満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

漢字の読み方 (継母)

2009-08-31 | 日々のハチャメチャ
某芸能人の「薬」に関する報道が連日行われておりますが、
ま、ソレに関する話は置いておいて(笑)

その某芸能人の生い立ちを話すときに、ニュースキャスターが

「継母」
という言葉を
「ママハハ」とは読まずに「ケイボ」と読んでましての

「なんでやねん?」っと、思った私でやんす(笑)

長年「ママハハ」と暮らし、「ママハハ」に苦労しておった私なもんで
この件に関しては、放っておくことが出来ず…(ハハハハハ)
ネット辞書で調べたところ…なんと。

「報道では、常用漢字以外の漢字を
使ったり、読んだりしないのが原則」
だ…そうです。

つまり「継」という字は、常用漢字表で「ママ」という表記はされておらず
「ケイ」という読み方が載っておるので「ケイボ」と読んだらしい(笑)

でも、どちらの読み方も間違いではないそうな~(ハハハハハ)

とはいえ、言葉なんぞ生き物だし
テレビ報道ってのは影響力があるもんだしの、
いずれ「ケイボ」ってな読み方が一般化し、
「ママハハ」は過去の遺物となりそうだのっと思っておりやす

さて…では、日本語で「継」という漢字に「ママ」という呼び方がないのに
何故に「ママハハ」と呼ぶのが一般化したかといえば…

これは先に中国から「継母」という漢字だけが伝わって来たそうです
意味は今と同じ、血の繋がりのない養母でない母

それとは別に日本には同じ意味で「ママハハ」と呼ぶ習慣があったようで
その記述があるのが、江戸時代に出版された「仙湖漫談」(せんこまんだん)
あの「秋茄子は嫁に食わすな」の記述が載っている本でやんす(笑)

その本に、源の頼朝が子供のために呼んだ乳母の名前が、
「摩々」(まま)だったそうで…
ほいで、母代わりだから「摩々母」(ママハハ)となったとか?(ハハハハ)

その呼び名と中国から伝来した「継母」という漢字がドッキングした
ってなお話しが載っておりまする

いかにも江戸の庶民が喜びそうなネタでやんしょ(アハハハハハ)

真偽のほどは解りませんです。
いかにもウソっぽい話の中に、時に真実がある場合もあるので
なにげな雑学程度のお話しってことで…(笑)

それから昭和に入り、外国から母=ママってな言葉が来て
元からあった「ママ母」と、見事にマッチしたのには
不思議としか言いようがありません。

他所から来た言葉と、他所から来た母。なんともいえず見事なコラボかと・・



先日、弟の満月からメールが届きました。
彼の実母、私からは3番目の継母(以下、継母で統一)が、
祖母(継母の実母)が亡くなり、小金だが遺産が入ったそうで…
それを、大変苦労をかけた私に生前贈与したいとか・・・・(?)

いらん。

と満月に返信すると…満月から泣きのメールが届きましただ。

お姉ちゃん(40過ぎて未だにお姉ちゃんかい?)と、
ママ(お前…40過ぎてまだママって呼んでるんかっ!?)と
仲が悪いことは解っています。

--------中略---------------------

最近、ママは歳をとって、あの頃のキツさは無くなりました。
体調も悪く、気弱になっているようです
どうか、可哀想だと思って、ママに手紙でもよいので書いてあげてください

最後にママに心配かけるのは嫌なので
僕がお姉ちゃんからお金を借りていることは黙っていてください。
よろしく、お願いします。



北海道は今、大変な不況でな。
満月はつい先ごろまで失業しておった。だもんでチョコチョコ金を貸したが…

アイツ…。見栄張って、失業していること継母に言ってないんか?
「継子の姉ちゃんへ遺産やるくらいなら、オレにくれ~!」って言えば良いのに

と、返信すると…



お姉ちゃんは、相変わらずですね。



血の繋がりが禍して、この親子、遠慮しあっておるんか?
こうなると…血の繋がりのない方が、楽だの~~~(笑)

っということで、15年ぶりに継母へお手紙を書いた。
丁寧な「ご遠慮致します」の言葉と共に、食べ物・着る物・家庭用品なんぞを
一緒に箱に詰め、他人ならではのキッチリした愛情を込めた(笑)

後日、なにげに水物でにじんだような返事が届いた

「時の流れってのは、スゴイね」

誰よりも、何よりも、私の前にデ~ンと立ちふさがっていた彼女が
こんなに小さく、ひ弱になるとは・・・・・。
今さら、優しくして頼られるのも困るが
弟の満月が、パンダが風船持って立ってるような優しいダケの頼りない男だで
最後に骨を拾うのは、私かもな~っと
ぼんやり思った。

「継母」という言葉が「ママハハ」になり、「ケイボ」となるように

人と人との繋がりや、生き様も、その年代によって変化するんだの

それもまた、人生なり。
人生って、オモシロイね~(笑)

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魔王 作:伊坂幸太郎

2009-08-27 | 本の紹介


伊坂幸太郎氏、評判イイんです。
それで…文庫化された伊坂氏の「魔王」を買って読んだんですが…
ん~~~~。

「おためごかし」って言葉を知っていますか?
表面上は相手のことを思って言っているように偽って
その裏側は…自分の利益しか考えていないってな意味なんですが
そんな政治家が、この日本に現れます(笑)

「いやいや、政治家なんぞ皆、おためごかしじゃろう」っと思う皆様。
確かにそうかもしれんのですが(ハハハハハハ)

その政治家が…若者ウケするカリスマ性を持った政治家だった場合
第二次世界大戦時のドイツ・イタリアに生まれたファシズム思想が
現代にも蘇るのではないか?っという考えがこの本の根底にあるのです。

資本主義が弱くなり、生活に張りがなくなり、国民が将来に不安を感じると…
不思議なことにファシズムは、フワ~っと浮いてくる話題ともいえます

土砂崩れが起きる前には、音と数個の石が落下するそうです
その時に、なんとか対策を練れば防ぐことも出来るのですが
一度、始まってしまった土砂崩れは、誰がどうしたって止められません

