今日、広島に原子爆弾が投下されて75年目を迎えました。
コロナ禍において、式典は縮小されていましたが、わたしたちはこの悲惨な出来事を忘れることなく伝えていかなければならないと思います。
報道によると、広島県の中学生へのアンケートにおいて、原爆投下時の年月日時間を正しく回答できているのが、近年では40%前後まで低下している現状があるとのことです。
広島県でそのような実態であるということは、他府県ではさらに下回ると予想されます。このことに対して、わたしは危機感を覚えます。
昨年度、小学6年生に平和をテーマで、中学3年生に生き方をテーマでそれぞれ話をする機会をもらいました。わたしは、そのときになくなった父から悲惨な戦争体験を聞いていた話を子どもたちに伝えました。
悲惨な戦争の実体験をされた方々が少なくなる中、このような意識の低下が現れさらに加速することが考えられます。
わたしたちは、人権を大切にする気持ちをもち、最大の人権侵害である戦争に対しての認識と平和を願う思いを育てる必要があると思います。平和教育を今一度見直さないといけないと思います。
将来を生きる子どもたちに、機会があるごとに伝えていきたいと思います。