小学校時代、このモンダイに非常に頭を悩ませたのを覚えています。
時速10kmで走るアキレスは、9km先にいる時速1kmで走る亀には追いつけない。
アキレスが亀のいる場所に到達する間に、亀はアキレスの1/10の距離だけ先行し続ける。
9.99999999999999999・・・・・・・・km走っても、アキレスは亀に追いつけない。
『アキレスと亀 - 夢を追いかける夫婦の物語 - 』
公式WEBサイト:http://www.office-kitano.co.jp/akiresu/
ワタシは好きです。こういう作品。
こういう表現の仕方も好きです。
善・悪、快・不快、成功・挫折・・・
そういう句切りではなく、なにを感じるか。
ヒトは結構不器用に生きていると思う。
少なくともワタシは、不器用だろう。
レンタルビデオ屋などに行くと作品をジャンル分けしていたりするが、ジャンルを分けるのは観るヒトの主観だったりする。
北野武さんが欧州で支持されるのは色遣いだ、と言うヒトもいるみたいだが、何を表現しようとしているかだったりし、それは観た人間それぞれで異なるのが自然だったりする。
こういう作品を観る時、コピーライターの書いたコピーは余計な文章に感じる。
ヒトは文字だけで感じるのではない。
皮肉のスパイスがきいた作品は、やっぱりワタシにはしっくりくる。
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