Something to Feel

"I'm basically happy person."

「重力ピエロ」伊坂幸太郎

2006年08月06日 | BOOKS
awareness of today
本日のゾロメ/11:11、17:17

最近、伊坂幸太郎好き。
ジョン・アーヴィング、村上春樹に続いてひっさしぶりにお気に入り。
石田衣良は今なところが面白いし好きだけどまたちょっと違った感じ。



基本的に文庫じゃないと読まないので、
「重力ピエロ」、やっと最近読んだ。

ほんとは、とても深刻なテーマだけど、いろんな切り口があって、
この場合は生まれた子のほうがメインに描かれている。
たしかに実際子供のほうからするとこういう感じなのかもしれない。。

今回もキャラクターがしっかりしていて好み
会話もテンポがよくて知的な感じする。
いつも悪いモノが心底ワルイモノとして描かれていて、
絶対そいつは報われないところがいい。
そして一見現代的でクールにみえるひとたちが
さりげなく思いやりや優しさや正しさを持って動いているところがいい。
なんか愛がある。
あと犬好きな人物がでてくるところもっ。別の小説の登場人物が出てくるところもっ。
黒澤カッコ良すぎるよ

・・・でも自分の中ではまだ伊坂作品は「オーデュボンの祈り」がトップだなー。
あのワールド一体どうなってるの

今まで読んだのは仙台を舞台とした話が多かった。
一度しか行った事ない街なのに、そのときの風景が蘇って、なんだかイメージが膨らむな。
コメント (2)
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