ワタシはエッセイの類は基本的に読まないのですが、このヒトのエッセイだけはどうしても手に取ってしまいます。
iframe>できればムカつかずに生きたい 田口ランディ 著
彼女の生き方や感じ方に、自分との共通点を見いだしているのかも知れません。
ワタシはこのヒトの感じ方、表現の仕方が大好きです。
「人は関係のために生きるのではなく、生きるために時々関係するのである。」
今の世の中、前者と感じる人間にとっては非常に生きづらかったりすると思う。
そもそも生物は、生きていくために群れをなしていることを忘れてはいないだろうか。
生物はヒトが言語表現に頼っているように、様々な形でコミュニケートしているものである。
生きるために時々関係し、空気を入れ換え、また新たなトキを刻む。
それでいいではないかと思う。
ヒトは一人では生きていけないと同時に、一人で生きている。
うさぎは寂しさで死んじゃうかも知れないように、ヒトも孤独と戦っていたりする。
今も昔も変わらず、大人のジョウシキで押さえつける学校教育。
“従順”という名のアンドロイドを創り上げることが、どういうことになるのか。
それはワタシ達大人自身も感じてきているであろうに・・・
特別支援教育に関しても、やっぱり気になるところもある。
対象児と真っ向から接されている方々は、その児童達に適しているであろうと思われるちょっとした手配り、気配りが、多くの子ども達にとっても理解しやすい内容になると思われている節はあると思うし、事実そういった面は数多くあると思う。
でもよくよく考えてみると、過度の配慮は、配慮されてあたりまえという感覚を生み出してしまう恐れがあると思う。
進学して行くにつれ、ヒトは自主的に模索し選択肢が迫られる。
過ぎたる配慮は、その子の自主性を阻害することにも繋がると思う。
ヒトは慣れてしまった環境に、依存する傾向があるのは否めない。
ある程度放任主義で好き勝手にすることを容認することも、大人としては必要なコトだと思う。
なにより、子どもにも個人個人人格があり、人生を選択する権利がある。
NPO法人は日本語では、特定非営利活動法人と訳されるが、営利目的ではないとは言っていない。
基本的には営利目的である。
何を持ってNPOというかというと、有限会社や株式会社と異なり、“営利を分配しない”だけにすぎない。
まっとうなNPO法人は、きちんとした営利活動をしている。
ボランテアなどと宣うところほど、アヤシイものはない。
医療、福祉、教育をビジネスにしているヒトには気をつけた方がいいと思う。
ワタシは彼女のように、“ありのまま”を表現したい。
できればワタシもムカつかずに生きたい。
てか、女性だったんですねぇ。
てっきり男性かと思ってました。
今度本屋で見かけたら、ちょっとチェックしてみます。
(私、本は大好きで、本屋もめちゃくちゃ好きなのです。)
特別支援教育に関しては、私はあまり興味がないので、考えたことないんですよね。
発達障害のお子さんがいる方などには、大きな問題だと思うんすけど。
とりあえず、大人の常識で押さえつけるのは、学校だけではないですよね。
あと、ビジネスにしてる人に気を付けた方が良いというのは同感。
人との関係性については、面白いテーマだけど、ここで長文語り出来ないから割愛
(簡単に一言で言えない~!!)
あと、ムカつかずに生きるの、私はムリだわ~
ちなみに、若草物語に出てくる聖母のようなお母さんは、自分の中の怒りを押さえ込むのに30年かかったらしいです。←ちょっとうろ覚えです。
こんにちは。
ランディさんは、女性すね。
本人もなんで女なのにランディなんだと言われてます(笑
人との関係性については、かなり書けそうすね
ムカつかず生きるのって、やっぱ無理なのかなあ
聖母さんは30年間押さえ込んだ怒りを、どっかで爆発しそうですね。
(これに関しても実は考えてるネタがあるんですがー…、ちょっと刺激が強いので18になりそうです)
あ、リスト3の絵文字はかなり楽しめます