満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

天外消失

2009-12-25 | 本の紹介
1972年に早川書房より「世界ミステリ全集」が刊行された
その殆どが早川のポケットミステリから選ばれた作品である

第一巻「アガサ・クリスティー」 第二巻「E・S・ガードナー」
第三巻「エラリー・クイーン」と聞けば、その内容の濃さも解るであろう
全部で18巻あるが、未だファンには根強い人気がある

中でも18巻目は「37の短編」と銘打ち、収録作品も可なりなもので
当時、小学生だった私のような世代でも、一度は読んでみたい作品となっている

ただ、私の場合は幸いなことに
年長の従兄弟が、早川のポケットミステリを集めていたので
殆どの作品を読ませてもらった。
早川のポケットミステリが本棚にズラリと並ぶ壮観さは、素晴らしかった(笑)

その「世界ミステリ全集」の18巻目「37の短編」から
他で読めうる作品を省いた残り「14編」を収録し、今回新たに刊行したのが



「天外消失」である。
久々に早川ポケットミステリを手にした(笑)

いつもブログで遊んでもらっておる「すずどん」のサイトでこの情報を知り
速攻で本屋へ行ったが…売り切れておった。やっぱり、好きな人は多いと見える
その後、探しに探したが売り切れ状態の本屋ばかりで、結局諦めネットで購入した

「37編」のうちの…たった「14編」であるが…それでも読めるだけ嬉しい

ジャングル探偵ターザン (エドガー・ライス・バロウズ)
ERB(1875~1950)作品といえば「火星シリーズ」が、SFファンでは有名だが
彼の名を一番有名にした作品といえば「類人猿ターザン」なのだ

類人猿と一緒に生まれ育ったターザンは、ある日、類人猿の親友の妻が
他所者にさらわれてしまったことを知る。
道なきジャングルを親友と共に進み、さらわれた妻を捜しに行くターザン
果たして親友の妻を救うことが出来るのか?

死刑前夜 (ブレット・ハリディ)
ブレット・ハリディ(1904~1977)アメリカのハードボイルド作家である
赤毛の探偵マイケル・シェーンの生みの親として有名だが、知ってる人は居るかの

明日、死刑になるっという囚人に、新聞記者がインタビューをする
このお話、作者はまったく最初っからウソは一切書いていない
なのに読み手が勝手に想像し、最後にドンデン返しを食らうのである
久々にこういう手法にやられた(笑)

殺し屋 (ジョルジュ・シムノン)
ジョルジュ・シムノン(1903~1989)ジュール・メグレ警部シリーズが有名
身長180、体重100、パイプタバコと酒が好きなフランスのメグレ警部
「男の首」「黄色い犬」が好きだな~~

今回もメグレ警部のお話。スタンという強盗殺人の首領を捕まえようと奮闘する
今では思いっきり古典的な手法なのだが、あまりに古典的過ぎて、つい…(笑)
いいな。こういう推理小説って(ハハハハハハ)

エメラルド色の空 (エリック・アンブラー)
エリック・アンブラー(1909~1998)スパイ小説の大家である
「グリーン・サークル事件」を読んだ事があるが、今、読んでも遜色がない
東地中海の情勢を予測していたとしか思えない筆力に感動した

もう一歩の所で完全犯罪が成立しそうだったのに…
それを阻止したのはエメラルド色に描かれた空の絵であった
毒になる染料があるっと知ったのも、推理小説からだったな~(笑)

後ろを見るな (フレドリック・ブラウン)
フレドリック・ブラウン(1906~1972)SFのショト・ショートが好き
結構ハマって読んだハズなのだが…一つとしてタイトルが思い出せない(笑)
でも、絶対に面白いのだ(ハハハハ)

ああ、この手法も懐かしい(笑)決して自分じゃないっとは解っているのに
本作を読んでいるうちに…もしかしたら…自分の後ろに…とか思うアレ。

天外消失 (クレイトン・ロースン)
クレイトン・ロースン(1906~1971)推理小説家、アマチュア奇術師でもある
残念ながら彼の作品は読んではいない。今回、天外消失を読んでビックリした
面白かったので、彼の他の作品も読んでみたい

警察がマークしていたのに、電話ボックスに入った容疑者は消えてしまっていた
アマチュア奇術師らしいクレイトンの作品。

この手で人を殺してから (アーサー・ウイリアムズ)
アーサー・ウイリアムズ(1930~1997)ジョン・マイルズの別名だろうか?
彼に関しては全然解らん(笑)ヒッチコック作品の中に彼の作品があったような~

ちょいとグロな作品であった。小学生の頃、卵から雛を孵す実験をし…
しばらく卵が食えなくなった記憶が蘇ってしもうた(笑)
しかし…完全犯罪者ってのは、どうしても黙ってはいられないらしいの~

懐郷病のビュイック (ジョン・D・マクドナルド)
ジョン・D・マクドナルド(1916~1986)著作は、まったく読んでいないのだが
彼の本を原作に作られた1991年の映画「ケープ・フィアー」は怖かった(笑)

今の車ではありえないとも思うが…当時の車のラジオ短波はこんな感じだった
こんな所から…犯人逮捕に繋がるとは、エエ時代だったとも言える

ラヴデイ氏の短い休暇(イーヴリン・ウォー)
イーヴリン・ウォー(1903~1966)カトリック作家だとか…
残念だが、この人の他の作品も未読である

これは…面白かった(笑)実は多分こういう結末になるだろうな~と思ったのだが
それでも面白かった
殺人事件を起こし精神病院で監禁されていたラウデイ氏は、優しいエエ人じゃった
父親の見舞いに来ていた良家のお嬢さんが、そんなラウデイ氏にプレゼントとして
一日だけの外出を国に願い出た。
やっと許可が下りた一日だけの休暇をラウデイ氏はどう使うのか?ってな話である

