子さん」が、友人である漫画家の「蛇蔵さん」に
外国人学生達との面白エピソードを語っていたら「それ、本にしない?」っと言われ
原案「凪子さん」、絵・構成「蛇蔵さん」と、二人で作った本だそうな

もちろんエピソードは爆笑間違いなしな内容であるが
表紙絵を見てもらえば解るように、絵柄も可愛くて、話の内容にとても合っている。
面白ネタを持っている人と、そのネタにピッタリくる絵を描ける二人が友人だったとは
できるべくして出来上がった本(漫画)だと言っても過言ではないであろう(笑)

地球儀で見れば解るが、日本っという国は、かなりチッポケである。
未だにチョンマゲを結い、刀を差して歩いているのが日本人だと思っている人も大勢いる。
そんな小さな島国にワザワザ出向き、日本語を習いたいという外国人って…どんな人?
っと思ったら、やっぱり「オタク」が多かった(笑)

アニメ番組のセリフを全部覚えているのは素晴らしいのだが
「コノ番組ハ、ゴ覧ノスポンサーノ提供デ オ送リシマス…」ってな部分から覚えていたり

任侠映画大好きな、本物のお城に住んでいるヤクザ言葉を使うフランス人マダムに

忍者は絶対に居るっと信じて疑わないスウェーデン人の女子や(…しかも憧れている)

ルパン三世のルパンのコスプレで登校してくる生徒がいたりで
やっぱり、日本くんだりまで日本語を学びに来る人って…深いの~っと思ってしまった

あと、私なんぞが英語を勉強していて、変な所に引っかかり前へ進めなくなる事があるが
それが日本語を学ぶ外国人にもあるっと解り、面白かった

「ナゼ、濁音は点点を付けるんですか?」ってな質問にも
丁寧に調べて教える凪子先生って凄いな~っと感心する
そんな事、生まれてこのかた考えたこともなかった(ハハハハハ)

逆を言えば、漢字・ひらがな・カタカナや同音異義語やら謙譲語など
とんでもなく複雑な日本語を母国語として日々使っているが
ほとんど自然というか、雰囲気でテキトーに使っている自分に気が付いたりしただ(笑)

また、バイト先の日本人に正しい日本語を教える留学生がいたり
日本人に宿題をやってもらったら、ほとんど間違っていたってな話など
笑えないエピソードもあった。
多分、私が宿題をやっても間違うだろうな~(アハハハハハ)

最後に一つだけ、一番好きな話のネタバレを…(ネタバレ嫌な人はスルーしてな~笑)

駐車場にある「前向きに」てな看板を見て、感動していた留学生の話がある
いつも、駐車場で元気をもらっているそうな・・・・・(ガハハハハハハ)

もちろん、家や花壇が隣接しているので、車を前向きに停めてねってな表示なんだが…
これを「前向きに生きて」ってな励ましの言葉と受け止めていたそうな

なんか目からウロコと共に、エエな~って思うエピソードであった。
私も今度から、駐車場で元気をもらえそうだと思っただ~(笑)

沢山売れているから、すぐに中古を扱っておる書店に並ぶと思うだ
なぜか勉強になるので、読んでみてもソンはないだよ~(ハハハハハハ)

滅多に買わないベストセラー本を、今回は買っただ(笑)
何時もブログで遊んでもらっておる「asagi」どんが紹介しておってな
あまりに面白そうだったもんで、つい…(アハハハハハ)
いや~本当に面白かったぞ~。楽しい本の紹介、ありがとうございました~
たまにはベストセラーもエエな。が…1Q84は、まだ買う気にゃならんが…(笑)


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太陽カントリークラブ

2010-04-19 | ゴルフ・旅行のハチャメチャ


アメリカ、ジョージア州オーガスタにある「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」
メンバーは世界中に「300名」空き待ちに10年かかる。
一般人がココでプレーするのは夢のまた夢なのである。だから…私しゃ
朝も早くからセッセと起きて、テレビで見る。

