Something to Feel

"I'm basically happy person."

楽譜って

2011年12月20日 | 音楽
先日のスタジオのあとでabillでうだうだとお話していたときのこと

中座してひとりになったときにフト
今日は12時半からスタジオでグランドピアノ弾いたり歌きいたりしてばっかりいて
すごく幸せ~、で、
電車に乗ることとか、家にあるもののこととか、そういったことを
すっっかり忘れている時間で、、、
ずっとこうやってたいなぁみたいな、そんな感覚になって


思ったのだけれど
音楽、ゲージュツって、そうやって現実から離れたところに行ける
それを求めているというかそこへ到達したいっていうか

好きな演奏家のコンサートやライブに行ったら
その時間って、ほかのこと忘れてるよね、

すげー人の演奏きいてるときって魂もってかれてるよね
全然違う世界に飛んでいってるんだよね。あの感じ・・・

大大大好きな曲を自分が演奏してるときも、そういうのってあるよね。

そーゆー、現実を逸脱することが音楽なのかも。
ずっと地面に両足で立っている現実ではその輝きにとどかないのかもしれない。


・・・ってなことを、テーブルに戻ってから漠然と話したんだけど。
そしたらLeoがウンウンとうなずいてから、
「楽譜だって作曲家からの手紙なんだよね」って。
書かれているのはただの音符や記号=文字にすぎないけれど

手紙を機械的に棒読みするひとなんていないわけで
そこから気持ちを読み取ろうとしたりするわけで

それと同じで楽譜を読んで表現することって
作曲家の気持ちを表現しようとすることで・・・

なぁんていうお話だった。
すごく面白い視点だなって思ったよ!
手紙だと思えばいいんだ!
とするとまたまた壮大ロマンだよね~。
長い年月かけて伝わっていくんだね。

モーツァルトの自筆譜を思い出した。
ちょうど少し前、Aさんのすすめでモーツァルトの自筆譜の展示を見に行ったところだったのだ。
キラキラ星変奏曲とかトルコ行進曲とか。
小さくとても綺麗にかかれていて感心してしまったのだった。
たしかにあれは手紙と同じ感覚・・・・

やっぱりミュージックっていいよな!
結局うまく言葉でまとめられないんだけど、この会話のこと忘れたくないからメモっとく。







コメント
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