「大海老の天ぷら」がウリだという、東根市のお蕎麦屋さんへ行ってみました。
ちょうど正午頃でしたが、駐車場はほぼ満車。
入店すると、まずは名前・人数を書くように言われ、テーブル席・カウンター席・座敷席のお好みにしるしをつけ、少し待ちました。
呼ばれて案内されたのは、ふたつのお盆を並べたら、ちょうどくらいのテーブル席。
十割蕎麦を注文しましたが、すでに売れ切れとのこと。
そうなると二八蕎麦なので「手打ちですか?」と尋ねてみると「自家製です」となんだか噛みあわない返答が・・・
しばらく待っていると、お座敷が空いたのでどうしますか?と聞かれ席を移りました。
忙しい時間帯のためか、他のお客様も何度が席の移動を言い渡されていました。
厨房に近いお座敷席は、お店の方がバタバタして、まるで社食のような賑やかさです。
食べ終わって片づけた器の置き場がないのか、厨房付近の床にまで並べられていました。
美味しい蕎麦を味わいたかった気持ちも萎えてしまいます。
運ばれてきた「巨大海老天ざる」(1500円)
お蕎麦が二段になっています。
「巨大海老」を看板に名乗るだけあって、確かにそれは評価したいところですが、丸い皿とその上にフォークがのっていたのにはア然です。
あらかじめ厨房でカットするか否か、お客様の気持ちに寄り添う努力は必要だと私は思います。
ステーキじゃないんですから・・・天婦羅ですからね。
柔らかめに茹でられたお蕎麦は、はじめはちょっと平たい感じで喉越しが良いと思いましたが、少し経つと蕎麦はクタクタになり、それに刻みのりがまとわりつく感じでした。
こちらは「げそ天ざる」(750円)。
げそ天に茄子とピーマンなどの天婦羅がついていました。
価格的には良心的なお店です。
他にもラーメンや丼ものや定食のメニューもあり、ファミレスな感じで客層も様々でした。
「お茶が切れたので、お水ですみません」というのも納得です。
■蕎麦処 明烏
住所 東根市若木5850-13
TEL 0237-47-0378
営業時間 11:00~14:00/17:00~19:30
店休日 第2金曜