ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

みんな、我慢強いんだな

2011-04-27 22:21:41 | 日常

いやはや驚いた。
今日の埼玉県北東部は強風が吹き荒れ、日中の気温はうなぎのぼりで25℃を超えた。
今日はダーリンが休みで、午前中にあれやこれやと用事を片付けるべく
自家用車で家を出た。
窓を閉めていると、日差しと気温で車中の温度はグングン上がり
窓を開けねば耐えられない状況になった。
強風であったが、前後の窓を細めに開けて調節すればなんということはない。
むしろ初夏の風にも似た心地よい風が髪を靡かせた。


ところが、すれ違う車の窓は皆閉まっている。
窓が開いている車は、10台中1台あるかないかくらいの比率だ。
みんな、なんて我慢強いのだろう
そのうえ驚いたことに、窓が閉まっている車を運転している人を観察しても
おしなべて涼しい顔をしていて、暑さを我慢しながら運転しているようではないのだ。
「心頭滅却すれば火も自ら涼し」を体現しているとしか思えない。
これは、禅の境地を体得した人々が激増していると予測される。


「自分の車のガソリンだもの、エアコン使ったっていいでしょ」ということで
今までの惰性で、ほぼ自動的にエアコンのスイッチを入れたのだとしたら
もう少し考えて行動してほしいところだが
ついこの間まで、ガソリンを買うのに長蛇の列を成していた経験をしているはずであるから
そんな安易にガソリンを浪費するような行動に出るとは思えない。
疑った私が悪かった
やはりみんな、禅の境地を体得した、立派な方々なのだ。
これで今夏の節電に関しては、何の危惧もいらないようだ



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6 コメント

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Unknown (にこにゃん)
2011-04-28 09:14:41
ぴーたんみたいに真夏日でも
窓全開にして団扇で仰ぎ、
「ひー、あちー!」で我慢できる人もいれば、
我慢すると病気になったり死んじゃう人もいるのにゃ…。
節電は大事だけれど、
やり過ぎも良くないにゃー。


でも、今の時期に冷房をつけたり、
寒いくらいキンキンに冷やす人は、
にこにゃんのデ○ノートで…にゅふ、ぐふふ
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○には何が入るのかな? (ぴすけ)
2011-04-28 22:22:12
これ、実態を公にするでないぞよ
しかも、「ひー、あちー!」ではなく、「ひー、あぢー!」なのだ。間違えるでない

にこにゃん、デ○ノートを持っているのかね?
○には何が入るのかね?
マ?
ブ?
まさか…、ス
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気持ちで乗りきれる域を超える夏が心配。 (ぽぴ)
2011-05-02 13:57:02
摂氏29度を超えると頭脳労働できなくなり、31度を超えるとどんなに寝たくても眠れない私としては、自分のホメオスタシス(身体恒常性)域を超えてしまっている近年の夏は、付け焼刃的な精神改革で到底乗り切れるものではございません・・・真剣に困っています。


車の窓を閉めきりじゃ皆死んでしまうわ(汗)。暑さに耐えられない人が、やせがまんして熱中症で気を失い歩道に突っ込まれても困るので、そういう人が車を使うなら普通にエアコンを使うしかないでしょう。業務用の車も、状況が許す中でできる限り良い環境にしておかないと、別の事故が発生するでしょうから。

エアコンをつけず脳みそが沸騰した状態でトンデモナイ失敗をしてしまうよりは、私がそれなりのパフォーマンスを発揮するために必要な環境は確保して下さい!と切実に社内アピール中。一案としては、今のうちに休日勤務などで仕事を前倒ししておいて、真夏には長いお休みを。あるいは、会社の数室のみを冷やし、各部署の(暑さに耐えられない)人をそこに集めて仕事を!また、夏休みに在宅の家族がいる場合、どうせ自宅も冷やすのだから出勤せず在宅勤務が経済的ではないかと・・・。

