皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

顔色を伺う

2009-05-12 19:20:39 | 身体

昨日、今日と体調が思わしくないというのは、書いている文章でなんとなく納得。
すばらしく隠せないということがなんとも気恥ずかしい。
その体調が思わしくない理由もたぶん大きな改善ポイントのツボなのだろう。

と、いうのはおいておいて、ワタシはどうやら感情表現が貧相らしい。
これは結構いわれるので顔に表れているのだと思う。
かかるお声は「元気ないね」「具合悪そうだね」

そういわれてはじめて「元気がないのか」「具合が悪いのか」を知ったりする。
ヒトというのは、それくらい顔の表情でそのヒトの内面や、状態や、もしかしたら性格とかを判断しているのだろう。


だろうというのは、ワタシはヒトの顔を見ない。
正確にいうと一応見ている素振りをしているが輪郭程度しか見えていないし、見ていないに等しい。
小学生の時の事故以来、視力は0.0?とかいう有様で、あまり実用的でなかったりする。
ヒトの状態を確認するのに使用しているのは、実は耳だったりする。
話している内容を聞いている、と言うよりは、周波数を測定していたりする。
ヒトってのはその日の状態や気分や相手、場所などによってかなり異なる発声をしていることを頼りにしている訳であるが、特定周波数の声は、「`*#&%$’$’#!」としか聞こえない(たぶん生理的拒絶という表現が近いのだろうと思っている)。

それにしても表情の乏しい顔から「元気のなさ」を抽出できるその能力が羨ましいし、その表情の乏しいトキは実は感情の起伏も乏しいという事実と、乏しい表情と「体調悪げ」な顔というのは何ともマイナスなイメージではないか。

そういや必死なときに「必死そうな顔」と指摘されるのは、顔に必死さがにじみ出てるのか・・・想像してみると我ながらマヌケである。
そもそも表情が乏しいと言われるというのは、初対面ではかなりアヤシイ奴ではないか・・・・orz


これはちょっと矯正したい。
“元気そうな顔”というものをインプットしたいが、どうも実感が湧かない。
しかも“自分的元気そうな顔”を“うそくさい”と言われてしまうから始末が悪い。
なんだかなあ。ちょっとくらいはやっぱりイメージアップしてみたいと思う今日この頃です。
そういや眉をどうちゃらすればいい、って教えてもらったことがあったなあ。ちともう一回聞いてみよう。



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6 コメント

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元気そうな顔 (はるぼん)
2009-05-12 21:29:59
続けてコメントさせていただきます♪

元気そうな顔・・・
私が習得した簡単なポイントを書いちゃいますね。
ちょっと練習が必要です。

まずは口元。
口角を少し上げた状態をキープ。
(上げすぎは不自然なので鏡を見て研究・練習)
次に目。
体調が悪いと瞼が重たくなりますよね。
おでこに皺を入れないようにして、瞼を大きく開く練習をする。
すると、目に力が入って生き生きとした表情ぽくなる。(かなり練習が必要です)
眉間に皺を入れないように、鏡を見て研究する。
眉間に皺がないだけで、だいぶ明るく見えます。

表情については、「死んだ魚のような目」と、うら若き乙女の頃よく言われまして・・・
がんばって、研究したのです。
はっきり言って、表情筋がものすごく疲れますが、元気そうな表情は作れるようになりました。
(まあ、普段はダラダラの表情をしていますが・・・いざと言う時だけ使っています)

でも、やっぱりこれって、不自然だと思っていますが・・・
役立つと言えば役立ちますよ。

人様の表情を読むなんて、これはむつかしい・・・無理無理(笑)

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ありがとうございます (pluto)
2009-05-14 07:48:38
>はるぼんさん
こんにちは。
具体的に教えて下さりとても嬉しいです。
口角をあげるとヒクヒクし、まぶたを開くとおでこに皺がより、目力を強調するとかなり怖い(笑
訓練がひつようですね。
「死んだ魚のような目」はそういや言われてましたねー
さんまか?いわしか?ひらめか?
どれも似てないぞー、と思ったりなんかして
返信する
表情 (みお)
2009-05-14 21:27:07
私も他人の表情はほとんど読めません。
そして同じく「愛想が無い」など散々言われてました。

元気そうな顔を作ろうと頑張っていた時期もありましたが、疲れるわりにメリットが少なかったので諦めました。

今では「無表情なのも個性の一つ」と開き直ってます(笑)。
・・・というか、自閉系の人って結構同じようなこと考えてるんだな~と笑ってしまいました。
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愛想は自分なりにはあるんだよおー (pluto)
2009-05-15 23:25:28
>みおさん
こんばんは。
表情から読みとる様々なモノはほんと難しいですよね。
「無表情なのも個性の一つ」、それもいいかも知れませんねー。場にもよりますが、愛想笑いとか白々しいコトするよりも、人間味があるとも思います(職業として本心から活気に満ちた表情は素敵なのにはかわりませんが)。

やっぱり何かしら共通要素があるんでしょうね。
返信する
私も練習しました。 (くすのき)
2009-05-26 23:22:56
ご無沙汰しております。

私も中学生の頃 ふと 不幸せっぽい表情をしている自分に気がつき
1年くらいでしょうか 鏡を見ながら
表情の練習しました。

接客業の方は 笑顔の訓練を受けるそうですね。

私の主人も出会った当時は笑顔が引きつっておりました。
いっぱいいっぱいの笑顔をしているっていうのですが
「微笑」程度にしか見えなくて。

しかし15年たった今では少し表情が豊かになってきたような気がします。

子どもが生まれてからは 子どもと関わることが
笑顔の訓練になったのでしょう。

以前 私がお世話になっていたヘルパーさんは
表情が読めない方で 私が調子悪くても
「おはようございます(@^-^@)」と挨拶すると
「お元気そうですね」といい、報告書にも
『寝不足で折られますがお元気です』というように
書いておられました(T▽T)

主人も私の表情が読めないので はっきり口に出して言わないと
私のご機嫌がよいか悪いか分からないのだそうです。
しかし、そう聞いておくと こちらもなるべく表現しようとしますし
こういう行動をしているときには 私の体調が悪いときよと
「妻の取り扱い注意」も伝授できます。

あ、私の特技は無表情の人の感情を察知することなんですよ。
アスペルガー風の方とは 比較的早く打ち解けられます。
同じ森の人が大好きで 趣味が人間観察だからでしょうか。
私もまた少数派です(@^-^@)
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得意技 (pluto)
2009-05-27 20:44:02
>くすのきさん
こんばんは。
くすのきさんも練習しましたかあ。
一部の接客業の方はマネキンみたいに見えてちょっと苦手です。

むむむ、旦那さんは「モナリザの微笑み」みたいですね。15年の修行で習得するとは、内面からにじみ出る笑顔なんでしょうね。

特技はうらやましいですね。
分け隔て無く接して下さる方の存在は有り難いです。
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