札幌時代のお話です。
南の端に住んでいた私は
北の端にある会社まで
車で通勤していました。
所要時間は約40分
車内は私のお部屋と化していて
朝食・化粧は通勤の車内で済ませる毎日です(笑)
冬のある日…
前夜から降り続いていた雪が
札幌市内を真っ白に染め上げ
音の無い世界を作り上げていました。
シーンと静まりかえる中
車で通勤する人々は
早めに起きて車の上に積もった雪をかきだし
エンジンをかけて車内を暖めています。
私もその中の一人。
車が車道まで出れるように
私道から車道までを
一人もくもくと「雪かき」に励み
一汗かいたところで、出勤。
ガソリンタンクを見ると
限りなく0に近い数字に、財布の中身と相談。
給与前に満タンのガソリンをいれるべきか思案の末
早朝にガソリンを入れるコトを決意。
そんな日常の一コマを経て、会社に到着し一日の仕事にかかりました。
その日は一日中雪。
残業を経て夜8時頃に会社から駐車場に向かいます。
会社から契約している駐車場までは、歩いて10分。
事故車両の一時保管場所になっている駐車場の
空きスペースを借りているので
時々、大破した車が止まっていたりします。
その日も、嫌なことに
私の隣のスペースには事故車両が置かれていました。
雪は容赦なく降り積もり
私の車をスッポリと包み込んでいます。
隣の大破した車を気にしながらも
朝と同じように雪かきに専念。
車のドアが開くスペースを作り
体をドアに滑り込ませ
エンジンをかけ、ガソリンタンクのメーターを見ると…
限りなく0に近い数字が…。
確か…朝、なけなしのお金でガソリンを満タンにしたハズなのに?
車を降りて、ガソリンの注ぎ口を見ると
バールのような物でこじ開けた跡が…
「ガーン!!!」
ガソリンが盗まれていました(トホホ)
当時はオイルショックの再来か!などと
騒がれていた程、ガソリン・灯油の値段が高騰しており(今と同じ)
それまで、24時間営業していたスタンドが
自粛営業を始めていた頃で…
時計を見ると8時30分。
車の屋根の雪かきは、このさい辞めて
急ぎ、ガソリンスタンドへダッシュ!(実際は恐る恐る)
中央区の都会で
夜の9時まで開いていたスタンドを見つけて
飛び込んだ時は、本当に「ホット」しました(笑)
それから、給料日までの数日間は
寂しいお食事の毎日でした(悲しい…)
やっと、向かえた給料日当日の朝。
いつものように、タイマー設定していたハズの
ストーブが着火しておらず
寒~い朝を迎えておりました。
確か…外の灯油タンクは1週間前に満タンにしたハズ…?
不思議に思い外のタンクを見てみると
タンクの鍵が壊され灯油は空っぽ
「げっ! 盗まれてる!」
北海道では家の外に大型のタンクを置いて
そこに灯油をドーンと買って、家の中のストーブに引き込みます。
それを、空っぽにされるなんて…ショックは大きかった~。
犯人は大型車で盗みに来たらしく
近隣の家は総なめにされていました。
PCウィルスを作っているのはウィルスソフトの制作会社じゃないか?の
疑問があるのと一緒で
灯油を盗んだのは灯油販売会社じゃないか~?のウワサが立ちましたが
犯人はガソリンも灯油も解らずじまい。
車のガソリンも周りの車数台が一緒に盗まれていたそうです。
あのね、
冬の夜にね、ガソリンを盗まれてガス欠になったらね
死ぬかもしれんのよ!
灯油もね、
朝起きてさ、凍死してたらど~すんのよ!
過去記事だから、ツラツラと冷静に書いてるけど
「ほんと! 大変だったんだから!」
い~い。
この冬はこんなコトしないようにネ!
わかったか!ボケヤロー共め!(←不適切な発言)
ガソリン盗まれた時に、私の車の隣に置かれていた事故車両。
たぶん、乗ってた人は死亡してたと思うけど…。
幽霊うんぬんより、生きてる人間の悪さの方が
本当に怖い。。。。。
ところで、昨日バイクにガソリンを入れたところ
(我が地域ではリッター135円でした)
釣り銭くれた若い兄ちゃんが、私の両手を挟んで返してくれたの(ルン)
ちょっと…「ドキ」…かな~?
