紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

秋田田沢湖スキー・2日目

2010-04-06 12:39:38 | 4・テレマークスキー日記
■ 4月4日(日)秋田駒ヶ岳スキーツアー

その日は、秋田駒の中腹まで上ってから、樹林帯を滑り降りてくることになった。
一緒に行った人の大半はテレマーク歴が20年とか13年とかで、ほれぼれするほど上手。私など足下にもおよばない。
テレマーク歴5年というT島さんがいたけど、この5年間で、私の10倍(はオーバーか?)は行っているので、とにかくどう考えても、私が一番下手なので、みなさんの足を引っ張らないようにしなくてはならない。
緊張するなあ。

8:30 まほろば倶楽部集合。そこで、板にシールをつける。秋田駒ヶ岳に登るので、ビーコンも装着。

9:00過ぎ 車でアルパこまくさに行き、そこからしたくをして上り始める。

 

 
最初はゆっくりと歩く。

 


途中、キャットに追い越される。このキャットは、ゆっくりと秋田駒ヶ岳の8合目までお客さんを運んでいる。
私たちは乗らずに歩いて行く。

 


後ろを振り返れば田沢湖。

 


旧スキー場の上から林道に入り、しばらく上ったところで、林道を離れて、ダケカンバとブナの樹林帯を行く。

 


11:00頃 シールをはがす。

山の上で、シールをはったり、はがしたりするときは、片方の板はいたまま、1本ずつ行う。
そして、作業の間、リュックは必ず閉めておかなくてはならない。あけっぱなしではがしていたので、後で注意を受けた。反省。

 


シールをはずしたら、いよいよ、樹林の間を滑る。最初の1本は少し急な斜面。
でも、ノートラックでふかふかの雪。すごく気持ちがいい。

 

 

みんな滑り終えると、また別のノートラックのところに上って移動。
私くらいの滑りでも至福のひととき。もっとうまい人はきっと天国にでもいったような気分だろう。
真っ先に行く人が、あっという間に点のようになった。

 


あとからみんなも続く。

 

 

移動して2-3本滑った後、

11:40頃昼食。

雪はいいのに、暖かい日差しで、いつもはかぶるツエルトもいらない。

 

それから、また樹林をおりていく。

 

旧スキー場の斜面をすいすい滑る。

 


後ろを見ると、秋田駒ヶ岳がくっきり見える。
トップの雪面より少し下、樹林帯に変わるあたりから滑り降りてきた。

 

最後は、なげきの壁。全くうまく滑れず撃沈。なんとか最後におりていった。

 


1:30頃  ツアー終了。

 


ほんとうに幸せな、夢のような2日間だった。
まほろば倶楽部の石木田ひろさんにも、他の参加されたみなさんにも感謝。

その後は、ヨーデルでツアーのスライドショーを見て、温泉に入り、16:40 のこまち24号にて帰る。

仙台まで一緒だったN原さんから、車窓から東北の山波を見て、いろいろ教えて頂いた。ほんとうにいい時間。
八甲田、鳥海山、月山、八幡平などの有名どころ以外にも、もっともっと東北の山を訪れたいものだ。
関東周辺とは、別の時間が流れているような感じがする。



追記)おまけの画像。

まほろば倶楽部の事務所から歩いて1分。知り合いのY形さんの山荘を、見に行った。今はこんな感じ。

 


◆ 秋田田沢湖スキー・1日目・2日目

12 コメント

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夢みたいな2日でしたね~ (n'Ajjer)
2010-04-06 18:36:17
紅蓮さん、お世話になりました! ありがとう!