1月に買った50インチの大型テレビで見ると…まるでその場に居るような臨場感!
上の写真もテレビを撮影したものなのだ(笑)
芝目まで見えると、ついつい身を乗り出してラインを一緒に見てしまう…テレビなのに…

そんなオーガスタが開催されている期間の4月10日(土)
我ら夫婦は、いてもたっても居られず、自分達もゴルフをするべ~っと出かけた

場所は静岡県小山町にある「太陽カントリークラブ」



東名太井松田ICを降り、R246を走ること30分。
「あかね」「わかば」「もえぎ」と27ホール持つ古いゴルフクラブである。
この日、我らが回ったコースは「もえぎ」と「あかね」であった

古いのでレギュラーからでも短い
「あかね」2,923y 「わかば」2,898y 「もえぎ」3,064y
コースが短いので、幅も狭く、要所にトラップもある。
っとココまで解っていたのに、この日の私はボドボドのゴルフであった(アハハハハ)

なにせ3月は仕事が忙しくてゴルフなんぞにゃ行かれなかったし
毎日オーガスタを見て一流プロのプレーを見すぎてたもんで…
「闘志がみなぎり、力が抜けない」

狭いのでOBは叩くは、富士山が側にあるのでグリーンは難しいはで…最悪の状況であった
だいたい海外の一流選手及び日本の男子プロの試合を見た後にゴルフをすると
な~んか力が入るのな(笑)プロ達のビシっと打つ姿が残像現象で脳にこびり付き
そんな筋力も体力もないのに…ビシっと打ってしまうらしい…アホじゃの、私の脳は…(笑


(昼飯の蕎麦御前。このつけ汁、温かいのだ。美味かったぞ~笑)

前半を終わって「50」…ガ~~~ン…。。。

「オーガスタには…
魔物が住むと言うが…
見ているだけでも魔物に取り込まれるのな・・」


このままでは100が切れん(笑)気を取り直して後半へと進む…(ハハハハハ)



本来ならスグ近くに富士山がド~~ンと見えるのだが…どうしても富士にかかる雲が晴れん
まるで…私の本日のゴルフのようであった~~

後半スタートしても、なかなか本来のゴルフをさせてもらえん状況が続いた

4番3パットのトリプル 5番ボギー 6番でやっとパーが来たところで
7番またも3パットのトリプル

この後、8番、9番はパー5が二つ続く
この2ホールを「パー」で上がらねば、本日は100が切れんのだ

ま、1ヶ月半ぶりのゴルフだし…こんな程度でも楽しけりゃエエか~と腹をくくった所
8番ではドライバーがチーピンだったが、なんとか3オンし、2パットのパーで上がれた

なに!?やれば出来るじゃん!っと思ったら、またも力みが出たのか…

最終9番はドライバーがOB。3打目のドライバーは何とか当たったが…
4打目を3ウッドで打ったのがグリーンをオーバーしてしまい…逆目のアプローチが残る。
これを寄せて1パットで終了したとしても…キッカリ「100」である。

ここで「100もキリの良い数字でエエか~」っと軽く打ったアプローチが…なんと
コロコロコロっとカップに吸い込まれ「パー」であがることが出来たのだ!

「私にも…オーガスタの女神が
微笑んだ瞬間であった~」

(ガハハハハハハハハ)

っというわけでこの日は、やっとこスコアの「99」(笑)



帰りに東名「海老名サービスエリア」にあるパン屋さん「ぽるとがる」にて
有名だという「メロンパン」を買った
美味しかっただ~~(笑)

27ホールあるわりには、土曜日ということもあり客が大勢入っていたようで
後半は3時間20分も時間がかかっておった。3時間越えると流石に疲れるの。
標高が高いので寒ぶかった~~(笑)

ココは冬場に雪の影響でクローズになることもあるので、頑張って稼いでおるのか?
雪が降るゴルフ場はメンテナンスも大変だと聞くが、確かに少々荒れておったの
暇だし、穴ボコだらけだしで…目土作業にセッセといそしんでしもうたわい(笑)

やはり距離が短めなので、女性ゴルファーも他に比べて多かった
そのせいか、女性用の風呂は広くて綺麗だったの~(笑)