探偵作家は天国へ行ける (C・B・ギルフォード)
C・B・ギルフォード(1920~)いや~この人も全然解らん(笑)
ヒッチコック作品に名前が出ておったが、お手上げである

推理小説を書いている人間が殺された。ほいで…天国でゴネる
「誰が自分を殺したのか知りたい」っと…で、時間を戻してもう一度…
殺された本人と一緒に読者は誰が犯人だか探るのだ。なかなか面白い作品であった
しかし…2回も殺されるのは私なら嫌だがの~~(笑)

女か虎か (フランク・R・ストックトン)
フランク・R・ストックトン(1834~1902)この作品はリドルストーリーとして
可なり有名。答えを出さずに読者に問うので物議をかもし出す(笑)

この手の作品は好き嫌いがハッキリと分かれると思う。
結局最後は読者が創造するしかないでの(笑)
最後を書かないで良い作品なら、誰でも書けるだろうと思うもんで
私は、あんまし好きな作品ではない
現代女性なら「虎」の方が多分…ウケると思う(ニヤリ)

白いカーペットの上のごほうび (アル・ジェイムズ)
アル・ジェイムズ(生年不明)この人も解らん(ハハハハハハ)

いや~。ノンビリした時代の良い作品だと思う(笑)
女が自分の肉体をエサに男を誘惑する。
ところが女の家にヒョイヒョイ付いていった男が見たものは…
締めが甘い気もするが、こういう時代だったのかもしれん

火星のダイヤモンド (ポール・アンダースン)
ポール・アンダースン(1926~2001)ハードなSF作家として知られているが
私は彼のファンタジーも好き。「折れた魔剣」は面白かった~

火星人の宝冠を地球人が博物館で展示するために借り受けた
その返却の時…その宝冠が忽然と消えてしまう
そこで事件の捜査に乗り出したのは、火星人の探偵であった(笑)
シャーロック・ホームズを彷彿させる火星人の探偵が、なんとも言えず楽しい

最後で最高の密室 (スティーヴン・バー)
スティーヴン・バー(生年不明)彼に関しても全然解らんの~~(ホホホホホ)

完全なる密室殺人のお話しである。さて…犯人はどうやって出たのか?(笑)
これは…あれだよな~。よくある話だが、トリックになってない(ハハハハハ)
あまりにも密室過ぎる設定だと、結局こうなるしかないだろうってな話であった


こうやって読んでみると、これらの小説は
日本の小説家たち…特に推理小説に多大な影響を与えておったんだの~っと思う
導入から流れ、そしてトリックまで、どこかで読んだことのある内容だった
時代から考えると、今回読んだ彼らの方が先駆者なんだろう

そう考えると推理小説も出尽くした感があるの
よって、トリックよりも人物に重点を置いた作品が多いのか…(笑)
先に書くほうが楽だけどの(ハハハハハ)

最近は科学捜査も進み、推理小説を書く人も色々と勉強せねば書けん
古き良き時代の小説は、頭を悩ますことなくスンナリと読めるので楽だの
それに安心して読めた(笑)

関心があればだが…面白かったので一読をオススメする(笑)

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サニー君の危機

2009-12-24 | 会社のハチャメチャ
クリスマス寒波が来ておるの…寒いな~

我が社は12月が決算での…忙しいんじゃ

この…クソ忙しい時期に、リトルミイが海外旅行で9日間も休んでおる
アイツ…他の子が海外旅行で休んでいた時は、ブーブー文句言ってたクセに
自分だと「よろしく」の挨拶もなく、ツラ~っと休むのな(笑)
彼女は、9日間休んで2日間出勤し…年末年始の休みに突入する。気楽でエエな~
このまま、退職してくれんもんじゃろうかっとチラっと思う(アハハハハハ)

また、今がピークの新型と季節性のインフルで、どんどこと人が休んでおる

今朝も季節性インフルから生還した男が、「休暇届けを出すの?」とか
アホな質問を朝からしおって…
「何時?誰が?
届けを出さなくてイイって言ったんだ?」

っと聞いたらダマっておった(ハハハハ)
インフルだと有給使わなくっても良いなんて、ケチなウチの会社が言う訳がない
(しかも…新型じゃなくって季節性のインフルだぞ…意味が解らん)

休みまくったツケで有給が無い男なもんで、そんなおバカな質問をしたらしいが
欠勤って所にチェックを入れて「出せ!」っと言っておいた。

最近、エエ大人の常識力のなさに…泣けてくる(笑)

ところで「アイ,ロボット」
04年、ウィル・スミス主演で作られた映画なんだが、見たことがあるだろうか?

ウィル・スミスとは別に、この映画にはロボットの主役が居る
彼の名は「NS-5」(愛称:サニー)

こんな顔のロボットで…常識があり過ぎて返答に困るタイプなんだが
知っておるかい?(笑)

で…我が社にも「NS-5 サニー君」が居るのだ(アハハハハハハ)
なかなか気の利く、入社3年目の男性である
(上記2名より、はるかに若いが常識力はある)

先日、退社時間も過ぎ、期末決算を控え残業しておると…外線電話が掛かって来た


満天 「○商事、満天でございます」

サニー「アッ・・・満天さんですか? 僕、サニーです」


んっ? さっきまで残業仲間しておったハズだが…何時帰ったんじゃ?


