ハッピースマイル

いい顔してますか!

心配事。

2010-06-03 20:35:25 | Weblog
 今日もやってきました!小学4年生!!わたしは8時半から別の会議のために、イケメンの相棒が研修をしてくれました。

 9時半頃に研修室に行き、4グループに分けて見学に行くことに・・・わたしはトップの1グループを担当しました。

 2列に並んでいる時に、ひとり相当ヤンチャな子どもに先生がベッタリと付きっ切りです。

 クレーン室横で、その子どもがひとりの子どもの手をつねって喧嘩がはじまりました。先生はそのヤンチャな子どもを制止させていたときに、2本の違う手が出てきて、つねられている子どもの髪の毛をつかみました。

 つかまれた子どもは大泣きをしていました。それをみたわたしは、すぐさま仲裁に入りました。途中で見学をやめようかとも思いましたが、その泣いている子どもに声をかけながらも続けました。

 きっかけはどは把握ができないわたしですが、心配したのは当人同士ではなくて、まわりの子どもたちの表情でした。いたわる声が少し出ていても、本当に心配しているものとは感じられなかったのでした。

 このいじめの構図は日常的にあるんだなとわたしは思いました。その後も、暴言をはいたりちょっかいをかけたりと続きました。

 最初に出発したわたしのグループは、研修室に戻り質問を受けていると、ヤンチャな子どもが先生に連れられて外に出ました。

 そのとき、髪の毛を何気ない表情でつかんでいた子どもが、それを追いかけるように席を立って出ようとしました。わたしはそのとき「待てー!見学する時の約束で、危険なところが多いから、ひとりで行動したらあかんといったやろ!」と大きな声で一喝しました。

 その子どもはしぶしぶ席に戻りました。わたしは「きみの名前を教えてくれるか。もし、事故など起きたら、おっちゃんの責任にもなるから、教えておいてくれるか」というと、他の子どもから名前が告げられました。

 本人はボソボソと小声で「違うわ!そんな名前と」と言い訳をしていました。

 わたしはこのような事象には、別に驚かないのですが、それよりこの事態にまわりの子どもたちの表情や態度が気になります。友だちを思いやる気持ちの育みはどうなっているんだろうか?

 今は小学4年で体はまだ小さい子どもたち。でも、いずれ、その立場は逆転していきます。先生は頭から押さえるのではなくて、子どもの本当の気持ちを大切にしてほしいと思います。

 そうでなければ、結局あの子どもが悪い!という決め付けやレッテルだけをはってしまうことになるのではないかと心配です。わたしも含めた大人の側が考えなければならないことだと改めて思いました。
コメント (1)
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