ただ…やっぱり富士の裾野近辺のゴルフ場は、グリーンが難しい
富士から吹き降ろす風の影響もあり、たえず何処に富士があるか確認しながらプレーする
富士が雲間に隠れておると…「富士山どこ?」ってな状況になり3パットとなる(笑)

あと…東名高速道路は…事故が多いでの~
帰りも2件連続で事故渋滞に巻き込まれた。(これさえなけりゃ近くてエエんじゃが…)

っと言う訳で、久々ゴルフのお話しであった。
次回は何時行けるかの~~。・・・・その前に・・・あまりに調子の悪いドライバーを
買い換えたいっと、メロンパンを頬張りながら密かに思う満天であった(ハハハハ)


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目黒七福神巡り…「寿老人・福禄寿・布袋・毘沙門偏」

2010-04-16 | 仲間とのハチャメチャ
すでに4月も半ばだが…
3月30日に会社をズル休みして行った目黒七福神巡りの続きである

無事に「大黒天」と「恵比寿」と「弁財天」を回った3人の腹は、減りに減っておった
そこで一緒に行った「夜どんコーディネート」の飯屋へ直行となったのである

キャス・クルート
「えっ!?」っと驚くほどオシャレな店であった(アハハハハ)

平日の昼時だったもんで、近所のサラリーマンや主婦仲間でコジャレた店内は満杯である
幸いなことに、少し前に空いた席に我等3人は座ることができた
右には外国人と日本人女性。会話は英語である。
左にはどこぞの会社のインテリチームが団体でおる。
ランチはデザートとコーヒーがついて1,500円(普通のサラリーマンには無理な金額じゃ)
私しゃ、オードブルを「豚肉のテリーヌ」にし、
メインは「ゆっくりと煮込んだ仔羊エビスの香り」を頼んだ・・・・・・。
ここでユッタリとした時間と会話と美味しい食事を楽しんだ一行は、やおら立ち上がり
また、七福神巡りへの旅へと出かけたのであった~

んっ?なに?写真はってかい?(ガハハハハハハハ)
ワシの持っておったカメラは一眼レフぞ。それを出してこんなコジャレタレストランで…
「写真なんぞ撮れんだよ~」
他所のブログを見回せば、ココでも写真を撮っておる人がおるのな~~
ワシはまだまだブロガーとして半人前じゃ。そうださ、珍しくワシ。おすまししただよ。
仕方がないべさ、だって根が上品なんだから(アハハハハハハ)

重たくなった腹をかかえた我等3人は、本筋の七福神巡りへと戻る
「寿老人・福禄寿」の妙円寺 東京都港区白金台3-17-5



ここでやっと七福神巡りの看板を発見! こういうのをもっとアチコチに置いて欲しかった
っと言うのも…土地勘がない所でウロウロすると…中高年婦女子は迷子になるのだ(笑)



七福のうち、二福が一緒のこのお寺。多分、七福の中でも一番立派であった。
腹もクチくなって、そろそろ足腰に痛みを感じたところで1寺社2神は助かった(ハハハ)



「ギョぇ~」っと目をギョロっとさせておる木魚。
昔の人は、魚は目を閉じないので「アイツ等、寝ないのな~」っと思っておった
そこで、眠らず修行に励むべしっと作ったのが木魚なんである(笑)
ウチの会社にも魚並みに、目を開けたまま寝ておるヤツ…沢山おるがの~(アハハハハ)



この坂を結局、行ったり来たりした。はい。迷子になったのである(アハハハハ)
本家和泉の「桑原」とは違うが、やっぱり「くわばら、くわばら~」っと言ってしもうた



迷子になったついでに見つけた「八芳苑」。
「関係者以外立ち入り禁止」の看板をものともせずに入ってみる。



若い人の指定席



中年婦女子限定席(笑)



「綺麗ね~」っと言いながら…八芳苑のトイレへ駆け込んだ(笑)

またまた本筋の七福神巡りから外れたが…戻る。
お次は「布袋尊」の瑞聖寺 東京都港区白金台3-2-19



正直、この辺になると…覚えてない(ブワハハハハハハ)
これは、歩き疲れて脳内のエネルギーがショートしたためと思われる
よってエネルギー充填の為にブドウ糖の補給が必要だ



