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スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

新宿御苑その4

2018-04-08 18:38:33 | 日本国内旅行(新宿御苑2018)
今回入るのはこちら「新宿門」から。なんと言っても都心で入場料200円は安い。
新宿御苑、前述の通り一時は農業試験場であった訳だが、この時のエピソードを一つ。今では高級果物の代名詞となっているマスクメロンもイギリスから輸入され、ここで栽培が試みられた。栽培は成功、普及したメロンを購入して販売したのが新宿にあった果物商店・「高野商店」である。もともとは繭の売買をしていた商店だったのだが、副業として果物売買をしていたのだ。気づけば果物の方が有名になってしまった。これこそが皆様御存じ、現在の「タカノフルーツパーラー」である。皆様今度召し上がる時は心して味わうべし。
Wikipedia「新宿高野」

新宿御苑その3

2018-04-08 00:15:10 | 日本国内旅行(新宿御苑2018)
園内を歩くと、写真のように頻繁に見かけるのが「内藤とうがらし」の文字。クレープや団子もとうがらし味のものを売り出している。とうがらしがかつてこの地の特産品であったかららしいのだが、それにしてもこの「内藤」とは何なのであろうか?
実は新宿の元々の名前は「内藤新宿」なのである。元々どの街道も2里程度に一つ宿場が形成されていたのであるが、甲州街道だけは日本橋から4里離れた高井戸宿(現在の下高井戸・上高井戸)まで宿が無かった。なのでその中間点にあった、内藤家(信濃国高遠藩の大名)の屋敷の土地の一部を譲りうけ、「新」しく「宿」を置いた。かくて「内藤新宿」が誕生したのである。
Wikipedia「内藤新宿」
そして時が流れ、その内藤家の屋敷跡が最初は農業試験場、次いで政府によって公園に作り替えられて新宿御苑になったという次第。現在でも新宿御苑の住所は東京都新宿区「内藤町」である。とうがらしは江戸時代、この内藤家の屋敷などで栽培されたものが普及したもので、今では再び地元の特産品として売り出そうとされているのである。
Wikipedia「内藤とうがらし」

新宿御苑その2

2018-04-07 23:59:08 | 日本国内旅行(新宿御苑2018)
歩くと新宿高校の脇を抜け、比較的速やかに到着する。歴史ある公園で、日本人のみならず外国人の観光客も沢山見かけた。サクラをバックに自撮り棒で写真を撮っている人が多数。
Wikipedia「新宿御苑」
1906年開園であるから、既に100年以上の歴史を持つ。大正天皇、昭和天皇の大喪の礼もここで執り行われた。面積は実に58haに達し、樹木の数は1万本を超すとされる。先に大ヒットした「君の名は。」の新海誠監督は「言の葉の庭」というアニメーション映画も作成しているが、こちらの舞台はこの新宿御苑なのだそうな。興味のある方はどうぞ。
Wikipedia「言の葉の庭」
君の名は。

新宿御苑その1

2018-04-07 23:52:16 | 日本国内旅行(新宿御苑2018)
今年は桜が咲くのが記録的に早かったそうで、もう満開の時は過ぎて葉桜になってしまっている。そんな中、八重桜ではまだまだ見ごろが続くという場所に行って来た。新宿御苑である。JR新宿駅から大体600m程度。都心のど真ん中にある公園である。ご存じの通り新宿駅は乗降客数世界No1で、雑踏があふれかえる。人混みをかき分けて街に歩き出してみる。
新宿駅周辺その1
サクラ2018