早朝の散歩時に、毎日歩道(往復400m程)周辺の掃除をしている女性がいます。
これまで、その女性とはあいさつをする程度でしたが、最近あるきっかけで会話することとなりました。
「毎日、掃除ありがとうございます。大変ですね。」とわたしがいうと、「最初は大変でしたけど、慣れればそんなことないよ。」といいます。
その方は70才代の女性で、15年程続けておられるようです。
掃除のきっかけは、その女性の住むマンションから階段を下りてきたときに、歩道を走る自転車と接触しそうになったことだったようです。
本来、自転車は車道にある専用走行レーンを走らないといけないのですが、歩道を使用することが多い自転車と接触する危険があると考えた女性は、自転車が走り易くなるように歩道と車道の間にある植木の剪定や掃除をするようになったようです。
今朝の散歩時、彼女が歩道だけでなくJRの駅周辺の椅子や植樹の掃除もされていました。
掃除を始めてかれこれ15年続けているとのことですが、女性は「続けることが大切で、続けて慣れれば大変ではない。」といいますが、誰にでもできることではないと感心させられます。
自分のことだけでなく、みんなのために!