満天補給のブドウ糖 注釈)特に冷たく甘いものは脳の活性化に役立つ



夜どん補給のブドウ糖 注釈)ん~~。デリシャス~

「シェラトン都ホテル東京」1Fラウンジ「バンブー」にてコーヒー二杯と菓子を食う
昼に食ったランチ代1,500円より200円も高い1,700円を支払う
フレンチのコース料理よりも高いってかっ!?……さすがホテルである(笑)

で…最後の「毘沙門天」の覚林寺[清正公] 東京都港区白金台1-1-47



ブドウ糖を補給し、脳内が活性化されたハズなんじゃが…何故か記憶にない(笑)

七福神巡りをして一句。

「七福神 巡ってみれば 空腹人」
(七福神巡りをしたが、歩いたせいか、腹が減ってしかたがなかったという意味…笑)



こちらは私からの参加記念品である(笑)
「夜さん」「なみださん」には何時も企画から何から何まで、お世話になりっぱなしでの~
途中、記憶の滑落があったが…今回も実に楽しかった(アハハハハ)
普段歩いていないもんで、足腰の弱さを痛感しただ
時には会社を休んで、沢山歩かねばダメだの(またズル休みを狙い中~笑)

次回は何処へ行こうか~? また別の七福神巡りもエエね。
途中、記憶が滑落するが…(アハハハハハ)ま、それも一興である(笑) 

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目黒七福神巡り…「大黒天とエビスと弁天偏」

2010-04-14 | 仲間とのハチャメチャ
さて、ちと古い話となってしまったが、3月30日(火)へと時間は戻る。

この日私は会社をズル休みし、目黒駅でブログ友と待ち合わせをした。
最近、気分的に落ち込み傾向だったもんで、思い切っての気分転換をしたのである。
で…気分転換に何をしたのかと言うと
東京は目黒~芝白金台の範囲に点在する「目黒七福神巡り」をやったのだ~(笑)
別名「山手七福神巡り」

当日の桜を見たい方はコチラ「桜・さくら・サクラどす~」をクリック
七福神って何?っと思った方はコチラ「七福神巡り…の前に」をクリック
地図を見たい方はコチラ「目黒の散歩」をクリック

さて、目黒駅で合流したブログ仲間の「夜さん」「なみださん」と早速向かった先は

「大黒天」の「大円寺」 東京都目黒区下目黒1-8-5



江戸の三大家事「振袖火事」「車町火事」と「行人坂火事」
その一つである「行人坂火事」は、この大円寺が火元だったらしい
この時の火事は折からの強風により、白金から神田や浅草までを焼き尽くす大火事となり
大円寺は以後76年間も、お上より再建を許されなかったのである。
この石仏群はこの火事の犠牲者供養のために作ったと説明書きされてあった
笑顔の石仏もあったが…ちょっと怖いくらいな迫力である(笑)
この…ちょっと遠くから写真を撮っておる所が、私のビビリ具合である(ハハハハ)



ココでしか売られていない「七福神のお守り」。これは可愛い。
が…私は買わずに写真だけにした。他の寺にはもっと可愛いのがるかも?っと思ったでの~
ところがココにしかこういう7人揃ったお守りは無かっただ(ああ~買っときゃよかった)



歩いておる途中で見た「目黒雅叙園」の屋根(笑)



飲み屋さんの表に、古い看板が沢山あった。なんだか懐かしい~



七福神とは関係ないが有名らしいので寄ってみた「天恩山・五百羅漢寺」



拝観料を支払うとズラズラ~っと羅漢像が鎮座しておる(ハンパない迫力であった)
内部は撮影禁止であったので…外からチョロっと写させて頂いた(笑)



絵馬にもオジサン集団が描かれておる(アハハハハ)
徳川綱吉・吉宗の頃には本所にあり、当時の絵を見ると可なりな盛況だったらしい
度重なる洪水のため、明治の頃にこの地へ移転したそうな
一体、一体に「ありがたい、お言葉」が書かれておるのだが…
なにせ300体以上のお言葉なもんで、見終わった時には全てを忘れてしもうておった(笑)

