取引銀行から投資信託のお誘いがある。
いやいやいや。
数年前にそれを買ってすぐ、サブプライムローンの問題が起こり大損こいたし。
そのあと、損を取り戻すべく、再び別の商品を契約したら、たちどころにリーマンショック。
さらに言うなら、
バブル時、
やりもしないゴルフの会員権を投資目的で買ったら、音を立ててバブル経済が崩壊。
完璧と思えた私の企みも水の泡と消えた、なんて事も。
ね、わかった?
俺の運の悪さの前には、どんなお勧め商品も太刀打ちできないって。
「まあまあ、とりあえず説明を。」
これは米社債中心だとか、これは株式中心だとか、何より為替動向が一番重要だとか、
グローバルに範囲を広げていて比較的安全だとか、配当はいくらとか、商品説明が続く。
「それでは、こちらを。」
?
タブレットを取り出し、
リスクがあることに同意したとか、過去に取引の経験があるだとかの項目に、
「チェックを入れてくださーい。」
ふ~ん、こうでいいのかい?
「で、金額をここに入力してください。」
ふんふん、金額ね。
え~と
いやいやいや
などと言いながらも、またもや催眠商法に引っかかったジーサンの如く、
ほとんど意識を失いながら、契約してしまった。
「ありがとうございます。それでは奥様、通帳と・・・・」
なんだよ!にこやかに笑いやがって。
ちぇ、やっちまったい。
しかたねえや。
だって、うちの長女とほぼ同じ年齢だし、こんな風に娘も取引先をおっさん相手に営業して廻ってるのかって思ったら、断れなかったんだもん。
わかった。
こうなったら本気出しちゃうぞ。そんで投資信託の鬼と呼ばれるようになってやらあ。
なんてね。
また、不吉な出来事が起こったりして。
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