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『今日の一冊』by 大人のための児童文学案内人☆詩乃

大人だって児童文学を楽しみたい、いや、大人こそ読みたい。
ハッとする気づきのある絵本や児童文学をご紹介♪

卒業ナイフとサバイバル本

2016-12-26 00:18:20 | 自然系


Merry Christmas

ご訪問ありがとうございます。みなさまどんなクリスマスをお過ごしになったでしょうか?

我が家は、早起きしてプレゼントを見るんだ!と張り切って早く寝すぎた長男(小5)が夜中に起きてきて、あわやサンタさんと鉢合わせしそうになるというハプニングがありましたが、無事なんとか取り繕えました
子どもたちに届いたのは、本やお菓子、曼荼羅塗り絵。それだけかな~、と思わせておいてサンタさんから指令(?)のお手紙が。次々に置かれるヒントからもう一つのプレゼントを探し当てるというイベントで、サンタさんは全力出しつくしました。懐中電灯照らして、階段下の秘密の収納庫から探り当てたのは、それぞれの海賊宝箱の小箱。中にはオパール、ペリドツト、ガーネットなどの宝石(本物!先日のミネラルショーでありえない値段でゲットしたもの)と、念願の念願のナイフが。もう、上二人は狂喜乱舞です

だって、このナイフ3年越しの願いだったんですもの。ずっとずーーーーーっと欲しかったんです。でも、あげれなかった。それは、長男が荒れていたから
純粋すぎて、当時何かに取り憑かれていた長男は、一時期刃物見ると目つきが別人になって、振り回していたんですね。それは、もう地獄のような日々でした。包丁も隠さなきゃいけないから、料理をするのもひと苦労だったなあ

それが、色んな気づき(特にこの神ノ木クリニックからのトドメの一言)によって、私が「子どもを本当に信じるとはどういうことか」を学んだことにより、やっとその状況から卒業できた長男と私。だから、このナイフは私たちの卒業証書みたいなものなんです。信頼の証。もうあの日々には戻らないっていうね。だから、私も感慨深く、長男も「なんだか僕、今日から生まれ変わった気がする!」って

本当はモーラ・ナイフあげたかったけれど、持ち運びの安全性考えて、手始めにオピネル。そんなナイフのおともに来た本がコチラです↓




『ブッシュクラフトー大人の野遊びマニュアル:サバイバル技術で楽しむ新しいキャンプスタイル』
川口拓著 誠文堂新光社


ブッシュクラフトは単なるアウトドアじゃなくて、もっとサバイバルに近いもの。木を使ってシェルターを作ってみたり、原始的な方法で火を起こしてみたり、ととおっても楽しいの。カラーの写真も多く、タイトルに“大人の”とはあるものの、子どもも眺めているだけで、ワクワクしちゃう

著者の川口拓さんは、WILD&NATIVEというネイティブアメリカンの教えを元にしたサバイバル術のスクールを開いていて、実は子どもが生まれる前に何回か参加したことがあります。まあ、私はやっぱり自然に憧れる、中途半端に都会人な自分が好きということを明らめましたが

このスクールの大元になっているのが、アメリカのトム・ブラウンジュニアという人が開いているトラッカー・スクールなのですが、大感激したこちらの本で知りました↓



『グランドファーザー』トム・ブラウンジュニア著 飛田妙子訳 徳間書店


感動の実話です。文明を拒み『古来の道』に生きた最後のインディアン―“ストーキング・ウルフ”の探求の生涯を描いたもので、彼が孫とその白人の友だち(トム・ブラウンジュニア)にネイティブの教えを伝授した本。知識はいいから、生きる知恵を身に付けたい!そうしみじみ思わせてくれた素晴らしい本です

文系女子もひたすらウットリ☆『鉱物レシピ』

2016-11-15 21:34:05 | 自然系



『鉱物レシピ 結晶づくりと遊びかた』さとうかよこ著 グラフィック社


わーーーーーーい!!!やっと大人のための児童文化講座の基礎講座全54回のレポートが終了しました!途中、司書課程に浮気してしまい、ツマラナイほうからやっつけちゃえ~、と司書課程を優先させたため、レポート11カ月分もためちゃうから大変だったんですけどね。さあて、これで次の児童文学ピクニックのテーマ『老人と子ども』に取りかかれます♪

