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あやかし(姫)@~。ほにゃらら・・・おばちゃん( 秘かに生息 )。  

四十九日の法要は・・・

2010-11-28 10:07:04 | ねむねむ  南無南無  ワールド
昨日は じっちゃん(=主人の父)の四十九日の法要が営なまれた。
 呆れかえることには・・・
この日、新しく作ったお位牌(黒塗りのもの)に魂を入れる儀式( 開眼供養 )がとり行なわれるにも拘わらず、

そのお位牌をお寺に持参するのをわすれました~。( ワタシじゃあ ありません。)
まあ責任転嫁みたいな言い方になるけれど、ワタシはいつも蚊帳の外におかれている立場なのだから、( 知~~らない っと。)という気持ちになったことは事実。

これまでもお葬式に関することは全部兄弟( 姉妹 )でとり決めてきたわけで、そこは口をはさまないで、お任せすることにしていたからね。
その代わりと言ってはなんだけれど、ワタシは別のパートを受け持つことにしようと自分で決めて、これまでずっとやってきた。

つまり、神社・仏閣に参る。

いまどきは、長男の嫁 なんていう発想は ”ない” ・・・ だけど そうは言っても何気に”ある”。
結局、ワタシと主人の妹のダンナ様でお位牌を取りにもどった。
( 一番 大事なもの忘れるかな~。信じられない。 昔からとうちゃんの時間にルーズな所が、ホントに嫌だ。ご住職が さあこれから始めます。って言う時に ないんだもの。あり得ないし・・・。) と主人を責める気持ちがちょっと沸き起こる。( ちゃんと、準備できないんだったら、前もってちゃんとワタシに頼めばいいのに・・・。)
< 当日の、ばたばたの 朝 >
殿 「 喪服 どうしたっけ? 」( ワタシが知るわけないでしょ )
殿 「 実家にあった。 」

ところが 出かけてみると、黒のネクタイがない。( 知~~らない っと。)

もう やめたんです。 いちいちの御世話。自分のことは自分でやる。忘れたら自分のせい。ワタシが、ははに叱られることもなくなったので、ちょっとデカイ態度になったといえなくもないけど・・。
( あたしゃね、悪いけど、無理無理、自分らしくない奥さまするのは辞めたんだ。)
< とはいえ、お互いさまだったわけで・・>
この日、あやかし@調理人は 朝一大好きな~(うそ)お得意の~(うそ)お料理を~やっていた。
大したことはできないけれど、ローストビーフのサラダ。( お野菜は わざわざ、隣町の農家直売の露店までおでかけ )例のなます。とり肉の照り焼き。の三品を作っていた。

子供たちには、それぞれ、なんだかんだのお手伝いを願う。
姫「 写経を入れといて~。」  「次は?」
姫「 ごめん、お数珠を用意してくれる?」
姫「 ららこさんのセット よろしくね~。 」などなど・・・。

ジ「 おとうさんの数珠ないよ~。」
姫「 え~っ なかった?箱の中にない?エ~~っ、そこにないとすると・・・? あそこかな? 」 すったもんだ すったもんだ。( 狭い家の中、探す。もの 持ちすぎですから・・・。)

実はとうちゃんの数珠は我が家においては結構高級なものを買った。( どろぼうに盗まれてはならじ!) それゆえ、あやかし@は大切に保管しすぎて見つからなかった。
あやかし@は、お片づけが大層 上手!(→へたくそ)
+++   +++
何とかお料理も作り終え、自力で洗ってアイロンもちゃんとかけておいた喪服に着替え( 例の実家の母のずん胴のもの )珍しくお化粧に時間をかけ( 10分ばかし )しゃっ!!
と、あやかし@出かける。
< but ・・・>
ジャパンに入れるようにお願いしていた写経は・・・まだ書いていない、写経用の和紙。
姫「 エ~~~~~~~っ うそ~~~~~~っ 」    
( 泣きそう せ、せっかく書いたのに・・・) う ううっ 

( シャあない。 自分のせいだ。 人選をあやまった。マンマミーヤだったら多分大丈夫だっただろう。毎日 写経をみていたからね。・・・。 ・・・。) う ううっ。
 注)一番 大事なことは前もって、自分で準備いたしましょう!
 実家の母は、例えば旅行に出かけるとしたら、大体二週間ばかり前から準備をする。風呂敷にもっていくもの一式を揃えて包んでおく。そして、毎日のように 中身を出したり入れたりするんだ。