「魔王」

安藤は、一流大学を出て、一流会社に勤めるサラリーマン。
ある日、自分に特殊な能力があることを発見します

「他人に自分の思ったことを言わせる能力」

その頃、世間に台頭してきた政治家「犬養」に、
安藤は強くファシズムの匂いを感じるのですが、誰も気が付かない
むしろ、安藤と同じ年頃の若者達は「犬養」の言動をカッコイイと崇めて行きます

そこで、「犬養」が街頭演説をしているさなか
「犬養」にバカな言葉を言わせ、若者たちの目を覚まさせようっと考えます

が…不思議な能力を持った者は、他にも居まして…それも「犬養」の側に…

流れに逆らって空にツバを吐いても、被るのはツバを吐いた人。
そんな、虚しい~お話しでやんす。
この話し。どこがエエんだか…全然解らん(アハハハハハハ)

「呼吸」

「魔王」の世界から5年後です
あの頃、小さな政党の党首であった「犬養」は首相となっています
犬養に牙を剥き、戦おうとした「安藤」の弟の「潤也」は
自分に不思議な能力がある事に気が付きます

ネタバレになるので色々と省きますが…
兄は「考えたことを人に言わせる能力」でしたが
弟潤也の場合は「ジャンケンに負けない能力」でした(笑)

しかし、この能力。実は侮れない。
10の選択肢以内なら、100発100中の確率で当てることが出来るのです。
つまり…10頭立ての競馬なら毎回、当選馬券を買える確率でもあります
それに気が付いた潤也は、小金を膨らませ転がし、お金を稼ぎ始めます
多分…犬養と戦うための資金調達か?

ってな所で終わります(笑)

「魔王」よりも、「呼吸」の方が読みやすいし、理解しやすいお話しだと思います
ただし、感覚的にどちらも浅さは否めない。
でも…浅い話しだからといって、大衆心理を動かすのに深さは必要ないので
ありえない話しとも言い切れず。なかなかどうして、微妙~な怖さは残ります

つい先日、日本の大学生達がファシズム組織を運営しているTVを見ました。
てっきり「過去の遺物」っと思っておったが…
この日本でも現在進行形なシロモノだったとは、さすがに驚きました

私は、歳を取って、働けなくなった時に
国に納めたお金を返してもらって、細々とでも安心して生活したい。

大病を患った時に、お金がないからと言ってスグに病院を追い出され
リハビリもロクに受けられないような状態にはなりたくない。

本当に困った時に、安心して身を任せられる国家があれば…っと思っています。

でないと…将来が不安で不安で…貯金に勤しんでしまいます(笑)

政治に関して玄人な皆さん。利害を捨てて、一度、皆で
「日本」って国を本気で考えてはくれませんか。
どうかひとつ、よろしくお願い致します。

なんぞとチラっと現実の政治を考えてしまう一冊でありました。

「とりあえず、みなさん。
選挙へ行きましょう!」


選ぶ人が居なくても良いんです(笑)
白紙でも良いから投票しましょう。投票率がUPしているのに
どの政党も過半数を取れない。
そんな状況になったら、政治家たちは…慌てるかの?(笑)
とりあえず、マスコミは騒ぐわな~~(ハハハハハハ)

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あいろん

2009-08-26 | ゴルフ・旅行のハチャメチャ
私が家事の中で一番キライなのは…

「アイロンかけ」である

だから…人にとやかく言う立場には居ない(笑)

だから…一言も五月蝿く言わずに、ジ~~~~っと待っておるんじゃ。

最初の一週間くらいは、「暑いしの~こんな時期にアイロンなんて嫌じゃよね」
なんて思っておっただ。

次の一週間くらいは、「どうしたんじゃろう? 具合でも悪いんかの?」
なんぞと心配までしちまった(笑)


あの…バイトで来て、1ヶ月くらいで退職していった元社員な彼女なんだが…
退職して2ヶ月になろうというのに、バイトの制服を返してくれんのだよ~~
※その彼女のお話しはコチラ


さりげなく、彼女の夫である我が社の社員に聞いてみたところ…

「すぐに洗濯はして、部屋に干してはあるんですけど…
アイロンかけるのがキライって言ってました…。」ってなお言葉を頂いた。

上着だけの制服だしね。化繊で出来た夏用制服だから…なんも無理して
アイロンかけなくってもエエんじゃが…っと彼に言うと

「それは言ったんですけどね。
なんでもキチンとしなくちゃ気がすまないらしくって…」と言うので
待つことにした。

んで…2ヶ月たとうとしておる(ブワハハハハハハハ)

キチンとしなくちゃ気がすまないって?
どこが?…である。

ま、この件に関しては私も言い辛い。

夫のワイシャツは全部、形状記憶ワイシャツなのだが
やっぱり、洗っただけでは綺麗にピンとはならない
そこで、簡単だがササっとアイロンをかけているのだが…

一枚、二枚のワイシャツを、ほぼ毎日のようにアイロンかけるのが嫌なもんで
数枚ためてから一気にアイロンをかけておる(ハハハハハ)

だから、会社へ返す制服も…何か別にアイロンをかけるモノが溜まった時に、
一緒に一気にって思う気持ちなら…とっても良く解る

ワイシャツだって、制服だってクリーニング屋へ持っていけば簡単なんだが…
1枚100円だって、月に2,200円。年だと26,400円にはなる。
それに、スーツだズボンだとなれば、クリーニング代もバカにならん。

我が家の場合、私が何よりアイロンかけが嫌いじゃというのを夫が知っておるので
数回に一度は…夫がセッセとアイロンかけをしてくれるので
助かっておるがの(ハハハハハ)


しか~~し。
退職したので、返却せねばならん制服の場合は、別じゃろう(笑)

待って2週間。いや…いままで退職したバイトの方々は
全員1週間以内には、キチンと制服を返却してくれていただ。

2ヶ月は最長ぞ~~~(アハハハハハハハ)

何時頃、制服は返ってくるだろうか?
だんだん、最長記録更新が長くなった方が面白いの~っと思うようになってきただ

しかし、人によって「キチンと」の意味って違うんじゃの~
(ガハハハハハハハ)

