満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

バンディでゴルフ

2011-08-29 | ゴルフ・旅行のハチャメチャ
夏休み前に2回ゴルフへ出かけた。
夏休み中は余りの暑さに、グデーっと日がな一日ゴロゴロしておったので
記事にするような内容がない(笑)
読んだ本や見た映画の感想を書き貯めておこうかと思ったが
肝心の自宅PCのモニターが壊れたしもうたので何も出来なかった

っということで、古い話であるが…せっかく撮った写真があるので見てくれ~

夏に我が家で良く行く富士の裾野にある「バンディー」



小さい富士山



少し大きい富士山



もそっと大きい富士山



ドバ~っとデッカイ富士山(ブワハハハハ)
山梨側から見るとスッキリしている富士山も、ここ静岡側から見ると
宝永4年(1707年)の宝永大噴火で誕生した宝永山がハッキリと見える
1706年に徳川綱吉が亡くなっているから徳川家宣の時代か
江戸にまで噴火の灰が降ったというから、本当に凄かったのだろうの~



これは夫が撮影した写真。

手前にフンがある。。。。。。向こうへ歩いて行く人影がしたフンかっ!?

ってなテーマで撮ったらしい(ガハハハハハハ)
はい。最近、冷たいモノや水ものばかりを腹に入れ
腹が急降下中の満天どす~(笑)

でもの…さすがの私でも、ゴルフ場のフェアウエイでウンチはせんぞ(アハハハハ)




最近のゴルフボールはカラフルで綺麗な色の物が多いの~
私のゴルフボール入れも
まるで宝石箱のようじゃ~~



全部ワシのじゃ~!!!

ほぼ拾ったボールばかりなのに…勿体なくって使えない(笑)
何時も触ってはニンマリし、またゴルフボール入れに仕舞う毎日じゃ



おお~「富士山、噴火かっ!?」ってな雲がたなびいておる。
富士山の側に住んでみたいが…噴火が怖くって住めない。残念じゃの~。

一度は余りの汚さに却下された世界遺産の登録を、また頑張っていると聞いている。
山でも川でも海でもそうだが、美しい自然を見に行くのなら
それなりのマナーを持って見に行かねばならない。

ゴミは必ず持ち帰る!

簡単な事のように思えて、意外に難しい。
でも、年間登山者数が30万人という富士山で
たった一人が一個のゴミを捨てると、とてつもない量になる。
富士山へ登る人は、持って行ったゴミの倍は持ち帰る気持ちでいれば
きっと世界遺産の登録が成就すると思う。

さて話は元に戻って、今回のゴルフの成績は…

一回目は48+49=97(ま、可もなく不可もなく~笑)

二回目は47+44=91
もそっとで90を切れたのに…惜しい(笑)
OBを2発連続で叩いてしもうての~(アハハハハハ)

夏休み中に、夫を転ばそうとして、夫が歩いている足先に自分の右足を出し…
右足の中指を突き指してしもうた。。。。
アイツの足の強靭さには本当に参った。
どんな障害が目前に現れようとも、なんの不都合もなく歩みを進められるのな

プックリと腫れた右足中指に湿布を貼りながら
にこやかにゴルフへと出かける夫を何度か見送る夏休みを過ごした
身から出たサビ。ああ~。なんで私しゃこんなに粗忽なのか・・・。

つまらない夏休みを過ごし、またセッセと会社で仕事をしている毎日である。
涼しくなったら「遊ぶぞ~!」っと息まき中。
そうは叫んでおっても、気分は沈む~~。
(これが、更年期ってヤツかの~ブワハハハハハ)

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大人の迷子

2011-08-22 | 日々のハチャメチャ
近所にデカイお店が乱立してきている。
そこに行けば、電気製品から本やら洋服、食料品まで何でも揃うってなお店だ
そういう所が我が家からそんなに遠くないところに4ヶ所ほどある。

とはいえ、そんな所へ毎日行くほど買うモノがある訳でもないので
近所にあったとしても滅多に行かない…のだが、
先日、ちょっと欲しいものがあったので、見学かてがて行ってみた。

マジで広い。エレベーターが何箇所もあり、エスカレータも沢山ある。
それぞれ行き先の棟によって乗るエスカレータも違うように設計されているらしく
ボ~っとしていてハっと気付いた時には
ココは何処?ってな状況になる。
まだ「私は誰?」ってな状況にならないので、マシと言えばマシだがの(笑)

