ローテンブルクの正式名称は「ローテンブルク・オブ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)」という。タウバー川という川の近くにある事に由来する。ここにミュンヘンから向かう場合、相当な乗り換え回数を覚悟する必要がある。上に路線図を示す(矢印と棒線は筆者)。しかも見ての通り、ちょうど虫垂の様に、この部分だけメインの路線から外に飛び出した路線なのである。
路線を乗り換える度にどんどん周囲の風景は田舎町の風情になっていく。駅は小さくなり、周囲には畑が広がる。最後、ローテンブルクに向かう「虫垂」の部分の鉄道に乗り換える。見れば2両編成のディーゼル車(下右から2枚目)。発車すると何やら路線バスの様なエンジン音が床下から聞こえる。当然と言えば当然であるが。。。ちなみに最後の乗り換え駅(下左から3枚目)ではエレベーターなどはないので、ベビーカーなどをお持ちの方はちょっと大変かもしれない。ちょっとした小旅行になってしまったが無事ローテンブルクに到着した。若干慌ただしいし乗り換えが大変であるが、日帰りは十分可能な距離である。