この4年くらいで日本からスウェーデン、スウェーデンから日本へと目まぐるしく環境が変わるなかどうにかこうにか仕事をして来ている。職場に慣れるのも大変であるが、慣れた後もこれまた大変である。新しい場所に慣れた頃に一回周囲を見渡すと「え、何で?」と思うような事があったりする訳で、ここでまた頭を悩ませたりする。以前インド人に言われた事が今になって良く分かる。恐らくこれは世界共通の現象なのであろう。
職場を変えてみると
こういう新しい職場での「え?」を見かけた時、どう対処するか。自分が思うところ、対処法としては2つある様に思う。一つは良い意味での「鈍感力」とでもいうか、雑音に惑わされずに眼の前の仕事に集中することである。遥か昔、新聞で元体操選手のナディア・コマネチ(Nadia Comăneci)さんのインタビュー記事を読んだ事がある。彼女は御存じルーマニアの体操選手であるが、ルーマニア革命で政権が倒れると共にアメリカに亡命する。新しいアメリカでの生活は苦労の連続で、詐欺まがいの事に引っ掛かった時もあった。しかし持ち前の努力で克服、最終的には体操のコーチの職を得ていく。彼女の言葉 --もうずいぶん昔の記事なので、正確なところは定かでないが-- 「何かをする時に上手く行ったり行かなかったりするのは当然だ。大事なのは、どれだけ今現在必要な事に全身全霊で集中出来るかどうかである」というような事を言っていたと思う。
Wikipedia「ナディア・コマネチ」
もう一つは「その職場の持つ長所」を見出す事。人間、何かあれば大体現在の環境に対しての不満を感じるのが常である。ただ環境のマイナス面ばかりに目が行ってしまっては仕方ない。その職場にいるだけで恵まれた部分もあるのだから、そこでどういう方角に努力すればいいのか、どうやって自分の実績となるものを生み出せるかどうか。一日の空いた時間にでも時折思いを巡らせるべきと思う。
職場を変えてみると
こういう新しい職場での「え?」を見かけた時、どう対処するか。自分が思うところ、対処法としては2つある様に思う。一つは良い意味での「鈍感力」とでもいうか、雑音に惑わされずに眼の前の仕事に集中することである。遥か昔、新聞で元体操選手のナディア・コマネチ(Nadia Comăneci)さんのインタビュー記事を読んだ事がある。彼女は御存じルーマニアの体操選手であるが、ルーマニア革命で政権が倒れると共にアメリカに亡命する。新しいアメリカでの生活は苦労の連続で、詐欺まがいの事に引っ掛かった時もあった。しかし持ち前の努力で克服、最終的には体操のコーチの職を得ていく。彼女の言葉 --もうずいぶん昔の記事なので、正確なところは定かでないが-- 「何かをする時に上手く行ったり行かなかったりするのは当然だ。大事なのは、どれだけ今現在必要な事に全身全霊で集中出来るかどうかである」というような事を言っていたと思う。
Wikipedia「ナディア・コマネチ」
もう一つは「その職場の持つ長所」を見出す事。人間、何かあれば大体現在の環境に対しての不満を感じるのが常である。ただ環境のマイナス面ばかりに目が行ってしまっては仕方ない。その職場にいるだけで恵まれた部分もあるのだから、そこでどういう方角に努力すればいいのか、どうやって自分の実績となるものを生み出せるかどうか。一日の空いた時間にでも時折思いを巡らせるべきと思う。