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イタズラ。

2009-08-25 | 日々のハチャメチャ
8月13日午後11半ころ
東京の武蔵村山市の路上に、何者かがロープを張り
そこをミニバイクで通った女性が、頭蓋骨骨折の重傷を負う事件があった。

しかし、怖いの~~~
私もバイクで通勤しておるもんで、この話を聞いた時はゾ~っとしただ。

私は原チャリなもんで、大きい道路よりも細めの小さい道路を通る。
残業して遅くなった夜なんぞ、「ココにロープが張られておったら?」
なんぞと怖い妄想を抱きつつ、減速してバイクを走らせておったがの
それが、現実になるとは…ますます、注意して走らねばの~~

去年の今頃なんだが
この細めの小さい道路を原チャリで走っていて
ヘルメットに石が飛んで来たことがあった。

前方にも、後方にも車もバイクも走っていないのに…である。

つまり、タイヤの溝に挟まった小石が飛んできて
ヘルメットにぶつかったのではなく、誰かが故意に何処かから投げた?
っとしか思えん出来事であった。

それも、日を変えて2回も………

しかし…そんなに上手く、走っておるバイクのヘルメットに
石ってぶつけられるもんかの?
事件なのか…なにか別な原因があるのか…いまいちハッキリしないまま
今に至っておるのだが
もし、誰かのイタズラなら、そのコントロール。
イタズラにではなく、野球界で生かすべきであろうっと思う(笑)

やっぱり昨年の、今度は春ころ
朝、バイクに乗ろうとすると…私のバイクのナンバープレートが曲げられておった
別に取られた訳でもないので、誰かのイタズラか?っと思いつつ会社へ行った。
クニっと曲がったナンバープレートは、多少跡が残ったが手で元に戻した。

それから1ヶ月ほどたち…なにげにバイク置き場を見ると

やっぱり、ナンバープレートが曲げられておるバイクを発見した。

それも…私と同じ種類のバイクが…

「はは~~ん」っと思った。
このバイク。若い兄チャンが乗っているのを見かけたことがある。

自分のバイクに恰好を付けようと、ナンバープレートを曲げてみたが…
(ヤンキー兄ちゃんのバイクで良く見かけるでの~笑)

「ハっ!」っと気付けば、同じ機種の他人のバイク。
「タラ~」としたが、自首する訳にもいかず、
スグに自分のバイクのプレートを曲げるものマズイので、
ほとぼりが冷めるまで待ってから、自分のバイクに細工したらしい
(アハハハハハハハハ)
ん~。どう見てもバレバレだ。あの兄ちゃんの思考回路は短すぎる(笑)

イタズラってもんは、ちょっとしたキッカケで閃く
笑ってお終いとなるのなら良いが
相手に不快感を与えるものだったり、まして、相手に怪我を負わせるようなものは
もう、イタズラの範囲を超えている。

小学生の頃に、友達の頭上を越えて向こうの壁に石をぶつけ
その音で友達を驚かせてやろうっと思ったことがあった
が…私の放った石は友達の頭上は越えず、頭にモロに当たってしまった
結果、大事には至らなかったのだが
結構な量の血が流れ、満天少女はカチンコチンに凍ってしまった事がある。

今でも…その友人の母親に会うと、その時の話が出る。
なんてったって、私の結婚式の仲人なもんで…(アハハハハハ)

そういう縁ってもんは、切れんもんだの
夫の知り合いっということで、仲人を頼みに行って仰け反っただ
「あっ!私が石をブツけた、○○ちゃんの・・お・か・あ・さ・ん・・」
お父さんの方は、顔を見たことがなかったもんで解らんかったが
このお母さんには、エライ怒られて、絞られたからの~
お互い、一目で気が付いただ(笑)

やられた人もそうだが、やってしまった方も、一生忘れられない。
ズ~っと心に残る。

普段、忘れていても…フっとした瞬間に思い出す。

笑えないイタズラは、やらないほうが絶対良いのだ。

エエか。絶対に一生、心に残るぞ~~~~~。

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満天さん、オススメの絵本(笑)

2009-08-24 | 本の紹介
絵本?
満天さんが?
どうした? インフルエンザに、頭でもやられたか?

っとお思いの皆様。こんにちは。(ガハハハハハハハ)

実は…せっかく広島から遊びに来てくれていたヒコちゃん親子
夏休みに会えなくてな~

他のブロガーさん達と会った時のブログ記事を見ると…
ヒコちゃんの娘さん、ヒコ娘ちゃんが絵本に興味を示しておるシーンを見かけての

どちらかと言えば…私の小さい頃にソックリな少々お転婆なヒコ娘ちゃん。
その子が絵本に興味を示したっと読み、こりゃ、今がチャンスでないかい?
っと思った訳でやんす(アハハハハハハ)

何がチャンスって…子供の頃にお転婆だった私も
今のヒコ娘ちゃんくらいのお年頃に、絵本を買ってもらって読んでおっての
それが、今の本好きへと繋がっておるもんで…(笑)

いずれ、将来。ヒコ娘ちゃんと本の話しがしたい!ってな
下心から、絵本を贈ることにしましただ~~
(本好きは、本好きな友を作ることに熱心)

ところが、子供の居ない我が家なもんで…今、巷で流行っておる絵本が解らん
そこで、絵本に詳しいブログ仲間の「こどもの時間」のasagiどんに教えてもらっただ
ブログの仲間って、ほんと、ありがたいわ~~(笑)

もちろん。活字好きな満天さんのこと。
贈る前に…全てに目を通してしまったがな(ガハハハハハ)



「きつねのでんわボックス」聞くも涙、語るも涙なお話し。

簡単な内容
子ギツネを亡くしたばかりの母ギツネは、
ある日、田舎の町の道端にポツンと置いてある電話ボックスで、
人間の男の子と出会います。
男の子は、毎日夕方になると、かけってきて電話ボックスへ飛び込み
町の病院へ入院しているお母さんへ、電話を掛けるのです。

