続きです。
肌の表面からもお化粧水や美容液などで栄養補給をすると良いわけですが、内側からも栄養補給をするとかなり美肌効果が得られます。
以前も書きましたが、ろくなものを食べていないとろくな肌(身体)にはならない、といったところでしょうか。
健康や美容のためにいい栄養素をあげればキリがありませんので、今回はビタミンをピックアップします。
肌を美しくするビタミンはビタミンA・C・Eということですが、どの食品を食べるといいのでしょう?
簡単にまとめてみました。
それぞれ同じ分量を食べた時に比べてみて…という基準になっていますので。
沢山食べれるものとそうでないもの(重みがあるもの・ないもの)がありますよね。
効率よく食べれるものがいいでしょうし、またビタミンA・Eは摂りすぎると体内にたまって良くない場合もありますので色んなものを少しづつ、がベストです。
【ビタミンAを多く含む食品】
レバー(牛・豚・鶏)、あんきも、うなぎ肝、うなぎ、あなご、モロヘイヤ、ニンジン、卵黄、春菊、小松菜、にら、ほうれん草、わかめ、海苔、などなど。
という感じで、レバー類や緑黄色野菜に多く含まれています。
緑黄色野菜に含まれているビタミンAは「カロチン」と呼ばれ、がん予防に効果的とかいいますね。
【ビタミンCを多く含む食品】
赤ピーマン、菜の花、アセロラジュース、ブロッコリー、パセリ、芽キャベツ、ケール、ピーマン、ゴーヤ、めんたいこ、レモン、柿、キウイ、いちご、カリフラワー、海苔、茶葉、などなど。
という感じで野菜や果物に多く含まれています。
ストレスが多い方や、タバコを吸う方、シミの気になる方は多めに摂るといいでしょう。
【ビタミンEを多く含む食品】
アーモンド、植物油(サフラワー油、コーン油、なたね油など)、ヘーゼルナッツ、あんきも、すじこ、いくら、キャビア、めんたいこ、ピーナッツ、モロヘイヤ、うなぎ、西洋かぼちゃ、ピーマン、はまち、などなど。
という感じで油分の多く含むものに多いですね。
血液をさらさらにしたり、血行を良くしたりしますので冷え性や肩こりの方で油分をあまり摂ってない方は(カロリーオーバーにならない程度に)摂るとよいでしょうね。
また抗酸化作用がありますので、老化予防になりますしガン予防にも有効といわれています。
それから。
美肌のためにも代謝促進のため、健康のためにもビタミンB群も欠かせません。
B群はB1・B2・B6・パントテン酸・葉酸など…をまとめてそう呼びます。
それぞれに働きが違いますし含まれている食品も違いますので、簡単にご紹介。
【ビタミンB1を多く含む食品】
豚肉(各部位)、うなぎ、玄米、大豆、えんどう豆、そら豆など。
体内に取り込まれた炭水化物をエネルギーに変える働きや神経の調整に働く。
不足していると夏バテになりやすい。
【ビタミンB2を多く含む食品】
レバー(豚・牛・鶏)、うなぎ、さば、納豆、鶏卵、カレイ、丸干しイワシ、チーズ、牛乳など
体内に取り込まれた脂質をエネルギーに変えたり他の物質へ変えたりする働き。そういう意味ではダイエットには欠かせない栄養素だと思います。
また皮膚や粘膜を造るときに働きかけます。
口角が切れやすい方はVB2が不足しているのかも。
【ビタミンB6を多く含む食品】
まぐろ(赤身)、鶏むね肉、牛レバー、鶏レバー、かつお、豚もも肉、さんま、にしん、あじ、さば、ぶり、バナナ、アボガド、ジャガイモ、など
体内に取り込まれた蛋白質を主に分解・エネルギー化します。
またホルモン調整作用もありますのでPMSの方や不定愁訴のある方は多めに摂ってもいいかもしれません。
【ビタミンB12を多く含む食品】
しじみ、あさり、すじこ、赤貝、牛レバー、鶏レバー、ホタルイカ、かき、はまぐり、さば、ほっけ、いわし、さんま、など
めまいや疲れやすいなどの貧血を予防、睡眠のリズム調整に働く。
☆ビタミンB群はパントテン酸、ナイアシン、葉酸などまだありますが、種類が多いのでまたの機会に。
以上のような栄養を食べ物で摂るのが難しいという方はサプリメントを飲んで補いましょう。
※サプリメントはそれのみで効果をなすという薬とは違います。
食べ物の成分をより効率よく体内で働かせるための健康食品です。
なので空腹に1粒飲む、というのではなく食後などに飲んで効率よく利用しましょう。
☆。:.゜ヽ☆゜.:。+゜☆。:.゜ヽ☆。:.゜ヽ☆゜.:。+゜☆。:.゜ヽ☆