だから、この度あやかし@の失態がバレようものならば、延々一週間はあれこれなんだかんだ言われるに違いない。
母「 はあ(もう)準備はしたかね?早ようやりんさいよ。」

実家に帰省しても、もどる前日あたりになると、このようにお声がかかる。
( あの~ 泊っても高々 3泊4日。ゆっくりさせておくんなせえ~。)
追い立てられるような印象を持ってしまうのはワタシだけか?
< 開眼供養 >
●●家の宗派は禅宗(曹洞宗)。お葬式に続き、二度目の式となる。御本尊は聖観世音菩薩。お寺にはずい分と立派な観音様の御像があった。お寺も若い時に見た時と印象は異なり、古いけれど、『 質実剛健 』 という言葉がぴったりで、今のワタシ好みの伝統あるお寺さんだった。
姫( こんなお寺だったっけか? )
 ( だったら お墓、ここでもよかったな~。)若い時とは違って、なんていうのか・・・山里が恋しくなりもうした。

筆を二本用意するように言われていたらしい。あまりにお粗末なものを持参したので、御寺の方が気の毒に思ったのか、真新しい筆、大小二本を貸してくださった。
( 言ってくれれば いいのに・・・。)
開眼供養の折、二本の筆を使ってお位牌の戒名をなぞる。(へ~~っ。)
< ご住職のお話 >
ヒトには、各々果すべき使命がある。与えられた能力もいろいろ、生の長さもいろいろ、日々これ精進なり。・・・みたいな感じ。

あの世からは、こちらが観える。(らしい)ワタシ達、子孫の暮らしぶりがわかる。しかしながらこちらからはあちらの世界は観えない。お位牌というのは、その先祖と私達を結びつける、何と言うのか?入口のようなものである。
いつも故人を思いだす時、つまり朝に夕に、感謝のこころでこのお位牌に向かう時、先祖も喜んでくださる。お墓も同様。
 命日、月命日、お盆、御彼岸 など きちんとお参りするとよろしいでしょう。
一周忌あたりまでは、施餓鬼法要に参加することも大事でしょう。

亡くなった人は、その人を思いだす時、いつもそばにいるらしい。遍照金剛の 遍照はそういう意味もあるんだと思う。いつも一緒だよ。みたいな感じ。感謝して生きれば、幸せ気分満載になる。(と、思う。)
 法要の折、じっちゃんには、実は、お願いごとをした。そういうことはしてはいけないだろうとは思ったけれど、した。
じっちゃんならできるに違いないと思ったからだ。内容はいえない。よくはわからないけれど、恐らくそこに私達家族や家系の抱える大きな課題があると思えるからだ。じっちゃんが、願ったこと、願ったけれどできなかったこと、一番大事なこと、それが恐らくそのことなのだと思う。

喘息ごときに負けているわけにはいかない。
この世で、今の私達ができる、一番大事なことは何だろう?それは恐らく、「 みなで 協力して 仲良く生きるのだよ。」 ということなのだと思う。

親は子供の礎となる。( 逆もあるけど )じっちゃんはとうちゃんの天中殺の時に亡くなった。占いでは、一番かわいい子供(じっちゃんにとって)の天中殺の禍を受けてくれた。という考え方をする。そのじっちゃんの想いがわかるので、時々( むっ )とくる殿の行状ではあるけれど、ここはじっちゃんの為、ぐっと納めて、自分にできることを日々積み重ねていくことにしよう。それが恐らくじっちゃんの一番の供養になると思う。
>写真は チベット展で買った、クリア―ファイルのマニ車。きれい。ほしい。
 クルリと回すだけで、お経を唱えたことになる、優れもの。怠け者のあやかし@にぴったりの品。
 確か、オン マニ ぺ メ フーム と書かれた ご真言がこの中に入っている。( 意味なんだっけ? )言葉よりも行動だろう、って思う。大体ワタシが口を開くとろくなことにならない。

延々 お読みくださったあなたさまに感謝。ご苦労様です。いいとこ取りしてくださいまし。( ここまでの文字数 4228文字 )自分でも呆れた。

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