母ギツネはいつしか、今日一日あった出来事を熱く語る男の子と
亡くしてしまった子ギツネとを重ね合わせ、ソッと男の子を見守ります
ところがある日、ポツンとあった電話ボックスが故障してしまうのです…。

簡単な感想
読み聞かせをする母親の方が、泣いてしまうというこの絵本。
はて? 満天さんは…?
人歴が長い私はジワっとも来なかった。。。。。。(ガハハハハハ)
チビっとネタバレしちゃいますが…
出来れば…電話ボックスからシッポが生えていて欲しかった。
オチが甘いよな。なんぞと思う私は…心が汚れた大人じゃ~っと痛感した(笑)



「エルマーのぼうけん」不思議な国へ竜を助けに行く少年のお話し。

簡単な内容
エルマーはある日、年取った猫と出会います。
この猫から「どうぶつ島」で捕らわれている、可哀想な竜の話を聞き
「よし、僕が助けに行こう!」っと決意するのです。

「どうぶつ島」では、沢山の動物たちと出会います
猫に持っていくと良いと教えてもらった道具を駆使し、
エルマーは、果たして竜を助けることが出来るのでしょうか~~~~

簡単な感想
これはシリーズになっておる理由が解る。
色々なアイテムを駆使し、苦難を知恵と勇気で乗り越える話なもんで
大人が読んでも面白かった(笑)
色んなお話しの要素が入っておるので、どっかで読んだ話だの~と思ったが
それも…私の心の汚れの現われじゃろう(フォフォフォフォフォ)



「もりのへなそうる」兄弟の冒険物語~

簡単な内容
「てつたくん」と「みつやくん」の二人の兄弟は、ある日探検に行きます
(近所みたいなんですがね…ハハハハハハ)

ところが、そこで大きな卵を見つけます
そして…その卵から…「へなそうる」が生まれました
「へなそうる」ってナンだ?
「みつやくん」がまだ幼児語を話す子なので…多分…「へんな動物」が変になり
「へなそうる」になったようで…(笑)

簡単な感想
「みつやくん」の幼児語が、エライ読みづらい(アハハハハハハ)
しても、確かに子供って、こんな風に話すよな~なんぞとニヤニヤしながら読んだ
私の子供時代みたいに、あげ足取りの好きな子供が読めば
多分…ウケまくると思う(笑)
弟の「みつやくん」が間違った言葉を言うと…
なんと!兄の「てつたくん」がチャカさずに訂正する
私の場合、弟が泣くまで…チャカしておったがの~~~(ガハハハハハ)



どのお話しも、お母さんが読み聞かせをするなら幼稚園
自分で読むなら、小学校の低学年。っと表記されていました。
こんな面白いお話しを、寝る前に聞いたら、とっても眠れるもんじゃ~ない
なんぞとチラっと思いましたがの(アハハハハハ)

しかし…絵本も変わりましたの~~~
私が子供の頃の絵本といえば…「浦島太郎」とか「桃太郎」とか…(笑)
それか、「イソップ物語」や「グリム童話」でした
あと「ブーフーウー」とか…(ハハハハハハ)

これだもの。絵や本に飢えていたんでしょうね。
だから、早い時期から漫画や本に走ったのかも(笑)

なにせ、今は本屋さんへ絵本を探しに行っても、迷うほど沢山ありました
「、」や「。」に漢字がない本を久しぶりに読みましただ。

たまには、大人が読むのも良いかもしれん。
が…自分の心の汚れ具合がハッキリ解るもんで…多少の覚悟は要るかもの
(ガハハハハハハハ)

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黄金道路の幽霊

2009-08-21 | 昔話のハチャメチャ
ちょっと怖いお話しである

絶対に、夜には読まないように。

結構、沢山の幽霊体験をしているもんで…
年に一度は涼しさを皆さんに提供しようという、はた迷惑な企画モノである(笑)

以前の怖いお話しは、第一回目「洗濯」と第二回目「蚊帳の中」コチラからどうぞ~

今回は第三回目か…(フフフフフフフフフフ)

あっ!マジで怖いので…夜中に読んでおる人はスルーしてたもれ~(笑)



私の故郷、北海道にある国道336号線の一部
「えりも町」から「広尾町」までの30キロ程の道路を
地元民たちは「黄金道路」と、呼んでおる。

一見、「エライ景気のエエ~名前」のように感じるが…
その名前には、大変な歴史が秘められておる。



なにせココは、マジで前人未到の地であった。
山あり、断崖絶壁ありの難所で、道路なんぞ作れんじゃろうと言われておった。
地元民たちはヘロヘロになりながら、海岸線をトボトボと歩いて交流しておったが
天気の良い日であっても、危険な場所だったもんで
「やっぱり、道路を作ってくれろ~」という懇願により、昭和2年に着工した。

開通したのは昭和9年である。たった30キロ程の道路を7年かかって作ったのだ。
それだけでも、いかにこの場所が難所であったかが伺える。
現在の金額で60億円以上。この、道路に黄金を敷き詰めたような金額に
当時の人々は畏敬の念をこめて、「黄金道路」と呼んだのである。

昭和も初期の頃の話である。
この工事の、もっとも難所な場所に派遣された労働者たちは、囚人であった。
夏でも涼しいこの場所で、極寒の冬には大勢の者たちが亡くなったと言う。
今でも言う者が居るだろうか?…
この「黄金道路は、屍道路とも言うだ。」と、我が家のバー様が言っておった。
それほど、大勢の人が亡くなった道路なのである。

さて、ココ。実は…
「釣り場のポイント」でもある。

満天家の父は、放蕩・放楽な男であったが、釣り好きでもあった(笑)

その父と釣りの話はコチラ「釣り場にて」  「お前は自分で身を守れ~」
(この2件の話は笑えるんで、安心して読める…笑)