満天 「なんだ、さっき社内で見たぞ(笑) 素早いの~」

サニー「いえ…違うんです。僕、まだ社内に居ます」


へっ? 社内なら内線電話を使うじゃろう? なして外線掛けて来る?


満天 「サニー君。 君…いったい何処で何をしておる?(ハハハハハハ)」

サニー「実は僕…今、トイレに閉じ込められてしまって…」


我が社のトイレは、そこを頻繁に使う担当部署が退社する時に、カギを掛ける。
前々から言っておるので、このブログを読んで下さっておる希少な方々は
薄々お気づきだと思うが…
「我が社は無類のケチである」
よって、会社の防犯システムに…一部不備な部分がある(笑)

そこで、防犯システムの不備を補うため…色んなドアにカギが付いておるのだ

トイレの窓から賊が侵入したとしても、トイレのドアには南京錠が掛かっており
その南京錠を壊して出たとしても、各部署のあらゆるドアにカギが掛かっておる
そうこうしておる内に…ケチが切腹する思いで付けた人感センサーにより
御用となってしまうのだ。
これぞケチが生み出した、新旧取り混ぜた「防犯システム」なのである(笑)

その「防犯システム」の「もっとも旧式な部分」に…
「NS-5」ことサニー君が引っかかったのであった~(ガハハハハハ)

ひとしきり大笑いした満天は問うた「で…どうして欲しい?」

と、軽い冗談を交えて聞いたのに…あやつ。

「満天さん以外の人を寄越して下さい」

なんで? なんで私以外の人に助けて欲しいって言うんだ?(ハハハハハハ)

「お前。 このまま電話を切るぞ!」っと脅したが…
仕方が無いので他の人に救出を頼んだ。

それにしても…持ってって良かったな、携帯電話。
でなければ、朝までトイレで過ごす事になっておったぞ(ガハハハハハ)

トイレにボチャンと落としてしまい「ギャ~~」っと叫ぶ場合もあるが
こういう事もあるんで、携帯は肌身離さず持っておった方が良いかもの(笑)

皆様もくれぐれ、ご注意くだされ~
特に居酒屋なんぞのトイレのドアは、壊れておる場合があるでの~(笑)

しかし…ナンで私に助けられるのは嫌なんじゃろう???
人一倍常識力のある彼の言葉なもんで…なんか気になる~~~(アハハハハ)

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ファラオの墓 竹宮恵子

2009-12-22 | 漫画紹介
1974年から76年にかけて「週間少女コミック」で連載された作品である

 

 
            竹宮恵子作「ファラオの墓」全4巻

別々の地に産まれ、何の繋がりもない二人が
後に向き合い、戦わざるをえない状況となっていく…
そんな二人の関係がよく表れている表紙絵だと思う

4千年前のエジプトのお話だから、壮大で豪華で美しく、そして残酷でもある
簡単に言うと…(地名や国名を書くと、読む気が失せると思うので…笑)
A国の若い王様スネフェルが、隣のB国を攻めて滅ぼしてしまう
滅ぼされたB国の王子サリオキスが、捕虜にまぎれて捕まり
その顔の良さから、スネフェル王の許嫁アンケスエンの土産物にされてしまうのだ

B国王子のサリオキスは出生・身分を隠しサリオと名を変え
隙を狙ってスネフェル王を襲うが、あっさりと捕まり奴隷となってしまう
奴隷として囚人村へと連れていかれたサリオはある事件をキッカケに
奴隷暴動の発端となってしまい、処刑されてしまうのだが…
囚人村の責任者イザイによって密かに助け出される

実は囚人村のイザイもスネフェル王に反感を持っており
エジプト全土に言い伝えられていた救世主「砂漠の鷹」が
サリオキス王子ではないかと思い、助けたのであった

その後、サリオキス王子は、伝説の「砂漠の鷹」だけが抜けるという剣を抜き
名実共に困窮や戦争であえぐ国民を救う救世主「砂漠の鷹」として
スネフェル王と対峙して行くのであった~~

はなはだ簡単ではあるが…概略は解ったであろうか?(笑)

連載されたのが昭和で言えばS49年。
対象中学生以上のお話だから…現在45歳以上の方でなければ知らんだろう

絵を見ていただければ解るのだが、エジプト人の話であるのにもかかわらず
金髪で青い目の面々が主人公となっておる
だもんで私はファラオの墓の連載が終わるころに始まった「王家の紋章」で
主人公のキャロルが古代エジプトへタイムスリップしたとき
キャロルの容姿、金髪碧眼で白い肌が、エジプト人にとって大変珍しく
エジプト人達が彼女を女神と崇めたシーンを読むまで、ズーっと…
エジプト人にも金髪碧眼の人が居るもんだと思っておった(笑)

「週間少女コミック」1976年8号まで連載されていたファラオの墓の後
同じ雑誌の同年10号から、同じく竹宮恵子作「風と木の詩」の連載が始まった
この2作品を当時多感な少女時代に続けて読んでいた私は
竹宮恵子さんって…「サド」だろう。っと思ったもんである(笑)

ファラオの墓で…
何かにつけ肌を傷つけられ、痛めつけられていた主人公サリオキス王子
これが読者に大うけしたのか…
「コレは行ける!」っと編集さんが思ったのか…
はたまた大泉サロンの増山法恵さんにソソのかされたのか…
それとも、竹宮恵子自身が描きたいと思い、ファラオの墓で複線を張り
読者の目を慣れさせたのかは解らんのだが…

