ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

妙義山

2007-04-30 17:57:27 | 登山(両毛・常総)

【4月24日(火)】
中村バス停→妙義さくらの里→石門入口→第一石門→第二石門→第四石門
→妙義中間道→妙義神社→妙義ふれあいプラザ→松井田駅


まさか雨になるとは思わず出かけたが、
上信電鉄で下仁田に向う途中から雨が降り始め、
ほとんど一日中雨に祟られた登山だった。
下仁田駅からバスに乗ること20分。
そこから1時間ほどゆるい登りの車道歩きが続く。
こういうの、いちばん苦手なんだよな・・・。
もう歩くのいや!と思ったところでやっと登山口に着く。
そのころには、雨だけではなくて濃霧がかかり、視界も悪い。
こりゃ雨で滑って滑落か濃霧による道迷いかなどと考えているものだから
いざ鎖場に取り付いたら、恐くて腰が引けてしまった。
第一石門からは迂回路もあったが、せっかく来たのだからと第二石門越えに挑戦。

まずは小手調べなのか、「カニの横ばい」と名付けられた場所を行く。
「カニの横ばい」が終わると、「たてばり」と名付けられた鎖場がある。

足がかりはあるが、雨で濡れているので滑るのではないかと気が気ではない。
「たてばり」を登りきると、案の定下りが待っている。
これまた「釣瓶下がり」という名前が付いているが
下りは必死なため、笑うに笑えない。

振り返れば、第二石門のぽっかり開いた穴が見える。

あそこを通り抜けてきたのだ。

ま、妙義山は、来月に行く雲取山の足慣らしの気分で選んだが
登山口まで車や観光バスは入ってくるし
そこでは団体がギャーギャー騒いだりタバコをバカスカ吸って
本当に逃げ出したくなった。
登山道に入ったら誰もいなくなって、ヤレヤレと思っていたら
第四石門の広場までは鎖場を通らずに簡単に行ける巻き道があるので
犬を連れた親子連れが後からやってきた。
その親子連れ、娘の方だがやはり第四石門の休憩所でタバコをバカスカ吸って
オマケに連れている犬は雨でびしょ濡れ。
洋服まで着せているが、その洋服が雨を吸ってびしょ濡れで
かえって逆効果だ。
犬は寒いのか、ブルブルと震えている。かわいそうに。

その親子連れも去り、やっと落ち着いて休憩できるかと思ったら
逆方向から団体が・・・。
んでもって、またギャーギャー騒いでタバコをバカスカ吸ってというパターンに。
慌てて逃げるようにしてその場を離れ、下山した。
雨に濡れてしまったので、妙義温泉もみじの湯で汗を流したが
塩素臭プンプンのお湯にがっかり。

その後松井田駅まで歩いたが、数少ない信越線の時刻にギリギリだったため
車道を猛スピードで歩く羽目になってしまった。
運良く電車には間に合ったが、この登山で良かった事は
電車に間に合ったことくらい。
トホホな登山であったのだ。



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