さて、その日は早めに晩飯を食い、夕方5時には就寝
夜の9時ごろに両親に起こされ車に乗り込み
黄金道路の釣りポイントに到着したのは、夜中の1時であった。

釣りを始めるのは明け方が良いんじゃが、それにしたってまだ早い。
そこで、父・母・弟・私の4人は、夜が明けるまで車の中で寝て待つことになった

街灯は…遠くにポツンと一つ見えるだけ
海のうねる音だけが不気味に響く、真っ暗闇であった。

何時もなら、簡単に爆睡する私なのだが、その日に限ってなかなか眠れない
ま、怖い体験の前兆には必ず「その日に限って」ってなフレーズが付くがの(笑)

狭い車内に家族4人が寝ておるもんで、狭いし人いきれで暑いし
私は目を開けて、体制を整えなおそうと上体を起こした。
その瞬間…金縛りにあった。

目は見開いたまま、瞬きすら出来ん。
不自然に起き上がった形のまま、ピクリとも動けんのだ。

私は後部座席に座っておったのだが、多少起き上がったので顔は前方を見ておった
明かりが一つも見えない真っ暗闇を、自分の意思など関係なしに見つめていると…
「ポワ」っと一点、光る明かりが見えた。

もともと私の視力は「1.0」であったが…
バスケの試合中に顔面でボールを受けてしまってから、視力が落ちだし
この頃の私の視力は、多分「0.5」くらいであったろうと思う。

もちろん、眼鏡をかけて寝ていたハズもないので
遠くに「ポワ」っと明かりが灯ったとしても、何も見えるハズはなかった。
なのにこの時、私にはハッキリと見えたのである

薄茶色の制服を着た兵隊が、こちらをジっと見つめて立っているのが…

見えないのに見えたのだ。くたびれた小ぶりな帽子をチョコンとかぶり
悲しそうな目をした細面の男性が、厚手の長袖制服に身を包んで立っているのが

そして、暗闇に吸い込まれるように見えないハズの手や足の部分までも感じた。

両手をダランと垂らしていたのだが、その右手の一指し指と中指は無かった。
足にはゲートルを巻きつけていたが、地下足袋のようなモノを履いていた。
制服の汚れ、ほころびまでも、私には見えていたのだ。

動けない私は、ただ、ただ、見つめているしか術は無かったのだが
しばらくして、その兵隊がコチラへ歩み寄って来たのには、仰け反った
上下運動は感じられず、す~~~~っと滑るように近づいてくる。

声は出ない。身動きも出来ない。

車の前方、フロントガラスの前まできて気が付いたのだが
いつのまにか、兵隊は頭だけが移動して来ていた
頭はガラスを通り抜け、どんどん私に近づいてくる
そうして私と弟の間を通り、止ることなく後方へ去って行ったのである

その物体から、目を離すことが出来なかった私は
すれ違いざまも、目だけでソレを追っていた。
なぜなら、その物体の目も私だけをジっと見つめていたからである。

そこで、初めて私は身動きできるようになったのだが
あとには闇と、打ち寄せる波の音だけが残り、兵隊はどこにも見当たらなかった。

「うんギャ~~~~~~~~!!!」

っと叫んだつもりだったが…「ヒ~~」っと空気の抜けたような声しか出なかった

なんで兵隊さんだったんだろう? 今でもよく解らん。

ひとつ、ハッキリしたのは…
幽霊ってのは直進しか出来ないのかもしれんってことである。
車一台分も迂回できんとは、なんとも不便な移動方法だと思ったが
ま、何でも通り抜けることが出来るようだから、関係ないのかもしれん

今も彼はあの場所にたたずんでおるのだろうか?

北海道へ遊びに行ったら、黄金道路で寝るのは…避けた方が良いかもしれん

どうじゃ~~~。少しはヒンヤリしたかの~~(ブワハハハハハ)

残暑厳しきおり、今夜はグッスリ眠れるかの?
あっ。。。別な意味で眠れんか?(ガハハハハハハハ)

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ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)

「天使」「雲雀」 作:佐藤亜紀

2009-08-20 | 本の紹介
 

上に…2冊の本の表紙を載せているんだが、解るかの?
どっちも白が基調なもんで…大きさを変えてみたが…(ガハハハハハハ)
境目が解らんのは、遠近両用眼鏡だけでエエの~本だと訳が解らん(笑)

「天使」がメイン本で「雲雀」がオムニバス。
ところが作者の佐藤氏は「天使」を書きつつ「雲雀」も書いていたという
メイン本を書いていて広がったイメージを頭に留めておけず
オムニバス形式で「雲雀」を書いたようである。

ま、書き手はそれでも良いかもしれんが…
読み手は「天使」を読んでから「雲雀」を読む方が楽だと思う

それまで平然とあったものが、忽然と姿を消す時には
それなりの大きな出来事が起こるものである
そんな時代を描いた作品と言えると思う。

ベベンベンベンベン!

時は19世紀後半から20世紀初頭。
誰もが学んだあの1914年から始まった世界大戦をサンドしたお話しである~。

っと言えば「歴史小説か?」っと敬遠する御仁もござろうが…
ちょいと毛色が違っておる。

本書では「感覚」と呼ばれておる超能力を持った少年が主人公のお話しなのだ

「感覚」とは、人が何を考えているか透視でき、体や脳を攻撃することも出来る
また、人の記憶を操作することもでき、
その人が触った物から、思いや考えを読み取ることも出来るのだ

っとココまで言うと…コイツは天下無敵じゃろうっと思うのだが…
残念なことに、そんな能力を持った輩がゾロゾロと出てくるもんで
誰が何をやったかってのは、すぐにバレる(笑)

そんな「感覚持ち」の中でも、特に優れた能力を持った少年が主人公なのだ
名前は「ジョルジュ」
両親に捨てられ、養い親の元で惨めな生活を送っていたのだが
その養い親が死ぬと同時に、オーストリアのある組織に拾われる
その能力ゆえに、組織の長の秘蔵っ子として教育を受け
貴族的な振る舞い、教養を身に付け、まるで「地上へ降りた天使」のように育つ

そんな美丈夫な彼が「感覚」という能力も身につけておるんじゃから
やっぱり、向うところ敵なしじゃろうっと思ってしまうが

時は、落ちぶれたとはいえ貴族社会の真っ只中
ブサイクで、能力も知恵も持ち合わせていなかったとしても、
貴族であれば上に登れる世界
称号の男爵から、やっと人間とみなされる世界では
なんの称号も持たない「ジョルジュ」は人以下の扱いであった。