これでもかとイジメ抜かれたサリオキス王子
根本は男女の愛を描きつつも…
そこはかとなく腐女子めいた雰囲気を見せていた遠慮深い出来事の数々が
一気に次作の「風と木の詩」で、爆発したんでないかい?っと
当時、真剣に少女コミックを読んでいた私は、思ったもんである

多分、突然に「風と木の詩」を読んだとしたら
「ウソ~~~」っと驚いたと思うのだが、
ファラオの墓で基本的情操教育を受けた後であったので
すんなりと「風と木の詩」が読めたのだと思う(勘違いか?…笑)

ま、それほど当時のこの流れは奇異であったのだ

竹宮恵子を読みたいのなら、このファラオの墓は外せないだろう
そして、出版は前後するが「変奏曲」を読み
それから「風と木の詩」が流れかの~(笑)
これらの作品を読み終わってから、竹宮恵子SF作品に流れるのが
一番面白いんでないだろうか(私の偏見だけどね)

もともと少年雑誌に漫画を描きたかったと聞いたことがあるので
彼女のSF作品は生き生きとして面白い
また、少年合唱団への想いからBL系な走りへもなったので
どちらも彼女の漫画を知る上ではハズせない作品だと思う

是非、機会があれば一読してくだされ~(笑)

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三島カントリークラブ

2009-12-21 | ゴルフ・旅行のハチャメチャ
え~~。今年の冬は暖冬だなんて…いったい誰が言ったんだか?
北部方面は豪雪状態だし…
関東も、いたって寒く…北海道生まれの私ですら、日々震えておる

いや…燃料代をケチって、暖房器具を一切使っておらんから当然なんだが…

また…北海道方面の友人知人からも…
「暖房付けないでも死なないんだからまだイイ」とのお叱りも受けたけどの(笑)

なにはともあれ、思っておったよりも寒い日が続いておるが
皆さん元気かね?(笑)

そんな12月の関東なのだが…12月12日。この日だけは暖かかった。
最高気温18度。10月中旬の気候である。
日本的に言えば「小春日和」、アメリカ風に言えば「インディアンサマー」
英国風だと「セント・マーチンの夏」、ドイツ風だと「老婦人の夏」(笑)

そこで、急遽、全ての予定を変更し…満天夫婦はゴルフへと出かけた


クラブハウス

三島カントリークラブ(静岡県三島市)
この日の満天さんは、大変調子が良かった。体も回るし動く。
やっぱり、中高年婦女子のゴルフは、20度前後が丁度エエ~~~

目標の95も楽々切れそうだ(アハハハハハハハハハ)………。

そう思った最終18番、パー5。
ここをパーであがって92。ボギーであがっても93。ダボだって94。だ。


「16番、147yパー3」

「ま、軽~くヤレば楽勝っしょ」っと思ったのが、いけなかった。。。
ゴルフって…どんな短い距離を打つのでも、シッカリ打たねばダメなのよね~~

上記写真の16番と同じく、最終18番にも池があった。
「ボチャ~ン。 ぼちゃ~ん。」

はい。音を聞いていただければお分かりのように…
「2回連続の池ポチャ」をやってもうた~(泣)
終わってみれば…パー5で「10」…結果「97」であった…
池ポチャ2連発までなら許せたんだが…気落ちしたのかナンなのか
4パットしちまった(ガハハハハ)





富士山ってエエよね~~~~。。。。。
ココのゴルフ場は「温泉付き」だよん

静岡に移住しようっかな~~~(ハハハハハハハ)←力ない笑い

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満天、西太后さまと会う(笑)

2009-12-17 | 会社のハチャメチャ
今年の春先に退職された本社大お局「西太后さま」からメールが来た。

「会わない?」

「西太后さま」と言えば…北海道に住むお父上さまが高齢なので
一緒に住む予定で退職されたハズなのに…?

「ま・まだ、コッチに居たのかっ!?」
っと驚いたが、無視するわけにもいかず会うこととした(笑)

会ってみてビックリした。

ハリセンボンのようにトゲトゲだらけだった彼女だったが、すっかり丸くなり
可愛らしいフグ提灯のようになっておった。
いや…体型ではなく、心がの(アハハハハハハ)

新興宗教でもそうだが、真面目な女性ほどカリスマに弱い。
元は心の優しい丸い女性だったのに、強烈なカリスマ会長と出会い
徐々にトゲトゲなハリセンボンになってしまっていたんだろうな

そう思ったら、なんだかやるせない気持ちになった。

我が社のカリスマ会長は、声が大きい。
ガツンっと言えば、皆ビビって彼の言うことを聞いてしまう。
それが続くと、小さな声でボソっと言われた程度でも言う通りに動いてしまう

会長が「整理整頓!」っと言えば、彼女は真っ直ぐに整理整頓に奔走し
会長が「経費削減!」っと言えば、どこまでもケチっておった(笑)
そのうち、
会長が何も言わないのに…会長ならこうお考えになるっと思い
ガミガミと口うるさく言うようになり、トゲだらけな人になってしもうた

今、会長は西太后さまの代わりに…私をそうしようと思っておるのか
飴とムチを連発しておるが…(ガハハハハハハ)
私の場合は残念ながら、妖怪タヌキの会長よりも…
もっと凄いカリスマが側に居たもんで、ああいう手合いには慣れておる(笑)
生まれて初めて…放蕩だった我が父親に感謝の気持ちが生まれる(アハハハハ)
父よ、アナタのお陰で娘は強くなっただよ~~(笑)