でも、今日はなんだか文字追うよりも写真を眺めていたい気分。というわけで、眺めて楽しい上記の本を眺めて、ひたすらウットリしております↑

私自身は子どもの頃、鉱物に全く興味ありませんでしたし、大人になってからもおよそジュエリー類には興味がわきませんでした。なので、石の世界は次男が運んできてくれた新しい世界。今ではこんな鉱物をめぐるキャンプまでしちゃうくらいですからね~。そして、そして、やっぱり磨かれた宝石よりもゴツゴツした原石のほうが私のハートはワクワクするようです

この著者のさとうかよこさんは、きらら舎という鉱物ショップのオーナー。元小学校教諭で、博物学・理科実験が好きな文系人間だそうなのですが、とにかくセンスがいいんです!!!彼女の鉱物レシピは男子のハートも女子のハートも、文系人間も理系人間も両方わしづかみ。やっぱりね、なんていうか異分野の人が関わると視点が違うから、素敵な化学反応起こすんだなあ。

さて、この本、なぜレシピかというと、結晶のつくりかたや人工琥珀のつくりかた、鉱物を利用したスノードーム、懐中時計なんかを紹介しているからなんですね。んも~、いちいちセンス良し。例えば鉱物テラリウムはこんな感じ↓


手もとに置いておきたい一冊です
鉱物ってね、やっぱり物語があるんです。太古のころから地球見つめてきたからなのか、神話があるんですね。だから、私の中では、児童文学と鉱物はとっても相性がいい。そういえば、富士宮にある奇石博物館では、宮沢賢治コーナーもありました。宮沢賢治は「石っこ賢さん」と呼ばれるくらい石好きだったんですって。この奇石博物館は触れる石もたくさんあって、楽しいのでほんとーにおすすめ
自分もBook cafeをオープンした際は、さとうかよこさんのような物語のある石のコーナー(スピリチュアル系のパワーストーンとかとはまた別ですよ~)を作りたいなあって妄想しています



冒険図鑑&山野術

2016-05-24 21:28:55 | 自然系
  

『はじめての山野術』荒川じんぺい著 子どもとはじめる自然[冒険]図鑑 岩波書店
『冒険図鑑』さとうち藍著 松岡達英絵 福音館書店

アウトドアや自然系の本も数あれど、今回図書館に展示されていたこの本はめちゃめちゃワクワクしました!『はじめての山野術』。『冒険図鑑』のほうも楽しいのですが、全部白黒のイラストでレトロな感じ。両方常備していたい。

『はじめての山野術』はアウトドア本というよりも、タイトル通り山野術。ナイフやロープは出てくるけれど、他の道具類は山にあるものを活用して色々作るんです!アウトドア製品がほしくなる~、なーんてことがないのですよ。
鉄板!?そんな重いものいらない。石焼きですよ、石焼き。大きくて表面が平らな石を探して熱し、味噌でぐるっと土手を作ったらその中に野菜や魚を置いて、素材から水分が出てくるのを待つ。ご飯だって味噌汁だって青竹で煮るのです。ワイルド~。あー、ワクワクです。原始的であればあるほど、心躍るのです。こういうのが知りたかったのよね。縄ばしごを使ったら、どんな木にも登れちゃう!ほうほう、こうやるのね。私自身はインドア派の都会っ子だったのでこういう幼少期とは無縁でした。でもね、本が好きだったから、物語の中からこういう場面に常にワクワクしていた。それが今につながったいる感じ

ほかにも、水場作り、山菜・きのこ採り、木の実酒の仕込み方、昆虫、流木造形、ロープの編み方etc.etc.ぜ~んぶワクワクするけれど、一番ワクワクしたのは・・・

アジトをつくる!!!

こういうの大好き。昔マタギ小屋に泊まったのを思い出しました。あ~、アジト作りたい♪
こういうワクワクする本は枕元に置いておいたらワクワクな夢が見れそう・・・