そんな彼のスパイ活動及び工作活動と…モテモテな生活に淡い初恋
SF小説ばりな精神戦もあるという小説である(笑)

正直。この時代のヨーロッパ諸国の歴史には疎いもんで…
チンプンカンプンな部分だらけ(ハハハハハハ)

そういゃ~この時代の歴史って言えば、
オーストリアとハンガリー帝国の皇太子夫妻がサラエボで暗殺されて開戦したのと
あとは日本の大隈重信が日英同盟を傘に、勝手に戦争始めました…
くらいしか、覚えておらん(アハハハハハハ)

しかも、作者の佐藤亜紀さんの書く文章ったら…

オーストリア人の子供が、祖父母からヨーロッパの歴史について聞き
ひょんな興味で、大学で近代ヨーロッパ史を専攻しちゃい
学校卒業後、図書館に勤めながら本書を書き
その本を、日本人が気に入って買い付け翻訳したかのようで…(笑)

作者の佐藤亜紀さんって…日本名だけど、オーストリア人かい?っと思っただ

多分、作者の力量による賜物だと思うのだが、句読点の使い方が絶妙で
主人公の「ジョルジュ」が「感覚」という能力を使うシーンでは
私も一緒になって意識を解放してしまい…軽い眩暈と頭痛がしたほどである(笑)

絶対的に面白い内容なのだが…時代背景に解らん所が多い作品なもんで
100%楽しめたかといえば…ウソになると思う(アハハハハハ)

しかし…作者の佐藤氏は読者に媚びないの~~~
普通は、少し読者のことを考えて、なにげな当時のヨーロッパ史についての
解説なんぞを載せるもんだが…そんな記述は一切ない(笑)



さて、もう一冊のオムニバス「雲雀」
ハッキシ言えば…コチラの方が日本人が書いたらしくって読みやすい(笑)

「雲雀」っといえば…夏目漱石「草枕」の一節を思い出す

※ウィッキペディアより
「あの鳥の鳴く音には瞬時の余裕もない。
のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、
また鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。
その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。
雲雀はきっと雲の中で死ぬに相違ない。登り詰めた揚句は、流れて雲に入って、
漂うているうちに形は消えてなくなって、
ただ声だけが空の裡に残るのかも知れない。」

本書は「王国」「花嫁」「猟犬」「雲雀」の4部作からなる

なかでも「雲雀」は主人公ジョルジュが尊敬と畏怖を持って接してきた
オーストリア組織の長が亡くなり、
枷が消えた彼の、組織からの足抜けのお話し。

その足抜けの仕方を読んでいて、漱石の「草枕」の一節を思い出した
それほど…「お前は雲雀か?」ってな組織からの抜け方なのだ(笑)

雲雀は天敵が現れると子供を守るために、
空高く舞い上がりピーチクパーチクと叫ぶが…
「お前が叫んでおる真下に、巣があるってバレバレだぞ」っと常日頃思っておった
そんな目立つ足抜けをジョルジュはするのである(笑)

「死んだってイイんだ」っという自暴自棄な思いと
「誰が僕を殺せるって言うんだ」っという高慢ちきなジョルジュの性格が
よく現れているお話しだと思う

最後に、どーしても納得いかないのだが…

「感覚」を持つ人間が本当に居たとして…
それらの人々と接触した普通の人は、正直、もっと怖がるハズである。
そんな人々の出演が少なすぎるのだ

自分の心の中まで見透かされるんだぞ~~。普通はもっと恐れるだろう。
作者が、そんなシーンを書きたくなかったのか…
本書では普通人より、感覚持ちの超人の方が多いもんで(笑)
「お前もかっ!?」っと何度も思った(ハハハハハハハ)

また、「感覚」を持って生まれたゆえの苦悩も数々あるはずである
有頂天になって失敗したり、逆に人の気持ちが読める分、普通に楽しめなかったり
そんなシーンや繊細な部分も一切書かれていないので
それが作者の思惑なのかもしれんが、読者としては、少々疲れた(笑)

ただし、細かい描写が少ない分
何時か誰かが「映画化」しそうだな~とも思った


こんな「人の心が読める人」が、本当にこんなに大勢いたら
戦争なんぞ、起きなかったんとちゃうか?っと、つい…突っ込みたくなった(笑)

時代が変化する波は、それほど大きくって、誰も手が出せないってことかの?

この高慢ちきで自暴自棄なジョルジュの性格なら
自分が焼かれても、大きな時代のウネリに突っかかって行ったんではないかな
っとフっと思った(笑)

だとすると…「天使」よりも…「イカロス」の方にタイトルが傾いてしまうか…

本書は「こどもの時間」のasagiさんに教えてもらいました
面白かったですだ~~。教えてくれて、ありがとうでした~~

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ラフォーレ&松尾ゴルフ倶楽部

2009-08-18 | ゴルフ・旅行のハチャメチャ


成田から海外へ飛び立つ飛行機~~~(笑)
私しゃ、下から眺めておりますがの~。あの飛行機は何処へ行くんでやんしょか?

さて…夏休みと申しましても…夫は例年のお楽しみ
オヤジ~ズと一緒にゴルフ旅行。(通称:タマ乱会)
私しゃセッセと日頃出来ない家の大掃除~に明け暮れておりやした(ハハハハハ)

一日くらいは、夫婦でゴルフへでも出かけましょうってことで
重たい腰を上げたのが、8月15日(土)の終戦記念日でやんした(笑)

あの…玉音放送を聴き、悲喜こもごもとなった人々が
64年後、あの日と同じ快晴な空の下、貴族でない一般市民の中から
夫婦仲良くゴルフに興ずる人々が現れようとは、いったい誰が想像した事でしょう



「ラフォーレ&松尾ゴルフ倶楽部」
東京湾アクアライン連絡道から館山自動車道・千葉東金道路を通り
松尾横芝インターで降り、ものの5分ほどで到着します
通常料金「4,500円」のところ、「1,600円」で行けるのは、やっぱり嬉しい(笑)



