昨年の夏から続くぴすけの体調不良を改善するため、医師の勧めで先月中旬から
週1回、認知行動療法というグループ療法に参加している。
実は、もともと通っていた近所の病院が馴染めず(病院に馴染んじゃ、いけないんだよね、本当は)
昨年末に転院したところ、いままで「レム睡眠障害」だといわれていた病気が
実は「パニック障害」だということになった
「パニック障害」については、玉石混交ながらごまんとサイトがあるのでそれを見ていただくとして
いちばんひどい時には、正直なところ「入院したい」と思うほどのつらさだった
たまたま「レム睡眠障害」の治療薬として処方されていた薬がパニック障害でも用いる薬で
ぴすけにも合っていたため、パニック発作は徐々に軽減してきたのでよかったものの
前の病院では、物腰が柔らかな医師ではあったが、なぜかあまり聞く耳を持ってくれず
「就寝中のパニック発作時、夢は見ていない」と、いくら言っても
「本当は夢を見て暴れているのです」などと言われ
さらにはてんかんの可能性もあるとして脳波検査まで受け
新しい症状が出るたびに薬が増えていくため、仕方がないと思いつつ不信感を抱き通院していたのだ。
転院した病院に通い始めて2か月余りが経つが、薬を減量しても症状はずいぶんと落ち着いている。
転院して、よかった…。
だが、週1回の認知行動療法では、簡単な宿題が出るうえに
花粉症・しもやけ・口腔アレルギー症候群やドライアイの治療、頸椎症のリハビリ等
「趣味の病院はしごシリーズ」で忙しく、このところブログの更新ができずにいた。
そこに加えて「波瀾万丈」型人生にまた新たな出来事が加わりそうな感じで
山にも出掛けられず、日常においても、書きたくても書けないことばかりが次々と起こる。
ドラマのようで、面白いと言えば面白いのだが、けっこうハラハラしたりもしている。
アハハ
書けるようになった暁には、思う存分書くぞ~
と、そんな刺激的日々を送っていた先日、福島の友人から
「山はみんなの宝」憲章(案)というものを教えてもらった。
「山はみんなの宝」憲章のサイトから、この活動の端緒となった記事を抜粋して御紹介したい。
(引用開始)
2010年6月の事業仕分けで、環境省の「山小屋トイレ整備補助事業」に『廃止』の判定が下されました。
が、その後の山岳関係者の働きかけが実って、事業は復活されました。
その活動を受けて、山の自然保護と適正利用に向けて、
『山はみんなの宝』憲章や入山者ルールをつくる運動をはじめています。
『憲章』(案)へのご賛同をぜひおねがいしたいと存じます。
「山はみんなの宝」憲章(案)賛同呼びかけ人
(引用終了)
ぴすけは不勉強なので、こうした活動が進んでいることを初めて知った。
福島の友人から得られるこうした情報は、本当にありがたく、勉強になる。
入山料の問題など、大変難しい懸案もあるが、まずは始めの一歩から。
早速ダーリンと「山はみんなの宝」憲章に賛同する旨を、メールフォームから送った。
「山はみんなの宝」憲章を制定したところで、一朝一夕で問題解決といくわけではないが
当ブログにお越しくださっている皆様のなかには
山が好きで、山を歩いている方も多いのではないかと思うので
そのような皆様にもお知らせしようと、御紹介した次第である。
まずは始めの一歩から。
さあ、「山はみんなの宝」憲章のサイトに、ポチッとな
「山はみんなの宝」参考になりました、もう少し大きな声で主張してもいいと思います。賛同者も多いと思うし・・・。
ありがとうございます。
canさんは、山のお仲間が多くいらっしゃるようですから、そうした皆様にも御紹介してみてくださいませんか。
私も、福島の友人が教えてくれて、初めて知りましたが、もっと周知され、盛り上がっていいと思っています。
そうそう、まずは始めてみて、微調整しつつ進めば良いのではないでしょうか。
ヤマレコというSNSにも少し出入りしていますが、そちらでも話題になっていた記憶はないので、
こちらの情報で初めて知りました。
賛同すると、賛同者名簿のページに名前が載ってしまうことに若干の抵抗を感じつつも、
先ほど賛同の意思表示を送ってきたところです。
憲章案の内容には、手放しで大賛成したい項目が多い一方で、誰もが当たり前のようにできて
然るべきで、敢えて明文化されていることに違和感を感じる項目も中には見受けられました。
でも、そういった内容も含めて、改めてみんなで確認し、敢えて声に出して言うことに
意味があるのでしょうね。
私は山(というか自然環境それ自体)が好きですし、その自然に癒されて満ち足りた気分に
させてもらうことが多いわけなのですが、時として残念な思いをするような物事を見てしまう
ことも少なくありません。
この活動が幅広い支持を受けて、入山者全般の登山に対する心得が向上し、今以上に誰もが
気持ち良く歩ける山になればと願っています。
ま、本当の問題は山のマナー云々ではなく、人としての基本的な道徳が備わらないまま育った人が
増えすぎたところにあって、それが山でも露呈しているだけだ、と内心では思っているのですが、
そんなことを言い始めると自分自身が一番アヤシくて、大きな声では言えない所がもどかしい。。。
実は、レポーターにもなっていて、このブログの二番煎じの記事を書いております。
山での心ない所業に遭遇すること、ありますよね。
自分がしたことではないのに、がっかりしますよね。
私が敬愛する土屋賢二大先生によれば、哲学的に考察すると、たとえ自分が完璧で立派にできていないことでも、正しいことは正しいので、提示するのになんら恥じることはないそうですよ。
例)窃盗犯が「人のものを盗んではいけない。」と言うこと。
なんだか、すごい例を挙げてしまいましたが、私から見れば、cellistさんは紳士で模範生。
大きな声で、言ってください