お次に向かったのが「えびす」の「滝泉寺」(目黒不動)東京都目黒区下目黒3-20-26



「アッ!?」「おめぇ~ナニ横に時計なんぞ置いておるんじゃ?」



「うんっ?」「そりゃ~飯時にベルが鳴るようにだがやぁ~」



「あ~!」「マジ~?俺もソレ欲しいだよ~」



「うん~?」「ワシの腹なんぞとっくに鳴りっぱなしだが…」

以上、阿吽(ア・ウン)の戯言である(アハハハハ)


ここには竜頭が二対あった。他では見かけんほど立派な竜頭にしばし見入る。



「腹減ったなぁ~、オレ先に飯食いに行ってくるで、留守番頼むね~」



「ちょ、ちょっと待て! 貴様、昨日も先に飯食いに行ったではないかっ~~~」

以上、阿吽に引き続き、竜頭の戯言である(笑)



サクラが見事に咲き誇る境内であったが、一本白い木がミョウ~に目立っておった



「プラタナス」…えっ?
あの私の故郷、北海道は札幌市にゴロゴロと生えておったあの木かぇ?
ほいでコレ、「スズカケの木」って言うんか~~まったく、知らんかっただ(笑)
この木の葉っぱはデカくって、落葉の時の掃除が大変での~(ハハハハ)

ほいで次が「弁財天」の蟠龍寺[岩屋弁天] 東京都目黒区下目黒3-4-4



なんでも岩屋の中に弁財天さんが居るらしいのだが…何処?ってな感じで見損なった(笑)
多分、ご開帳されておらんかったのかもしれん(アハハハハハ)
この岩屋は江戸の裏鬼門の鎮守となっているとか…? そう看板には書いてあった(笑)



すぐ横が普通の民家なもんで、どこまで入って良いのか解らんほど小さかった
パシャパシャ写真を撮って人の家だったってな状況はマズイので「花」を撮影(笑)
困った時の花頼みである(アハハハハハ)

っと言う訳で、7人の神様のうち3人回った所でワシ等も腹が減っただ(ガハハハハ)

目黒の駅から歩いてココまで来たが、残りの七福神は駅の反対側にある
さて、駅に戻って飯でも食うか~~

さて、お話しの続きはまた次回(笑)

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七福神巡り…の前に(笑)

2010-04-12 | 仲間とのハチャメチャ
東京には「七福神巡り」が多い
だいたい何処のコースも一日で巡ることが出来るように配置されておる(笑)
これは、江戸時代も今も軽い旅行気分を味わうには最適だと思う

七福神を巡るには時節がある。正月元旦から7日の間に巡るのが本当らしい
私しゃ今回、3月30日という正月からかけ離れた日に行ったがの(笑)
七福神巡りの時節に回ると、ご開帳が見られたり賑わいも違うんじゃないかと思う

各寺社では御朱印がいただける。色紙を持参するか、もしくは寺社で販売しておる
「御朱印帳」を購入し、墨で字を書いてもらい寺社の朱印を押してもらう
今回一緒に行った「なみだどん」がその御朱印帳を買い朱印を押してもらっていた
どの寺社の御朱印も立派で見惚れてしまう。今で言うスタンプラリーと一緒か(笑)
ただし、一寺社につき、なにがしかのお金が必要なのでご注意あれ
調べたところ、大きな色紙一枚に全寺社の御朱印を押してもらっても良いらしい
中高年のハイキングには、もってこいじゃろう(アハハハハハ)

とりあえず最初に行った「大円寺」に七福神の石造があったので、七福神の説明をば…



まずは「布袋どん」
中国は唐の時代に「契此(かいし)」という僧侶がおったそうな
いつも布の袋を持ち、日用品やら施しを受けた食い物なんぞを入れておったで
皆から「布袋和尚どん」っと呼ばれておったそうな~
大らかな人柄での、何処ででも寝たし、よく説法もした。占いも得意での
そんな人柄から皆から「弥勒菩薩の生まれ変わりじゃ」っと尊敬を集めておった
だもんだから「布袋どん」は「至福」の象徴、平和安穏、家庭隆盛などを司る