体質無視で一律全室29℃、30度設定というより、個別対応が経済的と思います、この夏。
私の場合、寒い方は平気なんでオフィス17℃でも問題なく労働できます(笑)。だから2月の暖房電力は喜んで必要な方にあげちゃいます。だから私に夏の冷房電力を!  ってか。



車の省エネですが、我が家の結論、車を手放しました。

暖かかった昨日の夕方、雨ふりの密閉された小田急線の中は蒸れ蒸れで、子供は激しく酔うし私も酔うし。皆も具合悪そうで、先が思いやられました・・・。窓があけられない雨の日くらいは臨機応変にしてもらえないのかなあと思いました。
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切実だね… (ぴすけ)
2011-05-02 16:21:33
ぽぴさん、昨年の猛暑の折にも、窮状を訴えていましたね。
私のように、29℃を超えると快感を覚え、31℃で涼しいと感じる異常者は別として、切実ですね…。
私も、もし冬場に給湯器でお湯を使えなかったら、洗濯機がなく手洗いだったら、きっとしもやけを悪化させて死んじゃいます


職場の環境設定や労働場所、交通機関の空調の問題も、自由度が高ければ対応できるのでしょうが、難しい問題ですね。
仮に自由度が低い場合、自由で多様な方向に持っていこうという選択をし、その決断ができるか、ということでもあります。
電車の空調一つにしても、臨機応変に対応できない巨大組織の硬直化(そんな大袈裟な話なのか)が問題なのかもしれないし。
それとはちょっと違うかもしれませんが、なだいなだが言っていました。
地震当日に線路の遮断機が下りたままになっていて、それが原因で渋滞を発生させ、電車は運行しないのだから遮断機を上げるように駅員に申し入れても、社内規定で駄目だといわれたと。
車も、公共交通で事足りる環境であれば問題なく、仮に何かで必要でも簡単に借りられるような環境であれば、所持する必要はないのです。
目の前にコンビニにビールを買いに行くのに、車に乗る必要はありませんから。
でも、そういう輩は決して少なくないのです。


よくよく思い出してみると、私がまだ小学生だった約30年前は、30℃を超えると天気予報で騒ぎ、33℃になると大騒ぎといった感じでしたが、最近では33℃なんて当たり前、40℃近くになってやっと大騒ぎ
最近といっても、既に10年くらいはこのような気象になっているのかもしれませんが、とにかく30年前とは、最高気温が6℃くらいズンと上方にスライドしているようです。
地球温暖化は、何も暖かくなるばかりではなく、全ての気象現象の振れ幅が大きくなるのです。
暑さはより暑く、寒さはより寒く、台風は巨大化、竜巻やゲリラ豪雨も多発、砂漠化も進む。
わかっちゃいるが、敵は自分自身で、かつ生体特性が各々違うところに難しさが潜んでいるのではないかと考えています
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勿体無い (ガブ)
2011-05-02 17:39:51
ぴすけさん、こんにちは。

ぼくも暑さに弱いです。ついては、エアコンの発明者(誰かは知りませんが)を褒め称えぬ夏は無いと。

しかしあの熱エネルギー、電気になりませんか?

エネルギーを緩和するためにエネルギーを使うのでは、いたちごっこの様です。ならば、合気道のように相手の力を利用するイメージで。

エネルギー保存の法則で。
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蓄熱・蓄電出来れば可能? (ぴすけ)
2011-05-02 17:53:23
おお~っ!ガブさんもお暑いのは苦手でしたか!
にこにゃん(ん?にこにゃんさんか?)、ぽぴさんに続いてガブさんまで…
これは暑いのが好きな私が何を言ったところで、分が断然悪くなってきた

ガブさんのエネルギー保存の法則で循環型の利用ができないか、という発想、私はド素人なものでわかりませんが、研究している所がありそうですよね。
蓄熱・蓄電が容易になれば、実現するのではないかという気もしますが…。
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