阪神淡路大震災と同じ日に会社が倒産した。
朝6時に上司から呼び出され会社が倒産したことを告げられた。
本社が名古屋だったので寝耳に水の出来事だった。
今日で解散します、と宣言した上司の目には涙があった。
そのまま得意先を回り、倒産の事実を告げた。
夜7時過ぎに帰宅しテレビをつけた。
そこに映し出された光景は、都市が破壊されたあまりにもリアルな光景。
大きなショックを受けた人は事実を受け入れられないという。
私もそのことを理解した。
「なんてリアルな映画なんだ」
これが第一印象だった。
しばらくしてこれが地震によるもので、日本で起こったことだと、脳が理解し始めた。
私の平成の思い出だ。
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