こうして、紅蓮さんのブログ見ていると・・
夢だったみたいな、2日間が・・よみがえってきます。
そうだった、そうだった♪・・って。

ステップソウルフル・・初めて参加して、格が違うな~と・・
メンバーの皆さんから醸し出される、
底抜けに楽しい中に、質の高い、濃い空気・・
私、もう、いっぱいいっぱいでついていったけど、
幸せ♪とともに、たくさん学んだ厳粛な時間でもありました。
たぶん、まほろば倶楽部の魅力の・・真髄。

私、まる4年が過ぎたとこ(もう!)
回数だけは努力はしてみても、その不器用さを痛感・・トホホ・・ですが、
あの素晴らしい世界で・・安全に・・浸れて、滑れて遊べることが・・幸せ&願い♪
「姿」への欲は・・解脱できた・・かも(笑)

あの空気感に、いつかまた参加させてもらえるように、
体力つけなくっちゃ・・って痛感しているところです。
でも、ほんと、少しでもいつまでも!・・滑りたい!・・ですね♪
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n'Ajjerさんへ (紅蓮)
2010-04-06 18:49:12
こちらこそ、ほんとうにお世話になりました。ありがとう♪
n'Ajjerさんから学んだこともたくさんありました。
私は今回で、テレマークスキー感というか、バックカントリースキー感が変わってしまったくらいです。濃い2日間でした。あの濃さは、n'Ajjerさんをはじめとして、他のみなさんの「気」から教わった気がしています。
そうそう。底抜けに楽しい中にある、信頼関係のある質の高い団体行動とでもいったらいいか・・。

それにしても、初日ブナの森からあがって、「ロングラン」といいつつ、師匠が斜面をするするっと滑っていった後を、まったく間をあけずについていったn'Ajjerさんには、たまげた。たまげていた分後れをとったなあ。(笑)それと、なげきの壁をトップで「行きます」と滑っていったこと。私はまだまだだと思いました。
楽しかったです。
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紅蓮さんへ (さと)
2010-04-06 22:04:56
実のあるツアーだったことがお二人の文章から伝わってきます。
格調高く団体行動を素早く取れるような訓練が必要ですね。まだまだだわ。。。
n'Ajjerさんは本当に素晴らしいですね。
真似したいけど時間も先立つものも根性もありません(泣)
またいつかご一緒出来ることを楽しみにしています~

懐かしい秋田の風景に2年前のあのツアーを思い出しました。
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さとさんへ (紅蓮)
2010-04-06 22:14:07
今回、参加されたみなさんのおかげで、てきぱきとした行動を学びました。まだできないけど。
そして、大事なのは経験と訓練ですね。滑るのはどうにもならないから、それ以外のところで、おくれをとって、人を待たせてはいけない。

2年前のツアーでも、さとさんは早かったよ。私はいつも最後から滑りました。
でも、あの時もいい雪で楽しかったよね~。シアワセだったのも覚えています。
去年の八幡平もよかったし。秋田はいい♪
がんばりましょう!
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訂正 (紅蓮)
2010-04-06 22:16:56
「テレマークスキー観」「バックカントリースキー観」
です。漢字を間違えました。
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シール外して (brasil70)
2010-04-07 14:23:46
見てると、♪シール外してパイプの煙り♪と行きたくなるような天気ですね。
シールの付け外しは必ず片足ずつというのは、雪崩に備えてですか?
轟沈もパウダーのお約束ですから、気にしない。エクストリーマーだ、と言いましょう。
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brasil70さんへ (紅蓮)
2010-04-07 15:21:46
はっきりとは説明を受けなかったけど(もうできていたので)、多分、板を流さないためでしょう。あと、深雪の時に、はいている方の板に、板をはずした方の靴をのせて、作業をします。板をつけてないと、すっぽりともぐってしまうことがあるから。他にも理由があるかな?
リュックの口を閉めておくのは、万が一リュックが落ちて行く時に、中の物をあちこちにばらまかないようにです。
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東北の山々 (brasil70)
2010-04-07 18:40:58
東北はよく行きます。新幹線から見える景色が違うでしょう?たおやかな峰峰、仙台以北は一段と優しい。北上山地、老年期の山ですね。
それに社内の空気が違うのです。家族連れ、というかお年寄りが多いし、言葉が優しいし。上越や信越とは明らかに違います。
紅蓮さんが気に入ってくれてとても嬉しいです。
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あのーー (くの字)
2010-04-07 20:45:46
火曜日の野川のライトアップは
 パスでしゅか?
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誤字訂正 (brasil70)
2010-04-07 21:09:21
社内ではなく、車内でした。
全然気づかなかった。お勤め人の悲しい性か。
単に疲れているだけか。
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