なにせ本当に沢山のお店の集合体なので、夫婦で興味のある場所が分かれてしまう。
そこで効率を重んじた我らは、
「君はソッチ。僕はアッチ。んでココで待ち合わせネ」とか言いながら、別行動を取った。

夫は地図が読め、土地勘もあるが…ゲームのダンジョンは苦手である。
私は地図も読めんし、土地勘もないが…なぜかゲームのダンジョンは得意である。

そんな二人が、「じゃ、またね~」っと分かれて行動したのが大きな間違いであった。
しかも…この日、夫は携帯電話を持ってなかった(アハハハハハ)

待ち合わせの場所で、夫を待つが…
待てど暮らせど夫が来ない。

仕方がない。駐車場の車の中で待つか…っと思ったが
ココで大きな問題が発生した。
なんと私は…車を止めた場所を失念してしまったのだ~(ガハハハハハハハ)

駐車場は何階ってな単位での表示ではない。
どうやら駐車スペースを沢山取るためにフロア1階分に2階分の駐車場を作っているらしく
やたら数値とアルファベットが多く、どう考えても思い出せないのだ(笑)

子供なら…ここで係りの人に泣きついて「○○ちゃんのご両親」とか呼び出してもらうのだが…
まさか
「迷子のお知らせを致します。満天さんの夫さま~1階食料品売り場で満天様がお待ちです~」
なんぞと呼び出してもらう訳にもいかん。

いや~焦った(アハハハハハ)

結局、私の得意のダンジョン方式で考え
車で建物に入ってから何回周り、何処を曲がって止めたか?ってのを必死で思いだし
駐車した階と場所を割り出しながら、駐車場内をウロウロすること1時間。
なんとか自分の車を発見することが出来ただ~~(良かった~)

夫はというと、15分程度待っても私が来ないので…
「ま、いずれ車に来るだろう」っと思い、サッサと車に行き…
寝ておった・・・

ヘロヘロとなってたどり着いた私は、購買意欲も失せ、文句を言うことも忘れ
「都会の建物は怖い」っと思い、ひたすら家に帰りたかった(笑)

それから出かけるときの合言葉は「携帯持ってるか?」と私が夫に聞き
夫は私に「今、車を止めた階と番号を復唱せよ」ってな質問を投げかけるようになった。

ま、ボケの防止にもなるし…エエ教訓になった。
しかし…疲れた(ガハハハハハ)

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バーにかかってきた電話:東直己

2011-08-09 | 本の紹介


いつものバーで、いつものように酒を呑んでいた「俺」は、
見知らぬ女から、電話で奇妙な依頼を受けた。
伝言を届け相手の反応を観察してほしいという。
疑問を感じながらも依頼を果したのだが…
その帰り道、何者かによって殺されそうになった。
そして、ひとり調査を続けた「俺」が知ったのは
依頼人と同じ名前の女が、地上げ放火ですでに殺されていたことだった。

東直己という人の本を、まったく初めて読んだ。
ところがこの「バーにかかってきた電話」を読んだ後、とても感動してしまい
以下のシリーズを一気に全巻読んでしもうた(ハハハハ)

■ススキノ探偵シリーズ
「探偵はバーにいる」
「バーにかかってきた電話」
「消えた少年」
「向う端にすわった男」
「探偵はひとりぼっち」
「探偵は吹雪の果てに」
「駆けてきた少女」
「ライト・グッドバイ」
「探偵、暁に走る」
「旧友は春に帰る」
「半端者」

実は最初の取っ掛かりは、「水曜どうでしょう」でおなじみの大泉洋さんが
「この本の映画化で主演される」っという話を聞いたので…
「ほ~。彼が主演なのかい?」っと興味を持って読んだのが始まりなんどす。

面白いことに…読めば読むほど本の主人公と大泉さんとのキャラが離れていき…
いったいどんな内容の映画になるんだ?っと違った意味での興味が湧いたくらいです。
(すみません。大泉さん。何時も応援していますです。ハハハハハ)