さて、西太后さま。
失業保険も貰い終わり、その後PCの学校なんぞへ通っていたらしいが
結局、11月末に北海道へUターンすることとなった

彼女の実家は、北海道でも「ド・田舎」で…しかも北海道は未だ、大不況中。
年老いた父親に、都会へ出てこいっと言っても聞かないし
「ワシしゃ~、ココで一人で死ぬからエエだよ」っと言われたからって
本当に一人にする訳にもいかんしの

兄弟は多いが独身で動きが取れるのは彼女だけ
しかも彼女は、真面目で、責任感の強い長女。となれば彼女の選択も頷ける。

しかし…Uターンしたからって就職先は無いだ。
現在54歳。年金取得まで…まだまだ先は長い。この先、どうするんだろう?

長寿大国日本。こんな現実に頭を悩ませておる人って多いだろうと思う。

本当のことを言えば…田舎より、都会の方が老人にとっては生活しやすい。
都会は公共の交通機関が充実しておる。田舎では車の運転が必須となる。
都会は医療機関が充実しておる。田舎の医療機関は結構遠い。
都会にはヘルパーさんが大勢いる。田舎のヘルパーさんの数は可なり少ない。

「老後は田舎で暮らしたいわ~」なんぞという言葉をよく耳にするが
年を取れば取るほどに都会へ移住した方が、本当は便利(笑)

最近は、田舎の年寄りが都会へ移住し、都会の年寄りが田舎へ移住するってな
入れ替え流動が多く見られるらしい。面白いの~。

我が夫の父親は御歳90歳で、一人暮らしをしておる
住まいは北海道でも都会の札幌市。だから便利である(笑)
公共の交通機関もあるし…病院も充実しておる。
私としては田舎の都会が一番エエかもの~っと思っておる

一番近くの都会から1時間弱で到着できる場所で…
過疎化し、財政破綻した村があったとする。
そこに企業が合同で資金を投資し、ちょいと手を加える

村の中心には、こぶりながらも入院施設の完備した総合病院を一件作り
その隣には介護施設、元ある村民会館はコミュニティー会館にする
ちょっと嫌かもしれんが冠婚葬祭会館に火葬場も作る(笑)
近隣で取れた野菜などを売るスーパーもあり、コンビニも用意する
温泉なんぞが出て、公共の温泉浴場なんぞがあると、なおエエ。
そこに小さいながらも畑に出来る庭が付いた、バリアフリーの家を作り販売する
「50歳以上でなければ入村出来ない村」を作るのだ

動ける者が働き、動けなくなったとしても安心して暮らせる村。
安い賃貸マンションもあれば、きっと大勢の人が集まる
税収入が入るので、村も立ち直ることが出来る
なにより、孤独死がなくなるかもしれん

みんな、思っておるだ
誰にも迷惑かけずに死ねたらエエな~ってな。

これから北海道は極寒となる。西太后さま、風邪を引かないように頑張ってな
そんな風に思いながら、駅で別れるとき
チビっと目が潤んだ。

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空を見上げて

2009-12-15 | 作り物のハチャメチャ
12月13日深夜~14日未明にかけて
「ふたご座流星群」が…
見えた…ハズ。。。。。。。。。

三大流星群の一つでな、どの方角とか気にせずとも
空を大きく見上げれば、ソコに見えたハズなんじゃ~~~

満天どんは、13日の深夜…ウッカリ爆睡しちまってな
ほいで極大は14日の昼間だったんだが、14日の夜だって見られるだろうと思い
20時ころからボチボチ空を見上げておった。

しかし…この日の横浜市は…曇天。
「なんだ、これじゃ~流れ星は見られんかの?」と思ったが
とりあえず夜中に起きて見てみるべ~っと…ちょっと寝るつもりが…
気が付けば…「朝じゃった・・・」
(ガハハハハハハハハ)

やっぱり、星を見るには「テント一式」持って、田舎へでも出かけんといかんな
その前に…「テント一式」を買わねばならんが…(ガハハハハハ)




コレは…満天作「抹茶茶碗」である(笑)

知人で山登りを趣味にしておるオジサンがおっての
最近覚えた茶の湯を…山でやりたいっといい、その時に使う「抹茶茶碗」を
私に作って欲しいと依頼してきた(アハハハハハ)

正直、他人さまに依頼されて作陶するほどの腕は…まだない
ほいでも、エエ勉強になると思いセッセと作ってみただ~(笑)

土は黒泥、岩の黒さを表してみた
それと…空の青。
ココに抹茶でお茶を立てると…緑ができ、山となる

茶を飲むには、少々大ぶりにしたが…この位の迫力がなければ負けそうでの
そう思って作ってみたが…どうじゃろう(笑)

ふたご座流星群もそうだが…自然の作り出す驚異や景色には
人間の作ったものなんぞ、簡単に負けてしまうだろう

出来れば…茶碗を見て茶の湯を堪能するより
目線を上にあげて、大いなる自然を見て欲しい気もする(笑)
その目の端に、私の作った抹茶茶碗が優しく鎮座できたら…幸せじゃ~

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梅干食べてすっぱマン

2009-12-11 | 仲間とのハチャメチャ


はい。梅干食べてすっぱマンの…満天バージョンでやんす(ガハハハハハ)



実は、今年羽田で出会ったブログ仲間の「すーざんさん」から
金時と自家製梅干を頂きました~

久々に、こんなに「すっぱい梅干」を食ったぞ!

