
郵便局に用事があって。閉まり際に駆け込んでみたら、まだ窓口が開いていて、そこでいつもの「つぶらな」シリーズに加えて「じゃばらまる」なる飲料を売っていた。「じゃばら」は和歌山県にある北山村(和歌山県からは飛び地にあたる、山間部の村である)の特産品で、あまりの酸っぱさに「邪を払う」ということで「邪払(じゃばら)」なのだそうな。これは「じゃばら」と「だいだい」を合わせた飲料で、疲れた時にはちょっとピンとくる感じがあって良い。
Wikipedia「ジャバラ」
つぶらなミカン2024
ごっくん馬路村2021

大阪に行ってきた同僚が買ってきたお土産である。ミャクミャクというのはご存じ大阪万博のマスコットキャラクターで、これをクッキーにプリントしたもの。そう言えば大阪万博、開会が4月13日なので本当にあと少しで開幕である。工事の遅れが一時期、かなり問題になっていたが、今の状況はどうなのだろうか。
Wikipedia「ミャクミャク」
Wikipedia「2025年日本国際博覧会」

今年も本当に色々な場所に行った。ある意味コロナ明けというか、コロナでの中断期間が終わった後は、前にもまして必死に外回りをして回ったことは確かである。「空白の3年間」を埋めなくてはならないのだ。最後に星乃珈琲でコーヒーを一杯。もうすっかり暖かくなり、アイスコーヒーが飲みたい気温である。
星乃珈琲2024


忙しくてまたしてもカップ麺に頼る。これはサンヨー食品が作った、あの「揚州商人」の酸辣湯麵をカップ麺にしたもの。昔、職場のすぐ近くに揚州商人の店があって、夕食はよくそこで酸辣湯麵を食べて終わりにしていた。店内の壁には創業者一族の歴史が家族写真と共に描かれていたのを覚えている。懐かしいと言えば懐かしい。味の方も確かにあの酸辣湯麵の味。良かった。
Wikipedia「揚州商人」
サンヨー食品 ご当地熱愛麺 山田うどん食堂監修 赤パンチ味うどん
サンヨー食品 娘娘上尾愛宕店監修 スタミナラーメン
元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン

ニュータッチの凄麺シリーズをまた。こちらは広島の汁なし担々麵である。わざわざ「汁なし担々麵」とつけているが、元々中国においては担々麵は汁なしで供されるのが普通で、日本でよく食されるラーメン風の担々麵は故・陳健民氏によるアレンジである。同氏は若いころに中国の国共内戦を体験し、中国各地を旅しながら料理を作り続けた経験があり、「料理はその土地の味覚に合わせたものにした方がよい」ということを肌で感じていた。そして来日後に四川省で食されるようなスパイスの強い味が日本で受け入れられにくいことに気づき、辛みを抑えた現在の日本の担々麵を作り、それが日本で普及することになったのである。しかし広島でとあるラーメン店の店主が中国人留学生から中国の担々麵の味を教えられ、2001年に汁なし担々麵を店で供したことをきっかけとして、広島では汁なし担々麵が流行することになった。これはその広島の汁なし担々麵をカップ麺にしたもので、辛みが効いていて良かった。しかしある意味「先祖返り」というか、食文化の伝播においてはこんなことがある、ということであろう。なかなか興味深い。
Wikipedia「汁なし担々麵」
Wikipedia「陳健民」
ニュータッチ 凄麺 兵庫播州ラーメン
カルボナーラ