父は山男だった。
でも、片親で育ったため、冬山には行かなかったらしい。
冬山は、遭難する確立が格段に高くなるから、
親を一人にすることはできなかったというのが
父が冬山に行かなかった理由のひとつと聞いている。
そんな父に連れられて初めて山に登ったのが小学校2年生のとき。
初日は牧場に泊まり、
2日目にいきなり断崖絶壁のある山に登らされた。
登るのをつらいと思った記憶はなく、
むしろ先頭に立って黙々と、しかし心は弾んで歩いていたことを思い出す。
断崖絶壁の上から眺める景色は、8年間の自分の生活の中で
見たことのない景色だった。
その後父に連れられ山に登るようになり、
計画の立て方や山でのルールなどを知らず知らずのうちに覚え、
今はそれがとても役に立っている。
ありがとう、父上。
その後しばらく山から離れていたが、
なんと大学の卒業論文(ということは、私は大学卒業以上の年齢ということか???)で、
山登りを再開。
そのときは、「かつて山男だった」ダブダブに太った父を連れて行き、
下りで腰を抜かした父の面倒をみる羽目になった。
無事卒業後、また山から離れる期間があった(ということは、卒業後何年かは経っているわけ???)。
ところが、好きなものはやめられない。
また山に登り始めている。
いやがる娘を連れて。
でも、片親で育ったため、冬山には行かなかったらしい。
冬山は、遭難する確立が格段に高くなるから、
親を一人にすることはできなかったというのが
父が冬山に行かなかった理由のひとつと聞いている。
そんな父に連れられて初めて山に登ったのが小学校2年生のとき。
初日は牧場に泊まり、
2日目にいきなり断崖絶壁のある山に登らされた。
登るのをつらいと思った記憶はなく、
むしろ先頭に立って黙々と、しかし心は弾んで歩いていたことを思い出す。
断崖絶壁の上から眺める景色は、8年間の自分の生活の中で
見たことのない景色だった。
その後父に連れられ山に登るようになり、
計画の立て方や山でのルールなどを知らず知らずのうちに覚え、
今はそれがとても役に立っている。
ありがとう、父上。
その後しばらく山から離れていたが、
なんと大学の卒業論文(ということは、私は大学卒業以上の年齢ということか???)で、
山登りを再開。
そのときは、「かつて山男だった」ダブダブに太った父を連れて行き、
下りで腰を抜かした父の面倒をみる羽目になった。
無事卒業後、また山から離れる期間があった(ということは、卒業後何年かは経っているわけ???)。
ところが、好きなものはやめられない。
また山に登り始めている。
いやがる娘を連れて。