食いしんぼsanaの「舌の記憶」

「舌の記憶」を中心に、日々感じたことを、
ゆるゆるとつづっていきます。

ありがとう!ココストア

2016年11月03日 | つれづれノート
ピンクと黒のロゴが特徴の
コンビニエンスストア
「ココストア」。

少しずつ
ファミマに移行してたけど、
ついに全て閉店したもよう。

名古屋発のココストアは
都内ではマイナーな存在だったけど、
わたしにとっては、
思い入れの深いコンビニでした。

初めて就職した編プロをやめて、
突然フリーのライターになった
20代中盤。お金がなくて、
おうちの近くの
ココストア氷川台店で
アルバイトしていました。

記念すべき初日は
元旦の早朝5時から。

シフトは朝番、昼番、
夜番、深夜番があって、
わたしは主に朝番と深夜番で
週に3日ぐらい
入ってたのかな?

オーナーが本当に気さくな
人間味に溢れた方で、
スタッフ同士ともども
みんな仲良しだったから、
バイト終わりにそのまま
事務所でロスの肉まんとか
食べながら話し込んだり、
飲みにいったり、カラオケしたり
そんなコミュニケーションが
本当に楽しくて!

その後勤め人になってからも、
離れがたくてトータル7年間も
続けちゃった。組織が苦手な
このわたしがバイトとはいえ、
こんなに長くひとつの職場に
いられたのは奇跡的といって
いいでしょう。

最後は正社員との両立が
厳しくなってやめたけど、
それをオーナーに言うときと
最終日帰宅してから
やっぱり涙が出ちゃいました。

その何年かあとに
「またバイトしたいな」って
言ったときオーナーが
「もう卒業だよ。大野さんは
大丈夫。アルバイトしなくても、
本業でやっていけるはず」って
言ってくれたことも
すごく嬉しかったなぁ。

そのときの仲間とは
離ればなれになってしまったけど、
ココストアでのアルバイト経験は、
今でもわたしの大切なたからもの。
間違いなく青春の1ページです。

どうもありがとう。ココストア。
ココストアに出会えてよかった。
改めてそう思います。
ココストアがなくなっても、
わたしはずっと忘れないよ。
コメント (2)
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