『幸』…手かせをかたどった文字。死を免れて手かせで済んだから・・・。
『導』…生首を手(寸)で持って道を切り開くさま。
『道』…首を手にたずさえる形から生まれ、それは道なき荒れ地の祟(たた)りや災いを成す邪霊を祓(はら)い清めるために首を用いたことから・・・。
報」復とか「執」行とか「幸」がへんになったときの意味がイマイチなのは、
その名残。
『童』・・・もと、目を刃物で突きぬいて見えなくした男のどれい。
また、男の罪人をどれいとしたもの。
『県』…逆さの生首から髪の毛が垂れ下がっている様子。
『縣』…その生首が見せしめの為、系(糸)で木の枝に括(くく)りつけられ、ぶら下がっている様子。
(そこから転じて「かける、つりさげる」の意味として使用され、人の心に当てはめられ「気に懸ける」の「懸」と変化した。)
「久」葬式のとき、死体に後ろからつっかえ棒をして立たせた形
「卒」葬式のとき、死体に着せる経帷子を襟元を締めて魂が抜け出ないようにした形
「数」、婦人や少女などの女達を、縄でじゅずつなぎにして、戦利品として連行するさまを表している。
数に女が含まれているのは、古代戦争のなごり
白:頭蓋骨の色
「正」 「一」は□で城郭で囲まれた邑。「止」は足跡の形で行くという意味。
城邑に向かって人が進む形→攻める、征服するの意味となった。
被征服民から税金を取ることを「征」といい、
「政」のつくりの部分は、鞭を持ってたっている人の姿で、
被征服民を鞭でしばき上げて税金を搾り取ることを「政」。