木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

悲しい妄想

2017-11-13 23:56:24 | 家族
昨日の朝 いつものように母親の部屋に行って元気でいることを確認
「ちょっと、あんたに話があるんだけど・・
 あんたこの家、出ていくの?」
と突然問いただされた
自分は平均点より親孝行だと自負していたが、実はこんな不孝をしていたようでした








年老いた母を笑いものにするつもりではありません
こんなことを思わせてしまって不徳の致すところでございます

母はいろんな勘違いをしています
誰かにあんたの息子はそこを出てゆくと言われたと思い込んだらしい
僕にまだ嫁はいない
マンションはその大部分はまだ自分の名義だという事を知らない(忘れている)

このマンションは僕が父親名義の土地の上に父親名義で建てました
そして最上階だけは僕と元嫁の名義にした
父親が融資先の信託銀行で遺言を書き、自分の死後土地は息子のものに
6階までの自宅と貸し部屋は母親名義にした
何故かというと もし僕が母親より先に死んだ時に元嫁に追い出されないため
元嫁はそういう人柄ではないと信じながらも大事を取りました

そのいきさつを心の奥に収めながら、自分の不利な部分だけ蘇ったのでしょうか
マンションは売らないでほしいと書いてありました
一日の間に何度も同じような文章を繰り返して、自分が捨てられると思い込む
おかしい話だけれど、文章の辻褄は合っています

いつも僕は上にいるよ
お母さんを捨てることは絶対にないよ
マンションは売らない お母さんのだからお母さんが売りたいと言わなければ売れません
僕は独身で彼女はいるけどまだ奥さんではないよ
その人とお母さんはもう何度も話してるし、此処の部屋の掃除もしてくれてるよ
彼女の家にも一緒に行って夕飯をごちそうになってるよ
毎日のように繰り返してる言葉をもう一度繰り返しました

「昨夜は眠れなかったけど・・安心した」
どこかに書いておいた方がいいかもしれません。


コメント (12)
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