高学歴の主人公「俺」が、頭が良すぎる弊害か、平凡な人生の先を見越してしまい
社会の組織の中で働くのを嫌い、すすきのを中心に便利屋稼業を営んでいる。

私から見れば、何の組織にも入っていない便利屋稼業の方が
よっぽど大変な人生じゃないかと思うんだが(笑)
ま、主人公の「俺」は、朝寝をしてサウナに入り喫茶店で朝食を取り
賭けごとで金をソコソコ儲け、いつものバーを皮切りに
いつもの「すすきの」に点在する店を飲みまわり、気が付くと寝床に居たってな生活が
自分に一番合っているっと思っているのだから仕方が無い(笑)

この本を読みながら思い出したのは、探偵物語の松田優作さん。
多分に意識しているように感じる。
あのハチャメチャさにインテリの塩味を効かせた感じ…が、この主人公かの~
最後に探偵物語と同じく、撃たれて死ぬんじゃないか?っと思ったが
本のシリーズでは年々歳を取りながらも、まだ生きている(ハハハハハ)

ところで私がこの本の何処に「とても感動」をしたのかと言うと…
私が結婚前に謳歌していたあの札幌が、実に生き生きと描かれていたからである。

「懐かしい~~」

っと毎度、毎度、叫びながら読んでおりやした(アハハハハハ)

ウィキ情報ですが、東さんは1956年生まれ
つまり私が高校一年の時に彼が三年生ってな年齢差での(笑)
また内地(本州)を嫌い、とことん北海道が好きってな気質がアリアリで
「ああ~。私もそうであった」ってな表記が実に多い

このシリーズは「俺」という一人称でズーっと進む話なので
この俺を作者が自分自身と切り離して書くのが難しいと思う
なのでこの本の「俺」は、作者自身をも反映しているんじゃないかな?

シリーズが進むにつれて、私が結婚によって内地へ出た後の札幌の変貌が
様々な問題点を含みながら描かれている。
「そうか…今は昔と違って、こんな状況なのか」っとシミジミ思った。

小説なので真実の部分は解らないが…
札幌が低迷している雰囲気は、時々実家へ帰る程度の私にも感じる。
本に書かれている背景が、ある程度の真実を映し出しているとしたら
その方が札幌を離れ地方に居を構えている私には「なるほど」っと思えた。

私が初めて親の監視の網を潜り抜け
札幌の大繁華街ススキノに足を踏み入れたのは、高校3年生の卒業間近な時であった。
この本の主人公は「北海道大学」へ席を置きながら家庭教師なんぞをし
すすきので遊び始めた頃である。

札幌で「北海道大学」といえば、全ての親が黙り込むような聖地である。
(多分…今もそうであろうと思う)
私も中学生の時に「北海道大学」へ通う学生が家庭教師として付き
それだけで親が安心している姿を見て笑ったもんである

当時私は、部活に重きを置いた学生生活を送っていたので
「夜のススキノ」って所へ足を踏み入れたことが、それまで全くなかった。
受験の為に部活を引退し、卒業まで間があった3年生達は
「少しハメを外そうか」っと算段し、「夜のススキノ」へ遊びに行く事を決行した。

行った場所は、当時若者に大人気だったディスコ「マハラジャ」(笑)
ドキドキしながら入り、ドキドキしながら踊り、
それでも可愛いもんで8時には店を出た(アハハハハハ)
気分が高揚していたもんで、誰が言い出したのか「お茶でも飲もう」ってな話となり
よくは知らないススキノの、とある一軒の店のドアを押した。

そこはなんと…ホストクラブ。であった~(笑)

幸いなことに思ったよりも良い店で、一目で高校生だとバレる面々に
「こんな時間までススキノで遊んでいてはダメ」っと諭してくれ
お客が他に居なかったのが幸いしたのか、タダでジュースを出してくれ
「まっすぐ家に帰るんだよ」っと送り出してくれた。
(総勢10名がホストクラブでジュースを飲んだのだ…相当な料金だと思う)

初めての「すすきの探訪」は、若者人気のディスコで遊んだ楽しさより
ホスト達の温かい人情味溢れる接待に感動した一夜となった。
それぞれが家路に着いたのは10時前であったが…それでも親から先生にバレ
その後、キツ~イお仕置きを受けた面々であった。

そんな人情ある店が、ススキノから消えているとこの本では言う。
20年近く夜のススキノへ遊びに行ったことは無いが、もしそうなら寂しい。

各巻を追うごとに時代と時の流れがキチンと表現されているので
札幌生まれで現在地方に住んでいる人には、とても懐かしく思える本だと思う。
とても面白かった~

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