お次は右に写っておる「恵比寿どん」
普通は釣竿と魚を持っておるんだがの~多分、帽子の形から恵比寿どんだと思うが…(笑)
七福神唯一の日本在住!(笑)神無月に出雲大社へ神様が集まるが出雲にはいかずに
留守番しておったのがこの神様じゃ。神さんが居ない月にワシ等を守って下さっておる。
商売繁盛・航海安全などを司っておる


ほいで左に小さく写っておるのが「大黒天どん」
袋を担ぎ右に打ち出の小槌を持っておるのが定番なんだが…こちらも帽子の形で判断しただ
実はインドのヒンドゥー教におった頃は夜叉神とか呼ばれて怖い神様であった
それが仏教では悪鬼と戦う勇猛な神さんとなる
富と財を司るとともに、「謙虚であれ」「欲をかくな」などの意味が頭巾や俵にある。



こちらが「弁財天どん」
七福神唯一の女の神様での。江ノ島の弁財天どんは嫉妬深くて有名じゃが(笑)
男女が手を繋いで島へ渡ると、必ず嫉妬されて二人は別れるとか?(ハハハハハ)
古い弁天どんは武器を持っておったし、蛇をともなう弁天どんもおる
琵琶を持つ姿は比較的新しい弁天どんと言えるの
水の神さんと言われておるので水辺に祭られておることが多い
音楽・弁舌・才知を司る



ほいで「毘沙門天どん」
この方は有名だの。仏法を守護する四天王、持国天、増長天、広目天と並ぶ神さん
「全てのことを一切聞きもらさない」ことから「多聞天」とも呼ばれておる
奥さんは吉祥天。
つい…吉田秋生の吉祥天女を思いだし、怖い嫁さんもらっておるのとか思ってしまう…笑
国土守護、勇気授福、大願成就を司り、疫病・災害からも守ってくれる



右に写っておるのが「福禄寿どん」
多分、ツルっとした頭だし…そうだと思うんだ(ハハハハハ)この人を見るたびに…
鳥山明のドラゴンボールに出演の「亀仙人」を思い出すのは何故だろう?
なんかイメージ的に、いっつも弁天どんを見ておるような~そんな気がしてならん(笑)
ナンか知らんが弁天どんの横に何時も居るよな~(気のせいか?)
でも彼、道教の神さんなのな。その中の「三徳」という教えがあっての
一の徳「福(子孫繁栄)」二の徳「禄(財産)」三の徳「寿(健康)」
はい。三つ合わせて「福禄寿」なのである。
決して、亀仙人のようなエロジイさんではないのだ~(あっ、私が勝手に言ったんだっけ)

左に写っておるのが「寿老人どん」
残りは彼しか居ないしの、きっと当たっておるじゃろう(笑)
七福神を述べてみよ、っと言われ…まず出てこんのが彼でないかの~(アハハハハ)
でもの、彼、あの有名な老子が天に昇って仙人になって、寿老人となったらしぞ!
上で書いた福禄寿どんが生まれた道教の祖じゃ。まったく何処で繋がっておるか…解らんの
ヘタにウワサ話や悪口を言ってはいかんだね~
長寿と健康・安全を司どっておるそうな~

ということで7人の神さんの説明は終わり~
「○○天」とお名前に「天」が付いておる人はインド出身である
あとは日本の「恵比寿どん」残りは中国出身なのだ

東京都内でも「谷中七福神」「隅田川七福神」「浅草七福神」「深川七福神」
「亀戸七福神」「柴又七福神」それに、今回私が行った「目黒七福神」などが有名ですだ

お天気の良い日に、ブラっと散歩がてら探索してみるのもエエのではないかの~
私も、また機会があれば他の七福神巡りもしてみたいだ(笑)

っという訳で…私の行った「目黒七福神巡り」についてのお話しは、また後日(笑)
写真の整理がおっつかないだよ~~(泣)

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