やま竹さんで「すだち冷やかけそば」(1100円:税抜)をオーダー。
職人技と思えるこの見た目、冷たく冷やされた麺の締まり具合、コシ、麺×カボスのコラボ、見事美味でございました♪
でも、なぜこの東北のこの地でこのようなメニューを考えたのか個人的に気になります。
なぜならもともとカボスは、西が産地で、2007年の日本全国の総収穫量は5,175 トン。
都道府県別の収穫量は、大分県(5,019 トン)、愛媛県(144 トン)、宮崎県(17 トン)の順で、大分県が全国の97%を占める主産地となっているそうです(wikipediaより)
また、カボスにはミカン同様表年と裏年があるそうです。
つまり、東北の地においては「カボス」は身近な食材ではないわけです。
それを飛び越えて、限定メニューとして採用する「やま竹さん」の姿勢には脱帽ですし、そういうところが「やま竹さん」の凄味ともいえるのではないでしょうか?
さらりとコピペすると、県庁所在地において、山形は仙台の約1/4。
人口密集を調べても、宮城は狭い商圏に対し、山形は青森に近いデータが出てきます。
各家庭で蕎麦を提供するという、山形独自の蕎麦文化もこのデータを見ると合理的で納得できますね!
山形と仙台の親交は密接で、私は週末には宮城を楽しむより「山形行きたい派」です。
山形の方は歴史的に、寛容で職人のような真摯な文化が育成され、好奇心にも満ち溢れ、勉強熱心だと感じます。
宮城は、伊達正宗時代の「粋」の名残なのか、現在においても「できるだけ東北の主要都市として、何か新しいものを主張したい」ように感じています。
京の文化を取り入れた正宗ですが、東北の中心地というエリアにあっても、仙台においては、食に関しては保守的と感じるのは私だけでしょうか?
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