多分、この画像を見た殆どの人が生唾ゴックンしておるだろうが
そのゴックンを数倍上回るスッパさぞ(ガハハハハハ)

昔、グリコのキャラメルを一粒食べると「300m走れた」
この梅干は、一粒で「3膳飯が食える」だよ(アハハハハハ)

懐かしくって美味い梅干だぞ~~~。
やっぱ梅干ってのは、手作りに限るだね~~(笑)

すーざんどん、本当にありがとう!我が家では夫と奪いあって食っておるだ(笑)

さて、鳴門金時芋!
聞いたことありまっか? これ、絶品の芋だそうです
お菓子作りの職人さんが選ぶ、ベスト・ザ・イモでやんす(笑)

味噌汁に入れても、天ぷらにしても、大学イモにしても
何にしても美味いそうなんですが…やっぱ、サツマイモっと言えば
「焼き芋」どすよね~~~(笑)

なんでも…ホームセンターで園芸用の「石」を購入し
「石焼イモ」にすると絶品らしいんですが…流石にソコまでは出来まへん

公園で落ち葉を集めて火を付けりゃ~消防自動車が出動してくるし…
我が家は庭のないマンションだし…ベランダでやっても消防自動車は来るだろうな
こういう時の都会住まいは不便ですの~(笑)

でも…せっかくの鳴門金時! 絶品状態で食いたい!
(食い意地だけは、誰にも負けまへん…笑)

ってな訳で、考えに考えた結果…

①鳴門金時を塩水に漬ける(石焼イモ屋さんで聞いた技でやんす)

②鳴門金時にフォークなどで数箇所穴を開ける

③鳴門金時を230度のオーブンでジックリ~と焼く(40分くらい)

上記のステップで作った作品がコチラでやんす~~~~



どうどす? 
梅干とは、また違った生唾がゴックンでっしゃろ~~(ガハハハハハハ)

っと言うわけで…この日の満天夫婦は

「梅ぼし食べて、すっぱマン!」
「焼き芋食べて、屁っこきマン」

でやんした~~~(ブワハハハハハハハハ)

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雨の…鎌倉散歩 最終回

2009-12-10 | 仲間とのハチャメチャ
何時も遊んでもらっておるブログで知り合った友達
「ビバちゃん」「なみだちゃん」「夜ちゃん」と私の4人は
鎌倉へ遊びに行った。。。
せっかくの貴重な平日のお休みなのに…この日の天候は「雨」
気温…寒い(笑)
一眼レフを諦めて、持って行ったデジカメの電池は切れておった・・・。
しかたがないので携帯写真をパシャパシャと撮る
そろそろ買い替え時の古い携帯、画素数は限りなく低かった~~~(笑)

 

 

先に言っておくが…上記写真は、ブログ友4人衆ではないぞ(ガハハハハ)

上二枚が鶴岡八幡宮の狛犬
下の左が長谷寺の狛犬、そして下の右が…雨女の「満天」である(歯茎丸出し)

長谷寺へ行くことがあったら、奥の方へ歩いてみることをオススメする
逗子や葉山の海が見えて絶景なのだ~(今回は雨でけぶって見えんかったが…笑)
紫陽花でも有名だし、奥に竹林もある、今回の紅葉も綺麗じゃった
また、リベンジで行って写真を撮るぞ~~~~~



寒さでやられた中高年婦女子一行は、スタコラサっと山を降り…
長谷寺から長谷の駅へ向う途中にあった鰻屋へ入った。

「さ・さっき昼飯食ったばっかじゃろう」

っと思ったアナタ。。。。甘い。
中高年婦女子の腹をバカにしちゃ~いかん(ガハハハハハ)
とはいえ…鰻も入る腹ではあったが、メタボが怖い。
(怖いものなしの中高年婦女子ではあったが、メタボだけは怖かった…笑)



そこで、皆で選んだ一品は…「ケーキセット」であった~~

昼に入った店もそうだったがの、鎌倉のお店の食器はオシャレだの~~
どの器もウットリするほどエエ品であった
こんな作品が作れたら…最高なのにの~っとボソっと思ったぞ(笑)

それにこのケーキセット。。。美味かった~~~
少しコーヒーには五月蝿い私なのだが、コーヒーもケーキも絶品であった
これで「800円!」お得だの~っと思ったぞ

ここのお店の人も優しくっての~
「寒かったでしょう。ゆっくりして行って下さいね」っと
お茶を入れ替えてくれての……ずうずうしい事、エベレストにも匹敵する我等は
すっかり店に馴染んでしもうて…1時間以上ベチャクチャとおしゃべりしただ~
(鎌倉じゃなくっても出来る気がするが…ガハハハハハハ)

「いや~~~。楽しかった」

これも…雨のお陰かの~~~(ハハハハハハ)←少し雨女ぶりが自慢になってきた

さて、12月に会うんだからと、個人が一個プレゼントを持ち寄った
気の早いクリスマスである(アハハハハハ)

昼飯時にアミダクジを作り、プレゼント交換へと挑んだのだが…
何度やっても、持って来た本人に本人のプレゼントが当たる。。。。
そこで業を煮やした満天が、急遽アミダを千切ってクジ引きとした(笑)

で、無事に他の人のプレゼントを全員が貰うことが出来たのであった~

私が貰ったプレゼントは…なみだ君からのコレ。
(ココからは無駄に一眼レフで撮影~笑)



一人一品って言ってたのにの。こういう事を守れん人は必ず居る(ハハハハ)
上の袋は、なみだ君がシコシコ作ってくれた、全員へのプレゼントである(笑)
下の黄色い手袋は、雨の日にバイクに乗る時に重宝する……ってのはウソ。

「ポテトグローブ・ムッキー」って知っておるかい?