正直言いまして…前回行ったゴルファー憧れの聖地「太平洋御殿場コース」よりも
コチラの方がゴージャスな感じがしました(ハハハハハハ)



女子のロッカールームも、とっても充実しており綺麗でした
風呂場も個室が並び、髪を乾かすのもユッタリ~
実にエかった(笑)



中庭には竹が植えてあり、滝の設えもあり、目でも涼が楽しめます



「夏だ~~~~~!」ってなこの天気!
やっぱり、ゴルフはお天気が良いのが一番かの(アハハハハハハ)

どのコースも、手入れが行き届き、本当に素晴らしいゴルフ場でした~

この日の気温は29度。千葉でも、もう少し行くと九十九里浜ってな場所だと
やっぱり少しは涼しいらしく、湿度も軽く最高のゴルフ日和でしたの~



おっと!夫のシャツに「蝉」が…(アハハハハハハハ)
蝉の種類にはウトイんでやんすが…「チッチ蝉」ってな種類だと思います
北海道南部から九州までと、広い範囲に分布する蝉なんですが…
実際に目で見たのは始めて(笑)
短い一生の蝉なもんで、林の中の幹に返してあげました~



手前が夫の食べた「冷やしラーメン」。奥が私の「天セイロ」。
「冷やしラーメン」って初めて食べましたがの
冷やし中華と違って「酢」が入ってないスープに、ラーメンの麺が入り
これがなかなか美味かった(笑)

ボーとしていた妻に代わって、夫がブログ用のお料理写真を撮影してくれました
さすが、ブロガーの夫。(ガハハハハハハハハ)

この日はレギュラーティからで「48+47=95」
前半の上がり3ホールのダボと
後半の15・16・17・18番での4連続ダボが効いてしまい…
95は切れませんでした(残念・・・)

ココは本当に良いゴルフ場だったので、真面目にやれば90は切れたと思います
後半疲れが出たのか、ティーショットが曲がりだしたのが敗因か…(ハハハハハ)

普段からの運動不足が効いているの~
後半バテるようでは、90はなかなか切れませんです(笑)



帰りの「海ほたる」手前。
やっぱりアクアライン800円のせいか、5キロほど渋滞しておりやした。

「人間って渋滞好きなんだな~」
なんぞとカモメが思っているのかどうか?
なんやらカモメが沢山集まって、渋滞するさまを眺めに来ているようです(笑)

あのな。カモメどんよ。
ワシ。渋滞嫌いなんねん。だから、暑いけど千葉に遊びに来ておるんよん
渋滞さえしなきゃ、軽井沢あたりで高原ゴルフを楽しむだよ~
なんぞと思いながら、千葉県を後にし、短い夏休みが終わりました

さて、働くか~~~(アハハハハハハハ)

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残暑お見舞い申し上げます~

2009-08-11 | 日々のハチャメチャ
今朝、5時28分の地震は凄かったの~~
寝ておったんだが、目が覚めたぞ(笑)

さて…大きな声では言えませんがの…
このブログ。土日祭日と夏休み・冬休みはキッチリと休んでおります(笑)
平日ですら、不定期に記事更新を休んでおるのにも、かかわらず…です。

夫なんぞ…8/8の土曜日から8/16の日曜日までビッシリ9日間お休みです
それに比べ…妻なんぞ8/8の土曜日も出勤し
夏休みは8/12から8/16までの5日間しかありません。

とはいえ、夏休みを返上して働いておる方々も大勢いらっしゃるので
少なくとも、夏休みが取れているだけでも、ありがたいっと思わねばの(笑)
っと、自分に言い聞かせておりますが…(アハハハハハハ)



昔、札幌に住んでいたころ、東に「豊平川」西に「藻岩山」と
山と川に挟まれたそりゃ~風光明媚な良い所に家がありました。

豊平川は、石狩川の支流で、一級河川であります。
よって、昔は大変な暴れん坊川でして、
上流にダムが出来るまでは、毎年河川は氾濫し、大層な被害を出しておりました

ま、それは私がまだ猿だった頃のお話。
今は河川敷は市民の憩いの場となり、夏には花火大会も行われております。

花火の思い出で…一番に思い出されるのは…
小学校は高学年の頃のお話しでございます

小学校も高学年ともなれば、親と花火大会へ出かけるのはカッタルイと思う年頃。
軽い反抗期だったのでしょう。
何でも自分でやってみたいし、また、出来るような気になっておりました(笑)

そこで、親に一人で花火を見に行きたいっと言ったのですが
小学校では上級生だったとしても、世間から見れば、まだまだ尻の赤い猿。
にべもなく「ダメ」っと言われました。

そこで、めげる程度を反抗期とは呼ばないもんです(笑)

家から歩いて10分ほどで豊平川の土手に出ます
そこから市内で打ち上げる花火がキレイに見えるのです
親が一緒でなくっても、たとえ夜だとしても一人で行って帰ってこられる距離です

で、尻の赤い猿は、そのすばしっこさを使い
2階の子供部屋の窓から、1階物置の屋根に飛び移り…見事に脱出!
っと目論みました。

目論み通り、子供部屋から物置の屋根には無事に飛び移れたのですが
物置の屋根はトタンで出来てまして…
しかも、私は…運動靴を履いて出れば良かったのに
夏なもんで、下駄を履いて屋根へ飛び移ったものですから、たまりません。

「ドシャン!」
トタン屋根に下駄で着地したのですから、そりゃ~大きな音が出て
しかも、トタン屋根に下駄がツルっと滑り、地面に尻から落下してしまいました

幸い、物置の横で家庭菜園なんぞをこしらえておりましたので
土が軟らかく怪我はしませんでしたが…大きな音で家人が外へ出てきまして
見事、本当に尻が赤くなった猿は、猿知恵の浅はかさを露呈し
親に捕獲されてしまった訳です(笑)

ま、当然なんですが…怒られましたね。
晩飯は食った後だったので、食事抜きは免れましたが
最高に大好きな花火大会へ、家族一同行かないことになったのには
可なり凹みました(笑)

