スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

飲酒無罪

2014-01-10 23:44:04 | 時事問題
一般にアジア人の方が西欧人と比べると酒には酔い易い様である。であるがこれはなんとも摩訶不思議な話。The localより。
http://www.thelocal.se/20140110/man-beats-drink-driving-charge-by-being-asian
スウェーデン南部の都市にて。63歳のアジア人男性が車でガソリンスタンドを訪れる。が一見して酔っぱらっている様子。店員が警察に通報、警察は男を追跡し自宅を訪問、男の血中アルコール濃度を測ると基準を大幅に超えている。そこで御用となる筈であった。
が男は反論する。「自宅に帰ってから」自分はウイスキーを180cc飲んだのだと。血中アルコール濃度が高いのはそのウイスキーのせいで、「車を運転する前に飲んだ」のはビールを小さなグラスで1杯だけだったのだという。こうなると事実関係がどうにも分からぬ。最終的に裁判所が下した結論は「人種的に少量の酒でも酔っぱらった状況に見える人もいるのだから、それは考慮されるべき」との事で、何と無罪になってしまったのである。
しかし、根本的に飲酒運転というのは「酔っぱらった状態で車を運転する事」自体が危険なのであって、人種的にどうこうは関係ないんじゃないでしょうか、とは思ってしまうところ。皆様如何でしょう?
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また2つほど

2014-01-10 22:15:02 | 考えてみたこと
思いついた事二つ。

1)先の「シャンタラム」より。
どんな良心にもその中心にはほんの少しの傲慢さがある。(中略)人のために働こうというどんな決意の中心にも、本質的でひたむきな無邪気さがある。
シャンタラム

2)マザー・テレサの言より。
私は、親切にしすぎて間違いを犯すことのほうが、 親切と無関係に奇跡を行うことより、好きです。

--この2つを合わせると、「多少無邪気過ぎ、かつ傲慢で出過ぎていると他人に思われても、それでもなお必要と思うなら己の良心に従って行動を起こすべし」と言ったところか。程度問題ではあるだろうけど。仕事の本質にかかわる事であるなら、こういう部分が無いと仕事をしている意味そのものが無いのではなかろうか?誰しもただ単にお金のためのみで--もちろんそれも重要な要素ではあるけれど--仕事をするのではない筈だ。今のところ職場では自分はそれなりに仕事を出来ている。有難い事である。
もちろん、立場によってはこれを貫けない事が増えていくのだろう。管理職と呼ばれる人に白髪が増えて行くのは故のない事ではあるまい。
35歳を過ぎると
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