この手袋をはめて、コシコシすると…あ~ら、不思議
ジャガイモ・人参・里芋・ゴボウなんぞの皮がスルスル~っと剥ける
ってな商品である(笑)
実にエエ!実際に使ってみたが、本当に楽!(笑)楽ってことが一番!

実は…11月の初旬ころ、人参の皮を包丁で剥いていて…
自分の指もザク~っと切ってしもうた私には、最高のプレゼントであった
ブログでもナイショにしておった話なのに…なみだ君、何故解った!?

ビバちゃんが持ってきた「お一人様用ティーポット」は夜ちゃんへ
で、夜ちゃんが持って来た「ありがたいお言葉のカレンダー」は、なみだ君へ
ほいで、満天さんが持って行った「ピサコさん手作り袋」は、ビバちゃんへ
なんともまぁ~楽しい一時を味わえた(笑)
こういう事って…幾つになっても楽しいの~~(ガハハハハハハ)

最後に満天さんが鎌倉より、自分用に買って帰ったお土産が…



「大仏になった鬼太郎と驚く目玉オヤジ」
鎌倉限定ぞ!(ガハハハハハハハハ)

これでまたしばらくは、妖怪だらけの会社で頑張れる(笑)
また行こうね。ありがとう~~~

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雨の…鎌倉散歩 長谷寺

2009-12-09 | 仲間とのハチャメチャ


おお~~。100年もの歴史を持つ江ノ電。ついに、ついに乗れるのだ~~嬉しいな~

はい。神奈川県に移住して来て20年。
コチラ方面に遊びに来る時は、何時も車だったもんで…今回初めて乗ります!

路面電車とはいえ、列車に近い風情が出ておる
2両編成と4両編成の2パターンがあるそうだが、この時は2両編成じゃった

〔江ノ電の駅〕
藤沢 - 石上 - 柳小路 - 鵠沼 - 湘南海岸公園 - 江ノ島 - 腰越 -
鎌倉高校前 - 七里ガ浜 - 稲村ガ崎 - 極楽寺 - 長谷 - 由比ガ浜 - 鎌倉



鎌倉から長谷まで向う行きの電車は普通バージョン

 

帰りの電車は…なんと!「カール&大仏」バージョンであった!
駅に流れるメロディーが「♪それにつけても、お八つはカ~ル」っと流れ
オヨ?っと思ったら、この電車が到着~。
日頃の行いがエエと、こういう出来事に遭遇するのな~~~
(日頃の行いが悪く、せっかくの休みが雨になったことなんぞは忘れておる…笑)



長谷駅を降り、ベチャクチャ話ながらドロドロ歩いて10分ほどで大仏を見る。
意外に近いのな~~(笑)
正面から撮ると逆光となり、電池切れのデジカメは役にたたず
携帯電話のカメラでは限界を感じたので、後ろのショットを撮ってみた。

「こ・この・・・背中」

まるで公園のベンチで座っておる、リストラされたおっちゃんの背中みたいだ

「大丈夫、家に帰って奥さんに、リストラされたさ~って言いなよ~
きっと、奥さんも解ってくれるって」っと肩を叩きたかったが…届かない(笑)



誰ぞが奉納した「大仏さん用のワラジ」
コレを履いて…職探しするのは…辛いかもの~~(アハハハハハ)
せめて、裏打ちはゴムがエエと思うだ(笑)

鎌倉の大仏さまを後にして、戻ること長谷駅までの半分。
そこから、わき道へ入り登って、登って、登ると…長谷寺がある



振り返ればゲンナリする程の高さがあったが、登る途中の紅葉が綺麗だったもんで
疲れも吹き飛ぶ…(笑)
ウソどす~本当は足が重たくなっただ。綺麗な景色程度じゃ中高年婦女子の
重たい疲れは取れん~(ガハハハハハハハ)

 

なんと言っても携帯電話のカメラ。近場を撮るので精一杯(笑)



三体のお地蔵さんも、紅葉に彩られて可愛い~~

長谷寺は、今回初めて行った場所である。
長谷寺には「観音堂」「阿弥陀堂」「地蔵堂」「大黒堂」「弁天窟」などがあり
今回は「観音堂」の「十一面観世音菩薩」のお顔を拝顔した
いや~圧倒されただ。岩座にキリっと立ち、右手に錫杖を持っておる。
光背に梵語が並び、頭冠には顔が付いておった
薄暗い本殿の先に、金色に輝く観音像を見ると畏敬の念を禁じえない
(注:この、私ですら…である…アハハハハハハ)

その後、歩いてフラフラと「弁天窟」なる場所へ行ったが…ココもビックリ!
洞窟なんだが…壁一面に弁財天以下、十六童子が彫られておった
お参りしたい箇所に蝋燭を灯すらしいのだが…お金・愛情・健康の順に
蝋燭の本数が多かった(笑)今を反映しておるの~~(ハハハハハ)
ありがたそう~な場所ではあったが…決して一人では入りたくない
思ったよりも深く、迷路のような洞窟であった(笑)