いーの、いーの。
オバサンだろーが「キモイ」と言われよーが(笑)
小さな幸せの積み重ねでオバサンは若さを維持していくもんなんだから(爆)
南の端に住んでいた私は
北の端にある会社まで
車で通勤していました。
所要時間は約40分
車内は私のお部屋と化していて
朝食・化粧は通勤の車内で済ませる毎日です(笑)
冬のある日…
前夜から降り続いていた雪が
札幌市内を真っ白に染め上げ
音の無い世界を作り上げていました。
シーンと静まりかえる中
車で通勤する人々は
早めに起きて車の上に積もった雪をかきだし
エンジンをかけて車内を暖めています。
私もその中の一人。
車が車道まで出れるように
私道から車道までを
一人もくもくと「雪かき」に励み
一汗かいたところで、出勤。
ガソリンタンクを見ると
限りなく0に近い数字に、財布の中身と相談。
給与前に満タンのガソリンをいれるべきか思案の末
早朝にガソリンを入れるコトを決意。
そんな日常の一コマを経て、会社に到着し一日の仕事にかかりました。
その日は一日中雪。
残業を経て夜8時頃に会社から駐車場に向かいます。
会社から契約している駐車場までは、歩いて10分。
事故車両の一時保管場所になっている駐車場の
空きスペースを借りているので
時々、大破した車が止まっていたりします。
その日も、嫌なことに
私の隣のスペースには事故車両が置かれていました。
雪は容赦なく降り積もり
私の車をスッポリと包み込んでいます。
隣の大破した車を気にしながらも
朝と同じように雪かきに専念。
車のドアが開くスペースを作り
体をドアに滑り込ませ
エンジンをかけ、ガソリンタンクのメーターを見ると…
限りなく0に近い数字が…。
確か…朝、なけなしのお金でガソリンを満タンにしたハズなのに?
車を降りて、ガソリンの注ぎ口を見ると
バールのような物でこじ開けた跡が…
「ガーン!!!」
ガソリンが盗まれていました(トホホ)
当時はオイルショックの再来か!などと
騒がれていた程、ガソリン・灯油の値段が高騰しており(今と同じ)
それまで、24時間営業していたスタンドが
自粛営業を始めていた頃で…
時計を見ると8時30分。
車の屋根の雪かきは、このさい辞めて
急ぎ、ガソリンスタンドへダッシュ!(実際は恐る恐る)
中央区の都会で
夜の9時まで開いていたスタンドを見つけて
飛び込んだ時は、本当に「ホット」しました(笑)
それから、給料日までの数日間は
寂しいお食事の毎日でした(悲しい…)
やっと、向かえた給料日当日の朝。
いつものように、タイマー設定していたハズの
ストーブが着火しておらず
寒~い朝を迎えておりました。
確か…外の灯油タンクは1週間前に満タンにしたハズ…?
不思議に思い外のタンクを見てみると
タンクの鍵が壊され灯油は空っぽ
「げっ! 盗まれてる!」
北海道では家の外に大型のタンクを置いて
そこに灯油をドーンと買って、家の中のストーブに引き込みます。
それを、空っぽにされるなんて…ショックは大きかった~。
犯人は大型車で盗みに来たらしく
近隣の家は総なめにされていました。
PCウィルスを作っているのはウィルスソフトの制作会社じゃないか?の
疑問があるのと一緒で
灯油を盗んだのは灯油販売会社じゃないか~?のウワサが立ちましたが
犯人はガソリンも灯油も解らずじまい。
車のガソリンも周りの車数台が一緒に盗まれていたそうです。
あのね、
冬の夜にね、ガソリンを盗まれてガス欠になったらね
死ぬかもしれんのよ!
灯油もね、
朝起きてさ、凍死してたらど~すんのよ!
過去記事だから、ツラツラと冷静に書いてるけど
「ほんと! 大変だったんだから!」
い~い。
この冬はこんなコトしないようにネ!
わかったか!ボケヤロー共め!(←不適切な発言)
ガソリン盗まれた時に、私の車の隣に置かれていた事故車両。
たぶん、乗ってた人は死亡してたと思うけど…。
幽霊うんぬんより、生きてる人間の悪さの方が
本当に怖い。。。。。
ところで、昨日バイクにガソリンを入れたところ
(我が地域ではリッター135円でした)
釣り銭くれた若い兄ちゃんが、私の両手を挟んで返してくれたの(ルン)
ちょっと…「ドキ」…かな~?
いーの、いーの。
オバサンだろーが「キモイ」と言われよーが(笑)
小さな幸せの積み重ねでオバサンは若さを維持していくもんなんだから(爆)