遠くからド~ン。ド~~ンと音が聞こえるのです。

でも…やっぱり反抗期です。
ここで泣いて謝るのは、反抗期とは言いません(笑)

尻をヒリヒリさせながら…
次回は運動靴で出よう!とか、水筒に麦茶を持とう!とか
尻に座布団をくくりつけて行こうとか、色々と考えてノートに書き出していました

最近は、不況で花火を取りやめる市町村が増えているらしいですの。
それに、反抗期を経験せずに大きくなる子も増えているとか。

こんな経験をした自分は、幸せだったんだな~っと、つくづく考えさせられますだ

まだまだ、暑い日が続くようです。
みなさま、お体をご自愛し、それぞれの夏の思い出を作ってくだされ~

注)40歳以上の方は、くれぐれも反抗期にはなりませんように
  反抗期も数を重ねりゃ~エライってもんじゃないっすよん(ガハハハハハ)

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童話 「毒の沼地のその昔」

2009-08-07 | 会社のハチャメチャ
某テレビ局放送の「まんが日本昔話」のフレーズで…

 坊や~ よいこだ よく聞けよ

今は父ちゃん無職での~

母のめぐみも 底ついた~ (底ついた~)

だから~ おまえも~ つよくなれぇ~ え~ ぇ~ 



むか~し、むかし ある村に、爺さんと婆さんが住んでおった
爺さんと婆さんが住んでおった家の横にはの
だ~れも買わない土地があってな~

歩くと水が染み出して、ズブズブとする。
時々変な匂いもするもんで、畑にすることもできん。
家を建てるわけにもいかず、爺さんと婆さんはほとほと困っておった。

ある日、山の向こうから太った男が現れてな
「ぜひ、この土地を買いたい」っと言ってきた

この男、どうせ畑にもできん土地だからと、かなり値切っての
この辺の相場からしたら、エライ安い値段でどうじゃっと言った
だが、そろそろ土地を売ってどこか気候の良いところでノンビリと暮らしたいな~
っと思っておった爺さんと婆さんは、それでも大層喜んで
太った男に快く土地を売り、どこぞ気候の良い土地へ引っ越して行ったんじゃ

ところがこの太った男の正体は、100年も生きたタヌキの妖怪での~
人間の男に化けて年寄りから、ハンパなく安く土地を買い
山から仲間の妖怪たちを呼んで、ズブズブした土地に大きな会社を作っただ

モノは大きな会社だが、またも値切って作った建物は
大きな顔をしたプレハブ作りじゃったがの~

「これからの妖怪は、グローバル経営を目指さにゃいかん!」
こうしてケチケチ妖怪の作った会社は、大きく、大きくなっていったんじゃ

それから数年後…建物のアチコチに大きな亀裂が走りはじめての
大雨なんぞが降ると、壁や窓のヒビ割れから雨漏りというか…
雨がドバ~っと吹き込んできてな、社員総出で水をかき出しておった

どうやらズブズブな土地に、建物が沈み始めていたようでな
社屋全体がたわんで、まっすぐに建っていられんようになっておった
とりあえず、なおしてもまた別の所から雨漏りがし
雨漏りと妖怪のイタチごっこのようじゃった(笑)

そんな状態でしばらくたったころ…
この妖怪だらけの会社に勤めておった人間の女子社員が
水道料金がエライ高いことに気が付いた
調べてみると、地中に埋めてある水道管から大量の水が漏れておったんじゃ

ズブズブな土地にどんどん沈んだ建物の重みで、水道管が壊れたらしかった

とりあえず、地中に溜まった水をかき出し、水道管もなおしたがの
半年近くも水が漏れておったで、地中でいったい何が起こっておるのか
想像するだに恐ろしく、誰もそのことについては語りたがらなかった

それから1年がたち、そろそろ梅雨も明けようかという暑いころ
妖怪が作った会社の回りの住人達が困っておった
「なんか今年はやぶ蚊が多い」
どうやら妖怪たちが作ったアノ会社から、やぶ蚊が飛んでくるらしい

妖怪が作った会社の回りは、草がボウボウと生えておった
「タヌキの妖怪は、葉っぱを使うからの~草が生えやすいのかもしれん」

だが、妖怪にいちゃモンつけて、あとで仕返しされてもかなわんでの
皆で考え、菓子折りを持って出かけただ

「ワシ等で草刈してもエエかの~」

菓子折りを差し出しならが振るえて言うでの、見ていた妖怪たちも可哀想になった
「やぶ蚊はワシ等にとっても困り者、ワシ等で草刈しますだ~」

ところが、妖怪たちは草を刈ってみて驚いた

妖怪が作った会社の横に、大きな、大きな穴があいておったんじゃ
穴は大層大きく、斜めに社屋の下へと通じておるようじゃった

水を大量に含んだドボドボの土からかえった蚊たちは
この穴を通って外へ出ておったんじゃの~~

どうやら、この会社の地下には・・・空洞があるらしい・・・・。

古参の妖怪たちは「この土地の地質調査はしたんだが…?」
なんぞと首をかしげておる

人間の女子社員「調査した時には、問題はなかったんですか?」

古参の妖怪「ん~~~。問題はなかったんだが………ちょっと出てたな。」

人間の女子社員「水がですか?」

古参の妖怪「いや、水じゃなくって………骨が…」

「骨~~~~!!!???」

どうやら…爺さまと婆さまが、この土地を買う前…ココは墓地だったらしい。

そりゃ~穴も開いてるさの~~

雨も降りゃ~水も溜まるさの~~

遺体も数体残っておれば、変な匂いもするさの~~

どうせ、地質調査も値切ったんじゃろう

すべての点と線が結びついた、人間の女子社員であった。




そういえば…数年前に会社を辞めた変な社員が…

「残業で遅くなると…変な人影が沢山出る~」なんぞと言っておったな~
変な社員の変なたわごとかと思って無視しておったが…

いやいや…何も考えまい。

ただ…夜遅くまで会社に残って仕事をするのだけは、辞めようっと
心に誓う人間の女子社員であった。

おしまい。

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