結構な距離を歩いたので、冷え性な中年婦女子は足先、手先が冷えてしもうた
新陳代謝が悪いクセに、ちょっと動けば腹が減るしの
っということで長谷寺を下り、腹ごしらえをする事となった(アハハハハ)

で…またも次回へ続くのだ~

だから、持って行ったデジカメの電池が切れており、携帯写真しか撮れんクセに
話だけは長いのな(ガハハハハハ)

ま、次回で終了するで…もそっとお付き合いしてくれな~~(笑)

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雨の…鎌倉散歩 鶴岡八幡宮

2009-12-08 | 仲間とのハチャメチャ
昔話し「カッパの雨乞い」

昔々、ある村の小さな沼にカッパが住んでおった。名前を満天と言った。
まぁ~イタズラばっかりするカッパでの、村人達はほとほと困っておった
そこへ旅の坊さんが通りかかってな「んじゃ、カッパに説教してやるわ~」と
沼へおもむきカッパを呼び出した

「カッパの満天どん。何でお前はイタズラばっかするだね?」

「オラ、人間になりてぇ~だ。
 だども人間になれん。んでイライラするで暴れるだ」

「ええか、イタズラばっかしておっても人間にゃ~なれん
 皆に好かれる良いことをすれば、いつか人間になれるだよ」

「ほうか、エエことをすれば…人間になれるだか~」っと満天カッパは納得した

ある日、何日も雨が降らんで村人達は大変困っておった
そこへ「雨乞いをさせてくれろ~」とカッパの満天どんが現れた
またイタズラしに来たかっと思った村人達は、カッパをボコボコに痛めつけたが
それでもシツコク「雨乞いさせてくれろ~」っと言うので好きにさせてみた

「雨の神様。オラの命を神様にあげるだ。だから村のために雨を降らせてくれろ」

必死にお願いするカッパの祈りが通じたのか、ほどなくして大粒の雨が降ってきた
それと同じく、カッパは命を失っておった
後日、あの時の坊さまが通りかかり、カッパのために塚を作ってくれた
「今度は、きっと人間に生まれることが出来るだよ~」…そう坊さまは呟いた。

あれから数百年…カッパの満天は見事、人間として生まれ変わった
そうして、行く先々で雨を降らせておる。

11月の月末処理を終え、12月の決算に向け忙しい毎日を送っておった満天は
1日だけ、お休みを取り、ブログの仲間と遊ぼうっと決めた。
平日にお休みを取るのは、難しい時期の話である。
満天どんは、可なり前からワクワクしておった。

12月3日(木)
前日はアッパレな晴天、次の日も抜けるような青空であった。
なのに…なのに…この日だけ、一日中、雨が降り…しかも寒かった~~(笑)

朝、9時30分に鎌倉駅で待ち合わせをしたが、人身事故の影響で満天、遅刻。
「ごめんね~」っと皆と合流し、とりあえず写真を一枚っと思ったら…
「電池切れ」であった。。。。(ガハハハハハハ)

この日は雨だったもんで、いつもの一眼レフをやめ、
小ぶりなデジカメにしたのが悪かった、電池は何時もあるとは限らない(笑)



携帯電話のカメラで撮影した、雨にけぶる鶴岡八幡宮である(笑)
左からビバちゃん、なみだちゃん、夜ちゃん。傘の花が美しい~~(ハハハハ)



八幡宮境内にある大銀杏である。紅葉が丁度見ごろであった。
面倒でも、一眼レフを持参すればよかっただ~~(後の祭りである…笑)



鶴岡八幡宮の「おみくじ」を引いた、なみだ君。
ものすんごく珍しいことに「凶」を引いておった(ガハハハハハハ)
しっかり結んで帰るなみだ君の横顔をパシャリ(笑)

凶や大凶を入れない神社仏閣が多いと聞くが、鶴岡八幡宮は入れておるんだの~
微妙~に占いを信じてしまう人は、ココでは引かん方がエエかもしれん(笑)
なみだ君~~!宝くじを買ったらエエぞ。引きが良い!(ハハハハハ)



冷え症な中高年婦女子は、お参りもソコソコに速攻で飯屋に入った(笑)
八幡宮参道「仲見世通り」の一本裏手にある「小町通り」
なかなか面白い店が沢山あり、お参りを済ませてボチボチ駅まで戻るには
丁度エエ。古いお店と新しいお店が混在しており、実に楽しい通りであった(笑)



私とビバちゃん、夜ちゃんが食べた「キジ卵丼」
思わず…「キジも鳴かずば撃たれまい」とか思ったが、美味かった(笑)



なみだ君の頼んだ、「シラス丼」…大盛り~(ガハハハハハ)
一番痩せて細いのにの、介護師さんという仕事がら運動量の違いを痛感した
やっぱり、沢山動いて、沢山食べてが一番エエの。見ていても気持ちがエエ~



仲見世通りにある石屋さんの「バイキンマン!」(笑)

平日なのに人が多くてビックリした。小学生が多くっての~~(ハハハハハ)
雨のおかげで、湿気に弱いインフルのバイキンマンも心配せずにすんだ(笑)
水気を吸って紅葉も色鮮やかだったしの~~
雨のお散歩も情緒があって楽しいかもしれん…(思いっきり負け惜しみっす)

腹もクチくなったし、少し温まったんでココから鎌倉駅に戻って、江ノ電に乗る。

さて、そのお話しは次回~
(雨だし、写真も電池切れで撮れんかったのに…伸ばすのな…ガハハハハハハ)

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